学園の王の愛はいらない

starry sky

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「うんっ・・・っ・・・あっ・・・」

「夏生・・・もう出すぞ・・・」

「あっ、そこヤダっ!」

「ここか?」

「ヤダって・・・っ・・・んあっ」

「ほら、一緒にイクぞ」

綺堂が夏生の手を取って一緒にそのペニスを擦りたてる。

「ひゃっっ、・・・あん、あん、やぁぁっ・・・!」

肉と肉がぶつかり合う音が激しくなり夏生の嬌声も極まる。
綺堂が達するとほぼ同時に夏生は手淫でフィニッシュした。

「あぁ・・・っくっ・・・あぁ、夏生・・・すげぇ良かった・・・」

綺堂は夏生の上に倒れ込んで髪に顔を埋めて言った。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ、おまっ・・・しつこいんだよ・・・」

今日はこれでもう3回目だ。
一回目こそすぐにイったがその後は盛りのついた犬みたいに腰を振り続けて夏生の関節やアナルは悲鳴をあげている。
新品のローションがもう無くなりそうだ。

「あっ、見ろよ!出してからも動くから漏れてる!」

「悪い、夏生の中が良すぎんだよ。なぁ、次からゴム無しでも良いか?夏生ん中、直で感じたい」

「うるせぇ!ヤリチン野郎とそんな事できるか!お前絶対ビョーキ持ってくんなよ」

「ひでぇ、俺セーフセックスしかしないぞ」

「どうだか」

金曜の夜、二人の情事はいつも寮の綺堂の部屋で行われる。
 この関係が始まって早一か月。
はじめは綺堂の望みに応えて呼ばれる度に部屋へ行っていた。
だが際限なく求められて夏生は身の危険を感じ、週に一度、金曜日だけ応じる事にした。
渋る綺堂を説得するのには苦労した。
だが尻は労わらなくてはいけない。まだアナルセックスに慣れていないのだから。

「お前なかなかイかないな。中で」

「当たり前だろ!そうそうケツでイってたまるか」

「確かに、まだひと月だ。じっくり開発すればいいよな、もっと時間かけて」

そう言って夏生の後に指を滑り込ませた。

「あっ・・・ダメだ、今日はもう終わり!」

「3回までなんて少なすぎる」

「これ以上やったら俺の尻・・・壊れる・・・んんッ」

柔らかな穴の中で指をグニグニと動かし入り口の近くの敏感な場所を刺激する。

「週一なんて・・・譲歩しなきゃ良かった」

「んっ・・・もう約束したんだから・・・んっ、ちゃんと守れよ。はぁ、はぁ、もうや、ヤメロって・・・」

「夏生も交換条件、守るんだよな?」

「わかってるよ、颯斗」

「ヤってる最中は呼んでなかったぞ」

「んん・・・忘れてた。ごめん颯斗、ちゅーするから指抜けよ」

綺堂は頬を緩ませて言われた通り指を引き抜いてゴロンと横たわった。
夏生はその硬い腹筋の上に跨る。
両手で精悍な頬を包み込み「はやと」と呼んで唇を落とした。
 これが交換条件だ。
一つ目は名前で呼ぶこと。二つ目は会う度に必ず夏生からディープキスをすること。

ちゅっ、ちゅっ、

・・・くちゅ・・・ちゅっ、ぴちゃ・・・ちゅっ・・・ちゅうぅぅぅ・・・

「・・・んんっ!んむっ・・・あむ・・・んん~プハッ!!・・・長いっ!」

「んな事ねぇ」

「おま、・・・っはぁっ、乗っ取ってくんなよ」

「ぁあ!くそ!・・・足りねぇ」

「うわっ!」

腹筋だけで起き上がった綺堂は勢いよく夏生を押し倒した。

「も、何・・・はぁはぁ・・・」

夏生の赤くぷっくりと腫れた果実のような唇が酸素を求める。
それを舐める様に見つめる綺堂。

「もっとよこせ」

果実を徹底的に味わい尽くそうと綺堂は、熱い舌をその中へ差し込んだ。






 結局、押し切られて4回目もした。
 夏生はおぼつかない足で歩いてバスルームへ向かう。
 綺堂はやっと満足したのか寝てしまった。ベッドの中、全身で抱え込まれて抜け出すのに苦労した。
 勝手知ったるバスルームは夏生達の部屋のものと違ってつくりが豪華だ。部屋自体も広いし家具も立派な物が揃っている。
 手早くシャワーを浴びた夏生は急いで服を着、部屋を出ようとドアを開けた。

「あ・・・」

西園寺・・・


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