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三話
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最近異世界に召喚されたお兄さんは魔法使いの適正があったが勇者として召喚された 三話 前回のあらすじ 勇者はアホだったが、めちゃくちゃ強かった
「あの……勇者様? なんであんなに強いのに魔王討伐とかやらないんですか?」
「うーん、別に僕がやりたい訳じゃないし……それに、そういう事は王様に任せればいいんだよ!」
「えっ! そうなんですか?」
「だって、そうしないと僕達帰れないじゃん!」
「確かに……」
「だから、僕は勇者なんてやりたくないんだ!」
「うーん、そうなると困りますね……」
「そうだ! 君が魔王を退治すればいいんじゃないかな!」
「はぁ……?」
「君が魔王を倒してくれたら僕は勇者を引退できるからね!」
「いやいや、無理ですよ!」
「大丈夫だよ! きっとなんとかなるさ!」
「……」
「さぁ、行こう! 僕らの旅はこれからだ!」
こうして魔法使いは強制的に勇者の仲間になったのであった それから数日が経過して、とある国に到着した そこは魔王城があるとされる国だった
「わぁ~! 綺麗だね!」
「そうですね」
「早く城に行こっか!」
「はぁ……そうしたいのですが、その前にちょっと寄っておきたい場所がありまして……」
「どこに行くの?」
「僕の師匠が住んでいる場所です!」
「へぇ~! どんな人なの?」
すると突然、目の前に大きな扉が現れた そして、そこには謎の人物がいた フードを被っていて顔はよく見えないが、声から察するに女性らしい 彼女は二人を見るとすぐに話しかけてきた
「久しぶりだね 元気にしてたかい?」
三話完
「あの……勇者様? なんであんなに強いのに魔王討伐とかやらないんですか?」
「うーん、別に僕がやりたい訳じゃないし……それに、そういう事は王様に任せればいいんだよ!」
「えっ! そうなんですか?」
「だって、そうしないと僕達帰れないじゃん!」
「確かに……」
「だから、僕は勇者なんてやりたくないんだ!」
「うーん、そうなると困りますね……」
「そうだ! 君が魔王を退治すればいいんじゃないかな!」
「はぁ……?」
「君が魔王を倒してくれたら僕は勇者を引退できるからね!」
「いやいや、無理ですよ!」
「大丈夫だよ! きっとなんとかなるさ!」
「……」
「さぁ、行こう! 僕らの旅はこれからだ!」
こうして魔法使いは強制的に勇者の仲間になったのであった それから数日が経過して、とある国に到着した そこは魔王城があるとされる国だった
「わぁ~! 綺麗だね!」
「そうですね」
「早く城に行こっか!」
「はぁ……そうしたいのですが、その前にちょっと寄っておきたい場所がありまして……」
「どこに行くの?」
「僕の師匠が住んでいる場所です!」
「へぇ~! どんな人なの?」
すると突然、目の前に大きな扉が現れた そして、そこには謎の人物がいた フードを被っていて顔はよく見えないが、声から察するに女性らしい 彼女は二人を見るとすぐに話しかけてきた
「久しぶりだね 元気にしてたかい?」
三話完
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