異世界で気づけば世界最強になっていた

みなと劉

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41 ラムレスと魔道具屋

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「では、戻りましょうか」
「う、うん」
「アキト様、今日は楽しかったですね」「そうだね」
「アキト様は、この後何か予定はあるんですか?」
「特に無いけど」
「そうですか。俺は少し用事がありますのでここで一旦別行動しましょう」
「うん。わかったグラウディウス、宿屋の夕飯までには帰ってくる?」
「はい。それくらいまでには」
「わかった、ラムレス行こうか」
「はい」
こうして、僕はグラウディウスと別れた。
グラウディウスと別れてからしばらくして、僕はラムレスと二人で買い物をしていた。
「アキト様、この服なんてどうでしょう」
「うーん、いいと思うよ」
「じゃあ、これにします」
「次はどこに行く?」
「次は、魔道具屋に行きたいです」
「魔道具屋?」
「はい、いろんな魔道具が売られている店なんですよ」
「へぇー」
「魔道具は、様々な用途に使われるので需要が高いんです」
「そうなんだ」
「はい、例えばこのランプなんてとても便利なんですよ」
「確かに、便利だね」
「他にも、水筒とか、ランタンなどなど様々なものがあります」
「すごいね」
「はい、一度行ってみたかったので楽しみです」
「よし、行こう」「はい」
僕たちは、魔道具屋に向かった。
「ここが、魔道具屋の『マギスト』です」
「おぉー」
魔道具屋は、木造建築で、扉を開けるとカランカランというベルの音が鳴る。
中に入るとそこにはいろいろと便利なアイテムが置いてあった。
「すごい」
「はい、本当に凄いです」
「何が欲しい?」
「私は、火属性の魔法が使える杖が欲しいのですが」
「杖?なんに使うの?」
「攻撃する時に使うのですが」
「でも、それなら剣の方がよくない?」
「いえ、魔法を使うのですから基本は杖なんですよ」
「??……僕は剣装備してても武術装備でも魔法は使えるけど……」
「え!?」
これには店主も驚く
「え!?……あの……失礼ですけど職業は」
「うん?……職業?……僕はその時にセットした『スキル』で変わるんですけど……あれ?皆も同じなのでは……あ、……あれ?」
「そんな訳ないでしょう!アキト様。わたしは、魔導師ならびに宿屋経営者です
スキルセットでその都度職業変わるなんて聞いたことありませんよ」
(どうやら僕は本当に特殊な存在らしいな)
「じゃあ、『剣格士』のスキルをセットするよ!ステータス職業欄のみ」
ステータス
職業:剣格士
「こんな感じだけど」
「…………う、うえ!?」
「え?え?」
「じゃあ次行くよ『魔格士』のスキルをセット。ステータス職業欄のみ」
「はい、アキト様」
ステータス
職業:魔格士
「ほら……どう?」
「こ、これは一体」
「こんなの見たことない……」
(やはり僕は特殊なようだ)
「聞きたいことありますアキト様先程の剣格士とはどのような職業で?」
「剣格士は剣(大剣、斧)装備可能で、覚えてる剣術、体術を全てスキルセットすることなく使える職業。僕はそれをスキルという形で発動可能なんだ」
「……うそでしょ……では、魔格士」
「魔格士は覚えてる全ての魔術を自在に扱いそして覚えてる体術を全てスキルセットすることなく扱える職業。これも僕はスキルという形で発動する」
「なんてすごい人なんだ。」
(すごいのか?)
ピコン
『無自覚最強』を取得しました。
『無自覚すぎる』を取得しました。
ラムレスの必要なものを買って宿屋に戻る。
宿屋の部屋に戻るとグラウディウスが部屋にもう居たので
夕食を食べに行こうと誘う。
「はい。行きましょうアキト様」
僕たちは食堂へ向かう。
僕たちが部屋を出てしばらくするとグラウディウスは僕の手を握ってきた。
「どうしたの?」
「い、いえ!なんでもありません」
「そう?」
(僕と手を繋ぎたいってことかな?)
「アキト様」
「なに?」
「俺達、付き合ってるんですかね?」
「え!?……ぼ、僕たち付き合ってたの!?」
「え!?違うんですか!?」
「あ、たしかにああいうことするんだから付き合ってる……よね?」
「そ、そうですよね……はて?……付き合っていたっけ?」
(もうわからん)
「付き合ってくださいグラウディウス……これでいい?」
「……いいと思います……よろしくお願いします」
「……うん」
食事をとり
温泉へ行って
ベッドで寛ぐ。グラウディウスに渡した媚薬を飲む。
(……ぁっ)
グラウディウスが僕の上に跨り僕にキスをする。
ピコン
『称号:恋人を手に入れました』
グラウディウスの唇が離れる。
「グラウディウス?」
「はい」
「グラウディウスの気持ちはわかったから」
「はい」
「……ぁっ……ぁー……あふ……」
(身体……へん……っ……あつ)
グラウディウスの舌が口の中に入る。
「んんー!」
とさっ
僕はベッドに押し倒される。
(身体……へん……ぁっ)
「んん!…………ぁっ」
グラウディウスが耳元で囁く。
「アキト様、愛しています」
「は……乳首……気持ち……いい……ぁっ」
「アキト様、かわいいです」
「あん……グラ……ウディ……ウスぅ……あつい」
「アキト様、いきますよ」
「んー!……はーはー」
「アキト様、まだ終わってませんよ」
「え!?……あっ……んぁ……ぁっ」
「アキト様、もっと声を出してください」
「ぁっ……そこ……だめぇー」
「アキト様、ここですか?」
「あー!……ああー!……」
「アキト様、一緒に」
「うん!……いっしょぉ……いく……おくぅ……きてる……ぁっ」
「アキト様、好きです」
「ぼくもぉ……すきぃ……だ……め……いっちゃう」
「アキト様、いってください」
「んやぁ!…………ぁっ……ぁー」
びくびく
「はーはー」
「アキト様、お疲れ様でした」
「うん」
ピコン
『レベルが上がりました』←このタイミングかい!!
『レベルMAXになりました』
『限界突破しました』
「え!?……」
「どうかされましたか?」
「な、なんでもない」
「そうですか」
「うん」
「アキト様、これからもよろしくお願いいたします」
「うん」
こうして、僕はついにレベル99になった。
翌朝 朝風呂に入り、朝食をとる。
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