三角の恋

桜田 優

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4章 心ノ中

9話 いよいよ

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nemu「?!」
時雨「怪我…ないか?」
nemu「先生!」
男の腕を掴んで立っているがすぐ振りほどかれて
時雨「いま、警察が外の仲間を捕まえてる…
          お前は…
           あいつらを助けろ」
nemu「はい!」
ふたりの居る部屋に走っていく
男はnemuを追いかけようと走り出そうとしたが…
時雨「…まて生徒には絶対傷つけさせませんよ」
時雨先生が男のスネあたりをけってそう言った
男「くそっ…」

nemu「はぁはぁ…
            ふたりの監禁されてる部屋は…
             …ここか」
部屋の中に入って二人の元に駆け寄る
nemu「桜?もこ?大丈夫か!」
桜「んーんー!
     んーー!」
nemu「まってろ…」
遠くからは見えなかったが猿轡さるぐつわをつけられてたらしい
ふたりの猿轡を外して
nemu「大丈夫か?」
桜「これは、罠だよ!nemuくん危ない!」
nemu「は?」
ボス「ふふ、余計なことを喋らなくていいのに…」
nemu「?!
             お、お前は誰だ!」
いつの間にかこの部屋の入口に白いスーツ白い帽子を被ってタバコを吸っている男が立っていた
ボス「私か?
          私は、ここのボスの詩句しくだよ」
nemu「…なぜもこと桜を誘拐した…」
詩句「…私は可愛い子が好きでね」
nemu「え?」
詩句「特に合法ロリや男の娘がすきでね…」
nemu「…」
これ、ガチのやつや…
まって、もう少し遅かったら大変なことになってたんじゃないか?
詩句「…それでどうする?」
nemu「…は?」
詩句「ここで諦めて逃げるか、それともここで死ぬか…どうする?」
nemu「逃げるわけないだろ?」
詩句「ふふふ、面白い…」
詩句は鉄パイプを2つ持ってきて、1本をnemuに投げる
nemu「…」
鉄パイプを握り相手をぎろっと睨みつけて構える
詩句「さぁ、始めようではないか…」
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