おとうさんとかくれんぼ

もちっぱち

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かくれんぼ

「ゆうくん、そろそろお風呂ふろはいろう。」

ゆうくんはリビングでアニメをていました。


ゆうくんのおとうさんは、お風呂に入ろうとさそいましたが返事へんじがありません。


アニメに集中しゅうちゅうしていて、こちらにづいてないようです。


お父さんは、なにわずにとなりの部屋へや和室わしつに行きました。




ゆうくんは ハッとお父さんがいないことに気づきました。


突然とつぜんのかくれんぼのはじまりです。


ゆうくんは、お父さんを さがしはじめました。


はじめに さがしにいったのは
洗面所せんめんじょ。どこにもいない。

「もういいかーい。」


お父さんの返事へんじはない。


台所だいどころをのぞいてもだれもいない。

「どーこー?」

いえなかはとてもしずかだった。


 どこにもいなくて、さびしくなったゆうくんは、さいしょにいたリビングにもどって、ソファにちょこんとすわった。

 ガチャとリビングのドアがあいた。

「あーー。お父さん!みーつーけーた。」

「ゆうくん、ずっとかくれてたんだよ。みつけにこないから。」

「えー、お父さん、どこにいたの?」


「え、テーブルのしたにもぐってたよ。」

「えーーー。そうなの?! きづかなかった。」

 ほんとうは となり部屋へや和室わしつかくれていたお父さん。

 ゆうくんは ずっとテーブルの下だとおもっている。

「お父さん、かくれんぼうまいんだね!」


「でしょう! あたりまえじゃん。」



「かっこいい!!」



「でも、きゅうにいなくならないで。こわかった。」


「ごめんごめん。ほら、お風呂ふろにはいるよー。」


「はーーい。」


 ゆうくんはお父さんと手をつないで、お風呂場おふろばにいきました。










おしまい
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