203 / 643
対勇者? 其の四
しおりを挟む
「かはっ!?」
吐血するシンヤ(ギリード)。自身を貫くアニンの黒槍を斬り落とそうと、キュリエリーヴを振るおうとするが、そうはさせない。アニンはその身を柔らかくしなやかに変化させると、ぐるぐるとシンヤ(ギリード)の身体に巻き付いていき、シンヤ(ギリード)の動きを拘束する。これで奴はキュリエリーヴを振るわせる事も出来ない。
『くっ』
だがこれだけで奴の動きを封じられる訳がない。すぐにその『怪力』と『加速』でアニンの拘束を振りほどく為に動き出そうとする。が、それはこちらも織り込み済みだ。俺はアニンを通してシンヤ(ギリード)単体の時間を遅速させた。
それでもまだ動けるのは、その『怪力』と『加速』のバフの高さによるものだろう。シンヤ(ギリード)は両手の聖剣を振り回し、自身を拘束するアニンを振り解こうと躍起だ。特にその右手のキュリエリーヴの刀身をアニンに当てようとする。それだけでこの拘束が解けるからだ。
当然リスクはある。もしも己の身体に刀身が当たれば、ギリードの『操縦』は直ぐ様解除されてしまうだろう。それでも奴にとってはリスクを取ってでも行わなければいけない、最優先事項なのだ。
ダァンッ!
まあ、そんな事はさせないが。俺は冷静に、痺れの取れた手で、改造ガバメントでシンヤ(ギリード)の右手を撃ち抜いた。その手から吹き飛ぶキュリエリーヴを、アニンが伸長して掴む。
『やぁ……めぇ……ろぉ……』
時間遅速で間延びしたシンヤ(ギリード)の静止の声を無視して、アニンがキュリエリーヴをシンヤ(ギリード)に向かって振るった。
『ぎゃあああああああッ!!』
汚い悲鳴を上げながら、悶え苦しむシンヤ(ギリード)。俺はアニンを手元に戻すと、キュリエリーヴを握り、シンヤ(ギリード)の元へとじりじりとにじり寄っていく。
『ぎゃあああああああッ!!』
苦しむシンヤ(ギリード)は頭を抱えてその場で転がり回る。リットーさんは今のうちとでも言わんばかりにゼストルスとバンジョーさんに駆け寄って行く。バヨネッタさんは不測の事態に備えて銃砲でシンヤ(ギリード)を取り囲んでいる。
『ああああああああああああッ!!』
シンヤ(ギリード)の最後の悲鳴のようなものが大部屋にこだますると、のけ反るシンヤの頭から、ズルリと三編みが抜け落ちた。
何が起きたんだ? と良く観察してみると、俺が三編みだと思っていたものは、サソリとクモを足したような生き物の尾だった事が分かった。
『どうやらあれが奴の本体らしいな』
アニンが声を掛けてくる。それは確かにそうなのかも知れないが、え? 『操縦』って物理的に取り付いて操るの? 何か魔法的回路で繋がって操るとかじゃないの? いや、両方か?
『そう言う疑問は後回しだ。お友達が傷を負って倒れているのだぞ?』
そうだった。ハッとして俺はシンヤに駆け寄るが、シンヤの顔は死人のように真っ青で、触れる事もはばかられた。
『アッハッハッハッハッハッ! 残念だったな』
すぐ近くの、サソリとクモを足したような生き物、ギリードが声を掛けてきた。こいつまだ生きていたのか。
『俺様の『操縦』は、対象の脳に寄生して動かす俺様オンリーの能力だ。脳に寄生された生き物が、寄生体に去られたらどうなると思う? 死ぬだけさ。アッハッハッハッハッハッ!』
ザスッ。
対象が虫のような節足動物だったからだろうか。『念話』でコミュニケーションが取れていたと言うのに、その身体をキュリエリーヴで突き刺す事に何の躊躇いもなかった。
シンヤが死んだ? せっかくあの事故以来また逢えたと思ったら、また別れる事になってしまった。俺はシンヤの直ぐ側で膝を付き、床を思いっきり叩いて、声にならない声で叫んでいた。
と、俺の耳に俺の声以外の微かな音が入ってきた。俺はガバっと顔を上げると、その音の発信源であるシンヤの口元に耳を近付ける。
ヒュー…………ヒュー………………。
それは声とも言えない呼吸音で、今にも止まりそうなくらい弱々しい音だった。が、生きているのなら問題ない。俺は『空間庫』からハイポーションを取り出すと、直ぐ様シンヤにブッ掛ける。
速攻で快癒していくシンヤの身体。ハイポーションを使うのは初めてだったが、ウルドゥラに八つ裂きにされたと言う三公さえ一瞬で回復させた回復力だ。死んでさえいなければどうにでもなるだろう。
見る見るうちに血色が良くなっていくシンヤの顔に、一先ずホッと溜息を吐く。
『馬鹿な!? 超仙丹だと!? まさかそんな物を持っていたとは!』
『念話』が頭に響いてきて振り返ると、ギリードが、身体を半分にしながらも、俺の肩に乗っていた。バヨネッタさんがこちらへピースメーカーを向ける。が俺が死角になって撃てなかった。
「くっ!」
振り払おうと俺がギリードに触れるより先に、奴が俺に噛み付いた。
『ハッハッハッハッハッ。ハルアキ、貴様も俺様を良くここまで追い詰めたと褒めてやろう。が、後一歩足りなかったな。俺様が身体を貫かれたくらいで死ぬと思ったのか?』
くっ、身体が動かせない。
『ハハッ、だろうな。俺様の魔法回路は既に貴様の脳に届いているのだからな。あとは貴様の身体を完全に支配してやるだけだ』
そう言って高笑いをするギリードだったが、俺からすれば後一歩なのはギリードの方だ。
『誰の許しを得て、この身体を乗っ取るつもりだ』
脳をじわじわと侵食していこうとするギリードの前に、アニンが立ちはだかった。
『な、何だ貴様は?』
『この身体の先住民だよ。全く、先程は良くもやってくれたものだ』
『先住民、だと? まさか俺様より先に、この身体が乗っ取られていたとはな』
若干否定し辛い。
『まあ良い。ならば先に貴様を喰らい、その上で俺様がこの身体の支配者になってやろう』
『ほう? 出来ると思っているのか?』
不遜なギリードの態度に、しかしアニンは泰然としている。
『当然だ。すぐに俺様と貴様の格の違いを思い知る事になるだろうよ』
そう言ってアニンに襲い掛かろうとするギリードだったが、その攻撃は空を切る事となった。ギリードの前にいたはずのアニンの気配が消えたからだ。
『どうした? 今更怖じ気付いたか? 俺様は準備万端だ。すぐに貴様を消し去ってやる。さあ、どうし……』
そこでギリードの意識が消えた。アニンに食べられたから。ギリードは分かっていなかった。ギリードの前でアニンの気配が消えたのではなく、ギリードをアニンが包み込んだのだ。そしてそのまま飲み込んだ。ご感想はアニン?
『げっぷ。不味い。性根の腐った味がした』
どんな味なのかは想像出来ないが、これでギリードの脅威はなくなった。あとはシンヤが目を覚ますのを待とう。
吐血するシンヤ(ギリード)。自身を貫くアニンの黒槍を斬り落とそうと、キュリエリーヴを振るおうとするが、そうはさせない。アニンはその身を柔らかくしなやかに変化させると、ぐるぐるとシンヤ(ギリード)の身体に巻き付いていき、シンヤ(ギリード)の動きを拘束する。これで奴はキュリエリーヴを振るわせる事も出来ない。
『くっ』
だがこれだけで奴の動きを封じられる訳がない。すぐにその『怪力』と『加速』でアニンの拘束を振りほどく為に動き出そうとする。が、それはこちらも織り込み済みだ。俺はアニンを通してシンヤ(ギリード)単体の時間を遅速させた。
それでもまだ動けるのは、その『怪力』と『加速』のバフの高さによるものだろう。シンヤ(ギリード)は両手の聖剣を振り回し、自身を拘束するアニンを振り解こうと躍起だ。特にその右手のキュリエリーヴの刀身をアニンに当てようとする。それだけでこの拘束が解けるからだ。
当然リスクはある。もしも己の身体に刀身が当たれば、ギリードの『操縦』は直ぐ様解除されてしまうだろう。それでも奴にとってはリスクを取ってでも行わなければいけない、最優先事項なのだ。
ダァンッ!
まあ、そんな事はさせないが。俺は冷静に、痺れの取れた手で、改造ガバメントでシンヤ(ギリード)の右手を撃ち抜いた。その手から吹き飛ぶキュリエリーヴを、アニンが伸長して掴む。
『やぁ……めぇ……ろぉ……』
時間遅速で間延びしたシンヤ(ギリード)の静止の声を無視して、アニンがキュリエリーヴをシンヤ(ギリード)に向かって振るった。
『ぎゃあああああああッ!!』
汚い悲鳴を上げながら、悶え苦しむシンヤ(ギリード)。俺はアニンを手元に戻すと、キュリエリーヴを握り、シンヤ(ギリード)の元へとじりじりとにじり寄っていく。
『ぎゃあああああああッ!!』
苦しむシンヤ(ギリード)は頭を抱えてその場で転がり回る。リットーさんは今のうちとでも言わんばかりにゼストルスとバンジョーさんに駆け寄って行く。バヨネッタさんは不測の事態に備えて銃砲でシンヤ(ギリード)を取り囲んでいる。
『ああああああああああああッ!!』
シンヤ(ギリード)の最後の悲鳴のようなものが大部屋にこだますると、のけ反るシンヤの頭から、ズルリと三編みが抜け落ちた。
何が起きたんだ? と良く観察してみると、俺が三編みだと思っていたものは、サソリとクモを足したような生き物の尾だった事が分かった。
『どうやらあれが奴の本体らしいな』
アニンが声を掛けてくる。それは確かにそうなのかも知れないが、え? 『操縦』って物理的に取り付いて操るの? 何か魔法的回路で繋がって操るとかじゃないの? いや、両方か?
『そう言う疑問は後回しだ。お友達が傷を負って倒れているのだぞ?』
そうだった。ハッとして俺はシンヤに駆け寄るが、シンヤの顔は死人のように真っ青で、触れる事もはばかられた。
『アッハッハッハッハッハッ! 残念だったな』
すぐ近くの、サソリとクモを足したような生き物、ギリードが声を掛けてきた。こいつまだ生きていたのか。
『俺様の『操縦』は、対象の脳に寄生して動かす俺様オンリーの能力だ。脳に寄生された生き物が、寄生体に去られたらどうなると思う? 死ぬだけさ。アッハッハッハッハッハッ!』
ザスッ。
対象が虫のような節足動物だったからだろうか。『念話』でコミュニケーションが取れていたと言うのに、その身体をキュリエリーヴで突き刺す事に何の躊躇いもなかった。
シンヤが死んだ? せっかくあの事故以来また逢えたと思ったら、また別れる事になってしまった。俺はシンヤの直ぐ側で膝を付き、床を思いっきり叩いて、声にならない声で叫んでいた。
と、俺の耳に俺の声以外の微かな音が入ってきた。俺はガバっと顔を上げると、その音の発信源であるシンヤの口元に耳を近付ける。
ヒュー…………ヒュー………………。
それは声とも言えない呼吸音で、今にも止まりそうなくらい弱々しい音だった。が、生きているのなら問題ない。俺は『空間庫』からハイポーションを取り出すと、直ぐ様シンヤにブッ掛ける。
速攻で快癒していくシンヤの身体。ハイポーションを使うのは初めてだったが、ウルドゥラに八つ裂きにされたと言う三公さえ一瞬で回復させた回復力だ。死んでさえいなければどうにでもなるだろう。
見る見るうちに血色が良くなっていくシンヤの顔に、一先ずホッと溜息を吐く。
『馬鹿な!? 超仙丹だと!? まさかそんな物を持っていたとは!』
『念話』が頭に響いてきて振り返ると、ギリードが、身体を半分にしながらも、俺の肩に乗っていた。バヨネッタさんがこちらへピースメーカーを向ける。が俺が死角になって撃てなかった。
「くっ!」
振り払おうと俺がギリードに触れるより先に、奴が俺に噛み付いた。
『ハッハッハッハッハッ。ハルアキ、貴様も俺様を良くここまで追い詰めたと褒めてやろう。が、後一歩足りなかったな。俺様が身体を貫かれたくらいで死ぬと思ったのか?』
くっ、身体が動かせない。
『ハハッ、だろうな。俺様の魔法回路は既に貴様の脳に届いているのだからな。あとは貴様の身体を完全に支配してやるだけだ』
そう言って高笑いをするギリードだったが、俺からすれば後一歩なのはギリードの方だ。
『誰の許しを得て、この身体を乗っ取るつもりだ』
脳をじわじわと侵食していこうとするギリードの前に、アニンが立ちはだかった。
『な、何だ貴様は?』
『この身体の先住民だよ。全く、先程は良くもやってくれたものだ』
『先住民、だと? まさか俺様より先に、この身体が乗っ取られていたとはな』
若干否定し辛い。
『まあ良い。ならば先に貴様を喰らい、その上で俺様がこの身体の支配者になってやろう』
『ほう? 出来ると思っているのか?』
不遜なギリードの態度に、しかしアニンは泰然としている。
『当然だ。すぐに俺様と貴様の格の違いを思い知る事になるだろうよ』
そう言ってアニンに襲い掛かろうとするギリードだったが、その攻撃は空を切る事となった。ギリードの前にいたはずのアニンの気配が消えたからだ。
『どうした? 今更怖じ気付いたか? 俺様は準備万端だ。すぐに貴様を消し去ってやる。さあ、どうし……』
そこでギリードの意識が消えた。アニンに食べられたから。ギリードは分かっていなかった。ギリードの前でアニンの気配が消えたのではなく、ギリードをアニンが包み込んだのだ。そしてそのまま飲み込んだ。ご感想はアニン?
『げっぷ。不味い。性根の腐った味がした』
どんな味なのかは想像出来ないが、これでギリードの脅威はなくなった。あとはシンヤが目を覚ますのを待とう。
11
あなたにおすすめの小説
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。
異世界転生 剣と魔術の世界
小沢アキラ
ファンタジー
普通の高校生《水樹和也》は、登山の最中に起きた不慮の事故に巻き込まれてしまい、崖から転落してしまった。
目を覚ますと、そこは自分がいた世界とは全く異なる世界だった。
人間と獣人族が暮らす世界《人界》へ降り立ってしまった和也は、元の世界に帰るために、人界の創造主とされる《創世神》が眠る中都へ旅立つ決意をする。
全三部構成の長編異世界転生物語。
異世界に転移した僕、外れスキルだと思っていた【互換】と【HP100】の組み合わせで最強になる
名無し
ファンタジー
突如、異世界へと召喚された来栖海翔。自分以外にも転移してきた者たちが数百人おり、神父と召喚士から並ぶように指示されてスキルを付与されるが、それはいずれもパッとしなさそうな【互換】と【HP100】という二つのスキルだった。召喚士から外れ認定され、当たりスキル持ちの右列ではなく、外れスキル持ちの左列のほうに並ばされる来栖。だが、それらは組み合わせることによって最強のスキルとなるものであり、来栖は何もない状態から見る見る成り上がっていくことになる。
捨てられた貴族六男、ハズレギフト『家電量販店』で僻地を悠々開拓する。~魔改造し放題の家電を使って、廃れた土地で建国目指します~
荒井竜馬@書籍発売中
ファンタジー
ある日、主人公は前世の記憶を思いだし、自分が転生者であることに気がつく。転生先は、悪役貴族と名高いアストロメア家の六男だった。しかし、メビウスは前世でアニメやラノベに触れていたので、悪役転生した場合の身の振り方を知っていた。『悪役転生ものということは、死ぬ気で努力すれば最強になれるパターンだ!』そう考えて死ぬ気で努力をするが、チート級の力を身につけることができなかった。
それどころか、授かったギフトが『家電量販店』という理解されないギフトだったせいで、一族から追放されてしまい『死地』と呼ばれる場所に捨てられてしまう。
「……普通、十歳の子供をこんな場所に捨てるか?」
『死地』と呼ばれる何もない場所で、メビウスは『家電量販店』のスキルを使って生き延びることを決意する。
しかし、そこでメビウスは自分のギフトが『死地』で生きていくのに適していたことに気がつく。
家電を自在に魔改造して『家電量販店』で過ごしていくうちに、メビウスは周りから天才発明家として扱われ、やがて小国の長として建国を目指すことになるのだった。
メビウスは知るはずがなかった。いずれ、自分が『機械仕掛けの大魔導士』と呼ばれ存在になるなんて。
努力しても最強になれず、追放先に師範も元冒険者メイドもついてこず、領地どころかどの国も管理していない僻地に捨てられる……そんな踏んだり蹴ったりから始まる領地(国家)経営物語。
『ノベマ! 異世界ファンタジー:8位(2025/04/22)』
※別サイトにも掲載しています。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
『冒険者をやめて田舎で隠居します 〜気づいたら最強の村になってました〜』
チャチャ
ファンタジー
> 世界には4つの大陸がある。東に魔神族、西に人族、北に獣人とドワーフ、南にエルフと妖精族——種族ごとの国が、それぞれの文化と価値観で生きていた。
その世界で唯一のSSランク冒険者・ジーク。英雄と呼ばれ続けることに疲れた彼は、突如冒険者を引退し、田舎へと姿を消した。
「もう戦いたくない、静かに暮らしたいんだ」
そう願ったはずなのに、彼の周りにはドラゴンやフェンリル、魔神族にエルフ、ドワーフ……あらゆる種族が集まり、最強の村が出来上がっていく!?
のんびりしたいだけの元英雄の周囲が、どんどんカオスになっていく異世界ほのぼの(?)ファンタジー。
薬師だからってポイ捨てされました~異世界の薬師なめんなよ。神様の弟子は無双する~
黄色いひよこ
ファンタジー
薬師のロベルト・シルベスタは偉大な師匠(神様)の教えを終えて自領に戻ろうとした所、異世界勇者召喚に巻き込まれて、周りにいた数人の男女と共に、何処とも知れない世界に落とされた。
─── からの~数年後 ────
俺が此処に来て幾日が過ぎただろう。
ここは俺が生まれ育った場所とは全く違う、環境が全然違った世界だった。
「ロブ、申し訳無いがお前、明日から来なくていいから。急な事で済まねえが、俺もちっせえパーティーの長だ。より良きパーティーの運営の為、泣く泣くお前を切らなきゃならなくなった。ただ、俺も薄情な奴じゃねぇつもりだ。今日までの給料に、迷惑料としてちと上乗せして払っておくから、穏便に頼む。断れば上乗せは無しでクビにする」
そう言われて俺に何が言えよう、これで何回目か?
まぁ、薬師の扱いなどこんなものかもな。
この世界の薬師は、ただポーションを造るだけの職業。
多岐に亘った薬を作るが、僧侶とは違い瞬時に体を癒す事は出来ない。
普通は……。
異世界勇者巻き込まれ召喚から数年、ロベルトはこの異世界で逞しく生きていた。
勇者?そんな物ロベルトには関係無い。
魔王が居ようが居まいが、世界は変わらず巡っている。
とんでもなく普通じゃないお師匠様に薬師の業を仕込まれた弟子ロベルトの、危難、災難、巻き込まれ痛快世直し異世界道中。
はてさて一体どうなるの?
と、言う話。ここに開幕!
● ロベルトの独り言の多い作品です。ご了承お願いします。
● 世界観はひよこの想像力全開の世界です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる