エクストラゲーム

みい

文字の大きさ
1 / 1

序章

しおりを挟む
昔々あるところに1組の人型の男女がいたそうな。その男女は恋に落ちやがて結ばれました。
そしてその恋の思いから感情を、恋の形から溶媒ができました。そしてその二つを合わせて生物を作ったそうだ。
その男女二人はその子達を大事に大事に育てました。
しかしその子達は何故か親殺しや仲間同士での戦いを始めました。そしてそれを阻止しようと男女二人は力を合わせ抵抗しましたが、上手く行かず殺されました。



しかしその男女二人は死ぬ直前にある希望の種を落としていきました。それは………





「………大丈夫です、触覚で確かめた所敵の反応はありません」 

「そうか、だがまだ油断するなよ。奴らは、こちらに気づかれないようなにか技巧を施したものを着ているのかもしれない」

「了解です、ギルック。進みます」

「ああ、わかったシュリーム」

そう俺たち二人、いや二匹か、は動物種と精霊種が争った後と思われる焼け野原を進んでいた。周りは腐乱臭が漂い吐き気を催すが我慢し進んだ。何故我慢しなければならないかって?それは……

「オォーーーーーーン!!!!!」

「「!!」」

クソっ、これは龍種の声!?

まずい、、非常にまずい!

「逃げるぞ!シュリーム!」

「はい!」

俺らは全速力で荒野を駆け抜け逃げようとする、が

「クッソ!体の大きさといい飛ぶ速さといい規格外だぞッ!」

すぐ追いつかれ、その大きな鉤爪で掴まれる。

「………死ぬのですか、」

シュリームが体を押しつぶされそうになりながらそう語りかけてくる

「黙れ!最後まで抵抗しろッ!まだ何かあるはずだ!」

と言いつつ俺も半ば諦めていた。

どうせ劣等種が高等種から逃げ切れるわけがない、

そして………



ー昆虫種主要都市インセクトー

その最高司令室で俺は戦場報告を聞いていた。

「………シュリームとギルックの戦死確認、今日の戦死報告を終わります」

「…そうか」

またそんなに死んだのか、

「しかし良いのですか?このようなほとんど意味の無い遠征などで兵士を犬死させて、」

「…予定通りだ、」

んなわけねぇだろ

「ッ!しかしッ!?」

「…黙って出て行け」

早くあっちに行ってくれ、

「かしこまりました、、、」

「……」

すまない、ヴィーネ

そしてヴィーネの足音さえもが消えていき少しの静寂……



「………クソがッ!」

「クソがッ!、クソがッ!……俺が……俺がもっともっともっともっともっともっともっともっともっともっと考えを巡らせれれば龍種が出てくることなど容易にわかったのにッ!俺がもっともっともっともっともっともっとルートを確認していたら無事帰らせれたのにッ!!俺がもっともっともっともっともっと賢ければ……戦死者なんか……出さなかったのに……ッ!」

俺はそう机を叩きつけながら自分を蔑み強く言った。




「………司令官、一人で抱え込まなくても…」

私は司令官に言いたい、あなた一人のせいでは無いと、だから抱え込まず秘書の私にも何かあったら伝えてくれと、しかしそんなことは言えない。なぜなら私は司令官の気持ちを分からない程バカでは無い。だから彼が手を差し伸べてこれば手助けをしようと思っている。

「…って私なに考えてるんだろ」

彼にはこの昆虫種全て、1万匹以上の命が託されているのに……

「司令官、いやミー君が背負ってるものなんか一緒に背負えるわけないのに………」


この時代に安泰など昆虫種になかった。劣等種は劣等種なりにこそこそと逃げ隠れしなければ生きては行けない。ましてや高等種にケンカを売ろうものなら種そのものが壊滅状態に陥らないとも限らない。だから、必要最低限情報収集をし、戦いが起こらなそうな場所へと移動に移動を重ね一時的な平和を手に入れまたそれが壊される。そのようなループが延々と続くこの世界、昆虫種は全員心の中ではこう思っている。

『いつになったらこんな争い終わるの』と


しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発

ハーフのクロエ
ファンタジー
 アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。

ゲーム未登場の性格最悪な悪役令嬢に転生したら推しの妻だったので、人生の恩人である推しには離婚して私以外と結婚してもらいます!

クナリ
ファンタジー
江藤樹里は、かつて画家になることを夢見ていた二十七歳の女性。 ある日気がつくと、彼女は大好きな乙女ゲームであるハイグランド・シンフォニーの世界へ転生していた。 しかし彼女が転生したのは、ヘビーユーザーであるはずの自分さえ知らない、ユーフィニアという女性。 ユーフィニアがどこの誰なのかが分からないまま戸惑う樹里の前に、ユーフィニアに仕えているメイドや、樹里がゲーム内で最も推しているキャラであり、どん底にいたときの自分の心を救ってくれたリルベオラスらが現れる。 そして樹里は、絶世の美貌を持ちながらもハイグラの世界では稀代の悪女とされているユーフィニアの実情を知っていく。 国政にまで影響をもたらすほどの悪名を持つユーフィニアを、最愛の恩人であるリルベオラスの妻でいさせるわけにはいかない。 樹里は、ゲーム未登場ながら圧倒的なアクの強さを持つユーフィニアをリルベオラスから引き離すべく、離婚を目指して動き始めた。

断罪後のモブ令息、誰にも気づかれずに出奔する

まる
ファンタジー
断罪後のモブ令息が誰にも気づかれないよう出奔して幸せを探す話

王妃ですが都からの追放を言い渡されたので、田舎暮らしを楽しみます!

藤野ひま
ファンタジー
 わたくし王妃の身でありながら、夫から婚姻破棄と王都から出て行く事を言い渡されました。  初めての田舎暮らしは……楽しいのですが?!  夫や、かの女性は王城でお元気かしら?   わたくしは元気にしておりますので、ご心配御無用です!  〔『仮面の王と風吹く国の姫君』の続編となります。できるだけこちらだけでわかるようにしています。が、気になったら前作にも立ち寄っていただけると嬉しいです〕〔ただ、ネタバレ的要素がありますのでご了承ください〕

いっとう愚かで、惨めで、哀れな末路を辿るはずだった令嬢の矜持

空月
ファンタジー
古くからの名家、貴き血を継ぐローゼンベルグ家――その末子、一人娘として生まれたカトレア・ローゼンベルグは、幼い頃からの婚約者に婚約破棄され、遠方の別荘へと療養の名目で送られた。 その道中に惨めに死ぬはずだった未来を、突然現れた『バグ』によって回避して、ただの『カトレア』として生きていく話。 ※悪役令嬢で婚約破棄物ですが、ざまぁもスッキリもありません。 ※以前投稿していた「いっとう愚かで惨めで哀れだった令嬢の果て」改稿版です。文章量が1.5倍くらいに増えています。

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました

蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈ 絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。 絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!! 聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ! ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!! +++++ ・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)

処理中です...