三角の恋

桜田 優

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3章 気持ち

11話 次の日

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次の日
nemu「ふぁぁぁ」
昨日は凄かったな~
黒塗りになった車がここら辺を通るのは珍しいよな
でも、あの子なんか桜に似てるんだよな~
nemu「…………あれ?」
いつもこれくらいの時間になったら「おはよっ」ってくるのに。
なんで来ないんだろう
え?遅刻?それとももう行ってる?
どっちだろう

学校~教室~
nemu「…」
きょうしつに入り、教室全体を見渡したが桜の姿はなかった
nemu「……いないのか」
キム「おはよ」
nemu「あ、おはよ」
キム「あれ?桜くんは?」
nemu「分からない
           朝会わなかったんだよ」
キム「ふーん」
自分の席について桜の席を見るがやっぱりいなかった
そして、ホームルームが始まる
時雨「ほら、みんな席に座って!」
先生が入ってきてみんながら席に座る
時雨「よし、まず一つ
          もうすぐ期末試験です。
          皆さんは勉強してますか?
           ちゃんと勉強してくださいね
           はい、それでは出席をとります
            五十嵐優人さん」
五十嵐「はい」
そうしてどんどん呼ばれて言って
時雨「桜ー
          は休みっと」
キム「なんで休みなんですか?」
時雨「……えー、風邪だよ風邪」
って言ってるけど間があった
何があったんだろう
キム「風邪か~」
何があったんだろうか
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