77 / 124
第77話 潜入ヴォルクルプス城
しおりを挟む
――ここから操作パート
「さて、まずはここから脱出しないとね。手かせが邪魔だわ。シェロに習った鍵開けが使えるかしら……道具は……」
ウィレナはベッドから立ち上がる。その両手は拘束されたままでこのままでは脱出できない。机の上にある万年筆を分解し、中の金属片を取り出す。そしてそれを右手に持ち、手首を捻り手かせの鍵穴に突っ込んだ。そしてガチャガチャと鍵穴をほじくるとガチャリという開錠音とともにベッドの上に手かせが落ちる。
「まず、ここがどこなのか確認しないと……」
ウィレナは窓際に移動し、窓を開け自分が今城の上部にいることを確認すると、カーテンをカーテンレールから引きはがした。そのカーテンを2枚ねじり縄状に形を形成すると、落下防止用の手すりにそのカーテン縄を結び付け、それをたどり下へ下りていく。
「この高さ……落ちたら死んじゃうわね……」
ウィレナは縄をしっかりと掴み周囲を見渡す。城のすぐ横に広がる城下町から視線を足元に移していく。すると1台の馬車が左右を馬型ケッツァー乗った兵士によって護衛され城門をくぐって来た。
――アレ、俺ら。あのときに視線をこっちに移すとウィレナが脱出してる姿が見える。
――そうなの、見ておけばよかったわ。
ウィレナは足元に視線を移す。そこは、城の雨どいが城門側に伸びており、そこに手をかけられるように縄をブランコのように反動をつけて雨どいへ飛んだ。ガシッと雨どいを掴み、落下を防ぐ。そして飛び出た煉瓦を掴む。掴んだ煉瓦から手を放し、その下の飛び出た煉瓦に両手でつかむ。パルクールの如くウィレナは壁を下っていく。そして通路の横の窓の手すりに手をかける。すると、窓の向こう側から声が聞こえた来た。
「あ、メイド長、お疲れ様です。」
「はい、ご苦労様。」
「荷物の受け取りですか?」
「ええ、商人の馬車が見えたので。ところで、捕まえた旅団3人は離れの塔に幽閉してあります。危険ですので近づかないように。」
「はい。分かりましたメイド長。」
――ここでウィレナはタラサ達がどこにいるか知るのね。
――何も知らずに目的地に行ったらエスパーだからな。
「そういえば、あなた、新しいメイド服を部屋に届けておいたわよ。着替えてきなさい。」
「ありがとうございます。メイド長。」
メイドはメイド長へ会釈しメイド長が来た方向へ移動する。ウィレナはそのメイドを窓の向こう側に視覚で捉えつつ後を追う。
「メイド服……手に入れられれば場内を自由に動けそうね。」
――ここでメイド服を手に入れるのね。
――さすがに下着オンリーで王城歩くのはまずいしな
――誰がさせているというのかしら?
ウィレナは窓の支柱に手をかけ上へと駆け上がり、雨どいを掴み股の間からメイドを見ながら奥へと移動していく。メイドは塔の螺旋階段を降り、掃除していた階の一つ下の自室へと歩を進める。ウィレナはそれを飛び出た煉瓦や出窓の出っ張りを伝い城の外から追跡する。出窓には小鳥が巣をつくっており、壊さないように注意しながら下へ降りていく。
――小鳥の巣を壊してしまうと正ゲージが下がる。
――不可抗力では?
メイドが自身の自室に入るのを通路の窓の外側にぶら下がりながら懸垂式にウィレナは確認する。そして入ったメイドが出てくるが、見栄えはあまり変わらない。そのメイドは独り言を呟いた。
「うーん。おろしたての服はやっぱり少し硬いな。今まで着てたのは、後で処分すればいっか。」
メイドはそのまま来た道を引き返し階段を登っていく。ウィレナは窓を外から引き上げ、頭から王城内通路に侵入した。ぐるんと体を回転させ落下の衝撃を吸収するように受け身を取り、すぐに起き上がり周囲を確認する。どうやら、この通路には警備兵やメイドはいないようだった。ウィレナはメイドが出てきた部屋に足を踏み入れる。そこは相部屋になっており、ベッドが二つに机が2台、ロッカーが左右に備え付けてある。ウィレナは右側のロッカーを開き中にあるメイド服を取り着替える。着替えるとは言ってもそのままメイド服を着るだけだ。またほかに外出用の外套を取りフードを目深に被り、他の人から見え顔が見えないようにした。メイド服を着ているとはいえ、知らない顔が場内をうろついていたら不審者として仲間を呼ばれてしまうかもしれない。ウィレナはそう考え、外套を被ったのだった。
そうして、ウィレナはメイド服姿になり離れの塔にやって来たのだった。
――ここから俺操作パート。
ウィレナの話を聞いてタラサが憤慨する。水滴滴る離れの塔の地下牢獄、J,ウィレナ、ロージナ、タラサ、マウガン、シェロ、カルトゥムの6人と1匹は互いに向かい合うように円をかこんで話し合っている。
「あたし達蛮族じゃないもん!それに魔力だって吸わないし!」
「魔力を吸うかどうかはともかくとして、僕たちが樹上世界の魔力に影響されたのは事実だ。そういった事実が湾曲して伝承としてこの世界では教唆されているのかもしれないね。」
「それに、私達を運んだ兵士たちが何の影響も受けずに当たり前のように運んでいたとなると、少なくとも下層世界の人間は魔力を吸うことはありえないと言うことがいえるでしょう。」
「それでみんな、この後のことなんだけど……」
ウィレナは皆に提案する。
「ヴォルクルプスに会ってみたいの。」
「確かに、この国のことを最もよく知っている人のはずだ。それにシスネの言うにはJに興味があるらしいしね。僕は賛成だ。Jについて何か知っていることがあるかもしれない。」
「私はウィレナ様のお望みのままに。」
「ありがとう、シェロ、マウガン。」
「あたしもオッケーだよ。でも大丈夫?私達捕まらない?」
「タラサちゃん、シェロ君、マウガン君はドールハウスに入っておけばいいんじゃないかな?」
「そうね、3人の安全を保障できれば、出てきてもいいんだけど……」
「それにどうしてあたし達が樹上世界に来たことが知られていたかも謎だし。Jはどう思う?」
① 『ヴォルクルプスに会いに行こう』
② 『やめた方がいい』
③ 『危険だが行く価値はある』
④ 『なぜ俺に興味が……?』
Jは①番目の選択肢を選んだ。
『ヴォルクルプスに会いに行こう』
「そうね、決まりだわ。私とJ,ロージナでこの姿のまま王の間へ向かいましょう。タラサ達はカルトゥムのドールハウスへ入っていて頂戴。」
「了解だよ。」
ウィレナは再びフードを被りなおし、Jとロージナは兜を被り立ち上がった。
「私は顔が完全に隠れてるわけじゃないから、二人が先行して壁になってくれる?」
「いいよ。私の後ろに隠れてなさい。ウィレナ姫はこの騎士、ロージナが守り切って見せましょう。」
Jとロージナでウィレナの顔が隠れるように正面を歩き、ウィレナはその二人の後を付いていくように離れの塔を登っていく。その後ろにカルトゥムが浮遊している。
――ずっと気になってたんだけどカルトゥムは認識されないの?
――そこは不思議パワーで見えなくなってるんじゃないかな……
J、ウィレナ、ロージナの3人は王城の奥へと進んでいく。王城はレーヴェリオンの城よりも入り組んだ構成になっており、王城には各地に城内の見取り図が展示されている。もちろん、Jは城内の地図など無しに、城の中をすいすいと進んでいく。メイドや兵士とすれ違う際には、ウィレナの盾になるように身を張って視線を遮った。螺旋階段を登り、縦長の通路を渡り道中の階段を右、左と開けていき、途中、高い天井の回廊や教会、講堂のような場所を横切りいつしか目の前には巨大な扉が鎮座している廊下までやって来た。その扉の前には兵士やメイドはおらず、ウィレナ達3人と1匹が扉に向かて佇んでいる。
――ここの王様は毎回こんな長い経路を通って王の間に来ているのかしら。
――そこはワープホールとか使ってるんじゃない?もしくは魔法とか。
「いよいよヴォルクルプスとの御対面ね。みんな、準備は出来てるかしら?」
「私は大丈夫。いつでも行けるよ!」
「僕はいつでも準備万端だメェ!」
Jはメニューを開き、ウィレナのメイド服、自身とロージナの鎧をはぎ取り、ドールハウスのクローゼットへとしまう。
そして目の前にある大扉をギギギッと開く。ウィレナとロージナはJの後に続き中に入る。
「さて、まずはここから脱出しないとね。手かせが邪魔だわ。シェロに習った鍵開けが使えるかしら……道具は……」
ウィレナはベッドから立ち上がる。その両手は拘束されたままでこのままでは脱出できない。机の上にある万年筆を分解し、中の金属片を取り出す。そしてそれを右手に持ち、手首を捻り手かせの鍵穴に突っ込んだ。そしてガチャガチャと鍵穴をほじくるとガチャリという開錠音とともにベッドの上に手かせが落ちる。
「まず、ここがどこなのか確認しないと……」
ウィレナは窓際に移動し、窓を開け自分が今城の上部にいることを確認すると、カーテンをカーテンレールから引きはがした。そのカーテンを2枚ねじり縄状に形を形成すると、落下防止用の手すりにそのカーテン縄を結び付け、それをたどり下へ下りていく。
「この高さ……落ちたら死んじゃうわね……」
ウィレナは縄をしっかりと掴み周囲を見渡す。城のすぐ横に広がる城下町から視線を足元に移していく。すると1台の馬車が左右を馬型ケッツァー乗った兵士によって護衛され城門をくぐって来た。
――アレ、俺ら。あのときに視線をこっちに移すとウィレナが脱出してる姿が見える。
――そうなの、見ておけばよかったわ。
ウィレナは足元に視線を移す。そこは、城の雨どいが城門側に伸びており、そこに手をかけられるように縄をブランコのように反動をつけて雨どいへ飛んだ。ガシッと雨どいを掴み、落下を防ぐ。そして飛び出た煉瓦を掴む。掴んだ煉瓦から手を放し、その下の飛び出た煉瓦に両手でつかむ。パルクールの如くウィレナは壁を下っていく。そして通路の横の窓の手すりに手をかける。すると、窓の向こう側から声が聞こえた来た。
「あ、メイド長、お疲れ様です。」
「はい、ご苦労様。」
「荷物の受け取りですか?」
「ええ、商人の馬車が見えたので。ところで、捕まえた旅団3人は離れの塔に幽閉してあります。危険ですので近づかないように。」
「はい。分かりましたメイド長。」
――ここでウィレナはタラサ達がどこにいるか知るのね。
――何も知らずに目的地に行ったらエスパーだからな。
「そういえば、あなた、新しいメイド服を部屋に届けておいたわよ。着替えてきなさい。」
「ありがとうございます。メイド長。」
メイドはメイド長へ会釈しメイド長が来た方向へ移動する。ウィレナはそのメイドを窓の向こう側に視覚で捉えつつ後を追う。
「メイド服……手に入れられれば場内を自由に動けそうね。」
――ここでメイド服を手に入れるのね。
――さすがに下着オンリーで王城歩くのはまずいしな
――誰がさせているというのかしら?
ウィレナは窓の支柱に手をかけ上へと駆け上がり、雨どいを掴み股の間からメイドを見ながら奥へと移動していく。メイドは塔の螺旋階段を降り、掃除していた階の一つ下の自室へと歩を進める。ウィレナはそれを飛び出た煉瓦や出窓の出っ張りを伝い城の外から追跡する。出窓には小鳥が巣をつくっており、壊さないように注意しながら下へ降りていく。
――小鳥の巣を壊してしまうと正ゲージが下がる。
――不可抗力では?
メイドが自身の自室に入るのを通路の窓の外側にぶら下がりながら懸垂式にウィレナは確認する。そして入ったメイドが出てくるが、見栄えはあまり変わらない。そのメイドは独り言を呟いた。
「うーん。おろしたての服はやっぱり少し硬いな。今まで着てたのは、後で処分すればいっか。」
メイドはそのまま来た道を引き返し階段を登っていく。ウィレナは窓を外から引き上げ、頭から王城内通路に侵入した。ぐるんと体を回転させ落下の衝撃を吸収するように受け身を取り、すぐに起き上がり周囲を確認する。どうやら、この通路には警備兵やメイドはいないようだった。ウィレナはメイドが出てきた部屋に足を踏み入れる。そこは相部屋になっており、ベッドが二つに机が2台、ロッカーが左右に備え付けてある。ウィレナは右側のロッカーを開き中にあるメイド服を取り着替える。着替えるとは言ってもそのままメイド服を着るだけだ。またほかに外出用の外套を取りフードを目深に被り、他の人から見え顔が見えないようにした。メイド服を着ているとはいえ、知らない顔が場内をうろついていたら不審者として仲間を呼ばれてしまうかもしれない。ウィレナはそう考え、外套を被ったのだった。
そうして、ウィレナはメイド服姿になり離れの塔にやって来たのだった。
――ここから俺操作パート。
ウィレナの話を聞いてタラサが憤慨する。水滴滴る離れの塔の地下牢獄、J,ウィレナ、ロージナ、タラサ、マウガン、シェロ、カルトゥムの6人と1匹は互いに向かい合うように円をかこんで話し合っている。
「あたし達蛮族じゃないもん!それに魔力だって吸わないし!」
「魔力を吸うかどうかはともかくとして、僕たちが樹上世界の魔力に影響されたのは事実だ。そういった事実が湾曲して伝承としてこの世界では教唆されているのかもしれないね。」
「それに、私達を運んだ兵士たちが何の影響も受けずに当たり前のように運んでいたとなると、少なくとも下層世界の人間は魔力を吸うことはありえないと言うことがいえるでしょう。」
「それでみんな、この後のことなんだけど……」
ウィレナは皆に提案する。
「ヴォルクルプスに会ってみたいの。」
「確かに、この国のことを最もよく知っている人のはずだ。それにシスネの言うにはJに興味があるらしいしね。僕は賛成だ。Jについて何か知っていることがあるかもしれない。」
「私はウィレナ様のお望みのままに。」
「ありがとう、シェロ、マウガン。」
「あたしもオッケーだよ。でも大丈夫?私達捕まらない?」
「タラサちゃん、シェロ君、マウガン君はドールハウスに入っておけばいいんじゃないかな?」
「そうね、3人の安全を保障できれば、出てきてもいいんだけど……」
「それにどうしてあたし達が樹上世界に来たことが知られていたかも謎だし。Jはどう思う?」
① 『ヴォルクルプスに会いに行こう』
② 『やめた方がいい』
③ 『危険だが行く価値はある』
④ 『なぜ俺に興味が……?』
Jは①番目の選択肢を選んだ。
『ヴォルクルプスに会いに行こう』
「そうね、決まりだわ。私とJ,ロージナでこの姿のまま王の間へ向かいましょう。タラサ達はカルトゥムのドールハウスへ入っていて頂戴。」
「了解だよ。」
ウィレナは再びフードを被りなおし、Jとロージナは兜を被り立ち上がった。
「私は顔が完全に隠れてるわけじゃないから、二人が先行して壁になってくれる?」
「いいよ。私の後ろに隠れてなさい。ウィレナ姫はこの騎士、ロージナが守り切って見せましょう。」
Jとロージナでウィレナの顔が隠れるように正面を歩き、ウィレナはその二人の後を付いていくように離れの塔を登っていく。その後ろにカルトゥムが浮遊している。
――ずっと気になってたんだけどカルトゥムは認識されないの?
――そこは不思議パワーで見えなくなってるんじゃないかな……
J、ウィレナ、ロージナの3人は王城の奥へと進んでいく。王城はレーヴェリオンの城よりも入り組んだ構成になっており、王城には各地に城内の見取り図が展示されている。もちろん、Jは城内の地図など無しに、城の中をすいすいと進んでいく。メイドや兵士とすれ違う際には、ウィレナの盾になるように身を張って視線を遮った。螺旋階段を登り、縦長の通路を渡り道中の階段を右、左と開けていき、途中、高い天井の回廊や教会、講堂のような場所を横切りいつしか目の前には巨大な扉が鎮座している廊下までやって来た。その扉の前には兵士やメイドはおらず、ウィレナ達3人と1匹が扉に向かて佇んでいる。
――ここの王様は毎回こんな長い経路を通って王の間に来ているのかしら。
――そこはワープホールとか使ってるんじゃない?もしくは魔法とか。
「いよいよヴォルクルプスとの御対面ね。みんな、準備は出来てるかしら?」
「私は大丈夫。いつでも行けるよ!」
「僕はいつでも準備万端だメェ!」
Jはメニューを開き、ウィレナのメイド服、自身とロージナの鎧をはぎ取り、ドールハウスのクローゼットへとしまう。
そして目の前にある大扉をギギギッと開く。ウィレナとロージナはJの後に続き中に入る。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
異世界サバイバルゲーム 〜転移先はエアガンが最強魔道具でした〜
九尾の猫
ファンタジー
サバイバルゲームとアウトドアが趣味の主人公が、異世界でサバゲを楽しみます!
って感じで始めたのですが、どうやら王道異世界ファンタジーになりそうです。
ある春の夜、季節外れの霧に包まれた和也は、自分の持ち家と一緒に異世界に転移した。
転移初日からゴブリンの群れが襲来する。
和也はどうやって生き残るのだろうか。
クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました
髙橋ルイ
ファンタジー
「クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました」
気がつけば、クラスごと異世界に転移していた――。
しかし俺のステータスは“雑魚”と判定され、クラスメイトからは置き去りにされる。
「どうせ役立たずだろ」と笑われ、迫害され、孤独になった俺。
だが……一人きりになったとき、俺は気づく。
唯一与えられた“使役スキル”が 異常すぎる力 を秘めていることに。
出会った人間も、魔物も、精霊すら――すべて俺の配下になってしまう。
雑魚と蔑まれたはずの俺は、気づけば誰よりも強大な軍勢を率いる存在へ。
これは、クラスで孤立していた少年が「異常な使役スキル」で異世界を歩む物語。
裏切ったクラスメイトを見返すのか、それとも新たな仲間とスローライフを選ぶのか――
運命を決めるのは、すべて“使役”の先にある。
毎朝7時更新中です。⭐お気に入りで応援いただけると励みになります!
期間限定で10時と17時と21時も投稿予定
※表紙のイラストはAIによるイメージです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる