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第26話 我が家は商会出張所 2
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ボクはオズワルドを出迎えて、応接間へと案内した。
室内の状態を見たオズワルドが目を丸くする。
「すごいね」
「でしょ~?」
ボクはオズワルドが来て嬉しいのと、お母さまを自慢したい気持ちが入り混じって緩んだニコニコ顔だ。
お母さまの商会「火の鳥」はかなり大きい。
商会そのものが大きいということは、取引先を含めて幅広く商売ができるということだ。
「ミッチェルさまの人脈と商魂は凄すぎる」
「ふふ。でしょ~」
ボクの友達相手だって手を抜かない。
だってセインは隣国の王子だし、マキシムだって獣人族の族長の息子だもの。
おチビな初等科二年生とはいっても、商売のチャンスはある。
しかもボクたちはオメガだからね。
どこかのお金持ちのお家へ嫁にもらわれる可能性もある。
将来を見越したら、おチビのうちから繋がりを作っておいて損はない。
ボクも頭ではわかってるんだけど、セインとか威張りん坊は気にくわないんだよねぇ。
その点、商売人としてはぬるいなぁ、と我ながら思う。
「色んな商品があるね。アイリスは何か欲しい物はないの? 入学のお祝いに何か買ってあげようか?」
「ん、いい。要らないよ。ボクはオズワルドがいてくれたらいい」
ふふふ。
オズワルドがボクにプレゼントをくれるなら何でも嬉しいけど、彼がお金持ちでないのは分かってるからね。
おねだりはしないよ。
「それよりもボクのクラスメイトたちとお茶しようよ」
いずれオズワルドは宰相さまになる。
そのときに備えて、人脈を作っておいたほうがいいからね。
セインの国とマキシムのところの駐在員がチラチラとオズワルドを見ている。
今すぐなら駐在員と仲良くするのも人脈を広げるのに役立つけど、将来ならおチビ組と仲良くするのもメリットがあるよ。
もちろん、これらの話はお母さまたちの受け売りだけどね。
ボクたちのテーブルにきたオズワルドと、セインとマキシムが挨拶をかわす。
「前回のお茶会は大騒ぎでキチンと挨拶ができませんでしたね。私はアイリスの番、オズワルド・ガラッドです」
「おお、存じておるぞ。アイリスは学園でもオズワルド、オズワルドとうるさいのだ」
セインが余計なことを言う横で、びょこんと立ち上がったマキシムがペコリと頭を下げた。
「僕はマキシムです。僕のせいで大騒ぎになってしまってごめんなさい」
「いえいえ、マキシムさま。あなたが悪かったわけではありませんので、お気になさらず……」
うん、オズワルドは大人の対応だ。
マキシムはシュンとしちゃって可愛いね。
セインはいつも通り無駄に胸を張っていて偉そうだ。
ボクたちは王太子主催のお茶会のために買い出しをする駐在員たちを横目にみながら、ワイワイとお喋りをした。
室内の状態を見たオズワルドが目を丸くする。
「すごいね」
「でしょ~?」
ボクはオズワルドが来て嬉しいのと、お母さまを自慢したい気持ちが入り混じって緩んだニコニコ顔だ。
お母さまの商会「火の鳥」はかなり大きい。
商会そのものが大きいということは、取引先を含めて幅広く商売ができるということだ。
「ミッチェルさまの人脈と商魂は凄すぎる」
「ふふ。でしょ~」
ボクの友達相手だって手を抜かない。
だってセインは隣国の王子だし、マキシムだって獣人族の族長の息子だもの。
おチビな初等科二年生とはいっても、商売のチャンスはある。
しかもボクたちはオメガだからね。
どこかのお金持ちのお家へ嫁にもらわれる可能性もある。
将来を見越したら、おチビのうちから繋がりを作っておいて損はない。
ボクも頭ではわかってるんだけど、セインとか威張りん坊は気にくわないんだよねぇ。
その点、商売人としてはぬるいなぁ、と我ながら思う。
「色んな商品があるね。アイリスは何か欲しい物はないの? 入学のお祝いに何か買ってあげようか?」
「ん、いい。要らないよ。ボクはオズワルドがいてくれたらいい」
ふふふ。
オズワルドがボクにプレゼントをくれるなら何でも嬉しいけど、彼がお金持ちでないのは分かってるからね。
おねだりはしないよ。
「それよりもボクのクラスメイトたちとお茶しようよ」
いずれオズワルドは宰相さまになる。
そのときに備えて、人脈を作っておいたほうがいいからね。
セインの国とマキシムのところの駐在員がチラチラとオズワルドを見ている。
今すぐなら駐在員と仲良くするのも人脈を広げるのに役立つけど、将来ならおチビ組と仲良くするのもメリットがあるよ。
もちろん、これらの話はお母さまたちの受け売りだけどね。
ボクたちのテーブルにきたオズワルドと、セインとマキシムが挨拶をかわす。
「前回のお茶会は大騒ぎでキチンと挨拶ができませんでしたね。私はアイリスの番、オズワルド・ガラッドです」
「おお、存じておるぞ。アイリスは学園でもオズワルド、オズワルドとうるさいのだ」
セインが余計なことを言う横で、びょこんと立ち上がったマキシムがペコリと頭を下げた。
「僕はマキシムです。僕のせいで大騒ぎになってしまってごめんなさい」
「いえいえ、マキシムさま。あなたが悪かったわけではありませんので、お気になさらず……」
うん、オズワルドは大人の対応だ。
マキシムはシュンとしちゃって可愛いね。
セインはいつも通り無駄に胸を張っていて偉そうだ。
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