週末は迷宮探検

魔法組

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 そんな聖の、内心の願いの言葉がまさか聴こえたわけではないだろうけれど。

「どりゃあぁーっ!!」
 賢悟は残された力を振り絞ったかのような雄叫びをあげると、ゲドゥルフの身体自体を足場にして次々と蹴り上がっていくことで一〇メートル以上もの高さへ大きく跳躍し。そこから上半身を大きくねじってゲドゥルフの顔面に斬りかかっていった。

 これは! と思い、聖はごくりと音を立てて唾を飲みこむ。

 間違いない。これは賢悟最大の必殺技、飛翔剣稲妻天舞の構えだ。

 だが、積み重なった疲労のせいだろうか。その動きは普段と比べてもはっきり分かるほど鈍い。ジャンプも弱いし、刀の持ちかたも中途半端で、斬るのと突くのとの中間のようなあいまいな構えである。

 これではあっさり防がれるに決まっているし。仮に運良くまともに命中したとしても、ダメージらしいダメージを与えられるとは到底思えない。
 と、聖が危惧した瞬間。ゲドゥルフは自らの顔面に攻撃を加えんとしている賢悟の姿に気づいたらしく。増長した人間に天罰を下さんとする神のごとき怒りの表情を浮かべ。賢悟の姿を睨みつけながら大きく息を吸った。

 やばい! 『灼熱の息吹』を吐きかけるつもりだと聖は気づく。
 宙に飛び上がった状態の賢悟には、これを避ける術も耐える術もない。ウンディーネによる水のカーテンの防御もないいま、邪竜の発する『灼熱の息吹』などをまともに食らったら、人間など骨も残さず焼き尽くされてしまうだろう。

「始まりの海に浮かぶ、うたかたの黒き夢。心の中に生まれるは、巡り会う奇跡。輝く王、歩む騎士。共に美しき姿。北の地に築かれしは氷結の要塞。虚ろの生命、偽りの言葉。ただ光と化し放て……『大螺旋凍雪』!」
 だがその時。そうはさせじとばかりに、敦哉が横合いから放った呪文が、ゲドゥルフのボディにと炸裂する。

 それは、直径三メートルはあろうかという氷雪で出来た巨大な渦を光線のごとく敵に向けてまっすぐ撃ち放つというものであり。『神魔滅没』と並んで、敦哉が使用出来る中では最も高レベルの魔法使い系攻撃呪文だ。

 その純粋な破壊力自体は、炎系爆裂系の呪文に一歩譲る上。呪文詠唱時間が長く、魔力の消耗が莫大という欠点もあるのだけれど。冷気系の攻撃だけあって、ゲドゥルフのような炎属性の竜には相性がいいはずだ。

(効け! お願い、効いて!!)

 祈るような気持ちで聖は思ったが。残念ながらこの呪文ですらも、ゲドゥルフにほんのわずかなダメージさえ与えることはかなわなかった。

 しかしそれでも。ゲドゥルフの注意をほんの一時ではあるけれど、賢悟から逸らすことには成功した。傷を負わせるまでには至らなかったものの、やはりゲドゥルフにとって冷気系の攻撃はかなり不快なものだったということだろう。

 ゲドゥルフの視線がほんの短い時間だけ賢悟から敦哉へと移り。それに伴って『灼熱の息吹』が吐き出されるのもわずかに遅れる。
 そして敦哉が渾身の力を放って作ってくれたそのわずかな時間を、賢悟は無駄にしなかった。

「飛翔剣稲妻天舞プラス、飛突剣貫通撃破っっっ!!」
 自分と虎徹に気合と力を入れ直そうとするように、賢悟は再び雄叫びをあげると。空中で上半身を大きくねじり上げながら、右手に持った虎徹をドリルのごとく勢い良く回転させる。

 極限までねじりあげられた身体が元に戻ろうとする時の勢いに、落下による位置エネルギーを加えることで、普段に数倍する攻撃力を生み出す飛翔剣稲妻天舞。
 そこにさらに、刃の回転によって破壊力を上げる飛突剣貫通撃破の要素と、邪竜を滅ぼさんとする強い意志の力を闘気と化して加えることで、瞬間的にではあるが賢悟の右手には人間の限界を超えるほどの爆発的な力の奔流が注ぎこまれていた。

 並みの刀であったならば、それだけの力を全て受け止めることは叶わず、その大部分を空しく宙へと散らしていただろう。
 だが虎徹は賢悟の力だけではなく、その闘志と思い、気持ち、覚悟すらも一滴すら余すことなく全て受け止めた。

 受け止めた上で、さらに増幅し。四〇〇年の時を経て再び巡り会うこととなったこの邪悪な竜を葬り去らんと、その首に深々と刃を埋めこませたのだ。

 虎徹の刃は邪竜の鱗を貫き、初めてその内側に傷をつけることに成功した。

 ついに虎の牙が、竜の喉元にまでたどり着いたのである。

《gyusya~!》
 ゲドゥルフは怒りの咆哮をあげながら、虎徹と賢悟を振り払おうとして激しく首を振る。だが虎徹は邪竜の喉笛にしっかりと食らいつき。賢悟も死んでも離すものかとばかりに、両手でしっかりと虎徹の柄を握り締めていた。

 虎徹の刃が邪竜の喉に傷を負わせたその時。虎徹の刃から発せられた青く輝くオーラが、ゲドゥルフのどす黒いオーラを食らうように、次々と吸収している様子が聖の目に映る。

 毒気に満ちあふれたゲドゥルフのオーラを食らうとは、なかなか悪食な刀だ。魔を食らい邪悪を滅するという虎徹の伝説は、伊達ではなかったわけである。

 だがそれも、賢悟が虎徹から手を離さないでいる間だけのことだろう。いかに虎徹が伝説級の武器であるとは言え、刀はしょせん人の使う道具。人の手の中になければただの鉄の棒と同じである。

 それはともかく。いまならば虎徹と結界のオーラが、ゲドゥルフのオーラをわずかに押さえこんでいる。いまが最大にして最後のチャンスだろう。敦哉と賢悟が命懸けで作ってくれたこの絶好の好機だけは、死んでも逃がすわけにはいかない。

 聖は全精神力を右手と、それが握る金属輪へとこめて。最後の一滴までふり絞った法力を渾身の力でゲドゥルフに向けて撃ち放った。

「邪悪なるものよ、退けええぇぇっ!!」
 その刹那。金属輪にとりつけられている鈴がシャン、と澄んだ音色を奏でた。それと同時に、金属輪が聖の放つ力に耐えかねたように、乾いた音をたてながら粉々に砕け散っていく。

 時をおかず、聖は自分の右手から巨大な黄金色のオーラが生まれ、吠えるように唸るようにゲドゥルフに突進していく姿を目にしていた。

 結界から生じた白銀色のオーラ、賢悟と虎徹の放つ青いオーラ。それに加えて聖が撃った黄金色のオーラとが、ゲドゥルフのどす黒いオーラを包みこんでいく。

 青、銀、金の三つのオーラは互いにうねるように交わっていき。相乗効果で瞬く間に力を何十倍何百倍にも高めながら、力を合わせてゲドゥルフのどす黒いオーラを封じこめにかかっている。

 さらに。中心地にあった小夢の赤いオーラも、それら三つのオーラと呼応するように次第に力を盛り返していき。内側からゲドゥルフのオーラを少しずつ押し返し始めていく様子も、聖の『聖眼』にははっきりと映っていた。

《な、何故、何故だ?》
 ゲドゥルフの驚き戸惑う声が、その口から漏れるようにこぼれ出てくる。

《我は負けるのか? またもやこんな卑少な人間ごときに? 何故だ? 復活が未だ不完全とは言え、我の力は小奴らをはるかに上回っていたはず。我がこのような者どもに負ける理由などなに一つないはずなのに。なのに何故? 何故だぁっ!?》

 悲鳴とも怒声ともつかないような断末魔の叫びを発した後。ゲドゥルフのどす黒いオーラは内と外から押し出されていき、次第にその姿を薄くしていく。

 それと連動するように、ゲドゥルフの身体は急激に縮んでいき。尖った鼻面は端整な少女の顔立ちにと戻っていく。さらに手足の鉤爪は短く、背中の羽は小さくなり、鱗は剥がれていき、だんだんと人間の姿形を取り戻しつつあった。

 ゲドゥルフの悪霊は、小夢の身体から完全に祓われたのだ。

「痛てっ!」
 巨大な竜が人間の姿に戻ったため、ゲドゥルフの喉元にいた賢悟はそのまま、まともに地面に落下してしまう。

 もはや受け身を取る力も残っていなかったらしく、思い切り背中を打ったようであるが。それでも虎徹を離さないでいるのはさすがと言うべきか。

「熊さん! 愁くんをお願いします!!」
 聖は、いまだ気を失ったままでいる愁貴を熊さんに託すと。あお向けに倒れている小夢のほうにと向かい駆け出していった。

「大丈夫? 芹沼さん」
 聖は、小夢の上半身を抱き上げて声をかけた。彼女は意識を失っているようだったが、その胸元は規則正しく上下しているし。ベリアルにつけられた暗黒の槍による傷跡も残っていない。

 それに小夢の赤いオーラも小さいながら、いまもまだ力強く輝いている。それは彼女がまだ生きているなによりの証拠だ。喉のあたりに虫に刺されたような小さな傷口があり、そこから血も少し流れていたが、大事はないだろう。

「……よかったね、芹沼さん。よかった」
 小夢の身体をそっと抱きしめて。聖は涙をポロポロと何粒もこぼしながら、笑って呟いた。それから小夢が全裸姿であることに思い至ると、まとっていたマントを外して、その身体にと巻きつけてやる。

「……? 背中が!?」
 マントを着せかけてやりながらその背中に目をやった聖は、思わずそんな驚きの声をあげた。

 小夢の背中には、地下四階で見た時のような無残な傷跡は残っていなかった。だがその代わりに、手のひらほどの大きさのコウモリの翼のような黒い羽が二つ、生えていたのである。

 ゲドゥルフに身体を乗っ取られた時の名残りか。あるいは小夢の内にある竜の因子が、彼女の身体に元々あるはずだった翼を、たまたまこのタイミングで再生させたのだろうか? まあ、いまさらそんなことはどうでもいいのだけれど。

「聖ちゃん、よく頑張ったね」
 背後から、熊さんの優しくねぎらうような声が聞こえてきたので、聖はゆっくりと後ろを振り返る。

 後ろからは気を失った愁貴を片手に抱いた熊さんが、万能棒《戦斧》を杖代わりにして、こちらに向かって歩いてきているところだった。

「本当によくやってくれた。正直、聖ちゃんがあそこまでうまくゲドゥルフを祓えるとは、思ってもみなかったよ。本当にお見それした」
「そ……そんなあ。別に、大したことじゃないですよ」
「謙遜することはない。私たちみんな……いや、それどころかこのアル大陸中の人間全てが、君のお陰で生命を助けられたようなものだ」
「大陸の人間全てって……さ、さすがにそれは大げさじゃないですか?」
「なにが大げさなものかね。聖ちゃんはあの邪竜ゲドゥルフを斃したんだぞ。いまや君は徳川家家公や、近藤勇馬卿に劣らないほどの英雄になったと言っても過言ではあるまい。全人類を勝手に代表してお礼を言う。ありがとう」
「い、いやだなあ。頭なんか下げないでくださいよ、熊さん! 本当、偶然たまたま色々な幸運が重なったお陰で、結果的にこうなっただけなんですから」
 人生においても冒険者としても大先輩である熊さんに恐ろしく過分な褒め言葉をもらった上、真剣にお礼まで言われて。聖は嬉しいよりも恐れ多い気分で、首と両手を大きく振り回したのだった。

「……そりゃあないぜ。ゲドゥルフと正面から生命を懸けて戦ったのはおれたちなのに。最後に美味しいところを持ってった神代だけが英雄かよ。悲しいねえ」
「まったくですね。しかしこんな年下美少年好きの変質者女を英雄なんかにして、本当にいいんでしょうかねえ? なんかファンタジウム王国の恥を、アル大陸中にさらけ出してしまうことになる気がするんですけど。そう思いませんか、砂川さん」
「う~ん。それは、言えてるかもな」
「でしょう? まさか将来において神代さんのことが伝記に書かれたり、学校の教科書に載ったりなんかしないでしょうねえ?」
「イヤなこと言うなよ吉田。悪いことは口に出すと現実になるって言うだろ? もし本当にそんなことになったらどうするんだ?」
「確かにあまり想像したいような事態ではないですよねえ。徳川家家や近藤勇馬の伝記は、後世の子供たちに感動と勇気を与えましたけれど。神代聖の伝記じゃあ、どう考えても感動よりも失笑のほうを誘いそうですし」
 賢悟と敦哉もいつの間にか聖たちの元にやって来て、人をネタにして好き勝手なことをおっしゃってくれている。

 聖も内心では彼らの言う通りだと思わなくもない。だが自分で思うのならともかく他人、特にこの二人にだけはそんなことは言われたくないぞと思うのだった。

 それにしても。世界の命運を懸けた辛く激しく苦しい戦いを終えたばかりだというのに。その後の会話がこれでは、余韻も感動もへったくれもあったものではないなあというのが聖の本音だった。

 かつての英雄、徳川家家たちがゲドゥルフと戦い、勝利した後はどのような会話をしていたのかなと思い。聖は過去にと思いを馳せてみる。

 やっぱりゲドゥルフが滅びた後の世界での行く末に思いを馳せ。長期的かつ全体的な視線で世界と人類全体を俯瞰した上で。これからの世の中、自分たちはどういった役割を果たしていくべきかと真剣に議論していたのだろうか。

 だが聖には何故か、そんなふうには思えなかった。
 なんとなくで、根拠などまるでないのだけれど。徳川家家たちもゲドゥルフを斃した後は、いまの聖たちと同じように緊張感のまるでない、くだらなくてどうでもいいような会話をしていたのではないか。

 自分たちと六英雄を同列に論ずるのは少々僭越かもしれないけれど。聖にはそのように思えて仕方なかったのだ。

 それはともかく。かろうじてではあるけれど、世界の危機を直前で回避出来。自分や仲間たちも怪我こそ負ってはいるもののおおむね無事であったという安堵感から、和やかで緩んだ空気が辺りに広がりつつあった。

「ゲ……ゲドゥルフが、斃されただと? こんな小僧どもに?」
 しかしそんな空気も。この地下一〇階にいる七番目の人物が突然わなわなと、声を震わせながら言葉を発してきたことで、一気に緊張状態へと逆戻りする。

 反射的に声のした方向に目を向けた聖たちはそこに、ただでさえ蒼い顔面をさらに蒼ざめさせている芹沼守友の姿を見ることとなったのだ。
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