週末は迷宮探検

魔法組

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 そういえば……。

 いまの小夢の話を聞いて。昨日この迷宮に入った時に、熊さんがこの少女について話していたことを聖は思い出した。

 なんでも。噂によると小夢は毎週金曜日の夜の九時頃迷宮に入って、土曜日の朝の五時頃になると、迷宮から出てくるのだとか。
 あの時は別段深くは考えず。八時間しか迷宮の中にいないなんて、ずいぶんせわしない娘なんだなと呆れていたものだが。

 だがそれも、やむをえないことだったのである。小夢にはこの時間帯……予備校も学校の授業も部活動もない、金曜日の夜から土曜日の朝にかけての約八時間……しか自由に使える時間がないのだから。

 小夢は一週間のうち唯一ゆっくり休めるはずの八時間を使い、徹夜で迷宮に入って冒険をして。それが終わると休む間もなく学校に行っているわけだ。
 何故そこまでして……と、聖は不思議に思った。

 迷宮探検が趣味と言うか、息抜きだと言うならまだ分かる。
 一週間のハードスケジュールを乗り切った後で、自分へのご褒美として迷宮探検に挑み。心身共にリフレッシュして、新たな一週間をがんばって過ごすための活力を得るために冒険者をやっているのなら、理解出来ないこともないのだけれど。

 だがこれまでの小夢の言動を見ている限り。彼女が楽しくて地下迷宮探検をしているとは、聖には到底思えなかった。
 昨日愁貴も言っていたことだが。小夢はレベルアップすること……ひたすら強くなることだけが目的で、冒険者をやっているかのようだった。

 もっと言うのなら。なにかに追われて切羽詰まりながら、痛みと苦しみを懸命にこらえ。無理をして冒険者をやっているようにしか見えなかったのである。

 そしてそう思ったのは、聖だけではなかったようだ。

「……どうしてだ? どうしてそこまでして、週末冒険者なんかをやっている? いくら盗賊のレベルが比較的上げやすいからって、一年でレベル二八まで上げるのは相当苦労しただろうに」
 聖の隣では、賢悟がなにかやりきれないと言うような、辛そうな表情を浮かべて小夢に尋ねていた。

「勉強や部活動の合間、一週間のうち八時間しか時間がないというならなおさらだ。そこまでして闇雲にレベルを上げたがる理由はなんだ? どうしてそこまでして強くならなければいけない?」
 賢悟のその言葉に、小夢はピタリと足を止めてこちらを振り返り。厚さ三センチの鉛でも射抜けるかと思えるほどの、凄まじい視線を浴びせかけてきた。

 明らかに、余計なお世話だと言いたげな目つきである。聖などはまともに気圧されて、目を背けずにはいられなかったが。賢悟はその視線を正面から受け止め、瞬き一つせずにじっと小夢の顔を見返している。

「……竜の因子って知っている? 侍くん」
 長いような、短いような視線のせめぎ合いが続いた後。折れたのは小夢のほうだった。彼女は長く濁ったため息を一つこぼすと、渋々ながらといった口調でぽつりとそのように言葉を紡いできたのだ。

「いや。知らない。なんだ、それ?」
「簡単に言えば、竜の遺伝子をその身のうちに持った人間ってこと。大むかし、竜がまだこのアル大陸に沢山いたという伝説の時代には、竜と人間との間に混血児が生まれたことも多々あったんだって。どうやって作ったのかは知らないけどね」
 小夢はフッと冷笑するように口の端を歪めながら、さらに言葉を続ける。

「それから何百年も経って、アル大陸に竜の姿はほとんど見られなくなったけど。竜の血を引く竜の子孫たちは人間の中で、確実に生き残り続けていたらしいわ」
「へえ……」
「もっとも何十世代にもわたって人間の血によって薄められ続けたお陰で、竜の子孫といってもほとんど人間と変わりのない姿をしているから。自分が竜の血を引いているなんてことは知らずに、一生を終える人だって多かったでしょうね」
「……ああ。そういえば、テレビかなにかでそんな話を聞いたことがあったような気もするな。でも、それが?」
「ところがごくまれに先祖帰りとでも言うのか。身体の一部に明らかに人間と違う特徴、竜の姿を持った人間が生まれてくることがあるの。たとえば頭に角があるとか。手足の爪が異様に長くて鋭いとか。トカゲのような尻尾が生えているとか」

 そういった人間のことを、竜の因子を持って生まれたというのだと小夢は言葉を続けた。もっとも、そんな子供が生まれ出る確率は非常に低くて。一〇〇万人に一人生まれるかどうかというくらいらしいけどね、とも。

「そ、それって、まさか、君が……」
「そう」
 賢悟の問い返しに。小夢はゆっくりうなずいて見せた。

「なんの因果かしらね。一〇〇万分の一の確率に見事ヒットして、わたしは竜の因子を持って生まれた。その証拠がこれよ」
 言って、小夢はいともあっさりとレオタードの上に着ていたセーラー服を脱ぎ捨てた。それからくるりと後ろを向くと髪の毛を脇にどけて。着ていたレオタードを腰のすぐ上あたりまで引き下げる。

「ちょ、ちょっとあなた! こんな所でなにをする気よ!?」
 聖は顔をまっ赤にして、意味もなくじたばたと両腕を振り回しながら叫んだ。

 続いて聖は横目でチラリと賢悟の顔を盗み見る。賢悟は呆気にとられたように口を大きくポカンと開けていたが。その視線はむき出しになった小夢の背中をじっと凝視し続けている。

「砂川くんも、なにジロジロ見てるのよ!? エッチ! スケベ! 変態!!」
「そ、その傷は、一体……」
「なによ! わけの分からないことを言ってごまかそうったって、そうはいかないからね……って、なに? 傷?」
 半ば独り言のように言った賢悟の言葉にようやく我に返って。聖も小夢の背中に視線を移し、そこで絶句した。小夢の背中は左右の肩甲骨のすぐ下から腰の辺りまでにかけ、見るも無残な赤黒い傷跡が二本、まっすぐに伸びていたのである。

「この傷はね、子供のころに手術で羽を切り落とした跡よ」
 両手でそっと胸の膨らみを隠しつつ、小夢は淡々とした口調で言葉を続けた。

「わたしは生まれた時から、背中に竜の羽があったらしいの。もちろん空なんか飛べない、出来損ないの羽だけどね。その羽は赤ちゃんの頃に一度切ったんだけど、五年くらいしたら再生してまた生えてきて」
「再生?」
 思わずといったように尋ね返した賢悟に、小夢は小さくうなずいた。

「そう。だから今度は二度と生えてこないように、根こそぎえぐり取ったってわけ。あっても邪魔なだけだし。お陰でいまのところ、再び羽が再生するような気配はないわ。代わりにこんな醜い傷が残ることになっちゃったけどね」

 小夢は自嘲するように笑うと、レオタードで元通り上半身を覆い。セーラー服を着直して聖たちのほうに振り返ってから、言葉を続ける。

「だけど羽がなくても、わたしが竜の因子を持っている竜の子孫だという事実に変わりはないわ。そのせいで小学校に入る頃には、クラスメートからハ虫類の子供だとかトカゲ人間だとか言われて。色々といじめられたわねえ」
 くすくすとおかしげに……本当に心の底からおかしいと思っているかのように笑いながら、小夢はさらに言葉を重ねる。

「あだ名はドラゴンのドラ子さん。担任だった先生からもクラスの子全員の前で『小夢さんは半分ケダモノなんですよ』なんて。まるで汚らわしい生き物でも見るような目つきで言われたこともあるしね」
「なんだそれ。それが教師の……いや、人間の言い種か?」
 不快げに眉に深くシワを寄せて、賢悟は言った。

 嬉しい時でも怒った時でも、割とすぐ感情を表に出す賢悟にしては珍しく。怒りを押し殺したような表情を浮かべている。

 もちろん、不快なのは聖も同じである。

 聖は教師運に恵まれているほうらしく。幼稚園時代から高校生になった現在に至るまで、それほどひどい教師に出会ったという記憶はなかった。

 だから本来生徒を守るはずの教師が生徒に、それもまだ小学生の児童に対してそんな暴言を吐くなどというのは、とても信じられないことだった。

「わたしだけじゃなくて。両親も親戚から色々責められたらしいわよ。こんな竜との合いの子なんかを産むなんて一族の恥さらし! とかね。父と母の親戚はそれぞれ、穢れた血が入っていたのはそちらの家系だろう、と押しつけ合っていたわ」

「……」
「お陰で両親の仲も次第に険悪になっていって。わたしが小学校高学年になる頃には当然のように離婚。どちらもわたしの親権は放棄したし。引き取ってくれる親戚もいなかったから、養護施設に入れられることになってね。だけどそこでも……」
「分かった! もうそれ以上言わなくてもいい。余計なことを訊いて悪かった」
 小夢はさらに話を続けようとしていたようだったが。聞いているうちにいたたまれなくなったらしく、賢悟がたまりかねたようにストップをかける。

 言葉にこそ出さなかったが、聖も賢悟と同じ思いだった。
 何故、竜の因子を持っているというだけでそのような、人類の敵であるかのように言われなくてはならないのか。竜の因子を持って生まれたのは小夢のせいではないのに。何故そんなことで、他人から責められなくてはならないのだ。

 小夢の周囲にいた大人や子供たちは、なにを思って彼女を虐げ傷つけるようなことをしたり言ったりしたのだろう。
 もしも自分が彼女と同じ立場だったら。そのようなことを他人にされれば痛いし苦しいし悲しいだろうというくらいのことに、気づけなかったのか。

 聖はちょっと話を聞いただけで、こんなに胸が痛くなったのに。まだ小学生の頃に実際にそのような目にあわされた彼女がどんなに辛いか。想像してみることすらも出来なかったのか。

 あるいは。高貴で純血種の人間さまにとっては竜の血が混じった人間の悩みや苦しみなんか取るに足らない些末事であり。そんなものを想像してみようなどとは、最初から考えの埒外だったのかもしれない。
 そこまで思って。聖はなんとも形容し難い吐き気のようなものを催した。同時に生まれて初めて、自分が人間であることに深い嫌悪感を覚えたのだった。

「ええと……。そんな色々と理不尽な目にあって、さぞかし辛かったろうな。特に多感な小学生の時期に同級生だけでなく、教師や親戚にまで理不尽な中傷の言葉を浴びせかけられるなんて。どんなに苦しかったか、おれには想像も出来ないし」
 なんと口に出したらいいのか分からないと言った困った表情を浮かべ。所在なさげに指でこめかみの辺りを掻きながら、賢悟は弱々しい口ぶりで言葉を紡ぐ。

 同情したいのだけれど、あからさまにそのような態度を見せたらかえって小夢を傷つけることになるかもしれない。そんなジレンマを感じさせる口調だった。

 だが。

「いいえ」
 意外なことに小夢は、賢悟の言葉に小さく首を横に振って見せる。

「なにか勘違いして、見当外れな同情をしてくれているみたいだけど。他人に暴言や暴力を浴びせかけられふるわれること自体は、大して辛くも悲しくもなかったわ。物心ついて以来ずっとそうだったから、もう慣れっこになっていたし」
 さらりと重い言葉を放って、聖と賢悟をさらなる絶句に追いこんだ後。小夢はほうと小さな吐息をこぼし。悲しげに目をすがめつつ、言葉を続けた。

「本当に辛かったのはね。わたしが竜の因子を持っていると知っても。そんなものは関係ないからと言って、わたしの友達になってくれた子が結構沢山いたこと」
「へ?」×2
 思いも寄らない小夢の言葉に、賢悟と聖は間抜けな声をあげて、同時にお互いの顔を見合わせる。

 友達がいなくて辛いというのなら分かるが。友達になってくれる子が沢山いて辛いというのはどういうことなのか、理解出来なかったからだ。

「わたしと友達になってわたしと一緒に遊んでいるとね。その子までハ虫類の友達とか竜の親戚だと言われるようになっちゃうの」
 二人の無言の疑問に応えるように。小夢は苦いものを噛み潰したような表情で、さらに言葉を続けた。

(ああ。そういうことね……)
 小夢がこれから話そうとしている内容を、おぼろげながら理解して。聖は思わず、小さなうめき声のようなものをあげる。

 正直、これ以上聴きたくはなかったけれど、そのように言うことも出来ず。聖は賢悟と共に、黙って小夢の言葉に耳を傾け続けることしか出来なかった。
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