55 / 124
第55話 2回戦
しおりを挟む
2回戦の相手は全身を甲冑で身を包んだ騎士3人だ。
――戦い方は1回戦と変わらない。起き攻めを狙って、後はひたすら横なぎだ。ただ、転ばせるのにはマウガンのパワーがいるし、今回はソーコルの炎が役に立たない。
Jの予告通りにJは2回戦を軽々と突破し、トーナメント決勝へと進出した。
そして決勝トーナメント、実況者の実況にも熱が入る。
「とうとうここまでやって来た!出場者24人8チーム!その頂点を決める戦いだー!まずはチャンピオン・チームマウガン!なんと此処までほぼ無傷での決勝進出だー!そしてそのチャンピオンに対するは!1回戦で仲間二人がやられるも、この男一人で決勝に勝ち上がった!このコロシアムでは初登場!西の砂漠の巨人・カローヴァ!身の丈4メートルを超すその巨体から繰り出される一撃はあらゆる鎧を打ち砕くぞー!さあ。両チームの入場だー!」
――相手チームの2人ってどうしたの?
――裏設定によると数合わせのザコだったらしい。
歓声を浴びながらJたちは闘技場内に入場する。そこに立ちはだかるは身の丈3メートルを超える巨人。頭部にはフルフェイスの鉄仮面を被り表情は見えない。上半身は裸で、下半身はボロボロになったズボンを穿いて前掛けを付けている。
――巨人タイプの戦い方は前に洞窟で戦ったサイバークロプスと同じく、懐に潜り込んで腹や膝を殴って頭を下げる。そして頭を殴ってダウン取って後は滅多打ちだ。モーションほとんど同じだしね。
「さぁ!試合ィイイイイイイ開始ィイイイイイイイ!」
決勝戦の試合開始のドラが鳴らされる。
Jはドラが鳴ると同時に巨人、カローヴァにダッシュする。カローヴァは持っている巨大な棍棒を横薙ぎで振り回すが、Jはこれを前転ローリングで躱し懐に潜り込む。Jは持っている大剣でカローヴァの腹部を横薙ぎに切り払う。Jの攻撃により頭部が下がったカローヴァに対し、Jはマウガンに指示を出す。
『ウガン!攻撃後、囮になれ!』
「承知!」
マウガンはカローヴァの頭部を木大剣で叩き伏せる。カローヴァは膝をつきダウン状態となるがすぐに立ち上がり、マウガンに棍棒による攻撃を叩きこむ。マウガンは左手に持つ大盾でそれをいなし、ダメージを回避する。マウガンは攻撃の合間に自分の大剣で持っている大盾を叩きカローヴァを挑発する。
「どうしたァ!カローヴァ!その体はウドの大木か!?俺は逃げない!存分に打ち合おうじゃないか!」
マウガンに対して敵意を露わにしているカローヴァの背中にJは膝裏、腰、後頭部に木大剣で切り払いを行う。それと同時に、ソーコルは炎魔法をカローヴァの胴体に連続で打ち込む。カローヴァの体力ゲージがどんどん減っていき、鎧に火もついて延焼ダメージがどんどん入っていく。だが、カローヴァはJ達に見向きもせず、マウガンの挑発に乗っている。
――マウガンは優秀なタンクだ。マウガンがいればほとんどの敵を一方的に殴れるようになる。
――今までも一方的だったじゃない。
――より簡単にね。出来るようになる。
カローヴァのライフが半分を切り、カローヴァは咆哮を上げる。
――ここからちと厄介だ。
カローヴァは地面を何度も殴りつけJ、マウガン、ソーコルに分け隔てなく棍棒のラッシュの雨を浴びせる。Jは攻撃を躱しマウガンやソーコルに攻撃しているタイミングでカローヴァに攻撃を浴びせる。が、カローヴァは攻撃を受けてもたじろぎもせず攻撃を受けたJの方向に向かって棍棒を振るう。Jはこれをしゃがんで躱し、バックステップで距離を取る。
『マウガン!攻撃だ!』
マウガンはカローヴァのがら空きになった背中に木大剣を突き刺そうとするが、カローヴァは暴れて周囲を見境なく破壊しようと暴れる。マウガンはとっさに盾を構えるが、縦にカローヴァの棍棒が当たった瞬間吹き飛ばされ、闘技場の壁に激突する。
「がはっ!」
マウガンのライフゲージが大きく減少する。マウガン囮になったタイミングで、Jはソーコルとともにカローヴァに攻撃を仕掛ける。が、カローヴァの攻撃がソーコルに直撃してしまう。
「ぐぅあッ!」
ソーコルは地面に叩き伏せられ、ライフゲージが赤点滅となり瀕死の状態だ。
――俺は全部の攻撃を回避できるけど、ソーコルとマウガンはそうはいかない。前にも言ったが、体力ゲージが尽きたりするとその場で一定まで回復を行うシステムで、その間は敵にターゲットされない。だから、ある意味、味方がやられてくれた方が戦いやすい。1対1の盤面に出来るからな。その方が戦いやすい。今回はカローヴァが縦振り攻撃をしてくれなかったから、ソーコルもマウガンもまだ動いてしまう。
――味方とは思えない発言ね。
Jはマウガンに走って移動するカローヴァに追従して、移動する。
カローヴァがマウガンに叩きつけのラッシュをかけ、盾のガードの上から打撃の雨を降らせる。その隙にJはカローヴァの背後を取り攻撃を浴びせる。マウガンのライフが徐々に減っていき、そして0となった。マウガンはその場でうずくまり、ライフを回復させるモーションに移る。
――よし、マウガンがダウンした。
――本当に味方とは思えないわね。
カローヴァは振り返りながらJに攻撃するが、Jはこれをバック宙がえりで躱す。そしてソーコルの場所に全力疾走して、カローヴァをおびき寄せる。カローヴァは突進しつつ回転しながら巨大棍棒を振り回す。Jは難なくその攻撃を躱すが、ソーコルに巨大棍棒が当たってしまう。
「ぐああああっ!」
――よし!ソーコルもダウンした!
――あなたは敵なの?
ソーコルはその場でうずくまりソーコルのライフが徐々に回復していく。カローヴァはJに向かって攻撃を繰り返すが、Jはこれを全て回避、もしくはパリングを行い被弾を回避する。カローヴァのライフは0に近い状態だが、Jはとどめを刺さない。
――なぜとどめを刺さないの?
――ソーコルとマウガンの回復を待ってるんだ。この後の戦闘の時に体力が万全の状態で挑みたいからな。
30秒ほどJは踊るようにカローヴァの攻撃を躱す。そしてマウガンが復活し、数秒の時間差でソーコルも立ち直った。
――じゃ、とどめだ。
Jはカローヴァの攻撃をパリングで受け流し、体勢が崩れたカローヴァに上段からの切り下ろし攻撃でカローヴァにとどめを刺した。カローヴァの体力ゲージが0となり、巨人は地面に頭部から崩れ落ちる。
「決着だぁあああああああああ!荒ぶる巨人を制したのは我らがチャンピオンチーム!チームマウガンがトーナメントの勝利者となったぞぉおおおおお!」
わっと歓声が上がる。
――戦い方は1回戦と変わらない。起き攻めを狙って、後はひたすら横なぎだ。ただ、転ばせるのにはマウガンのパワーがいるし、今回はソーコルの炎が役に立たない。
Jの予告通りにJは2回戦を軽々と突破し、トーナメント決勝へと進出した。
そして決勝トーナメント、実況者の実況にも熱が入る。
「とうとうここまでやって来た!出場者24人8チーム!その頂点を決める戦いだー!まずはチャンピオン・チームマウガン!なんと此処までほぼ無傷での決勝進出だー!そしてそのチャンピオンに対するは!1回戦で仲間二人がやられるも、この男一人で決勝に勝ち上がった!このコロシアムでは初登場!西の砂漠の巨人・カローヴァ!身の丈4メートルを超すその巨体から繰り出される一撃はあらゆる鎧を打ち砕くぞー!さあ。両チームの入場だー!」
――相手チームの2人ってどうしたの?
――裏設定によると数合わせのザコだったらしい。
歓声を浴びながらJたちは闘技場内に入場する。そこに立ちはだかるは身の丈3メートルを超える巨人。頭部にはフルフェイスの鉄仮面を被り表情は見えない。上半身は裸で、下半身はボロボロになったズボンを穿いて前掛けを付けている。
――巨人タイプの戦い方は前に洞窟で戦ったサイバークロプスと同じく、懐に潜り込んで腹や膝を殴って頭を下げる。そして頭を殴ってダウン取って後は滅多打ちだ。モーションほとんど同じだしね。
「さぁ!試合ィイイイイイイ開始ィイイイイイイイ!」
決勝戦の試合開始のドラが鳴らされる。
Jはドラが鳴ると同時に巨人、カローヴァにダッシュする。カローヴァは持っている巨大な棍棒を横薙ぎで振り回すが、Jはこれを前転ローリングで躱し懐に潜り込む。Jは持っている大剣でカローヴァの腹部を横薙ぎに切り払う。Jの攻撃により頭部が下がったカローヴァに対し、Jはマウガンに指示を出す。
『ウガン!攻撃後、囮になれ!』
「承知!」
マウガンはカローヴァの頭部を木大剣で叩き伏せる。カローヴァは膝をつきダウン状態となるがすぐに立ち上がり、マウガンに棍棒による攻撃を叩きこむ。マウガンは左手に持つ大盾でそれをいなし、ダメージを回避する。マウガンは攻撃の合間に自分の大剣で持っている大盾を叩きカローヴァを挑発する。
「どうしたァ!カローヴァ!その体はウドの大木か!?俺は逃げない!存分に打ち合おうじゃないか!」
マウガンに対して敵意を露わにしているカローヴァの背中にJは膝裏、腰、後頭部に木大剣で切り払いを行う。それと同時に、ソーコルは炎魔法をカローヴァの胴体に連続で打ち込む。カローヴァの体力ゲージがどんどん減っていき、鎧に火もついて延焼ダメージがどんどん入っていく。だが、カローヴァはJ達に見向きもせず、マウガンの挑発に乗っている。
――マウガンは優秀なタンクだ。マウガンがいればほとんどの敵を一方的に殴れるようになる。
――今までも一方的だったじゃない。
――より簡単にね。出来るようになる。
カローヴァのライフが半分を切り、カローヴァは咆哮を上げる。
――ここからちと厄介だ。
カローヴァは地面を何度も殴りつけJ、マウガン、ソーコルに分け隔てなく棍棒のラッシュの雨を浴びせる。Jは攻撃を躱しマウガンやソーコルに攻撃しているタイミングでカローヴァに攻撃を浴びせる。が、カローヴァは攻撃を受けてもたじろぎもせず攻撃を受けたJの方向に向かって棍棒を振るう。Jはこれをしゃがんで躱し、バックステップで距離を取る。
『マウガン!攻撃だ!』
マウガンはカローヴァのがら空きになった背中に木大剣を突き刺そうとするが、カローヴァは暴れて周囲を見境なく破壊しようと暴れる。マウガンはとっさに盾を構えるが、縦にカローヴァの棍棒が当たった瞬間吹き飛ばされ、闘技場の壁に激突する。
「がはっ!」
マウガンのライフゲージが大きく減少する。マウガン囮になったタイミングで、Jはソーコルとともにカローヴァに攻撃を仕掛ける。が、カローヴァの攻撃がソーコルに直撃してしまう。
「ぐぅあッ!」
ソーコルは地面に叩き伏せられ、ライフゲージが赤点滅となり瀕死の状態だ。
――俺は全部の攻撃を回避できるけど、ソーコルとマウガンはそうはいかない。前にも言ったが、体力ゲージが尽きたりするとその場で一定まで回復を行うシステムで、その間は敵にターゲットされない。だから、ある意味、味方がやられてくれた方が戦いやすい。1対1の盤面に出来るからな。その方が戦いやすい。今回はカローヴァが縦振り攻撃をしてくれなかったから、ソーコルもマウガンもまだ動いてしまう。
――味方とは思えない発言ね。
Jはマウガンに走って移動するカローヴァに追従して、移動する。
カローヴァがマウガンに叩きつけのラッシュをかけ、盾のガードの上から打撃の雨を降らせる。その隙にJはカローヴァの背後を取り攻撃を浴びせる。マウガンのライフが徐々に減っていき、そして0となった。マウガンはその場でうずくまり、ライフを回復させるモーションに移る。
――よし、マウガンがダウンした。
――本当に味方とは思えないわね。
カローヴァは振り返りながらJに攻撃するが、Jはこれをバック宙がえりで躱す。そしてソーコルの場所に全力疾走して、カローヴァをおびき寄せる。カローヴァは突進しつつ回転しながら巨大棍棒を振り回す。Jは難なくその攻撃を躱すが、ソーコルに巨大棍棒が当たってしまう。
「ぐああああっ!」
――よし!ソーコルもダウンした!
――あなたは敵なの?
ソーコルはその場でうずくまりソーコルのライフが徐々に回復していく。カローヴァはJに向かって攻撃を繰り返すが、Jはこれを全て回避、もしくはパリングを行い被弾を回避する。カローヴァのライフは0に近い状態だが、Jはとどめを刺さない。
――なぜとどめを刺さないの?
――ソーコルとマウガンの回復を待ってるんだ。この後の戦闘の時に体力が万全の状態で挑みたいからな。
30秒ほどJは踊るようにカローヴァの攻撃を躱す。そしてマウガンが復活し、数秒の時間差でソーコルも立ち直った。
――じゃ、とどめだ。
Jはカローヴァの攻撃をパリングで受け流し、体勢が崩れたカローヴァに上段からの切り下ろし攻撃でカローヴァにとどめを刺した。カローヴァの体力ゲージが0となり、巨人は地面に頭部から崩れ落ちる。
「決着だぁあああああああああ!荒ぶる巨人を制したのは我らがチャンピオンチーム!チームマウガンがトーナメントの勝利者となったぞぉおおおおお!」
わっと歓声が上がる。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
異世界サバイバルゲーム 〜転移先はエアガンが最強魔道具でした〜
九尾の猫
ファンタジー
サバイバルゲームとアウトドアが趣味の主人公が、異世界でサバゲを楽しみます!
って感じで始めたのですが、どうやら王道異世界ファンタジーになりそうです。
ある春の夜、季節外れの霧に包まれた和也は、自分の持ち家と一緒に異世界に転移した。
転移初日からゴブリンの群れが襲来する。
和也はどうやって生き残るのだろうか。
クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました
髙橋ルイ
ファンタジー
「クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました」
気がつけば、クラスごと異世界に転移していた――。
しかし俺のステータスは“雑魚”と判定され、クラスメイトからは置き去りにされる。
「どうせ役立たずだろ」と笑われ、迫害され、孤独になった俺。
だが……一人きりになったとき、俺は気づく。
唯一与えられた“使役スキル”が 異常すぎる力 を秘めていることに。
出会った人間も、魔物も、精霊すら――すべて俺の配下になってしまう。
雑魚と蔑まれたはずの俺は、気づけば誰よりも強大な軍勢を率いる存在へ。
これは、クラスで孤立していた少年が「異常な使役スキル」で異世界を歩む物語。
裏切ったクラスメイトを見返すのか、それとも新たな仲間とスローライフを選ぶのか――
運命を決めるのは、すべて“使役”の先にある。
毎朝7時更新中です。⭐お気に入りで応援いただけると励みになります!
期間限定で10時と17時と21時も投稿予定
※表紙のイラストはAIによるイメージです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる