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ニ十八話

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最近異世界に召喚されたお兄さんは魔法使いの適正があったナイトである俺はそいつと一緒に旅をする
ニ十八話
前回までのあらすじ 魔王討伐の旅に出た勇者とナイト
最初の目的地はエルフの国だった しかし、エルフの国は人間には入国できないという そこで、勇者とナイトはダークエルフの国に入国することにした そして、二人はダークエルフの王に会うために王城に向かった
「ここが王都か」
「なんか凄いね」
「ああ、とりあえず城に行こうぜ」
「わかった」
しばらく歩くと大きな建物が見えてきた
「あれが城かな?」
「多分な」
「それにしても大きいな」
「そうだな」
「それに綺麗だ」
「そうだな」
「おい、聞いてんのか?」
「ん?なにが?」
「なにが?じゃないよ、城は美しいとか言ってたじゃん」
「確かに言ったな」
「なのにお前は……」
「すまん、俺、城の事よりお前の方が興味あるし」
「はぁ、お前なぁ……」
「ごめんって」
「まあ、お前らしいと言えばお前らしいな」
「だろ?」
「だろ?じゃねえよ」
「まあまあ、早く中に入ろうぜ」
ニ十八話完
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