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第6章エルフの森
7.人魚の里
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さて、この状況どうしたものか?
「助けてなのです!生け捕りで、活け作りで、おいしいご飯なのです!」
「ナティアを離せ!」
「もう一匹居ましたナビさん」
〈大漁ですね〉
「もう帰っていいかな?」
「ダメに決まってるでしょ!?」
正直な感想を言うと鈴に怒られる。
「いや、もうぶっちゃけめんどくさい」
「そのめんどくさい原因のうち二人はあんたのメイドだからね?責任持ちなさいよ!」
「うちは基本放任主義だから」
「監督責任!」
結局鈴に押しきられる。
「ナビさん、ミーア、俺は人魚は食べなれないから離してやれ」
〈マスター、食わず嫌いはよくありません〉
「そうゆう意味じゃねぇよ!倫理的な問題だよ!いいから離してやれ!」
しぶしぶながら網を解くミーア。
「えーとナティアでいいのか?悪かったなうちの者が」
「助けてくれるのですか?人間さん?」
「ああ、だからあっちでいまだに水の弾丸を構えているお仲間を止めてくれ」
「ケイトちゃんですね?わかりましたです!………はっ、もしかしてケイトちゃん共々捕まえて、食べるですか!?」
「……いや、食べないから、君たち人魚は人間を食べるのかい?」
「………世界中で食べるものが人間しか無いなら食べるのです!」
「うん、その状況になったら俺も人魚を食べるよ」
「やっぱり食べられるのです!」
………この子めんどくさ!!
「い、今はそんな世紀末な状況になってないから、食べないよ」
「そう言えばそうなのです!わかりました、ケイトちゃんにお話ししてきますです!」
はぁ、もう疲れた、魚釣りに来るべきじゃ無かったな。
「連れてきたのです!」
「………うん、早い、できればもう少し休みたかったな」
「………」
そして敵意は変わらず、ものすごい睨まれてる。
「あの、ナティアさん?ちゃんと説明してくれました?」
「はいなのです!捕まえたけど食べる気はないと、ちゃんと説明したのです!」
あいたたた、これはちっとも誤解が解けてないですね。
「………どうも人間さん、わたしはケイトよ」
「は、初めまして、工藤 明です」
「さっそくだけど、人間さんは何をしに来たのかしら?」
「えーと、魚を釣りに………」
「そう、わたし達を捕まえに来たのね?」
「いえ、普通の……」
「言わなくても分かっているわ!貴方達はわたし達人魚を捕まえて◯◯◯(ピー)や◯◯◯(ピー)な事をしようとしているんでしょ!」
うわぁ、この子もダメなやつだ。
「ケイトちゃん、ケイトちゃん、◯◯◯(ピー)ってなんですか?」
「うおい!君は言っちゃダメだ!見た目的に幼い君が言うと色々問題あるから!」
「くっ、人間め本性を現したわね!ナティア気を付けて、この後わたし達は◯◯◯(ピー)な事や、さらに◯◯◯◯(ピー)な事をされるけど決して諦めちゃダメよ、必ず助けが来るから」
「よぉし、わかった、もう喋らないでくれ!」
おかしい、さっきよりカオスな状況になって行く。
「◯◯◯◯(ピー)ってよく知っているわね」
「鈴、お前も見た目的に言っちゃダメだからな?」
「あ、ごめん」
ちなみに澪は頬に手を添えてもじもじしている、誰とのナニを想像しているかは聞きたくない。
そんな、収拾をつけようとすると更につかなくなる状況に追い討ちが掛かる。
「あら?ナティア、ケイト、二人供どうしたの?」
三人目の人魚………二人でもお腹一杯なのに三人目って。(ちなみに食べる意味では無い)
「族長!ダメよ出てきちゃ!族長のグラマラスボディで出てきたら◯◯◯◯(ピー)な事されちゃうわよ!」
「え?ごめんなさい、ピーって音がうるさくてよく聞こえないわ」
おーい、さすが族長一番ヤバいよ、一番メタな発言するよ、なんだ?人魚ってのはこんなんばっかりか!?
「とにかく、落ち着きなさいケイト、ゆっくり話をしなさい」
その後かなり時間を掛けて、もちろん俺の話もさせてもらい、何とか事情を説明した。
「そう、なるほどね、ナティア、ケイト」
人魚の族長はゆっくり二人に近づくと。
ゴンっ!ゴンっ!
と、音がはっきり聞こえるくらいの強さで二人に拳骨を落とす。
「はう!」
「うきゃ!」
短く声を上げそれぞれ痛そうに頭を抑える。
「いつも言っているでしょ?人様に迷惑をかけるんじゃありません!」
「で、でも!」
「でもじゃありません!いいからあなた達は帰りなさい!」
「は、はい………」
怒られ、肩を落としながら水の中へ入って行くケイトと殴られてから浮いてこないナティアを見送る。
「同族が迷惑をお掛けしました」
「いや、こちらこそ突然来てしまい、すまなかった、事前に教えてくれた者に問題があったんだ」
〈解せません〉
どの口が言うのか。
「確か魚を取りに来たのですよね?どうぞお持ちください、自慢の魚ですよ」
「あぁ、はい、でも今更ながら取って大丈夫ですか?」
「ええ、今年は特に豊作ですから大丈夫ですよ」
あ、完全に作物ですね。
「では、遠慮なく」
その後釣りでは人魚がかかってしまうかもしれないと言うので、網を使って魚を取らせて貰った、人魚って釣れるんだ。
「助けてなのです!生け捕りで、活け作りで、おいしいご飯なのです!」
「ナティアを離せ!」
「もう一匹居ましたナビさん」
〈大漁ですね〉
「もう帰っていいかな?」
「ダメに決まってるでしょ!?」
正直な感想を言うと鈴に怒られる。
「いや、もうぶっちゃけめんどくさい」
「そのめんどくさい原因のうち二人はあんたのメイドだからね?責任持ちなさいよ!」
「うちは基本放任主義だから」
「監督責任!」
結局鈴に押しきられる。
「ナビさん、ミーア、俺は人魚は食べなれないから離してやれ」
〈マスター、食わず嫌いはよくありません〉
「そうゆう意味じゃねぇよ!倫理的な問題だよ!いいから離してやれ!」
しぶしぶながら網を解くミーア。
「えーとナティアでいいのか?悪かったなうちの者が」
「助けてくれるのですか?人間さん?」
「ああ、だからあっちでいまだに水の弾丸を構えているお仲間を止めてくれ」
「ケイトちゃんですね?わかりましたです!………はっ、もしかしてケイトちゃん共々捕まえて、食べるですか!?」
「……いや、食べないから、君たち人魚は人間を食べるのかい?」
「………世界中で食べるものが人間しか無いなら食べるのです!」
「うん、その状況になったら俺も人魚を食べるよ」
「やっぱり食べられるのです!」
………この子めんどくさ!!
「い、今はそんな世紀末な状況になってないから、食べないよ」
「そう言えばそうなのです!わかりました、ケイトちゃんにお話ししてきますです!」
はぁ、もう疲れた、魚釣りに来るべきじゃ無かったな。
「連れてきたのです!」
「………うん、早い、できればもう少し休みたかったな」
「………」
そして敵意は変わらず、ものすごい睨まれてる。
「あの、ナティアさん?ちゃんと説明してくれました?」
「はいなのです!捕まえたけど食べる気はないと、ちゃんと説明したのです!」
あいたたた、これはちっとも誤解が解けてないですね。
「………どうも人間さん、わたしはケイトよ」
「は、初めまして、工藤 明です」
「さっそくだけど、人間さんは何をしに来たのかしら?」
「えーと、魚を釣りに………」
「そう、わたし達を捕まえに来たのね?」
「いえ、普通の……」
「言わなくても分かっているわ!貴方達はわたし達人魚を捕まえて◯◯◯(ピー)や◯◯◯(ピー)な事をしようとしているんでしょ!」
うわぁ、この子もダメなやつだ。
「ケイトちゃん、ケイトちゃん、◯◯◯(ピー)ってなんですか?」
「うおい!君は言っちゃダメだ!見た目的に幼い君が言うと色々問題あるから!」
「くっ、人間め本性を現したわね!ナティア気を付けて、この後わたし達は◯◯◯(ピー)な事や、さらに◯◯◯◯(ピー)な事をされるけど決して諦めちゃダメよ、必ず助けが来るから」
「よぉし、わかった、もう喋らないでくれ!」
おかしい、さっきよりカオスな状況になって行く。
「◯◯◯◯(ピー)ってよく知っているわね」
「鈴、お前も見た目的に言っちゃダメだからな?」
「あ、ごめん」
ちなみに澪は頬に手を添えてもじもじしている、誰とのナニを想像しているかは聞きたくない。
そんな、収拾をつけようとすると更につかなくなる状況に追い討ちが掛かる。
「あら?ナティア、ケイト、二人供どうしたの?」
三人目の人魚………二人でもお腹一杯なのに三人目って。(ちなみに食べる意味では無い)
「族長!ダメよ出てきちゃ!族長のグラマラスボディで出てきたら◯◯◯◯(ピー)な事されちゃうわよ!」
「え?ごめんなさい、ピーって音がうるさくてよく聞こえないわ」
おーい、さすが族長一番ヤバいよ、一番メタな発言するよ、なんだ?人魚ってのはこんなんばっかりか!?
「とにかく、落ち着きなさいケイト、ゆっくり話をしなさい」
その後かなり時間を掛けて、もちろん俺の話もさせてもらい、何とか事情を説明した。
「そう、なるほどね、ナティア、ケイト」
人魚の族長はゆっくり二人に近づくと。
ゴンっ!ゴンっ!
と、音がはっきり聞こえるくらいの強さで二人に拳骨を落とす。
「はう!」
「うきゃ!」
短く声を上げそれぞれ痛そうに頭を抑える。
「いつも言っているでしょ?人様に迷惑をかけるんじゃありません!」
「で、でも!」
「でもじゃありません!いいからあなた達は帰りなさい!」
「は、はい………」
怒られ、肩を落としながら水の中へ入って行くケイトと殴られてから浮いてこないナティアを見送る。
「同族が迷惑をお掛けしました」
「いや、こちらこそ突然来てしまい、すまなかった、事前に教えてくれた者に問題があったんだ」
〈解せません〉
どの口が言うのか。
「確か魚を取りに来たのですよね?どうぞお持ちください、自慢の魚ですよ」
「あぁ、はい、でも今更ながら取って大丈夫ですか?」
「ええ、今年は特に豊作ですから大丈夫ですよ」
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「では、遠慮なく」
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