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8話
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「呂布奉先は変態だったのか?」
「そりゃ、性欲も強いはずだ」などといった事を言っていたのだ。
そんな状況を見かねた諸葛亮が声を発した。
「いい加減にしろ!そんな話はどうでもいいではないか!!」
(よくないだろ!)
そう突っ込みたい気分だったのだが、言葉が見つからず沈黙していると話の続きを始める。
「私が聞きたいのは、関羽殿が魏続殿の命を奪い奉先殿にどんな得があるかという事じゃ!」
諸葛亮の言葉を聞いた関羽が静かな口調で話し出した。
「確かに私の勝手で呂布殿に迷惑をかけてしまいましたが、それは私が望んでした事です。魏続殿にもそれをご理解頂き納得して頂きました」
(そんな事を説明してるんじゃないんだよ!)
そう思っていると今度は劉備が関羽に尋ねる。
「それでは呂布奉先に一体何をさせようとしていたのだ?」
その問いに関羽は答えたのである。
「蜀軍が大事そうに守ってる玉璽という物を手に入れるよう進言したのです」
(なに?)
俺だけじゃなく劉備や諸葛亮、更に曹操軍の武将たちも驚きの表情を浮かべていた。
そんな中で魏続だけが泣き始めていた。
(可哀想にな)
そんな魏続を見ながら俺は考える。
(玉璽を狙っている事を知っていたから俺を仲間に引き入れたのか?)
そういえば玉璽を狙っていた事を諸葛亮や関羽に話した覚えもなかったし、そもそも知らないと思うのだが何故そんな細かい所まで知っているんだと疑問に思ったのだ。
そんな事を考えていると劉備は関羽に向かって叫んだのだ。
「それは、お前の野心の為ではないのか?」
それを聞いた諸葛亮も言う。
「いくら玉璽が素晴らしい物だと言っても主を殺す理由にはなるまい」
その言葉に関羽は首を横に振って答えた。
「呂布殿は私欲で動くような人物ではありません。蜀の地に攻め入ろうと思ったのは私の我が儘であり、そこに魏続殿を巻き込んでしまった事に深く反省しております」
その言葉に対して曹操軍の武将達は顔を見合わせると全員が同じ意見である事を認識する。
そんな中で諸葛亮は関羽に問いかけた。
「もしも仮に、曹操様が天下を統一した場合には玉璽を譲ると言われておられたのか?」
「はい」
(え?どういう事だ?)
俺が不思議に思っていると曹操軍の武将の一人が進み出ると言ったのである。
「この者の言う事は大げさではありますが嘘か誠か確かめようがないかと。それに今ここで話し合っても何の解決にもなりませぬ」
確かにそうである。
(関羽はどうしてそこまで知っているんだ?)
そう思いながら俺は関羽を睨むのであった。
「魏続殿、関羽殿の言葉に嘘偽りはございませんか?」
諸葛亮が尋ねると魏続はコクンと頷く。
それを見て諸葛亮は何かを考えているかのように腕を組んでいたが、直ぐに言う。
「曹操様に会いに行き、直接確かめるしかあるまい」
(曹操にって……何を話す気なんだよ)
俺がそう思っていると関羽が叫ぶ。
「奉先殿、お願いしたい事があります」
(何だよ?改まって)
そう思って見ていると関羽は続けた。
「私に玉璽を譲ってくれぬか?」
俺は思わず反応する。
「は?」
(え?何を言ってるんだこいつは?)
俺は関羽を見つめると怒鳴るように声を荒らげた。
「いい加減にしろ!これまで色々な事があったけど、お前はなんなんだ?魏続を殺したかと思えば今度は俺に玉璽を譲ってくれだって?馬鹿も休み休み言えよ」
俺の言葉に関羽は焦った様に話す。
「もちろん奉先殿から玉璽を騙し取ろうなどとは考えておりません。ただ私の口から曹操様に奉先殿が望んだ事を伝えても良いでしょうか?」
(何か勘違いされてるな)
そう思った俺は関羽を睨みながら言う。
「魏続の事はどうするんだ?何の音沙汰もなく消えていたら怪しむのは当たり前だろ」
俺の言葉に関羽は首を横に振って答えた。
「魏続殿は失踪ではなく、命を落とした事にします。曹操様にそれを信じ込ませるだけの事、奉先殿にご迷惑をおかけしませぬ」
(本当かよ)
俺はそう思ったのだが、そこに諸葛亮が口を挟む。
「それが嘘ではないと申すのであれば曹操様へ納得して頂く証拠を見せて頂かねば」
諸葛亮の言葉を聞いた関羽は頷いてから俺に玉璽を出させると自分の左手に握らせる。
そして、不敵な笑みを浮かべたまま宣言したのだ。
「この関羽、一度口にした事は守ります」
そんな関羽の言葉を聞いて魏続は号泣していたのだ。
(いくらなんでも酷すぎるだろ!)
俺がそんな事を考えていると曹操軍の武将の中から一人の男が声を上げたのである。
「その話、信じても宜しいのでしょうか?」
(誰だ?あいつ?)
俺が不思議に思っていると関羽がその男の名を告げる。
「楽進、良い時に声を上げる」
その名に劉備が驚いていた。
「楽進!まさかお主が魏続殿を裏切っておるのか?」
その問いに楽進は叫ぶ。
「元より主を裏切るなど武将としてあるまじき行為!劉備様とてお分かりのはず」
(え?あいつも裏切っていたのか!?全く気付かなかったぞ)
「そりゃ、性欲も強いはずだ」などといった事を言っていたのだ。
そんな状況を見かねた諸葛亮が声を発した。
「いい加減にしろ!そんな話はどうでもいいではないか!!」
(よくないだろ!)
そう突っ込みたい気分だったのだが、言葉が見つからず沈黙していると話の続きを始める。
「私が聞きたいのは、関羽殿が魏続殿の命を奪い奉先殿にどんな得があるかという事じゃ!」
諸葛亮の言葉を聞いた関羽が静かな口調で話し出した。
「確かに私の勝手で呂布殿に迷惑をかけてしまいましたが、それは私が望んでした事です。魏続殿にもそれをご理解頂き納得して頂きました」
(そんな事を説明してるんじゃないんだよ!)
そう思っていると今度は劉備が関羽に尋ねる。
「それでは呂布奉先に一体何をさせようとしていたのだ?」
その問いに関羽は答えたのである。
「蜀軍が大事そうに守ってる玉璽という物を手に入れるよう進言したのです」
(なに?)
俺だけじゃなく劉備や諸葛亮、更に曹操軍の武将たちも驚きの表情を浮かべていた。
そんな中で魏続だけが泣き始めていた。
(可哀想にな)
そんな魏続を見ながら俺は考える。
(玉璽を狙っている事を知っていたから俺を仲間に引き入れたのか?)
そういえば玉璽を狙っていた事を諸葛亮や関羽に話した覚えもなかったし、そもそも知らないと思うのだが何故そんな細かい所まで知っているんだと疑問に思ったのだ。
そんな事を考えていると劉備は関羽に向かって叫んだのだ。
「それは、お前の野心の為ではないのか?」
それを聞いた諸葛亮も言う。
「いくら玉璽が素晴らしい物だと言っても主を殺す理由にはなるまい」
その言葉に関羽は首を横に振って答えた。
「呂布殿は私欲で動くような人物ではありません。蜀の地に攻め入ろうと思ったのは私の我が儘であり、そこに魏続殿を巻き込んでしまった事に深く反省しております」
その言葉に対して曹操軍の武将達は顔を見合わせると全員が同じ意見である事を認識する。
そんな中で諸葛亮は関羽に問いかけた。
「もしも仮に、曹操様が天下を統一した場合には玉璽を譲ると言われておられたのか?」
「はい」
(え?どういう事だ?)
俺が不思議に思っていると曹操軍の武将の一人が進み出ると言ったのである。
「この者の言う事は大げさではありますが嘘か誠か確かめようがないかと。それに今ここで話し合っても何の解決にもなりませぬ」
確かにそうである。
(関羽はどうしてそこまで知っているんだ?)
そう思いながら俺は関羽を睨むのであった。
「魏続殿、関羽殿の言葉に嘘偽りはございませんか?」
諸葛亮が尋ねると魏続はコクンと頷く。
それを見て諸葛亮は何かを考えているかのように腕を組んでいたが、直ぐに言う。
「曹操様に会いに行き、直接確かめるしかあるまい」
(曹操にって……何を話す気なんだよ)
俺がそう思っていると関羽が叫ぶ。
「奉先殿、お願いしたい事があります」
(何だよ?改まって)
そう思って見ていると関羽は続けた。
「私に玉璽を譲ってくれぬか?」
俺は思わず反応する。
「は?」
(え?何を言ってるんだこいつは?)
俺は関羽を見つめると怒鳴るように声を荒らげた。
「いい加減にしろ!これまで色々な事があったけど、お前はなんなんだ?魏続を殺したかと思えば今度は俺に玉璽を譲ってくれだって?馬鹿も休み休み言えよ」
俺の言葉に関羽は焦った様に話す。
「もちろん奉先殿から玉璽を騙し取ろうなどとは考えておりません。ただ私の口から曹操様に奉先殿が望んだ事を伝えても良いでしょうか?」
(何か勘違いされてるな)
そう思った俺は関羽を睨みながら言う。
「魏続の事はどうするんだ?何の音沙汰もなく消えていたら怪しむのは当たり前だろ」
俺の言葉に関羽は首を横に振って答えた。
「魏続殿は失踪ではなく、命を落とした事にします。曹操様にそれを信じ込ませるだけの事、奉先殿にご迷惑をおかけしませぬ」
(本当かよ)
俺はそう思ったのだが、そこに諸葛亮が口を挟む。
「それが嘘ではないと申すのであれば曹操様へ納得して頂く証拠を見せて頂かねば」
諸葛亮の言葉を聞いた関羽は頷いてから俺に玉璽を出させると自分の左手に握らせる。
そして、不敵な笑みを浮かべたまま宣言したのだ。
「この関羽、一度口にした事は守ります」
そんな関羽の言葉を聞いて魏続は号泣していたのだ。
(いくらなんでも酷すぎるだろ!)
俺がそんな事を考えていると曹操軍の武将の中から一人の男が声を上げたのである。
「その話、信じても宜しいのでしょうか?」
(誰だ?あいつ?)
俺が不思議に思っていると関羽がその男の名を告げる。
「楽進、良い時に声を上げる」
その名に劉備が驚いていた。
「楽進!まさかお主が魏続殿を裏切っておるのか?」
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