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私は言葉を喰らう生き物
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本を読むときは 作者も題名も覚えない
読んで 喰らって 消化して
自分のものとしてしまう
不要なことは忘れてしまう
私にとっては十分
でも 語り合うには不十分
私が興味あるのは
本が何を語ったか ではなく
私が何を得たか だけ
本の世界は 過去に住む
どんなに未来を描いても
本になったときには 微妙に過去
過去はもっと悲惨なり
受け入れがたい出来事や
受け入れがたい価値観がある
だから私は
自分に必要な部分だけを喰らって
後は忘れる
忘れる
微妙に 曖昧に
そんな価値観もあるよね
僅かな手がかりだけ記憶に残して
後は忘れる
忘れる
本の中にあるのは
どんなに素晴らしく書かれている文章でも
過去だ
過ぎ去りし記憶だ
行かなければいけないのは未来
小さな時間の流れでも 未来
過去に囚われるのは御免だ
過去の価値観に足を取られるのは御免だ
私は言葉を喰らう生き物
私にとって必要な言葉を喰らう生き物
未来に向かう生き物
己の道を行く生き物であり
それが個人であると思っている生き物だ
読んで 喰らって 消化して
自分のものとしてしまう
不要なことは忘れてしまう
私にとっては十分
でも 語り合うには不十分
私が興味あるのは
本が何を語ったか ではなく
私が何を得たか だけ
本の世界は 過去に住む
どんなに未来を描いても
本になったときには 微妙に過去
過去はもっと悲惨なり
受け入れがたい出来事や
受け入れがたい価値観がある
だから私は
自分に必要な部分だけを喰らって
後は忘れる
忘れる
微妙に 曖昧に
そんな価値観もあるよね
僅かな手がかりだけ記憶に残して
後は忘れる
忘れる
本の中にあるのは
どんなに素晴らしく書かれている文章でも
過去だ
過ぎ去りし記憶だ
行かなければいけないのは未来
小さな時間の流れでも 未来
過去に囚われるのは御免だ
過去の価値観に足を取られるのは御免だ
私は言葉を喰らう生き物
私にとって必要な言葉を喰らう生き物
未来に向かう生き物
己の道を行く生き物であり
それが個人であると思っている生き物だ
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