異世界でラブコメしたりギルド登録したり別の人になったり!?

みなと劉

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70話

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「「はい」」
この時だけは皆がハモってしまった。
ー優斗Sideー
翌日 僕らは朝食をとっていた 食事中はずっと周りから注目されているが そんな事を特に気にせず食事を楽しんでいた とそこへ昨日僕たちを呼び出した女神様のミリアーナと男の神さまが訪ねてくると
「これからこの国の勇者召喚の儀式が始まるためにそちらに来ていただきたいのだがよいでしょうか?」
(またいきなりだなぁ だけど行かないとだしね)
(でもどうやって行くんだろう?)
と思いつつついて行こうとすると 女神様は手招きする
(どうしろと言うんだよ)
すると彼女はこちらへと飛びかかってきた
(ちょっとまってこれは)
抱きつかれながらそのままどこかに落ちていき。そして気がつくと城の入口のようなところに出ていた そこには、僕達を呼んだ女神様と隣にいた男性神が待ち構えていて声をかけてきてこちらを見ると笑顔になりつつこう言うのだった
「よく来てくださいました。私はこいつと同じく主神のアテナです」
「ああ、俺も一応挨拶しておくかな? アレスだよろしく!で、君たち3人が優斗君と真司くんと真一くんかい?」
と言われた僕は戸惑いながらも
「はい。そうです僕は優斗。如月優斗」
「俺は真司。神無月真司」
「俺は真一。『神原真一』です」
というと彼らは僕たちの顔を見て納得してくれたようだったので、案内されるがままに王様の元へいく事になった 謁見の間に着くと国王らしい威厳を放つ男が座っており、その後には貴族と思しき人々と騎士団員達が勢揃いしているようだ 僕たちは、彼らの前に立つように指示されてしまい 仕方がないため
「はじめまして王よ。俺は「俺も!」貴方も?」「うん、僕は如月優斗」と二人で同じタイミングで挨拶を始めたため驚いている様子だったが 王は
『まず先にあなた方をお呼びしたのは私ではくそこの女から説明させましょう』と言い、隣の少女を紹介し始めるのである
『我が王国、アルスターの王の娘でこの国第二王女でもある【セレスティア・アルサート・ドノラ】と申します。私の父は、娘を政治のために利用されないためにも他国には知られないようにとの事でこの場にいる誰にも紹介してこなかったのです、しかし、貴方方には特別であります。故にここで自己紹介する機会をお渡し致しますゆえ、どうか覚えて下さい!』
と言ったのだ すると
彼女達は順に名前を伝えてくれて 最後には、俺らが聞き取れない言葉を発し始め何かしらの能力を行使しようとしたのだが、突然に異変が起きた。
「……っ」
頭痛がしてきて僕は少し頭を押さえる。
「大丈夫か?優斗」
真司が肩を掴んで反対の手で頭を撫でる。
「……うん……真司くん……頭なで久しぶり……くらくらする」
目がとろんとしてくる。
(おいおい目背つけるなよ優斗に真司!)
(あいつ……あれを普通にやってんのか!スゲェな)
(おい!お前何興奮してんだ!?やばい奴だろ)
(まあ、いいじゃねぇか)
3人の反応を余所に話を進めることにした。
「あの?おふたりさん?……人がいるの忘れないでくれるかな?」
はっと我に帰った俺たち二人は急いで離れると
「すみません!!」
(ああっ//なんか)
(恥ずかしいな……これ)
(バカップルかこいつはっ!)
などと外野から騒がれるが気にせずに話を勧めていく そして話がひと段落したところで
「それで私たちを呼んだ理由ですよね?それについてなんですけどね。私たちは元々別の世界から来たわけですよね?実は……ここに呼ばれた瞬間に見た記憶が正しかったとしたら、その世界に居たんじゃないですかよね?」と言われてしまった。
(なにいってんだよ)
(なんの話をしているのだろうか?)
(わかんないか)
真司と優斗以外の2人は混乱していた。
真司は知っていたのだろう。そんな素振りをしていなかったから。
するとそこに女神の二人が入り込んで来た
(おい、優斗くんはわかっているはずだろ?)
(そうだ。優斗は知っているだろうが!)
2人から責められている気がするが
(さっき言っただろ)
俺は無視して話を進めた。
ー優斗Sideー
僕らがあの女神様達と会話をした時から数日が経った。
今は、異世界の生活になれてきているところなのだが 何故かというと僕らは学園に通い始めたのだ。
それはなぜかというと僕らの世界はレベルによって差別が起きるからである、つまり僕らはそのレベルで区別されているということ、僕らは3人で組んでいるからこそ能力に問題はないが……
(僕たち3人が一緒ならばまだよかった、だがもし僕と真司だけなら?)
と考えてみると……怖かった。だから僕は少しでも強くなっておきたかったのだ。なので僕らはステータスを鑑定する為に神殿へと足を運んでいた。
もちろん他の3人も付いてくることにしている そうそう僕と真司のクラスは同じEになったらしい どういった判断でなったかというと E→D →C ← B となっていて A,Sが最上位なのだが僕らはまだ学生ということで S級は、各校からの選抜者で集められていて、SSが国から認められた人たちで構成されているという、ちなみにAは一流でエリートみたいなものだと思っている
(確かここら辺だよな)
(そうそう)
僕たちが足を止めたのは、かなり広い敷地の中にある白いドーム状の建物で。
入り口から中に入ると受付があり女性が一人座っていたのでそこへ向う すると、彼女は気づいてくれたようで近づいて来て声をかけて来てくれる。
「本日は何の御用でしょうか。初めて来られたような感じの顔をされてますが」
「ああ今日は初めてなんだ。これからこの国の鑑定を受けてみたいと思って」
と言うと、すぐに案内してくれた。
「なるほど、あなた方は外からお越しでしたか」
「外?」
「ええ、こちらの国は実力主義の国ですので、まず初めに強さを計りたいと思うんですよ」
と、話しながら僕たちを奥にある大きな部屋に連れて行く、中には機械があったので、それが何なのかを問うてみる
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