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悪役令嬢が重要任務を課されるまで 8
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「うッ……」
わたしは、拳大の石が直撃した腕をおさえて蹲った。
職業柄痛みには慣れているが、それでも激痛は激痛だ。顔を顰め、袖を捲って患部を見ると、みるみるうちに腫れあがっていっているのがわかる。
(折れてるかも……)
油断した。もっと警戒していれば、落下物なんて負傷なしでどうにかできたのに。
情けない。こんなミス、クルトなら絶対にしないだろう。
「ユリア様、ユリア様っ、大丈夫ですか!」
「っ、ええ」
真っ青になって駆け寄ってきたシャルロットがわたしの腕の様子を見て、もっと顔色を悪くした。まごうことなく本気の動揺――ヒロインが、悪役令嬢を、本気で心配してくれている。
それがなんだか嬉しく思えてきてしまって、苦笑する。保身根性もここまで来れば賞賛ものかもしれない。
(それにしても、ユリア、こんな危ない攻撃を受けてたの?)
ぎり、と歯を食いしばって、すぐ横、校舎を見上げる。恐らく、この中の窓の一つから石は落とされたのだろう。そして怪我の具合からして、石が落とされたのは比較的低い階の窓からだ。そうでなければ、わたしの腕はもっと重傷になっていたはず。
……だが頭に受けていたら、死んでいたかもしれない。冗談では済まされない嫌がらせだ。
「ユリア様、これ、折れて……」
「……そうかもしれませんわね。でもまあ、仕方がないわ。シャルロットさん、怪我はない?」
しかし任務に支障が出るかもしれないのが困るな。
わたしは、腕や足が折られようがなんだろうが任務は遂行しますしできます、なんて平然と言ってのける諸先輩方とは違うのだ。さて、どうすべきか。
「っして……」
「え?」
「どうして、助けてくれるのですか? あの池の時も、今も……。だって、あなたは、ユリア様は、わたしは……」
「シャルロットさん?」
真っ青になって唇を震わせているシャルロットの背中に手を添える。
どうやら錯乱しているようだ。何かトラウマでも刺激してしまったのか、シャルロットはひどく怯えている様子だった。
「落ち着きなさいな。わたくしは大丈夫よ。それに、前にも言ったでしょう? こういうやり口は気に喰わないの、わたくし。それだけですわ」
シャルロットがゆるゆると顔を上げる。紙のように白い頬に、薔薇の瞳から零れ落ちた一粒の涙が伝った。
それを見て、わたしがぎょっとしたところで、不意にシャルロットが右手を掲げた。そして、そっとわたしの負傷した腕に触れる。羽根のような軽さで。
「『光あれ』」
一言。
彼女が小さく呟いた途端、触れられた箇所がじんわりと熱を持った。痛みによる熱ではない。もっと優しく、暖かで、清浄な光に包まれる感覚。
(これは――!?)
わたしが目を剝いたのと同時、シャルロットがわたしの腕から手を離した。そして、離された手から覗いた自分の腕を見て、わたしは大きく息を呑んだ。
腫れはすっかり引いていた。痛みもほとんどない。
「これ、って……」
「『治癒』の異能。……わたしの、秘密の力です」
わたしが言葉を続けるよりも先に、シャルロットがぽつりと言った。彼女は表情を強張らせたわたしを見て、眉尻を下げた。
「この力は学園では隠していなさい、と言われていたんです。異能を持っていると知られると利用されるって、昔からずっと言われてきたから……わたし、誰にもこの力を持っていること、言わないつもりでいました」
でも使っちゃいました、とシャルロットが小さく笑う。
わたしは半ば呆然としながら、すっかり治った自身の腕を見下ろす。……『治癒』の異能。これほどまでの力なら、確かに、利用しようとする人間は多いだろう。隠そうとするのは理解できる。
異能者は厚遇されるが、使い倒される。
現にクルトもそうだ――保護するという名目でスパイとして育てられ、今も身を粉にして働いている。
「……わたくしを治すために、自分を曲げてくださったのね」
腕をさする。痛みも完全になくなったそこは、石を受けて骨折したとは思えないほどに綺麗だ。
「ごめんなさい。そして、助けてくれてありがとう、シャルロットさん」
「……いいえ。いいえ、ユリア様」シャルロットは大きな薔薇の瞳をゆっくりと伏せ、ゆるゆると首を振った。「どうか謝らないで。わたしは……わたしこそ……」
彼女はそこまで言うと、口を閉ざした。
そして言葉の代わりとばかりに、眉尻を下げたまま、再び微笑んだ。
美しく可憐で、しかし、どこか儚げな笑み。
「ごめんなさい――ユリア様」
「……シャルロットさん?」
「怪我はもう大丈夫かと存じますが、念の為安静になさってくださいね」
微笑んだまま、シャルロットがゆっくりと立ち上がり、頭を下げる。
どうしてか、立ち去る彼女を追いかけることはできなかった。声を掛けることも、一緒に行こうと言うこともできたはずなのに――。
わたしは座り込んだまま、何を言うこともできずに、彼女の背中を見送った。
*
完全にシャルロットが見えなくなったところで、わたしはぼんやりとしながら立ち上がった。
(とりあえず、一旦女子寮に戻ろう……)
なんだか一気に、疲れてしまった。
帰ってゆっくりと情報の整理をしたい。治癒の異能のことも、クルトにだけは言っておかねばならないだろう。
「ユリア!」
「クルト……様?」
聞き慣れた相棒の声が耳に届き、ぎょっとする。ちょうど彼のことを考えていた時に、名前を呼ばれたからではない――こちらに駆けてくるクルトが、随分と取り乱しているように、そして焦っているように見えたからだ。
人目があることは一応確認しているようだが、誰かが聞き耳を立てていないとは限らない。にも関わらず、人払いもしていないようなこんなところでわたしの名前を呼び捨てにすること自体が、彼の動揺を示していた。
「どうかなさいましてクルト様、そのように慌てて」
「……! あ、いや、申し訳ない。急用がありまして」
わたしが顎をツンと反らして『悪役令嬢』らしく尋ねると、クルトも我に返ったのか、すぐに落ち着きを取り戻した。
しかしまだ顔色が悪い。改めて『零課のユリア』としてどうかしたのかと聞こうとすると、彼は声量を抑えて「緊急事態だ」と言った。
「このままではハインツ殿下が――第一王子が死ぬ」
ヒュ、と。
喉の奥から、声にならない悲鳴が漏れた。
ハインツ殿下が死ぬ、など。いきなりなんなんだ。
……一体、何がどうなっていると言うんだ。
「ついさっき、男子寮でハインツ殿下に会った。その時、偶然肩が彼の肩にぶつかったんだ。……そうしたら、視えたんだよ。未来が」
クルトの声が、僅かに――ほんの僅かにだが、震えている。
当然だ。この場面において第一王子が死ぬことが、何を意味するのか。それがわからなければ、零課に籍を置いておくことなどできない。
「……どんな未来が視えたの」
「俺が視たのはたった一瞬だ。倒れ伏すハインツ殿下の横で、涙を流すシャルロット嬢。殿下の死に方は……くそ、わからなかった。だが、このタイミングだ。間違いない、ハインツ殿下は近いうちに殺される……!」
「ッ、それは、まずいね……」
つまりは――『それ』こそがトリガーなのだろう。
第一王子派の旗頭は当然、ハインツ殿下だ。彼を失えば、王位継承権第一位は王弟エルンスト殿下ということになる。しかし陛下とエルンスト殿下が不仲なら、陛下は彼を立太子することを良しとしないはずだ。
……だからこその、クーデター。
第一王子が死に、直系王族が揺らいだところでウルリッヒ公爵率いる王弟派貴族が、すかさず反乱を起こす。公の私兵相手に不意を衝かれれば、国王陛下麾下の禁軍もどうなるかはわからない。
そこで、エルンスト殿下が陛下に立太子を迫れば――陛下も弟君を王太子にするほかなくなる。
「俺はこのことをすぐにボスに伝える。いつ訪れる未来かはわからないが、これはどう考えても俺たちだけで処理できる情報じゃない」
「わたしもそう思う。指示を仰いだ方がいい」
頷いてみせると、クルトも頷きを返し、それから一つ息をついた。
そして、わたしの顔を見ると、「だが、今やれることはやっておかなければならない」と静かに言った。
「ツーマンセルの部隊長として、お前に指示を出す。……今夜、動け」
「!」
その言葉の意味が、理解できないほど馬鹿になったつもりはない。
わたしは拳を強く握り込むと、しかしそれでも、真っ直ぐに視線を返した。
「――了解、リーダー」
わたしは、拳大の石が直撃した腕をおさえて蹲った。
職業柄痛みには慣れているが、それでも激痛は激痛だ。顔を顰め、袖を捲って患部を見ると、みるみるうちに腫れあがっていっているのがわかる。
(折れてるかも……)
油断した。もっと警戒していれば、落下物なんて負傷なしでどうにかできたのに。
情けない。こんなミス、クルトなら絶対にしないだろう。
「ユリア様、ユリア様っ、大丈夫ですか!」
「っ、ええ」
真っ青になって駆け寄ってきたシャルロットがわたしの腕の様子を見て、もっと顔色を悪くした。まごうことなく本気の動揺――ヒロインが、悪役令嬢を、本気で心配してくれている。
それがなんだか嬉しく思えてきてしまって、苦笑する。保身根性もここまで来れば賞賛ものかもしれない。
(それにしても、ユリア、こんな危ない攻撃を受けてたの?)
ぎり、と歯を食いしばって、すぐ横、校舎を見上げる。恐らく、この中の窓の一つから石は落とされたのだろう。そして怪我の具合からして、石が落とされたのは比較的低い階の窓からだ。そうでなければ、わたしの腕はもっと重傷になっていたはず。
……だが頭に受けていたら、死んでいたかもしれない。冗談では済まされない嫌がらせだ。
「ユリア様、これ、折れて……」
「……そうかもしれませんわね。でもまあ、仕方がないわ。シャルロットさん、怪我はない?」
しかし任務に支障が出るかもしれないのが困るな。
わたしは、腕や足が折られようがなんだろうが任務は遂行しますしできます、なんて平然と言ってのける諸先輩方とは違うのだ。さて、どうすべきか。
「っして……」
「え?」
「どうして、助けてくれるのですか? あの池の時も、今も……。だって、あなたは、ユリア様は、わたしは……」
「シャルロットさん?」
真っ青になって唇を震わせているシャルロットの背中に手を添える。
どうやら錯乱しているようだ。何かトラウマでも刺激してしまったのか、シャルロットはひどく怯えている様子だった。
「落ち着きなさいな。わたくしは大丈夫よ。それに、前にも言ったでしょう? こういうやり口は気に喰わないの、わたくし。それだけですわ」
シャルロットがゆるゆると顔を上げる。紙のように白い頬に、薔薇の瞳から零れ落ちた一粒の涙が伝った。
それを見て、わたしがぎょっとしたところで、不意にシャルロットが右手を掲げた。そして、そっとわたしの負傷した腕に触れる。羽根のような軽さで。
「『光あれ』」
一言。
彼女が小さく呟いた途端、触れられた箇所がじんわりと熱を持った。痛みによる熱ではない。もっと優しく、暖かで、清浄な光に包まれる感覚。
(これは――!?)
わたしが目を剝いたのと同時、シャルロットがわたしの腕から手を離した。そして、離された手から覗いた自分の腕を見て、わたしは大きく息を呑んだ。
腫れはすっかり引いていた。痛みもほとんどない。
「これ、って……」
「『治癒』の異能。……わたしの、秘密の力です」
わたしが言葉を続けるよりも先に、シャルロットがぽつりと言った。彼女は表情を強張らせたわたしを見て、眉尻を下げた。
「この力は学園では隠していなさい、と言われていたんです。異能を持っていると知られると利用されるって、昔からずっと言われてきたから……わたし、誰にもこの力を持っていること、言わないつもりでいました」
でも使っちゃいました、とシャルロットが小さく笑う。
わたしは半ば呆然としながら、すっかり治った自身の腕を見下ろす。……『治癒』の異能。これほどまでの力なら、確かに、利用しようとする人間は多いだろう。隠そうとするのは理解できる。
異能者は厚遇されるが、使い倒される。
現にクルトもそうだ――保護するという名目でスパイとして育てられ、今も身を粉にして働いている。
「……わたくしを治すために、自分を曲げてくださったのね」
腕をさする。痛みも完全になくなったそこは、石を受けて骨折したとは思えないほどに綺麗だ。
「ごめんなさい。そして、助けてくれてありがとう、シャルロットさん」
「……いいえ。いいえ、ユリア様」シャルロットは大きな薔薇の瞳をゆっくりと伏せ、ゆるゆると首を振った。「どうか謝らないで。わたしは……わたしこそ……」
彼女はそこまで言うと、口を閉ざした。
そして言葉の代わりとばかりに、眉尻を下げたまま、再び微笑んだ。
美しく可憐で、しかし、どこか儚げな笑み。
「ごめんなさい――ユリア様」
「……シャルロットさん?」
「怪我はもう大丈夫かと存じますが、念の為安静になさってくださいね」
微笑んだまま、シャルロットがゆっくりと立ち上がり、頭を下げる。
どうしてか、立ち去る彼女を追いかけることはできなかった。声を掛けることも、一緒に行こうと言うこともできたはずなのに――。
わたしは座り込んだまま、何を言うこともできずに、彼女の背中を見送った。
*
完全にシャルロットが見えなくなったところで、わたしはぼんやりとしながら立ち上がった。
(とりあえず、一旦女子寮に戻ろう……)
なんだか一気に、疲れてしまった。
帰ってゆっくりと情報の整理をしたい。治癒の異能のことも、クルトにだけは言っておかねばならないだろう。
「ユリア!」
「クルト……様?」
聞き慣れた相棒の声が耳に届き、ぎょっとする。ちょうど彼のことを考えていた時に、名前を呼ばれたからではない――こちらに駆けてくるクルトが、随分と取り乱しているように、そして焦っているように見えたからだ。
人目があることは一応確認しているようだが、誰かが聞き耳を立てていないとは限らない。にも関わらず、人払いもしていないようなこんなところでわたしの名前を呼び捨てにすること自体が、彼の動揺を示していた。
「どうかなさいましてクルト様、そのように慌てて」
「……! あ、いや、申し訳ない。急用がありまして」
わたしが顎をツンと反らして『悪役令嬢』らしく尋ねると、クルトも我に返ったのか、すぐに落ち着きを取り戻した。
しかしまだ顔色が悪い。改めて『零課のユリア』としてどうかしたのかと聞こうとすると、彼は声量を抑えて「緊急事態だ」と言った。
「このままではハインツ殿下が――第一王子が死ぬ」
ヒュ、と。
喉の奥から、声にならない悲鳴が漏れた。
ハインツ殿下が死ぬ、など。いきなりなんなんだ。
……一体、何がどうなっていると言うんだ。
「ついさっき、男子寮でハインツ殿下に会った。その時、偶然肩が彼の肩にぶつかったんだ。……そうしたら、視えたんだよ。未来が」
クルトの声が、僅かに――ほんの僅かにだが、震えている。
当然だ。この場面において第一王子が死ぬことが、何を意味するのか。それがわからなければ、零課に籍を置いておくことなどできない。
「……どんな未来が視えたの」
「俺が視たのはたった一瞬だ。倒れ伏すハインツ殿下の横で、涙を流すシャルロット嬢。殿下の死に方は……くそ、わからなかった。だが、このタイミングだ。間違いない、ハインツ殿下は近いうちに殺される……!」
「ッ、それは、まずいね……」
つまりは――『それ』こそがトリガーなのだろう。
第一王子派の旗頭は当然、ハインツ殿下だ。彼を失えば、王位継承権第一位は王弟エルンスト殿下ということになる。しかし陛下とエルンスト殿下が不仲なら、陛下は彼を立太子することを良しとしないはずだ。
……だからこその、クーデター。
第一王子が死に、直系王族が揺らいだところでウルリッヒ公爵率いる王弟派貴族が、すかさず反乱を起こす。公の私兵相手に不意を衝かれれば、国王陛下麾下の禁軍もどうなるかはわからない。
そこで、エルンスト殿下が陛下に立太子を迫れば――陛下も弟君を王太子にするほかなくなる。
「俺はこのことをすぐにボスに伝える。いつ訪れる未来かはわからないが、これはどう考えても俺たちだけで処理できる情報じゃない」
「わたしもそう思う。指示を仰いだ方がいい」
頷いてみせると、クルトも頷きを返し、それから一つ息をついた。
そして、わたしの顔を見ると、「だが、今やれることはやっておかなければならない」と静かに言った。
「ツーマンセルの部隊長として、お前に指示を出す。……今夜、動け」
「!」
その言葉の意味が、理解できないほど馬鹿になったつもりはない。
わたしは拳を強く握り込むと、しかしそれでも、真っ直ぐに視線を返した。
「――了解、リーダー」
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