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焔の馬。
さびしい
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気がつけば空が青白んで来ている。もうすぐ太陽も上がってくるだろう。
私はあれからずっと歩き続けていた。途中何度か魔物に襲われたが、数も少なく、レッドホードに比べればかなり弱かったのでなんとか倒すことができた。
ナイフが獣を切り裂く感覚はまだ消えず、手に残っている。
よく考えたら魔物をまともに倒せたのは初めてだったのではなかったか?
木や葉の隙間から光が目に入る。眩しい。
どうやら太陽が顔を出し始めたみたいだ。
陽の光を浴びると何故だか心が温かくように感じる。
真っ暗で確認できなかったが、私は足や手にちょくちょく傷を作っていた。スカートで整備されていない山道を通っているんだ。当然だろう。
カスミたちのことをずっと考えていたせいで痛みや疲労を忘れていた。
自分の傷を見て初めて傷が痛み出す。
「あれ?」
それと同時に足に力が入らなくなり、よろつく。
近くにあった木に掴まり、なんとか踏ん張る。
一晩中歩いていたから疲労もピークに来ているのだろう。
もう歩けそうにないなぁ。
私はそばの木に寄りかかり、腰を落とす。
少しの休憩だ。すぐにまた歩き出そう。
そう思っていたのだが、私は気絶するかのように眠りについてしまった。
「おいモモコ。いい加減に起きろよ。」
呆れたような声が聞こえた気がして瞼を上げる。
茜色に染まった空、緑の葉も朱に染まって見える。風は妙に冷たい。
声の主のハルトはいない。私の幻聴。
「うぅ。ぅぁぁっ。」
寝て起きて、色々整理はできた。それでも悲しみは声として、悲鳴として、嗚咽として、口から溢れ、涙が流れた。
仲良くなれると思った。半日しか一緒にいなかったけど、仲間だと思えた男の子。
その男の子と同じ村の女の子2人。あの子たちとも仲良くなれた気でいた。
そして奴隷商人から助けてくれて、旅をしようと誘ってくれた男の子。
みんな今はいない。
「みんな……。寂しいよ……。」
暗くなっていく空を見上げてポツリ呟く。
私はあれからずっと歩き続けていた。途中何度か魔物に襲われたが、数も少なく、レッドホードに比べればかなり弱かったのでなんとか倒すことができた。
ナイフが獣を切り裂く感覚はまだ消えず、手に残っている。
よく考えたら魔物をまともに倒せたのは初めてだったのではなかったか?
木や葉の隙間から光が目に入る。眩しい。
どうやら太陽が顔を出し始めたみたいだ。
陽の光を浴びると何故だか心が温かくように感じる。
真っ暗で確認できなかったが、私は足や手にちょくちょく傷を作っていた。スカートで整備されていない山道を通っているんだ。当然だろう。
カスミたちのことをずっと考えていたせいで痛みや疲労を忘れていた。
自分の傷を見て初めて傷が痛み出す。
「あれ?」
それと同時に足に力が入らなくなり、よろつく。
近くにあった木に掴まり、なんとか踏ん張る。
一晩中歩いていたから疲労もピークに来ているのだろう。
もう歩けそうにないなぁ。
私はそばの木に寄りかかり、腰を落とす。
少しの休憩だ。すぐにまた歩き出そう。
そう思っていたのだが、私は気絶するかのように眠りについてしまった。
「おいモモコ。いい加減に起きろよ。」
呆れたような声が聞こえた気がして瞼を上げる。
茜色に染まった空、緑の葉も朱に染まって見える。風は妙に冷たい。
声の主のハルトはいない。私の幻聴。
「うぅ。ぅぁぁっ。」
寝て起きて、色々整理はできた。それでも悲しみは声として、悲鳴として、嗚咽として、口から溢れ、涙が流れた。
仲良くなれると思った。半日しか一緒にいなかったけど、仲間だと思えた男の子。
その男の子と同じ村の女の子2人。あの子たちとも仲良くなれた気でいた。
そして奴隷商人から助けてくれて、旅をしようと誘ってくれた男の子。
みんな今はいない。
「みんな……。寂しいよ……。」
暗くなっていく空を見上げてポツリ呟く。
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