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序章
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昔々あるところに1組の人型の男女がいたそうな。その男女は恋に落ちやがて結ばれました。
そしてその恋の思いから感情を、恋の形から溶媒ができました。そしてその二つを合わせて生物を作ったそうだ。
その男女二人はその子達を大事に大事に育てました。
しかしその子達は何故か親殺しや仲間同士での戦いを始めました。そしてそれを阻止しようと男女二人は力を合わせ抵抗しましたが、上手く行かず殺されました。
しかしその男女二人は死ぬ直前にある希望の種を落としていきました。それは………
「………大丈夫です、触覚で確かめた所敵の反応はありません」
「そうか、だがまだ油断するなよ。奴らは、こちらに気づかれないようなにか技巧を施したものを着ているのかもしれない」
「了解です、ギルック。進みます」
「ああ、わかったシュリーム」
そう俺たち二人、いや二匹か、は動物種と精霊種が争った後と思われる焼け野原を進んでいた。周りは腐乱臭が漂い吐き気を催すが我慢し進んだ。何故我慢しなければならないかって?それは……
「オォーーーーーーン!!!!!」
「「!!」」
クソっ、これは龍種の声!?
まずい、、非常にまずい!
「逃げるぞ!シュリーム!」
「はい!」
俺らは全速力で荒野を駆け抜け逃げようとする、が
「クッソ!体の大きさといい飛ぶ速さといい規格外だぞッ!」
すぐ追いつかれ、その大きな鉤爪で掴まれる。
「………死ぬのですか、」
シュリームが体を押しつぶされそうになりながらそう語りかけてくる
「黙れ!最後まで抵抗しろッ!まだ何かあるはずだ!」
と言いつつ俺も半ば諦めていた。
どうせ劣等種が高等種から逃げ切れるわけがない、勝てるはずがないと
そして………
ー昆虫種主要都市インセクトー
その最高司令室で俺は戦場報告を聞いていた。
「………シュリームとギルックの戦死確認、今日の戦死報告を終わります」
「…そうか」
またそんなに死んだのか、
「しかし良いのですか?このようなほとんど意味の無い遠征などで兵士を犬死させて、」
「…予定通りだ、」
んなわけねぇだろ
「ッ!しかしッ!?」
「…黙って出て行け」
早くあっちに行ってくれ、
「かしこまりました、、、」
「……」
すまない、ヴィーネ
そしてヴィーネの足音さえもが消えていき少しの静寂……
「
「………クソがッ!」
「クソがッ!、クソがッ!……俺が……俺がもっともっともっともっともっともっともっともっともっともっと考えを巡らせれれば龍種が出てくることなど容易にわかったのにッ!俺がもっともっともっともっともっともっとルートを確認していたら無事帰らせれたのにッ!!俺がもっともっともっともっともっと賢ければ……戦死者なんか……出さなかったのに……ッ!」
俺はそう机を叩きつけながら自分を蔑み強く言った。
「………司令官、一人で抱え込まなくても…」
私は司令官に言いたい、あなた一人のせいでは無いと、だから抱え込まず秘書の私にも何かあったら伝えてくれと、しかしそんなことは言えない。なぜなら私は司令官の気持ちを分からない程バカでは無い。だから彼が手を差し伸べてこれば手助けをしようと思っている。
「…って私なに考えてるんだろ」
彼にはこの昆虫種全て、1万匹以上の命が託されているのに……
「司令官、いやミー君が背負ってるものなんか一緒に背負えるわけないのに………」
この時代に安泰など昆虫種になかった。劣等種は劣等種なりにこそこそと逃げ隠れしなければ生きては行けない。ましてや高等種にケンカを売ろうものなら種そのものが壊滅状態に陥らないとも限らない。だから、必要最低限情報収集をし、戦いが起こらなそうな場所へと移動に移動を重ね一時的な平和を手に入れまたそれが壊される。そのようなループが延々と続くこの世界、昆虫種は全員心の中ではこう思っている。
『いつになったらこんな争い終わるの』と
そしてその恋の思いから感情を、恋の形から溶媒ができました。そしてその二つを合わせて生物を作ったそうだ。
その男女二人はその子達を大事に大事に育てました。
しかしその子達は何故か親殺しや仲間同士での戦いを始めました。そしてそれを阻止しようと男女二人は力を合わせ抵抗しましたが、上手く行かず殺されました。
しかしその男女二人は死ぬ直前にある希望の種を落としていきました。それは………
「………大丈夫です、触覚で確かめた所敵の反応はありません」
「そうか、だがまだ油断するなよ。奴らは、こちらに気づかれないようなにか技巧を施したものを着ているのかもしれない」
「了解です、ギルック。進みます」
「ああ、わかったシュリーム」
そう俺たち二人、いや二匹か、は動物種と精霊種が争った後と思われる焼け野原を進んでいた。周りは腐乱臭が漂い吐き気を催すが我慢し進んだ。何故我慢しなければならないかって?それは……
「オォーーーーーーン!!!!!」
「「!!」」
クソっ、これは龍種の声!?
まずい、、非常にまずい!
「逃げるぞ!シュリーム!」
「はい!」
俺らは全速力で荒野を駆け抜け逃げようとする、が
「クッソ!体の大きさといい飛ぶ速さといい規格外だぞッ!」
すぐ追いつかれ、その大きな鉤爪で掴まれる。
「………死ぬのですか、」
シュリームが体を押しつぶされそうになりながらそう語りかけてくる
「黙れ!最後まで抵抗しろッ!まだ何かあるはずだ!」
と言いつつ俺も半ば諦めていた。
どうせ劣等種が高等種から逃げ切れるわけがない、勝てるはずがないと
そして………
ー昆虫種主要都市インセクトー
その最高司令室で俺は戦場報告を聞いていた。
「………シュリームとギルックの戦死確認、今日の戦死報告を終わります」
「…そうか」
またそんなに死んだのか、
「しかし良いのですか?このようなほとんど意味の無い遠征などで兵士を犬死させて、」
「…予定通りだ、」
んなわけねぇだろ
「ッ!しかしッ!?」
「…黙って出て行け」
早くあっちに行ってくれ、
「かしこまりました、、、」
「……」
すまない、ヴィーネ
そしてヴィーネの足音さえもが消えていき少しの静寂……
「
「………クソがッ!」
「クソがッ!、クソがッ!……俺が……俺がもっともっともっともっともっともっともっともっともっともっと考えを巡らせれれば龍種が出てくることなど容易にわかったのにッ!俺がもっともっともっともっともっともっとルートを確認していたら無事帰らせれたのにッ!!俺がもっともっともっともっともっと賢ければ……戦死者なんか……出さなかったのに……ッ!」
俺はそう机を叩きつけながら自分を蔑み強く言った。
「………司令官、一人で抱え込まなくても…」
私は司令官に言いたい、あなた一人のせいでは無いと、だから抱え込まず秘書の私にも何かあったら伝えてくれと、しかしそんなことは言えない。なぜなら私は司令官の気持ちを分からない程バカでは無い。だから彼が手を差し伸べてこれば手助けをしようと思っている。
「…って私なに考えてるんだろ」
彼にはこの昆虫種全て、1万匹以上の命が託されているのに……
「司令官、いやミー君が背負ってるものなんか一緒に背負えるわけないのに………」
この時代に安泰など昆虫種になかった。劣等種は劣等種なりにこそこそと逃げ隠れしなければ生きては行けない。ましてや高等種にケンカを売ろうものなら種そのものが壊滅状態に陥らないとも限らない。だから、必要最低限情報収集をし、戦いが起こらなそうな場所へと移動に移動を重ね一時的な平和を手に入れまたそれが壊される。そのようなループが延々と続くこの世界、昆虫種は全員心の中ではこう思っている。
『いつになったらこんな争い終わるの』と
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