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第22話 楽しい学園生活 4
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「うわぁ⁉」
ボクは驚いて声を上げた。
だってボクは空の上にいたのだもの。
そりゃ驚くよ。
目を見開いてぱちくりしても、正面や周囲には何もない。
下を見ても何もなくて、地面すらないんだよ。
常識の崩壊だ。
もう少し視線を下のほうに向けたら、ポカンとした表情を浮かべてコチラを見上げているクラスメイトやマドックス先生が見えた。
それも手を伸ばせば届く距離じゃない。
はるか下のほうにいて、ざわざわしながらボクを見上げている。
「えっ⁉ ボク浮いてるの⁉」
正確には違う。
空高く飛び上がっただけだ。
ボクの背中に翼はない。
ボクたちの住んでいる世界には重力というものがあって、空高く上がったものは、地面に吸い寄せられるように落ちるんだって。
驚いたボクは時間が止まったように感じていたけど、時間は皆に等しく流れているからね。
そりゃ当然のようにボクの体も当然のように下へと落ちる。
「うわわっ」
ボクの体は体勢を崩しながら地面を目指した。
このままじゃ受け身もとれないまま、地面に叩きつけられてペチャンコになっちゃう。
受け身がとれても無事では済まない高さだけどね。
「うわわっ、わっ⁉」
どうにかしようとして両手両足をばたつかせてみたけれど、どうにもならない。
そうだ、魔力をコントロール!
とは思ったけど、そもそもコントロールできないからボクはココにいる。
無理だよねぇ~。
ああ、でも痛い思いをするのは嫌だ。
ジタバタとしてみたけれどボクの体はもっとバランスを崩しただけで、努力むなしくただ落ちていく。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
叫びながら両手両足を広げてクルンクルンと回転して落ちていくボク。
えーん。
ボク、どうなっちゃうの⁉
「アイリス・ロックハート! 落ち着けっ! アイリス・ロックハート!」
地上ではマドックス先生が右へ行ったり、左に行ったりとバタバタしながらボクの下に入り込もうとしている。
「アイリスっ! 落ちるなっ!」
いや、セイン。
ボクだって落ちたくて落ちてるわけじゃないよっ!
マキシムが叫んでいる。
「うわぁ~んっ、アイリスが死んじゃうっ!」
友よ。
心配してくれるのは嬉しいけど、殺さないで。
でも大丈夫!
地上にいたマドックス先生がアタフタしながら受け止めてくれたよ。
よかったね、ボク。
でも目が回っちゃった。
ふらふらしているボクに、マドックス先生が呼びかける。
「ああ間に合ってよかった。アイリス・ロックハート、無事か?」
あー……マドックス先生、自信はなかったんだね。
カーティスはマドックス先生と一緒になって、バタバタと動いていたけど役には立たなかったよ。
マドックス先生は、呆れた表情を浮かべてボクを眺めながら言う。
「アイリスは跳ぶな」
ん。
ボクもそれがいいと思います。
「ちょっと早いが地面に座って……そう、瞑想するときのポーズで、自分のなかに巡る魔力を感じる鍛錬をしなさい」
おお。これは楽ちん。
でも休憩はナシなんだね。
「でもそれだと体力づくりができないから、あとで鍛錬場を十周な」
「ええー⁉」
それはちょっとしんどすぎない?
ボクはまだまだ可愛く幼い初等科2年生だよ?
「こんな生徒は初めてだ。魔力量が多い者は、体もしっかり鍛えないとコントロールが上手くできなくて危ない。アイリスはマジで体を鍛えないとダメだ」
そう言うとマドックス先生は、ボクをギロリと睨んだ。
えーん。ボク鍛えられちゃう。
ま、ボクはお母さまみたいなセクシーマッチョを目指しているから、いいけどさ!
ボクは驚いて声を上げた。
だってボクは空の上にいたのだもの。
そりゃ驚くよ。
目を見開いてぱちくりしても、正面や周囲には何もない。
下を見ても何もなくて、地面すらないんだよ。
常識の崩壊だ。
もう少し視線を下のほうに向けたら、ポカンとした表情を浮かべてコチラを見上げているクラスメイトやマドックス先生が見えた。
それも手を伸ばせば届く距離じゃない。
はるか下のほうにいて、ざわざわしながらボクを見上げている。
「えっ⁉ ボク浮いてるの⁉」
正確には違う。
空高く飛び上がっただけだ。
ボクの背中に翼はない。
ボクたちの住んでいる世界には重力というものがあって、空高く上がったものは、地面に吸い寄せられるように落ちるんだって。
驚いたボクは時間が止まったように感じていたけど、時間は皆に等しく流れているからね。
そりゃ当然のようにボクの体も当然のように下へと落ちる。
「うわわっ」
ボクの体は体勢を崩しながら地面を目指した。
このままじゃ受け身もとれないまま、地面に叩きつけられてペチャンコになっちゃう。
受け身がとれても無事では済まない高さだけどね。
「うわわっ、わっ⁉」
どうにかしようとして両手両足をばたつかせてみたけれど、どうにもならない。
そうだ、魔力をコントロール!
とは思ったけど、そもそもコントロールできないからボクはココにいる。
無理だよねぇ~。
ああ、でも痛い思いをするのは嫌だ。
ジタバタとしてみたけれどボクの体はもっとバランスを崩しただけで、努力むなしくただ落ちていく。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
叫びながら両手両足を広げてクルンクルンと回転して落ちていくボク。
えーん。
ボク、どうなっちゃうの⁉
「アイリス・ロックハート! 落ち着けっ! アイリス・ロックハート!」
地上ではマドックス先生が右へ行ったり、左に行ったりとバタバタしながらボクの下に入り込もうとしている。
「アイリスっ! 落ちるなっ!」
いや、セイン。
ボクだって落ちたくて落ちてるわけじゃないよっ!
マキシムが叫んでいる。
「うわぁ~んっ、アイリスが死んじゃうっ!」
友よ。
心配してくれるのは嬉しいけど、殺さないで。
でも大丈夫!
地上にいたマドックス先生がアタフタしながら受け止めてくれたよ。
よかったね、ボク。
でも目が回っちゃった。
ふらふらしているボクに、マドックス先生が呼びかける。
「ああ間に合ってよかった。アイリス・ロックハート、無事か?」
あー……マドックス先生、自信はなかったんだね。
カーティスはマドックス先生と一緒になって、バタバタと動いていたけど役には立たなかったよ。
マドックス先生は、呆れた表情を浮かべてボクを眺めながら言う。
「アイリスは跳ぶな」
ん。
ボクもそれがいいと思います。
「ちょっと早いが地面に座って……そう、瞑想するときのポーズで、自分のなかに巡る魔力を感じる鍛錬をしなさい」
おお。これは楽ちん。
でも休憩はナシなんだね。
「でもそれだと体力づくりができないから、あとで鍛錬場を十周な」
「ええー⁉」
それはちょっとしんどすぎない?
ボクはまだまだ可愛く幼い初等科2年生だよ?
「こんな生徒は初めてだ。魔力量が多い者は、体もしっかり鍛えないとコントロールが上手くできなくて危ない。アイリスはマジで体を鍛えないとダメだ」
そう言うとマドックス先生は、ボクをギロリと睨んだ。
えーん。ボク鍛えられちゃう。
ま、ボクはお母さまみたいなセクシーマッチョを目指しているから、いいけどさ!
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