80 / 124
第80話 VSシンミャ
しおりを挟む
『なんだ?』
「レーヴェリオンを……」
その刹那、ヴォルクルプス王の背後のステンドグラスが割れ、一筋の光線がヴォルクルプスの胸部を背後から貫いた。Jたちはステンドグラスが割れた際の光で目をくらませる。
「!?」
「ごふっ!」
ヴォルクルプスは吐血する。その背後に二つの人影が飛来する。
「樹上世界において我が感知を躱すとは……レーヴェリオンめ……ここまで力を……!」
「あっれー?まさか今の一撃でやられちゃうんですかー?ねぇ?ヴォルクルプス様?」
「挑発はよせ。ティグリス。お前の悪い癖だ。」
「シンミャ、なんだい?僕に喧嘩売ってる?」
ティグリスと呼ばれた小さな人影、まるで人間の少年のようだが、大きなたれ耳に角を生やしたその姿は、魔人族のようだった。人間の少年の服を着ているが、放つオーラは歴戦の勇士を軽くしのぐ。
ティグリスは前のめりになったヴォルクルプスの髪を掴み引き上げ顔を近づける。
もう一方のシンミャと呼ばれた女も頭部に角とたれ耳を持ち、目を引くは頭部より大きなその豊満な胸部を揺らしながら玉座の階段を下りてくる。その姿は下層で戦ったレーヴェリオンを彷彿とさせる佇まいと服装だ。その背には身の丈を超える巨大剣を背負っている。
「いやあああああああああああああああ!父王様!お父様!」
シスネは泣き叫び隣にいるヴォルクルプスに近づき自らの父に声をかける。
「シスネや、樹上世界の王女ともあろう者が大声を出すではない。」
「あれ?王サマ、まだ喋れるんだ。」
ティグリスは持ち上げた腕をパッとはなし、手刀にてヴォルクルプスの首を切り落とした。
「――――――――――――――ッ!!」
ヴォルクルプスの切断された首からシャワーのように血が噴き出す。シスネはその光景を見て気絶した。
「じゃあボクは首を持ち帰るから。シンミャ。時間稼ぎよろしく♪」
ティグリスはヴォルクルプスの髪を腰に巻いたベルトに巻き付ける首を腰からぶら下げると、踵を返し割れたステンドグラスに向かってジャンプする。
「待ちなさい!」
ウィレナ達は状況が理解できずにいたが、とっさにティグリスを制止しようと声をかける。
「ここから先へは行かせない。」
シンミャは巨大剣を右手で軽々と肩に乗せ、前傾姿勢でいつでも振り下ろせるように構える。左手の掌をJたちの方に向け「ここで止まれ」と制している。
「よく分からないけど、首を取り返した方がよさそうだね。J。」
Jはタラサとシェロにドールハウスに入るように指示を出し、ハンマーを下段に構える。
『武器を構えろ、戦闘だ。』
――ちなみに邪ゲージをためた魔族ルートだと、シンミャとティグリスがここで仲間になる。
――そっちの方がよくない?
――魔族ルートだとここで味方全員が敵対するし、魔族ルートはここからが長いルートになるから100%RTA以外で走ることはないかな。
――皆敵になっちゃうんだ。
シンミャの頭上に体力ゲージが表示される。
シンミャは一足飛びでJ達に近づき横薙ぎ一線を繰り出す。Jはそれを前転ローリングの無敵時間ですり抜けウィレナはバックステップですり抜け回避、マウガンは巨大剣でガード、ロージナは前方ステップの無敵時間で躱す。
――回避行動の無敵時間ですり抜けて躱すのはどのキャラも一緒なのね。
――魔法がある世界だし、この世界の常識なんだろう。
――一時停止で体を貫通してはしゃいでたのが懐かしいわ。
――はしゃいでったっけ?
Jはシンミャの体にターゲットを合わせ、反時計回りに移動しながらハンマーで攻撃を咥えていく。シンミャは攻撃を受けてもひるむことなく、右手の大剣を振り回して攻撃を仕掛ける。
――右手に武器を持っている敵は反時計回りで、左手に持ってる場合は時計回りに移動しながら攻撃すると比較的楽に倒せる。
Jはハンマーでシンミャの尻を叩きあげるように小突く。
――セクハラ。
――戦略と言ってほしいですね!?
シンミャはくるっとスケートのアクセルのように体を回転させながら切りつける、Jはそれをパリィを行いシンミャの体勢を崩す。そしてがら空きになった胴にパイルバンカーをあてがい、射出する。シンミャにダメージが入り10パーセントのライフが減少する。
「ぐっ……やるじゃないか……!」
シンミャは胴を抑え後方にたじろぐ。Jはパイルバンカーを再装填し、バックステップで距離を取る。
『ウィレナ、魔法で牽制しろ!』
「了解!」
ウィレナは納刀し呪文を唱え始める。
「王家に伝わる斬撃の共鳴、瞬き、きらめきの残光、その根源を成す刹那の振動、受けて見よ!ヴォラルネイル!」
ウィレナは呪文とともに居合の如く抜刀しその刀身を朱く発光させる。そしてウィレナがその場から消えたと思うと、次の瞬間、シンミャを中心に反対側にウィレナが出現し、ウィレナの元居た個所と直線でつなぐ経路の空間が揺らぎ、光の斬撃がシンミャを襲った。
「この攻撃は……!」
シンミャの体力ゲージが10パーセントほど減少する。
『マウガン、ロージナ、攻撃を合わせろ!』
マウガンとロージナに指示を出し、マウガンは巨大剣を振りかざしシンミャを切り上げる。ロージナは宙に浮いたシンミャにウィップロープではたき攻撃を行い追撃を行う。
シンミャは起き上がりJに向かって走りながら呪文を唱える。
「炎獄の業火よ、飛来し、切り裂き、その罪を焼き尽くせ。フラムパニッシュメント!」
シンミャは自身の足元に左手を置き、その左手を中心に魔法陣が展開され、その魔法陣範囲内のJ達の足元から炎の柱が吹き溢れる。Jはその炎を前方ローリングで躱し、シンミャに隣接する。マウガンは巨大剣を盾代わりにし、炎を防ぐが、ウィレナとロージナは炎熱ダメージを負ってしまう。
――仲間キャラ回復しないの?
――ライフが0になっても死にはしないし、0になったら勝手にある程度までリジェネするから回復しない。というか回復薬もってないしな。
――鬼畜ね。
――合理的と呼んでほしいなぁ……
Jはシンミャに近づきシンミャに向かってパイルバンカーを打ち込む。
――この攻撃はシンミャにダメージが行かないようにシンミャの周りだけ炎が出ないようになってる。だから、あえて近づいた方が危険が少ない。
「ぐぁっ!」
シンミャに再びJのパイルバンカーが撃ち込まれ、体力ゲージが減少する。シンミャは吹き飛び、自身はなった炎に焼かれる。Jはそのままシンミャが作った安全地帯でハンマー攻撃を溜め、炎の柱がなくなったタイミングでシンミャにハンマーを振り下ろした。またしてもシンミャは吹き飛び体力ゲージを減少させる。シンミャは体勢を整えJに向かって巨大剣の連撃を叩きこむ。が、Jはそれをリズムよく全てパリィを行い最後の一撃の巨大剣を大きく打ち払いシンミャの体勢を崩す。そしてJは自信を軸にハンマーを回転させ殴打の連撃をお見舞いする。シンミャはノックバックし攻撃に移ることが出来ない。
『マウガン!ロージナ!ウィレナ!攻撃だ!』
Jの合図で全員でシンミャに攻撃を仕掛け、シンミャの体力ゲージは一気に削られる。
そしてシンミャの体力ゲージが20パーセントを切ったところで、シンミャは大きく後ろに飛んで玉座の階段の上に立ち、口元の血をぬぐう。
「これが我が王に歯向かうものの力と言うわけか。いいだろう。認めてやる。」
その時、騒ぎを聞きつけた城の兵たちがドカドカと王の間に入って来た。
「何事か!」
「うん……うぅ……!」
騒音によってシスネが目覚める。
「レーヴェリオンを……」
その刹那、ヴォルクルプス王の背後のステンドグラスが割れ、一筋の光線がヴォルクルプスの胸部を背後から貫いた。Jたちはステンドグラスが割れた際の光で目をくらませる。
「!?」
「ごふっ!」
ヴォルクルプスは吐血する。その背後に二つの人影が飛来する。
「樹上世界において我が感知を躱すとは……レーヴェリオンめ……ここまで力を……!」
「あっれー?まさか今の一撃でやられちゃうんですかー?ねぇ?ヴォルクルプス様?」
「挑発はよせ。ティグリス。お前の悪い癖だ。」
「シンミャ、なんだい?僕に喧嘩売ってる?」
ティグリスと呼ばれた小さな人影、まるで人間の少年のようだが、大きなたれ耳に角を生やしたその姿は、魔人族のようだった。人間の少年の服を着ているが、放つオーラは歴戦の勇士を軽くしのぐ。
ティグリスは前のめりになったヴォルクルプスの髪を掴み引き上げ顔を近づける。
もう一方のシンミャと呼ばれた女も頭部に角とたれ耳を持ち、目を引くは頭部より大きなその豊満な胸部を揺らしながら玉座の階段を下りてくる。その姿は下層で戦ったレーヴェリオンを彷彿とさせる佇まいと服装だ。その背には身の丈を超える巨大剣を背負っている。
「いやあああああああああああああああ!父王様!お父様!」
シスネは泣き叫び隣にいるヴォルクルプスに近づき自らの父に声をかける。
「シスネや、樹上世界の王女ともあろう者が大声を出すではない。」
「あれ?王サマ、まだ喋れるんだ。」
ティグリスは持ち上げた腕をパッとはなし、手刀にてヴォルクルプスの首を切り落とした。
「――――――――――――――ッ!!」
ヴォルクルプスの切断された首からシャワーのように血が噴き出す。シスネはその光景を見て気絶した。
「じゃあボクは首を持ち帰るから。シンミャ。時間稼ぎよろしく♪」
ティグリスはヴォルクルプスの髪を腰に巻いたベルトに巻き付ける首を腰からぶら下げると、踵を返し割れたステンドグラスに向かってジャンプする。
「待ちなさい!」
ウィレナ達は状況が理解できずにいたが、とっさにティグリスを制止しようと声をかける。
「ここから先へは行かせない。」
シンミャは巨大剣を右手で軽々と肩に乗せ、前傾姿勢でいつでも振り下ろせるように構える。左手の掌をJたちの方に向け「ここで止まれ」と制している。
「よく分からないけど、首を取り返した方がよさそうだね。J。」
Jはタラサとシェロにドールハウスに入るように指示を出し、ハンマーを下段に構える。
『武器を構えろ、戦闘だ。』
――ちなみに邪ゲージをためた魔族ルートだと、シンミャとティグリスがここで仲間になる。
――そっちの方がよくない?
――魔族ルートだとここで味方全員が敵対するし、魔族ルートはここからが長いルートになるから100%RTA以外で走ることはないかな。
――皆敵になっちゃうんだ。
シンミャの頭上に体力ゲージが表示される。
シンミャは一足飛びでJ達に近づき横薙ぎ一線を繰り出す。Jはそれを前転ローリングの無敵時間ですり抜けウィレナはバックステップですり抜け回避、マウガンは巨大剣でガード、ロージナは前方ステップの無敵時間で躱す。
――回避行動の無敵時間ですり抜けて躱すのはどのキャラも一緒なのね。
――魔法がある世界だし、この世界の常識なんだろう。
――一時停止で体を貫通してはしゃいでたのが懐かしいわ。
――はしゃいでったっけ?
Jはシンミャの体にターゲットを合わせ、反時計回りに移動しながらハンマーで攻撃を咥えていく。シンミャは攻撃を受けてもひるむことなく、右手の大剣を振り回して攻撃を仕掛ける。
――右手に武器を持っている敵は反時計回りで、左手に持ってる場合は時計回りに移動しながら攻撃すると比較的楽に倒せる。
Jはハンマーでシンミャの尻を叩きあげるように小突く。
――セクハラ。
――戦略と言ってほしいですね!?
シンミャはくるっとスケートのアクセルのように体を回転させながら切りつける、Jはそれをパリィを行いシンミャの体勢を崩す。そしてがら空きになった胴にパイルバンカーをあてがい、射出する。シンミャにダメージが入り10パーセントのライフが減少する。
「ぐっ……やるじゃないか……!」
シンミャは胴を抑え後方にたじろぐ。Jはパイルバンカーを再装填し、バックステップで距離を取る。
『ウィレナ、魔法で牽制しろ!』
「了解!」
ウィレナは納刀し呪文を唱え始める。
「王家に伝わる斬撃の共鳴、瞬き、きらめきの残光、その根源を成す刹那の振動、受けて見よ!ヴォラルネイル!」
ウィレナは呪文とともに居合の如く抜刀しその刀身を朱く発光させる。そしてウィレナがその場から消えたと思うと、次の瞬間、シンミャを中心に反対側にウィレナが出現し、ウィレナの元居た個所と直線でつなぐ経路の空間が揺らぎ、光の斬撃がシンミャを襲った。
「この攻撃は……!」
シンミャの体力ゲージが10パーセントほど減少する。
『マウガン、ロージナ、攻撃を合わせろ!』
マウガンとロージナに指示を出し、マウガンは巨大剣を振りかざしシンミャを切り上げる。ロージナは宙に浮いたシンミャにウィップロープではたき攻撃を行い追撃を行う。
シンミャは起き上がりJに向かって走りながら呪文を唱える。
「炎獄の業火よ、飛来し、切り裂き、その罪を焼き尽くせ。フラムパニッシュメント!」
シンミャは自身の足元に左手を置き、その左手を中心に魔法陣が展開され、その魔法陣範囲内のJ達の足元から炎の柱が吹き溢れる。Jはその炎を前方ローリングで躱し、シンミャに隣接する。マウガンは巨大剣を盾代わりにし、炎を防ぐが、ウィレナとロージナは炎熱ダメージを負ってしまう。
――仲間キャラ回復しないの?
――ライフが0になっても死にはしないし、0になったら勝手にある程度までリジェネするから回復しない。というか回復薬もってないしな。
――鬼畜ね。
――合理的と呼んでほしいなぁ……
Jはシンミャに近づきシンミャに向かってパイルバンカーを打ち込む。
――この攻撃はシンミャにダメージが行かないようにシンミャの周りだけ炎が出ないようになってる。だから、あえて近づいた方が危険が少ない。
「ぐぁっ!」
シンミャに再びJのパイルバンカーが撃ち込まれ、体力ゲージが減少する。シンミャは吹き飛び、自身はなった炎に焼かれる。Jはそのままシンミャが作った安全地帯でハンマー攻撃を溜め、炎の柱がなくなったタイミングでシンミャにハンマーを振り下ろした。またしてもシンミャは吹き飛び体力ゲージを減少させる。シンミャは体勢を整えJに向かって巨大剣の連撃を叩きこむ。が、Jはそれをリズムよく全てパリィを行い最後の一撃の巨大剣を大きく打ち払いシンミャの体勢を崩す。そしてJは自信を軸にハンマーを回転させ殴打の連撃をお見舞いする。シンミャはノックバックし攻撃に移ることが出来ない。
『マウガン!ロージナ!ウィレナ!攻撃だ!』
Jの合図で全員でシンミャに攻撃を仕掛け、シンミャの体力ゲージは一気に削られる。
そしてシンミャの体力ゲージが20パーセントを切ったところで、シンミャは大きく後ろに飛んで玉座の階段の上に立ち、口元の血をぬぐう。
「これが我が王に歯向かうものの力と言うわけか。いいだろう。認めてやる。」
その時、騒ぎを聞きつけた城の兵たちがドカドカと王の間に入って来た。
「何事か!」
「うん……うぅ……!」
騒音によってシスネが目覚める。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
異世界サバイバルゲーム 〜転移先はエアガンが最強魔道具でした〜
九尾の猫
ファンタジー
サバイバルゲームとアウトドアが趣味の主人公が、異世界でサバゲを楽しみます!
って感じで始めたのですが、どうやら王道異世界ファンタジーになりそうです。
ある春の夜、季節外れの霧に包まれた和也は、自分の持ち家と一緒に異世界に転移した。
転移初日からゴブリンの群れが襲来する。
和也はどうやって生き残るのだろうか。
クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました
髙橋ルイ
ファンタジー
「クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました」
気がつけば、クラスごと異世界に転移していた――。
しかし俺のステータスは“雑魚”と判定され、クラスメイトからは置き去りにされる。
「どうせ役立たずだろ」と笑われ、迫害され、孤独になった俺。
だが……一人きりになったとき、俺は気づく。
唯一与えられた“使役スキル”が 異常すぎる力 を秘めていることに。
出会った人間も、魔物も、精霊すら――すべて俺の配下になってしまう。
雑魚と蔑まれたはずの俺は、気づけば誰よりも強大な軍勢を率いる存在へ。
これは、クラスで孤立していた少年が「異常な使役スキル」で異世界を歩む物語。
裏切ったクラスメイトを見返すのか、それとも新たな仲間とスローライフを選ぶのか――
運命を決めるのは、すべて“使役”の先にある。
毎朝7時更新中です。⭐お気に入りで応援いただけると励みになります!
期間限定で10時と17時と21時も投稿予定
※表紙のイラストはAIによるイメージです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる