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第23話 出産
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出産予定日など予測しようのない妊夫生活を続けるラファーガは、暑い夏に少しだけ涼しい秋、雪に埋もれる寒い冬と季節が流れていくのを感じながら、腹で子どもを育てていた。
ラファーガが妊娠したことは秘密のままで、 その間、イーリスは偽妊夫の役を務めた。
「妊婦が仕事をすることも少ないのに、そのサイズの腹を抱えて仕事をするのは無理があるのではないか?」
イーリスの父である宰相が、そう言い出したのは年が明けてからだ。
ラファーガと共に屋敷にこもる生活を始めたイーリスは、春が近付いてくる気配を感じながら、常に彼の側に寄り添うような生活をしていた。
老医師は隠し通路を使って、たびたび診察に訪れていた。
「調子はいかがですか、ラファーガさま」
今日も午前中からラファーガのもとへは老医師が診察に訪れていた。
ラファーガの寝室には、夫であるイーリスの姿と執事エタンセルの姿があった。
「意外なほど調子はいいです」
「それはようございました。御子さまも元気な様子ですし、心配は要りませんね」
「そうか」
ラファーガとイーリスは分かりやすく安堵の表情を浮かべた。
妊夫となったラファーガは、驚くほど順調に子どもを自分の腹で育てていたが、それでも不安なことはある。
(私の妊娠は秘密だから、相談相手もいないし。妊娠したのはイーリスということになっているから、生まれてしまえば状況は変わると思うが……その【産む】までが問題だ)
自分の部屋のベッドへ横になったまま老医師の診察を受けていたラファーガは、不安げな表情を浮かべて老医師に聞く。
「この子は、いつ出てくるのでしょうね?」
老医師は顔を横に振りながら「分かりませんな」と答えた。
「ラファーガさまは普通の妊婦ではありません。魔王に【孕む体】へと変えられた妊夫です。私には分からないことが多すぎます」
老医師の言葉に、ラファーガは表情を曇らせた。
イーリスはベッドの端に腰を下ろし、ラファーガの右手をとるとその甲を軽くポンポンと叩きながら口を開いた。
「大丈夫だよ、ラファーガ。いつその時が来てもいいように、オレがずっと側にいるよ」
「ありがとう、イーリス」
笑顔で答えるラファーガだったが、誰が側にいようと何の役にも立たないであろうことは、その場にいた皆が知っていた。
老医師は腕を組み、右手で顎を撫でながら悩みつつ言う。
「人間の子なら基本的には10月10日といいますが、その計算は月経があっての計算。妊娠前、最後の月経の初日から40週で計算しますので……。男性の場合にはどうなるか、ちょっと分かりませんね」
「最後の……妊娠前の……」
老医師の言葉にイーリスはブツブツと言いながら何か計算を始めた。
「初めてが……だから……」
「イーリス⁉」
どこから計算を始めたのかに気付いたラファーガは、真っ赤になってイーリスを止めた。
「それだと、魔王を討伐した日とか?」
「わっ⁉ びっくりした」
突然響いた声に、イーリスは飛び上がって驚いた。
「オラノス、来ていたのか」
ラファーガは突然会話に加わってきた国王に、驚きながら苦笑を浮かべて声をかけた。
「ああ、邪魔している」
オラノスは笑顔で右手をあげてラファーガに挨拶をした。
うろたえたイーリスは胸を押さえながら口を開く。
「し、心臓に悪い。ラファーガ、国王陛下はいつもこんなに突然いらっしゃるのか?」
「ああ。わりといつもこんなだ」
ラファーガの言葉にオラノスは豪快な笑い声を上げた。
「ハハハッ。そうだぞ? この屋敷には王城からの隠し通路があるからな。いつも気軽に来ていた。今は新婚だからと遠慮していたがな。これからもちょくちょく来るから慣れてくれ」
「はぁ……」
さも気遣いを褒めろとばかりに胸を張ったオラノスに、イーリスは困ったように眉を下げた。
オラノスはラファーガに向き直ると疑問を正直に口にした。
「いつ生まれるか、というのも気になるが。何処から出てくるのか、というのも気になるな?」
一同の視線はラファーガの腹に集まった。
「出るといったら、あそこしかないね?」
「えっ⁉ 私はあそこから子どもを出すのか?」
イーリスの言葉に、ラファーガは青ざめた。
「あー……無理なようでしたら、腹を切って出しますので……」
「「腹を切る⁉」」
ラファーガとイーリスは2人して驚きの声を上げた。
オラノスは落ち着いた様子で老医師に聞く。
「あ、帝王切開か?」
「はい、そうでございます。国王陛下」
当然のことのように話している2人の横で、ラファーガは青ざめている。
「まぁ確かに、どこからか出す必要があるけど……ラファーガ? 大丈夫か?」
イーリスは真っ青なラファーガに驚いて彼を覗き込んだ。
「あそこから出す……もしくは腹を切る……」
「いやだって。子どもだから。出すとしたら、そのどっちかだよね? 逆にラファーガは何処から出すと思っていたの?」
「魔法で出すのかと……」
エタンセルは情けなく眉を下げる【軍神】の姿を呆れたように眺めながら、「これは夜伽教育の敗北」と呟いて右手で軽く額をおさえた。
その横でオラノスは淡々と指を折って数える。
「魔王の討伐から数えるとすると……あと1、2ヶ月くらいか?」
「国王陛下。10月10日といいますが、40週で計算しますのでもう少し早くなります」
老医師に向かってイーリスが口を開く。
「40週でも、10月10日でもいいけど。そもそもラファーガに月経はないから……」
「うっ!」
ラファーガがベッドの上で突然苦しみだした。
「えっ⁉ どうした?」
イーリスが驚いてラファーガの顔を覗き込む。
「ちょっとよろしいですか」
そこを老医師が割って入って診察が始まった。
その間にもラファーガは、腹を抱えて苦しんでいる。
「ん……これは。産気づかれた模様ですな」
老医師は落ち着いて診断すると、エタンセルに湯とリネンを用意するように伝えた。
「えっ⁉ こんなに急に⁉」
「で、どっちで出すんだ?」
慌てふためくイーリスの横で、オラノスが冷静に聞く。
「ん~……もう下りてきていますので、下からですかね」
「えっ⁉ 出せるのか⁉」
ラファーガは一瞬顔を上げて老医師に問うと、再び腹を抱えて唸りだした。
イーリスは心配そうに覗き込む。
「ラファーガ、痛みはどうだ?」
「いったん引いた感じ……うわぁ、また痛くなってきた」
「まぁ、陣痛ですからね」
老医師は冷静に言った。
「うぅ、いきなりだな? 大丈夫か? ラファーガ」
「正直、ちょっと怖い」
青い顔をして痛みをこらえるラファーガの手を、イーリスは握った。
魔王すら倒した男が自分を頼っている、そう思うとイーリスは、ラファーガをたまらなく愛しく感じた。
しかし、そんなほのぼのした空気もほんの一瞬。
ラファーガは陣痛の痛みに耐えかねて叫んだ。
「うぉぉぉぉぉぉぉ。この子のためならどんな痛みでも耐えると言ったな? アレは嘘だ! 痛いっっっっっっっっっっっっ! うぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
「ぐぁっ⁉ 痛い、痛い、痛い」
イーリスは握った手を力強く握り返されて悲鳴を上げた。
軍神の野太い悲鳴のような声が響き、男たちは慄いた。
「ラファーガさまのあんな声を、初めて聞きました……」忠実な執事がそう言えば、「【軍神】さまが、あんな声を……」と国王も引き気味だ。
「男性が見るものでもありませんから、別室でお待ちください」
老医師はそう言ったが、恐怖が興味に勝ってしまった国王はそのまま見ていた。
イーリスは力強い【軍神】の握力に耐えた。
エタンセルは使用人たちに指示を出しながら必要な物を扉の向こうへ用意させて、彼らを室内に入れることなく必要な作業は自らがこなした。
そんなこんなで大騒ぎしながら、ラファーガは玉のような男の子を産んだのだった。
ラファーガが妊娠したことは秘密のままで、 その間、イーリスは偽妊夫の役を務めた。
「妊婦が仕事をすることも少ないのに、そのサイズの腹を抱えて仕事をするのは無理があるのではないか?」
イーリスの父である宰相が、そう言い出したのは年が明けてからだ。
ラファーガと共に屋敷にこもる生活を始めたイーリスは、春が近付いてくる気配を感じながら、常に彼の側に寄り添うような生活をしていた。
老医師は隠し通路を使って、たびたび診察に訪れていた。
「調子はいかがですか、ラファーガさま」
今日も午前中からラファーガのもとへは老医師が診察に訪れていた。
ラファーガの寝室には、夫であるイーリスの姿と執事エタンセルの姿があった。
「意外なほど調子はいいです」
「それはようございました。御子さまも元気な様子ですし、心配は要りませんね」
「そうか」
ラファーガとイーリスは分かりやすく安堵の表情を浮かべた。
妊夫となったラファーガは、驚くほど順調に子どもを自分の腹で育てていたが、それでも不安なことはある。
(私の妊娠は秘密だから、相談相手もいないし。妊娠したのはイーリスということになっているから、生まれてしまえば状況は変わると思うが……その【産む】までが問題だ)
自分の部屋のベッドへ横になったまま老医師の診察を受けていたラファーガは、不安げな表情を浮かべて老医師に聞く。
「この子は、いつ出てくるのでしょうね?」
老医師は顔を横に振りながら「分かりませんな」と答えた。
「ラファーガさまは普通の妊婦ではありません。魔王に【孕む体】へと変えられた妊夫です。私には分からないことが多すぎます」
老医師の言葉に、ラファーガは表情を曇らせた。
イーリスはベッドの端に腰を下ろし、ラファーガの右手をとるとその甲を軽くポンポンと叩きながら口を開いた。
「大丈夫だよ、ラファーガ。いつその時が来てもいいように、オレがずっと側にいるよ」
「ありがとう、イーリス」
笑顔で答えるラファーガだったが、誰が側にいようと何の役にも立たないであろうことは、その場にいた皆が知っていた。
老医師は腕を組み、右手で顎を撫でながら悩みつつ言う。
「人間の子なら基本的には10月10日といいますが、その計算は月経があっての計算。妊娠前、最後の月経の初日から40週で計算しますので……。男性の場合にはどうなるか、ちょっと分かりませんね」
「最後の……妊娠前の……」
老医師の言葉にイーリスはブツブツと言いながら何か計算を始めた。
「初めてが……だから……」
「イーリス⁉」
どこから計算を始めたのかに気付いたラファーガは、真っ赤になってイーリスを止めた。
「それだと、魔王を討伐した日とか?」
「わっ⁉ びっくりした」
突然響いた声に、イーリスは飛び上がって驚いた。
「オラノス、来ていたのか」
ラファーガは突然会話に加わってきた国王に、驚きながら苦笑を浮かべて声をかけた。
「ああ、邪魔している」
オラノスは笑顔で右手をあげてラファーガに挨拶をした。
うろたえたイーリスは胸を押さえながら口を開く。
「し、心臓に悪い。ラファーガ、国王陛下はいつもこんなに突然いらっしゃるのか?」
「ああ。わりといつもこんなだ」
ラファーガの言葉にオラノスは豪快な笑い声を上げた。
「ハハハッ。そうだぞ? この屋敷には王城からの隠し通路があるからな。いつも気軽に来ていた。今は新婚だからと遠慮していたがな。これからもちょくちょく来るから慣れてくれ」
「はぁ……」
さも気遣いを褒めろとばかりに胸を張ったオラノスに、イーリスは困ったように眉を下げた。
オラノスはラファーガに向き直ると疑問を正直に口にした。
「いつ生まれるか、というのも気になるが。何処から出てくるのか、というのも気になるな?」
一同の視線はラファーガの腹に集まった。
「出るといったら、あそこしかないね?」
「えっ⁉ 私はあそこから子どもを出すのか?」
イーリスの言葉に、ラファーガは青ざめた。
「あー……無理なようでしたら、腹を切って出しますので……」
「「腹を切る⁉」」
ラファーガとイーリスは2人して驚きの声を上げた。
オラノスは落ち着いた様子で老医師に聞く。
「あ、帝王切開か?」
「はい、そうでございます。国王陛下」
当然のことのように話している2人の横で、ラファーガは青ざめている。
「まぁ確かに、どこからか出す必要があるけど……ラファーガ? 大丈夫か?」
イーリスは真っ青なラファーガに驚いて彼を覗き込んだ。
「あそこから出す……もしくは腹を切る……」
「いやだって。子どもだから。出すとしたら、そのどっちかだよね? 逆にラファーガは何処から出すと思っていたの?」
「魔法で出すのかと……」
エタンセルは情けなく眉を下げる【軍神】の姿を呆れたように眺めながら、「これは夜伽教育の敗北」と呟いて右手で軽く額をおさえた。
その横でオラノスは淡々と指を折って数える。
「魔王の討伐から数えるとすると……あと1、2ヶ月くらいか?」
「国王陛下。10月10日といいますが、40週で計算しますのでもう少し早くなります」
老医師に向かってイーリスが口を開く。
「40週でも、10月10日でもいいけど。そもそもラファーガに月経はないから……」
「うっ!」
ラファーガがベッドの上で突然苦しみだした。
「えっ⁉ どうした?」
イーリスが驚いてラファーガの顔を覗き込む。
「ちょっとよろしいですか」
そこを老医師が割って入って診察が始まった。
その間にもラファーガは、腹を抱えて苦しんでいる。
「ん……これは。産気づかれた模様ですな」
老医師は落ち着いて診断すると、エタンセルに湯とリネンを用意するように伝えた。
「えっ⁉ こんなに急に⁉」
「で、どっちで出すんだ?」
慌てふためくイーリスの横で、オラノスが冷静に聞く。
「ん~……もう下りてきていますので、下からですかね」
「えっ⁉ 出せるのか⁉」
ラファーガは一瞬顔を上げて老医師に問うと、再び腹を抱えて唸りだした。
イーリスは心配そうに覗き込む。
「ラファーガ、痛みはどうだ?」
「いったん引いた感じ……うわぁ、また痛くなってきた」
「まぁ、陣痛ですからね」
老医師は冷静に言った。
「うぅ、いきなりだな? 大丈夫か? ラファーガ」
「正直、ちょっと怖い」
青い顔をして痛みをこらえるラファーガの手を、イーリスは握った。
魔王すら倒した男が自分を頼っている、そう思うとイーリスは、ラファーガをたまらなく愛しく感じた。
しかし、そんなほのぼのした空気もほんの一瞬。
ラファーガは陣痛の痛みに耐えかねて叫んだ。
「うぉぉぉぉぉぉぉ。この子のためならどんな痛みでも耐えると言ったな? アレは嘘だ! 痛いっっっっっっっっっっっっ! うぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
「ぐぁっ⁉ 痛い、痛い、痛い」
イーリスは握った手を力強く握り返されて悲鳴を上げた。
軍神の野太い悲鳴のような声が響き、男たちは慄いた。
「ラファーガさまのあんな声を、初めて聞きました……」忠実な執事がそう言えば、「【軍神】さまが、あんな声を……」と国王も引き気味だ。
「男性が見るものでもありませんから、別室でお待ちください」
老医師はそう言ったが、恐怖が興味に勝ってしまった国王はそのまま見ていた。
イーリスは力強い【軍神】の握力に耐えた。
エタンセルは使用人たちに指示を出しながら必要な物を扉の向こうへ用意させて、彼らを室内に入れることなく必要な作業は自らがこなした。
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