482 / 643
凝固点降下
しおりを挟む
「蘇から醍醐を作る場合、蘇、この場合はフレッシュチーズになるんですけど、ここに穴を空けて冷却します。すると、その穴から醍醐が滲み出てくる。と本草綱目には書かれており、その事から、醍醐とは蘇の内部の脂肪分であり、蘇と醍醐で凝固点が違うから、蘇は冷えて固まるけれど、脂肪分である醍醐は固まらず、滲み出てくるのだろう。と言うのが、現代研究から導き出されている解答ですね」
語る田町さん。
「つまり、その冷やして固めたフレッシュチーズを、更に冷やせば、醍醐、アルミラージの方から勝手にフレッシュチーズより出てくる。って話ですね」
俺の返答に皆が首肯する。これは一度聞いただけで理解するのは難しいな。
「それで合っていると思います。ただ、このフレッシュチーズだけを凝固させて、脂肪分だけを取り出すとなると、その温度が何度なのか、かなり検証が必要になってきます」
そうだよねえ。と言うか、既にバヨネッタさんと武田さんとミカリー卿が静観モードに入っているんですけど。
「氷水でボウルを冷やして、ハイポーション入りのフレッシュチーズを作った訳ですから、零度よりは確実に低い温度ですよねえ」
「何で零度以下だと言い切れるんだ?」
とデムレイさんが尋ねてきた。デムレイさん、カッテナさん、ダイザーロくんなんかは、今回のアルミラージ再現実験で地球の温度の計り方なんかを学んだけど、魔法のある向こうの人だと初見じゃ分からないか。
「水で出来た氷は零度以下にはならないからです」
「それは違います」
割って入ってきたのは田町さんだ。
「水で出来た氷も零度以下になります」
「え? そうなんですか?」
水で出来た氷は零度以下にならないのだと思っていた。
「たとえば冷凍庫で水を凍らせた場合、水は基本的に零度で凍り始めて、全て凍るまで零度のままですが、水が全て氷に変わると、最終的に氷の温度は冷凍庫の内部と同じ温度まで下がるんです」
へえ、そうだったのか。水はいつでも零度以下にはならないと思っていたけど、それは単に水の凝固点が零度なだけなのか。
「う~ん? つまり二人の話からすると、その零度以下の氷を使って冷やせば良い訳か?」
首を捻るデムレイさん。
「その為には、この部屋を零度以下にしなければなりませんね」
「あ、そうなるのか」
と田町さんの説明にデムレイさんは顔をしかめる。寒いのが苦手なんだろうか?
「部屋を氷漬けにすれば良いのかい?」
今の説明を聞いていたのだろう。部屋の隅でミカリー卿が魔導書を取り出している。
「ええと、どのくらいまで冷やせますか?」
本当に部屋を氷漬けにして貰うつもりはないが、どれくらいの事が出来るのか尋ねてみた。
「そうだねえ。一頁使い切れば、完全凍結も可能だよ」
その完全凍結とやらがどのくらい凄いのか知らないけれど、バヨネッタさんが横で、「やるじゃない」みたいな雰囲気出しているから凄いのだろう。仮にその完全凍結が絶対零度なら、死ぬけどね。
「完全凍結となると、アルミラージの脂肪分も凍結してしまいそうですから、ミカリー卿の手を借りるのは最終手段とさせてください」
「そうかい? 言われてみれば、私は氷結系の魔法を使えるが、その温度を計ったりなんてしてこなかったな。攻撃や防御に使うものだし、調理には向いていないかもね」
かもね。ではなく向いていないと思いますよ。
「ええと、実験に取り掛かります」
音頭を取る田町さん。とりあえず三月だと言うのに部屋に冷房を入れて、実験開始だ。
「まず、零度ではフレッシュチーズにまでしかならないのは昨日までで確認済みです。その後、冷凍庫で冷やしましたが、家庭用冷蔵庫の冷凍庫はマイナス18℃までなので、それ以上冷やす必要があります」
「どうするんですか? ドライアイスですか? それとも思い切って液体窒素?」
「その二つも持ってきていますが、まずは氷に塩を振り掛け、凝固点降下を起こすところから始めましょう」
ああ、氷に塩を振り掛けると、温度が零度以下に下がるってやつか。あれ凝固点降下って言うんだ。
「どれくらいまで下がるんですか?」
「塩の場合、最大で約マイナス21℃です。次に塩化マグネシウムで試します。こちらはマイナス33℃ですね。その次が塩化カルシウム。これでマイナス55℃まで下がります」
へえ。塩以外でも下げられるんだな。
「ちなみに、ドライアイスと液体窒素だとどのくらいの温度になるんですか?」
「ドライアイスでマイナス79℃。液体窒素になるとマイナス196℃から210℃ですね」
「結構差がありますね。マイナス100℃くらいの液体とかないんですか?」
「ありますよ。塩素ですけど」
それは駄目かなあ。
そうこう話している間も田町さんは実験の準備を進め、俺たちは氷に塩から順に実験を重ねていったのだった。
「駄目ですねえ」
結果、全てハズレで終わった。いや、分かった事もある。ハイポーション入りのフレッシュチーズは、ドライアイスで冷やしても完全には固まらず、アルミラージも滲み出てこない。だが、液体窒素では固まるけれどフレッシュチーズ自体壊れてしまうのだ。これではアルミラージを取り出すどころではない。
「やっぱり塩素? それともキセノン? クリプトンも候補かしら?」
田町さんは度重なる失敗から、額に片手を当てて考え込んでいる。
「そう言えば……」
と暗い雰囲気のキッチンスクールのスペースで、努めて明るくアンリさんが俺に話し掛けてきた。
「氷に塩と言いますと、オル様もハルアキくんの塩で氷を溶かしておられましたね」
そう言えば、『清塩』を手に入れた後、魔法科学研究所で、俺の『清塩』をオルさんに調べて貰った事があったっけ。ポーションにも含まれているヒーラー体が、俺の『清塩』にも含まれているとか。その時にオルさんが俺の塩で氷を溶かしていたっけ。あれって凝固点降下を試していたのか。
「確かに、俺の『清塩』は普通の塩とは違いますし、試してみますか」
と明らかに期待薄な望みに懸けて、俺たちはハイポーション入りのフレッシュチーズをボウルに入れ、更にそのボウルを、氷を俺の『清塩』で溶かした液体の入ったボウルに浸ける。温度はマイナス90℃から110℃だ。するとどうだろうか。フレッシュチーズに空けた穴から、油状のものが滲み出てきたではないか。
「こ、これがアルミラージ……?」
ほぼ透明に近い金色の油が出てきた事に俺たちは驚き、困惑していた。
語る田町さん。
「つまり、その冷やして固めたフレッシュチーズを、更に冷やせば、醍醐、アルミラージの方から勝手にフレッシュチーズより出てくる。って話ですね」
俺の返答に皆が首肯する。これは一度聞いただけで理解するのは難しいな。
「それで合っていると思います。ただ、このフレッシュチーズだけを凝固させて、脂肪分だけを取り出すとなると、その温度が何度なのか、かなり検証が必要になってきます」
そうだよねえ。と言うか、既にバヨネッタさんと武田さんとミカリー卿が静観モードに入っているんですけど。
「氷水でボウルを冷やして、ハイポーション入りのフレッシュチーズを作った訳ですから、零度よりは確実に低い温度ですよねえ」
「何で零度以下だと言い切れるんだ?」
とデムレイさんが尋ねてきた。デムレイさん、カッテナさん、ダイザーロくんなんかは、今回のアルミラージ再現実験で地球の温度の計り方なんかを学んだけど、魔法のある向こうの人だと初見じゃ分からないか。
「水で出来た氷は零度以下にはならないからです」
「それは違います」
割って入ってきたのは田町さんだ。
「水で出来た氷も零度以下になります」
「え? そうなんですか?」
水で出来た氷は零度以下にならないのだと思っていた。
「たとえば冷凍庫で水を凍らせた場合、水は基本的に零度で凍り始めて、全て凍るまで零度のままですが、水が全て氷に変わると、最終的に氷の温度は冷凍庫の内部と同じ温度まで下がるんです」
へえ、そうだったのか。水はいつでも零度以下にはならないと思っていたけど、それは単に水の凝固点が零度なだけなのか。
「う~ん? つまり二人の話からすると、その零度以下の氷を使って冷やせば良い訳か?」
首を捻るデムレイさん。
「その為には、この部屋を零度以下にしなければなりませんね」
「あ、そうなるのか」
と田町さんの説明にデムレイさんは顔をしかめる。寒いのが苦手なんだろうか?
「部屋を氷漬けにすれば良いのかい?」
今の説明を聞いていたのだろう。部屋の隅でミカリー卿が魔導書を取り出している。
「ええと、どのくらいまで冷やせますか?」
本当に部屋を氷漬けにして貰うつもりはないが、どれくらいの事が出来るのか尋ねてみた。
「そうだねえ。一頁使い切れば、完全凍結も可能だよ」
その完全凍結とやらがどのくらい凄いのか知らないけれど、バヨネッタさんが横で、「やるじゃない」みたいな雰囲気出しているから凄いのだろう。仮にその完全凍結が絶対零度なら、死ぬけどね。
「完全凍結となると、アルミラージの脂肪分も凍結してしまいそうですから、ミカリー卿の手を借りるのは最終手段とさせてください」
「そうかい? 言われてみれば、私は氷結系の魔法を使えるが、その温度を計ったりなんてしてこなかったな。攻撃や防御に使うものだし、調理には向いていないかもね」
かもね。ではなく向いていないと思いますよ。
「ええと、実験に取り掛かります」
音頭を取る田町さん。とりあえず三月だと言うのに部屋に冷房を入れて、実験開始だ。
「まず、零度ではフレッシュチーズにまでしかならないのは昨日までで確認済みです。その後、冷凍庫で冷やしましたが、家庭用冷蔵庫の冷凍庫はマイナス18℃までなので、それ以上冷やす必要があります」
「どうするんですか? ドライアイスですか? それとも思い切って液体窒素?」
「その二つも持ってきていますが、まずは氷に塩を振り掛け、凝固点降下を起こすところから始めましょう」
ああ、氷に塩を振り掛けると、温度が零度以下に下がるってやつか。あれ凝固点降下って言うんだ。
「どれくらいまで下がるんですか?」
「塩の場合、最大で約マイナス21℃です。次に塩化マグネシウムで試します。こちらはマイナス33℃ですね。その次が塩化カルシウム。これでマイナス55℃まで下がります」
へえ。塩以外でも下げられるんだな。
「ちなみに、ドライアイスと液体窒素だとどのくらいの温度になるんですか?」
「ドライアイスでマイナス79℃。液体窒素になるとマイナス196℃から210℃ですね」
「結構差がありますね。マイナス100℃くらいの液体とかないんですか?」
「ありますよ。塩素ですけど」
それは駄目かなあ。
そうこう話している間も田町さんは実験の準備を進め、俺たちは氷に塩から順に実験を重ねていったのだった。
「駄目ですねえ」
結果、全てハズレで終わった。いや、分かった事もある。ハイポーション入りのフレッシュチーズは、ドライアイスで冷やしても完全には固まらず、アルミラージも滲み出てこない。だが、液体窒素では固まるけれどフレッシュチーズ自体壊れてしまうのだ。これではアルミラージを取り出すどころではない。
「やっぱり塩素? それともキセノン? クリプトンも候補かしら?」
田町さんは度重なる失敗から、額に片手を当てて考え込んでいる。
「そう言えば……」
と暗い雰囲気のキッチンスクールのスペースで、努めて明るくアンリさんが俺に話し掛けてきた。
「氷に塩と言いますと、オル様もハルアキくんの塩で氷を溶かしておられましたね」
そう言えば、『清塩』を手に入れた後、魔法科学研究所で、俺の『清塩』をオルさんに調べて貰った事があったっけ。ポーションにも含まれているヒーラー体が、俺の『清塩』にも含まれているとか。その時にオルさんが俺の塩で氷を溶かしていたっけ。あれって凝固点降下を試していたのか。
「確かに、俺の『清塩』は普通の塩とは違いますし、試してみますか」
と明らかに期待薄な望みに懸けて、俺たちはハイポーション入りのフレッシュチーズをボウルに入れ、更にそのボウルを、氷を俺の『清塩』で溶かした液体の入ったボウルに浸ける。温度はマイナス90℃から110℃だ。するとどうだろうか。フレッシュチーズに空けた穴から、油状のものが滲み出てきたではないか。
「こ、これがアルミラージ……?」
ほぼ透明に近い金色の油が出てきた事に俺たちは驚き、困惑していた。
10
あなたにおすすめの小説
人生初めての旅先が異世界でした!? ~ 元の世界へ帰る方法探して異世界めぐり、家に帰るまでが旅行です。~(仮)
葵セナ
ファンタジー
主人公 39歳フリーターが、初めての旅行に行こうと家を出たら何故か森の中?
管理神(神様)のミスで、異世界転移し見知らぬ森の中に…
不思議と持っていた一枚の紙を読み、元の世界に帰る方法を探して、異世界での冒険の始まり。
曖昧で、都合の良い魔法とスキルでを使い、異世界での冒険旅行? いったいどうなる!
ありがちな異世界物語と思いますが、暖かい目で見てやってください。
初めての作品なので誤字 脱字などおかしな所が出て来るかと思いますが、御容赦ください。(気が付けば修正していきます。)
ステータスも何処かで見たことあるような、似たり寄ったりの表示になっているかと思いますがどうか御容赦ください。よろしくお願いします。
異世界に転移した僕、外れスキルだと思っていた【互換】と【HP100】の組み合わせで最強になる
名無し
ファンタジー
突如、異世界へと召喚された来栖海翔。自分以外にも転移してきた者たちが数百人おり、神父と召喚士から並ぶように指示されてスキルを付与されるが、それはいずれもパッとしなさそうな【互換】と【HP100】という二つのスキルだった。召喚士から外れ認定され、当たりスキル持ちの右列ではなく、外れスキル持ちの左列のほうに並ばされる来栖。だが、それらは組み合わせることによって最強のスキルとなるものであり、来栖は何もない状態から見る見る成り上がっていくことになる。
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。
独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活
髙龍
ファンタジー
MMORPGで念願のアイテムを入手した次の瞬間大量の水に押し流され無念の中生涯を終えてしまう。
しかし神は彼を見捨てていなかった。
そんなにゲームが好きならと手にしたステータスとアイテムを持ったままゲームに似た世界に転生させてやろうと。
これは俺TUEEEしながら異世界に新しい風を巻き起こす一人の男の物語。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ペーパードライバーが車ごと異世界転移する話
ぐだな
ファンタジー
車を買ったその日に事故にあった島屋健斗(シマヤ)は、どういう訳か車ごと異世界へ転移してしまう。
異世界には剣と魔法があるけれど、信号機もガソリンも無い!危険な魔境のど真ん中に放り出された島屋は、とりあえずカーナビに頼るしかないのだった。
「目的地を設定しました。ルート案内に従って走行してください」
異世界仕様となった車(中古車)とペーパードライバーの運命はいかに…
捨てられた貴族六男、ハズレギフト『家電量販店』で僻地を悠々開拓する。~魔改造し放題の家電を使って、廃れた土地で建国目指します~
荒井竜馬@書籍発売中
ファンタジー
ある日、主人公は前世の記憶を思いだし、自分が転生者であることに気がつく。転生先は、悪役貴族と名高いアストロメア家の六男だった。しかし、メビウスは前世でアニメやラノベに触れていたので、悪役転生した場合の身の振り方を知っていた。『悪役転生ものということは、死ぬ気で努力すれば最強になれるパターンだ!』そう考えて死ぬ気で努力をするが、チート級の力を身につけることができなかった。
それどころか、授かったギフトが『家電量販店』という理解されないギフトだったせいで、一族から追放されてしまい『死地』と呼ばれる場所に捨てられてしまう。
「……普通、十歳の子供をこんな場所に捨てるか?」
『死地』と呼ばれる何もない場所で、メビウスは『家電量販店』のスキルを使って生き延びることを決意する。
しかし、そこでメビウスは自分のギフトが『死地』で生きていくのに適していたことに気がつく。
家電を自在に魔改造して『家電量販店』で過ごしていくうちに、メビウスは周りから天才発明家として扱われ、やがて小国の長として建国を目指すことになるのだった。
メビウスは知るはずがなかった。いずれ、自分が『機械仕掛けの大魔導士』と呼ばれ存在になるなんて。
努力しても最強になれず、追放先に師範も元冒険者メイドもついてこず、領地どころかどの国も管理していない僻地に捨てられる……そんな踏んだり蹴ったりから始まる領地(国家)経営物語。
『ノベマ! 異世界ファンタジー:8位(2025/04/22)』
※別サイトにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる