1 / 1
どうやら……
しおりを挟む◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「聖女アルデバラン!お前との婚約は破棄させてもらう!」
私は、婚約者のクルー王子にそう告げられた。
困惑して、混乱して、頭がいっぱいいっぱいになって、呂律が回らずに、ただ騒いだ。
「すまないな。俺はお前への愛が尽きたようなのだ。だが、それは俺が悪いわけではない。お前が俺へ奉仕しないからだ。」
奉仕…………つまり、夜の営みのことであろう。しかし、彼は毎日のように誘ってくるのだ。それで、最近は特に仕事が忙しいから、体力的な問題で5日だけ休んだだけなのに……
やはり、彼が普通に私よりも好きな人を見つけたという可能性が高い。
「では、手続きを今日中に済ませてよう。お前は、王子への侮辱罪ということで、国外追放とする!」
あぁ。何処まで腐ってるんだこのクズ王子は。これでは独裁だ。よし。彼は私の役職の恐ろしさに気づいてない。聖女を怒らすことがどれほど恐ろしいか。
私は、国外追放される前日の夜。人形を取りだし、王子のことを呪った。痛い目に合わせてやる。
するとどうだろう。次の日には、彼は急死した。どうやら、痛い目ではすまなかったようだ。
ざまぁ!!!
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2
この作品は感想を受け付けておりません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる