忌み子は鬼になれるのか

お花見茶

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プロローグ

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 この世界には3つの大陸がある。1つはクリュード大陸。大陸の中で1番大きく、この世界の人口のほとんどが住んでいる。

 1つはリルルテス大陸。次に大きな大陸だ。人の中でも、獣人や魔族などの亜人が多く見られる大陸だ。

 そして最後が、ヘルトア大陸。大陸の中央には大きな森があり、大陸の大半をその森が占めている。

 3つの大陸は、1番下にクリュード大陸、その上の左側にヘルトア大陸、右側にリルルテス大陸がのっているような形であった。

 さて、ヘルトア大陸の中央にある森、名前をリステルの大森林という。そこから少し外れた場所に、ある森があった。リステルの大森林ほどではないが、結構な大きさの森だ。その森は古くから、ある村が管理しており、結界が貼ってあった。村の村長の一族は強力な魔法使いで、強い結界魔法を代々伝えていた。

 森は遥か昔、ある王家が所持していた場所だった。その森には、公にできない王族や重罪な罪を犯した王族を閉じ込めるための塔が建っていた。村は、その森の存在が知られないようにと送り込まれた、魔法使いの集落だったのだ。

 いつしかその森は存在を忘れられ、所持していた王家さえ場所を突き止めることができなくなった。しかし、それでも村は森を守り続けた。その理由を忘れてしまっても、ずっと。

 それから300年と経った今でも、森は結界がはられている。昔とは違う理由で……
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