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百四十七話

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最近異世界に召喚されたお兄さんは魔法使いの適正があったナイトである俺はそいつと一緒に旅をする
百四十七話
「着いたぞ」
「ここが目的地?」
「そうみたいだな」
三人は洞窟の中へ入っていく。そして……
「結構暗いな」
「まあ、進むしかないだろ」
しばらく歩いていると……
「あっ……」
「どうした?」
「あのさ、気のせいかもしれないけど……俺達狙われてる?」
「それ、マジか?」
「ああ、間違いないと思う」
「どこからだ?」
「わからん」
すると……
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
悲鳴と共に男が飛び出してきた。
「うおっ!?」
「なんだ!?」
「危ねぇ!」
勇者は男を抱き抱えて避ける。すると……
「おっ……お前は!?」
「まさか、魔王軍か!?」
「くっ……」
男の顔は青ざめている。
「どうやらそのようだな」
ナイトは剣を抜く。
「戦うしか無いのか……」
勇者も剣を抜いた。
「来るぞ!」
敵が襲いかかってきた。
戦闘が始まった。
百四十七話完
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