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百三十四話

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最近異世界に召喚されたお兄さんは魔法使いの適正があったナイトである俺はそいつと一緒に旅をする
百三十四話
翌朝
ギルドへ行くと
「あ、勇者さんちょうどいいところに」
受付嬢が話しかけてくる。
「なんですか?」
「これ、依頼です」
「どれどれ
『モリュモリュという見た目が可愛いが危険なモンスターを討伐してほしい』
ねぇ」
「それの生息地がここの近くなので、行ってみてください。場所は地図に書いておきましたから」
「わかりました。ありがとうございます」
「いえいえ。では、頑張ってきてくださいね」
「はい」
ナイトは勇者を連れて街を出た。
そして、目的地に着くと
辺りを見回す
「いないな」
「そうだね」
「もう少し探すか」
さらに奥へ進む。
すると、大きな岩を見つけた。
「ん?なんだあれは?」
ナイトは岩に近づく。すると……
「危ない!」
勇者は咄嵯の判断でナイトを突き飛ばした
岩が落ちてきた
「いてて……なんだよあの岩……」
勇者の方を見ると……そこには……
巨大なスライムがいた。
「おいおい。マジかよ……」
「僕に任せて……」
勇者は魔法を唱える。
「ホーリー・ジャッジメント!」
光の柱が現れて敵を貫いた
だが…。
「効かない!」
敵は無傷だ。
「くそ!」
勇者は剣を構えて突進する。
しかし、すぐに捕まってしまう。
「うわぁー」
見た目が可愛いが危険なモンスター
「まさかこのスライムがモリュモリュ?」
「たぶんそうだと思う」
百三十四話完
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