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「みんな幸せで良かったぁ…うんうん。ほな、明日からしばらく5人家族やな!!ウキウキ気分のまま寝よか!みんな おやすみ」
って、急いで寝室に戻った。
何でかって言うとな…あたし…
泣きそうやってん。
我慢したで?
また心配かけるから。
ポロリ
ポロリ
落ちてしもた。
今はええよな?
橙と葵晴の前では、
我慢できたし。
ベッドと壁の隙間に膝かかえて座り込んだ。
カチャリ
「花?」
けいちゃんの声に
涙がポロポロ溢れる
ギシッ
ベッドが軋む音がしたと思ったら
ひょいと抱き上げられた。
「はな?」
るぅちゃんが涙を舐める。
あたしは、言葉がでなくて
ただ溢れてくる涙をとめることも
できんくて抱き上げてくれたるぅちゃんにギューってしがみついていた。
「花?僕もおるで?忘れんといて…」
けいちゃんが自分もいるんやで?って教えてくれる。
けいちゃんに手を伸ばして抱きしめてもらおうと思ったら…
ポスンってベッドに寝かされた。
左にるぅちゃん
右にけいちゃん
2人をギューってで抱きしめる。
2人もギューってあたしに引っ付いてスリスリしてマーキング。
あたしの涙が止まるまで
ずっとスリスリしててくれた。
「ありがとう。もう大丈夫。まだ、戻ってこーへんと思ってたからびっくりしたけどな…あんまり、泣いてるとこ見せたないから…。」
「橙が…
『また1人で泣いてるから、すぐ行ってきて』って言うから。
部屋ん中に見当たらんし、まさかの隙間やってびっくりしたで?な?けい?」
「うん。どこにも姿ないし…橙が言うように声出さんと泣いてるし…気づきにくいわ。僕見つけらんかったし…」
あぁ…橙か。いつも気づいてたからなぁ
「そっか…橙な…。」
「うん。僕らに『オレらは、花ねぇが泣いてるんに気づいても知らん顔しとくことしかできひんかったから。しゃーから、涙拭いてやって。』って言うてた。」
そら、息子の前では泣きたないもん。
「そうなんや。葵晴と2人でそんな風に見守ってくれてたんやな。あたし幸せやなぁ。子供らに、そんな風に見守ってもらえること無いからな!」
「そやな…花は幸せや。って橙も葵晴も幸せやで?花が親でずっと守ってきてくれたんやしな。この幸せはずっと続いて行くで?俺らも幸せが更にパワーアップしたから。5人分の幸せや。」
るぅちゃんは、あたしにキスした。
けいちゃんも、あたしにキスをした。
ほんで、るぅちゃんとけいちゃんもキスをした。
3人でキスができるのは、幸せ。
「あたしな、息子ら大事でそれ以外は必要ないって思ってた。でも、けいちゃんとるぅちゃんと出会って、直ぐに大事にしたいって思った。時間とか、積み重ねとか関係なくて…なんかわからんねんけど、大事にしたいって気持ちが溢れてんなぁ。考えても理由はわからんから、今のあたしのこの気持ちを信じようって思ったし、
橙と葵晴にも、認めて欲しくて…あたしの大事にしたい人らがこんに素敵な2人であたしを大事にしてくれてるのを知って欲しかった。息子らが2人に、あまりにもストレートに気持ちをぶつけてるのを聞いてて…なんか嬉しかった。あたしに関わる人には、特にやけど橙は、その人の様子を伺いながら観察して嫌なとこ見つけてるし。葵晴は、しれ~っと逃げ場ないようにその人を追い込むし。きっと、あたしと一緒でるぅちゃんとけいちゃんから、何かを感じたんやと思う。あたしからも、ちゃんと言葉にさせて欲しい。
これからの時間
ずっと一緒に笑ってたいし、
ごめんなさいが言える喧嘩もしたい。
あたしと息子らの家族になってくれますか?」
って、急いで寝室に戻った。
何でかって言うとな…あたし…
泣きそうやってん。
我慢したで?
また心配かけるから。
ポロリ
ポロリ
落ちてしもた。
今はええよな?
橙と葵晴の前では、
我慢できたし。
ベッドと壁の隙間に膝かかえて座り込んだ。
カチャリ
「花?」
けいちゃんの声に
涙がポロポロ溢れる
ギシッ
ベッドが軋む音がしたと思ったら
ひょいと抱き上げられた。
「はな?」
るぅちゃんが涙を舐める。
あたしは、言葉がでなくて
ただ溢れてくる涙をとめることも
できんくて抱き上げてくれたるぅちゃんにギューってしがみついていた。
「花?僕もおるで?忘れんといて…」
けいちゃんが自分もいるんやで?って教えてくれる。
けいちゃんに手を伸ばして抱きしめてもらおうと思ったら…
ポスンってベッドに寝かされた。
左にるぅちゃん
右にけいちゃん
2人をギューってで抱きしめる。
2人もギューってあたしに引っ付いてスリスリしてマーキング。
あたしの涙が止まるまで
ずっとスリスリしててくれた。
「ありがとう。もう大丈夫。まだ、戻ってこーへんと思ってたからびっくりしたけどな…あんまり、泣いてるとこ見せたないから…。」
「橙が…
『また1人で泣いてるから、すぐ行ってきて』って言うから。
部屋ん中に見当たらんし、まさかの隙間やってびっくりしたで?な?けい?」
「うん。どこにも姿ないし…橙が言うように声出さんと泣いてるし…気づきにくいわ。僕見つけらんかったし…」
あぁ…橙か。いつも気づいてたからなぁ
「そっか…橙な…。」
「うん。僕らに『オレらは、花ねぇが泣いてるんに気づいても知らん顔しとくことしかできひんかったから。しゃーから、涙拭いてやって。』って言うてた。」
そら、息子の前では泣きたないもん。
「そうなんや。葵晴と2人でそんな風に見守ってくれてたんやな。あたし幸せやなぁ。子供らに、そんな風に見守ってもらえること無いからな!」
「そやな…花は幸せや。って橙も葵晴も幸せやで?花が親でずっと守ってきてくれたんやしな。この幸せはずっと続いて行くで?俺らも幸せが更にパワーアップしたから。5人分の幸せや。」
るぅちゃんは、あたしにキスした。
けいちゃんも、あたしにキスをした。
ほんで、るぅちゃんとけいちゃんもキスをした。
3人でキスができるのは、幸せ。
「あたしな、息子ら大事でそれ以外は必要ないって思ってた。でも、けいちゃんとるぅちゃんと出会って、直ぐに大事にしたいって思った。時間とか、積み重ねとか関係なくて…なんかわからんねんけど、大事にしたいって気持ちが溢れてんなぁ。考えても理由はわからんから、今のあたしのこの気持ちを信じようって思ったし、
橙と葵晴にも、認めて欲しくて…あたしの大事にしたい人らがこんに素敵な2人であたしを大事にしてくれてるのを知って欲しかった。息子らが2人に、あまりにもストレートに気持ちをぶつけてるのを聞いてて…なんか嬉しかった。あたしに関わる人には、特にやけど橙は、その人の様子を伺いながら観察して嫌なとこ見つけてるし。葵晴は、しれ~っと逃げ場ないようにその人を追い込むし。きっと、あたしと一緒でるぅちゃんとけいちゃんから、何かを感じたんやと思う。あたしからも、ちゃんと言葉にさせて欲しい。
これからの時間
ずっと一緒に笑ってたいし、
ごめんなさいが言える喧嘩もしたい。
あたしと息子らの家族になってくれますか?」
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