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薬局

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『薬局』
ある日の午後のことだ。
俺の職場では風邪が流行っている。
同僚たちの咳が止まらないからだ。
しかし、病院に行けば医者に見抜かれるから行かないとのことだった。
だから俺は薬を用意することにした。
薬局の市販の解熱剤を飲んでみたところ症状が和らいだので今日は早く寝ることにした。
すると不思議なことがあった。
朝になると風邪が治ってしまったのだ。
まさしく『魔法の薬』だった。
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