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六十一話

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最近異世界に召喚されたお兄さんは魔法使いの適正があったナイトである俺はそいつと一緒に旅をする
六十一話
宿屋のお風呂から上がると勇者はベッドに座る
ナイトも横にならんで座ると
「なあ?…いい?」
「……ダメ」
「どうして?」
「だって…恥ずかしいから」
「お前……反則過ぎ」
肩を掴むととベッドに縫い付けられる。
「ちょっちょっと」
「悪い我慢できない」
「まっ待って」
「無理」
キスされて舌を入れる。
「ん……ちゅぱ……れろ……んむ……んん」
しばらく続けると口を離す。
「ぷはぁ……はぁ……はぁ……いきなり何するんだよ」
「ごめん……つい」
「まったく」
「嫌だった?」
「…嫌……じゃない」
「なら続きをしよう」
「わかったよ」
再び唇を重ね合わせる。
「ん……んん……んはぁ」
「可愛いよ」
「うるさい」
しばらく続けていると勇者は力が入らなくなり抵抗できなくなる。
「はぁ……はぁ……もう許してくれ」
「まだ…だあめ」
「頼むよ」
「仕方ないな」
やっと解放された勇者は息を整える。
「ふぅ……ふぅ……はぁ……はぁ……」
「落ち着いた?」
「なんとか」
「じゃあ続きをするか」
「え!?まだやるの!?」
「当たり前だろ?」
六十一話完
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