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4章ルクレア法国侵入編
1.冒険者
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翌日、さっそく冒険者ギルドへ登録に行く、テンプレ、テンプレ!
冒険者ギルドの中に入ってみると、中には如何にも荒くれ者といった、男達が……居なかった……ポツポツと二、三人冒険者らしき人が居るだけだ、まあ、人手不足で俺達が来たわけだし。
さっそく受け付けに行く。
「いらっしゃいませ、本日はどう言ったご用件でしょうか?」
「冒険者登録をお願いしたい」
「まぁ、それは助かります!今この街の冒険者は非常に少なく困っていたんです!それが五人もだなんて!」
「あ、すいません、私達四人は既に登録済みなので、彼だけ登録をお願いします」
澪が自分たちは既に登録している事を説明する、今日の登録は俺だけだちなみにエレナ姫はお留守番だ、さすがに他国とはいえ姫がうろうろするのは不味いからな。
「畏まりました、では四名の方の移転手続きを先にさせて貰います、これをしないと依頼を受けられませんので」
「ハイ、わかりました」
「以外に面倒ね」
「では、ギルドカードをお預かりします」
四人からカードを受け取り、受付嬢はプレス機の様なものに挟み込むと、文字が空中に浮かび上がる。
「す、凄いです!皆さんBランクなんですね!」
「ランク?」
「あぁ、明は知らないよね、ランクはFからSSまであって、その人の強さによって変わるんだ」
「へ~Bってすごいのか?」
「凄いですよ!一流と言われるランクです、貴方も彼らを見習って強くなって下さいね?」
「見習ってね……」
「え、えっと、受付嬢さん」
「あ、申し遅れましたアイナと言います!」
「あ、アイナさん、余り明くんにそう言う事は……」
「いいえ、こうゆうことはハッキリさせておいた方がいいんです!強い人達の後ろに隠れているとまるで自分も強くなった様に勘違いする人が要るんです!そうゆう人こそ問題を起こすんです!そこのあなた、ちゃんと聞いてますか!?」
「それより早く登録をしてくれないか?」
「なんて言いぐさですか!貴方みたいな人が……」
また、受付嬢・アイナが話をしようとすると、後ろのドアが開き見たことのある髭面がバカでかい声を出して顔を出す。
「さっきからうるさいぞ!誰だ!」
「あ、ごめんなさい、ギルドマスター……」
「うるせえのは、お前だバカ!」
アイナが謝る途中で、受付を呼ぶためのベルをバカに投げる。
チーン!
ベルは見事バカに当たり、良い音を鳴らす。
「お、お前は!」
「あぁ?」
「ひぃ、すいません!あなた様がこの様な所に来ているとは思いもよらず!」
「え?え?えぇ?」
ギルドの最高責任者がキレイな土下座を決めるなか、状況についていけない受付嬢のアイナ。
「今、登録をしようとして、この受付嬢に説教されてたところだよ」
「せ、せっきょ!?」
せっきょじゃなく説教な。
「な、何て事をしたんだアイナ!この方は魔王を三人も倒した英雄だぞ!」
「え?魔王を?またまた、ギルドマスター私を騙そうとしてぇ」
「ほ、本当だ!今すぐ謝らないと後悔するぞ!」
「もう、なら登録のついでに鑑定しましょう!」
そう言ってアイナが用意したのは、いつぞやの嫌な思い出しかない鑑定道具、これのせいで奴隷のような生活を送るはめになったんだよな。
「明、あんたすごい顔してるけど大丈夫?」
「あぁ、大丈夫だ、ただ嫌な事思い出すな」
「さぁ、自称英雄様?どうぞ手を乗せてください」
自称はしてないんだが?言われた通り手を置く。
ちなみにだけど、ナビさん、隠匿は切れてるよね?
〈ハイ、あれ以来、封印しています〉
なら、良し。
手を置くと水晶は光出し、文字が浮かび上がる。
「………」
浮かび上がった文字を確認し、アイナは絶句する。
「そ、そんな、ランクSS?」
「普通こうゆうのって最低ランクからじゃないのか?」
「ううん、潜在ランクがあって、そこからスタートだよ」
「その潜在ランクがあんたは、SSってこと!まあ当然よね?」
「あ、あぁ、ああぁ」
アイナは混乱しているらしい。
「も、申し訳ありませんでした!」
混乱から直ぐに立ち直り、椅子から立ち上がり土下座する。
ギルドマスターと受付嬢が土下座する光景に野次馬も寄ってくる。
「とりあえず、変に目立ってるから場所移せないかな?」
「ハ、ハイ!奥の部屋にどうぞ!」
奥にはギルドマスターの部屋があり、落ち着いて話をする事ができそうだ。
案内された部屋でソファーに座りながら経緯を話す。
「改めて、このギルドでマスターをしています、ガーロンドです」
「知ってるよ、ハゲ」
「は、ハゲ……」
「簡単に言うと、冒険しに来た」
「あんた、簡単すぎでしょ……」
「えっと、私達、ダイアさんに頼まれて冒険者として活動して、復興の手助けに来たんです」
俺の代わりに澪が説明してくれる。
「左様でしたか、皆さまなら、申し分ないでしょう、ただ………」
「ただ?」
「実はまだ、周辺の調査も終わっておらず依頼はほとんどないんだ」
「なら、俺達が調査のついでに危険そうな魔物を狩っていこう」
「それは、助かる是非お願いしよう!」
今後の方針も決まったところで、改めて受付でギルドカードを作って貰う、その際受付嬢のアイナは青い顔でひたすら謝って来た、うん、うん、自分の非は素直に認めるべきだよな?
冒険者ギルドの中に入ってみると、中には如何にも荒くれ者といった、男達が……居なかった……ポツポツと二、三人冒険者らしき人が居るだけだ、まあ、人手不足で俺達が来たわけだし。
さっそく受け付けに行く。
「いらっしゃいませ、本日はどう言ったご用件でしょうか?」
「冒険者登録をお願いしたい」
「まぁ、それは助かります!今この街の冒険者は非常に少なく困っていたんです!それが五人もだなんて!」
「あ、すいません、私達四人は既に登録済みなので、彼だけ登録をお願いします」
澪が自分たちは既に登録している事を説明する、今日の登録は俺だけだちなみにエレナ姫はお留守番だ、さすがに他国とはいえ姫がうろうろするのは不味いからな。
「畏まりました、では四名の方の移転手続きを先にさせて貰います、これをしないと依頼を受けられませんので」
「ハイ、わかりました」
「以外に面倒ね」
「では、ギルドカードをお預かりします」
四人からカードを受け取り、受付嬢はプレス機の様なものに挟み込むと、文字が空中に浮かび上がる。
「す、凄いです!皆さんBランクなんですね!」
「ランク?」
「あぁ、明は知らないよね、ランクはFからSSまであって、その人の強さによって変わるんだ」
「へ~Bってすごいのか?」
「凄いですよ!一流と言われるランクです、貴方も彼らを見習って強くなって下さいね?」
「見習ってね……」
「え、えっと、受付嬢さん」
「あ、申し遅れましたアイナと言います!」
「あ、アイナさん、余り明くんにそう言う事は……」
「いいえ、こうゆうことはハッキリさせておいた方がいいんです!強い人達の後ろに隠れているとまるで自分も強くなった様に勘違いする人が要るんです!そうゆう人こそ問題を起こすんです!そこのあなた、ちゃんと聞いてますか!?」
「それより早く登録をしてくれないか?」
「なんて言いぐさですか!貴方みたいな人が……」
また、受付嬢・アイナが話をしようとすると、後ろのドアが開き見たことのある髭面がバカでかい声を出して顔を出す。
「さっきからうるさいぞ!誰だ!」
「あ、ごめんなさい、ギルドマスター……」
「うるせえのは、お前だバカ!」
アイナが謝る途中で、受付を呼ぶためのベルをバカに投げる。
チーン!
ベルは見事バカに当たり、良い音を鳴らす。
「お、お前は!」
「あぁ?」
「ひぃ、すいません!あなた様がこの様な所に来ているとは思いもよらず!」
「え?え?えぇ?」
ギルドの最高責任者がキレイな土下座を決めるなか、状況についていけない受付嬢のアイナ。
「今、登録をしようとして、この受付嬢に説教されてたところだよ」
「せ、せっきょ!?」
せっきょじゃなく説教な。
「な、何て事をしたんだアイナ!この方は魔王を三人も倒した英雄だぞ!」
「え?魔王を?またまた、ギルドマスター私を騙そうとしてぇ」
「ほ、本当だ!今すぐ謝らないと後悔するぞ!」
「もう、なら登録のついでに鑑定しましょう!」
そう言ってアイナが用意したのは、いつぞやの嫌な思い出しかない鑑定道具、これのせいで奴隷のような生活を送るはめになったんだよな。
「明、あんたすごい顔してるけど大丈夫?」
「あぁ、大丈夫だ、ただ嫌な事思い出すな」
「さぁ、自称英雄様?どうぞ手を乗せてください」
自称はしてないんだが?言われた通り手を置く。
ちなみにだけど、ナビさん、隠匿は切れてるよね?
〈ハイ、あれ以来、封印しています〉
なら、良し。
手を置くと水晶は光出し、文字が浮かび上がる。
「………」
浮かび上がった文字を確認し、アイナは絶句する。
「そ、そんな、ランクSS?」
「普通こうゆうのって最低ランクからじゃないのか?」
「ううん、潜在ランクがあって、そこからスタートだよ」
「その潜在ランクがあんたは、SSってこと!まあ当然よね?」
「あ、あぁ、ああぁ」
アイナは混乱しているらしい。
「も、申し訳ありませんでした!」
混乱から直ぐに立ち直り、椅子から立ち上がり土下座する。
ギルドマスターと受付嬢が土下座する光景に野次馬も寄ってくる。
「とりあえず、変に目立ってるから場所移せないかな?」
「ハ、ハイ!奥の部屋にどうぞ!」
奥にはギルドマスターの部屋があり、落ち着いて話をする事ができそうだ。
案内された部屋でソファーに座りながら経緯を話す。
「改めて、このギルドでマスターをしています、ガーロンドです」
「知ってるよ、ハゲ」
「は、ハゲ……」
「簡単に言うと、冒険しに来た」
「あんた、簡単すぎでしょ……」
「えっと、私達、ダイアさんに頼まれて冒険者として活動して、復興の手助けに来たんです」
俺の代わりに澪が説明してくれる。
「左様でしたか、皆さまなら、申し分ないでしょう、ただ………」
「ただ?」
「実はまだ、周辺の調査も終わっておらず依頼はほとんどないんだ」
「なら、俺達が調査のついでに危険そうな魔物を狩っていこう」
「それは、助かる是非お願いしよう!」
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