異世界でラブコメしたりギルド登録したり別の人になったり!?

みなと劉

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72話

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スタイルだって良すぎずかといって大きすぎるわけではなくとても丁度よく見えるのだ。
そしてなによりおっぱいが大きい……いやそれは関係ないな、まぁ何よりも僕達の事を心配してくれていて、僕たちの為に何か出来ないかなと思案しくれており……
優しそうな人だった。
……って何見てんの!?
僕の馬鹿ーーー!
はぁはあ……よし
「……ねぇ真司?」
「……なんだ?優斗」
「僕を殴ってくれ」
「なんでだよ!?可愛いお前を殴れるか!!」
「え?何でってそりゃ~さっき見てたからじゃないよ?」
「そ、それについては忘れろ、今は何も言うな……何も考えるんじゃない!俺も混乱している」
そうなのだ僕も自分で言ってしまったあと気づいた、僕はなんて失礼なことを考えたんだろうと、僕は最低だ。
本当に最悪だ、自分の性欲もどうにかしてほしい
だが真司に殴られそうになったり こんな会話をしている最中も、彼女は困った表情で、心配げにチラッチラ僕たちの事を見ている、だけどまだ話す気にはならない、せめて自己紹介が出来るようになってからだ。
~15分経過後~
コン、コココォン
「陛下の入場~!!」
『ザッ!』
「へ?」
「ん?何が起きた?」
急に大広間の真ん中あたりが光出すと共に一人の人が出てくる。周りを見ると全員がひざまずいている。おそらく王様が現れたのかもと思って僕は、どうすればいいか分からなかったので 取り敢えず僕も同じように膝をつく、横では真司も同じくしていていた
(おい!俺はいいが如月だけは頭を上げてはいけないぞ)
ボソ……
(分かってます)
コショ……
(あいつには後で説教をする!)←お前らがしたんだけどね(笑)
などと考えている場合ではない!
何故に王はこのような所に出てきたんだろう?と考えつつも、また王の威厳のような気迫が伝わってきて余計に僕は頭を上げることが出来なくなった。
そして、王が喋っていた……声が小さい。
あれなら、耳を傾けていれば何とか聞き取れるかもしれない。
と思い聞いてみると、
(皆の者、私の名前はゼファー・レイザー、魔王を滅するものじゃ)
と一言発する。
(ん?ま、まま、まっさっかー!!!)
僕はこの時理解する。
あの少女を目を奪われてしまった僕はバカだと思いながらも、この国に来る途中はずっと疑問だった。
なぜ真司だけが異世界召喚されて僕だけ置いてきぼりにした理由、その謎がすべて解いた気がするが……
(私は【真司】君を呼んだつもりだったんだよ?)
とか言いながら、本当はわかっている!絶対そうだ! そして確信を得る だが僕にとっては今はそれより先に考えなければならない事がある。なぜなら 僕の目の前に、可愛い女の子がいたのである これが僕の異世界ハーレム物語の始まりでしかない
「お久しぶりですわ……姉上さま」
「はい!久々でぇす!ミラ様っ!」
と元気に答えてくれた 彼女は、この国の第二王女のようだった。
年齢は19歳らしい。
名前は、
【リリスーナ·レイズール・レアード=フォングランナリア
(18/61/86/84)
と言う名前だというのである。
彼女は昔からあまり変わってなくて幼女の姿そのままであり見た目だけで言うならば可愛い、
しかし、
やはり彼女は王族である、
ただ可愛くて良いわけでもないようだ。
彼女は現に国王の娘つまり女王として君臨しているのだ 。
なので彼女が、
どんなに優しく接してくれたとしても所詮それは仮初にすぎない。
本当の意味で心を通わせ合うことの出来る人がどれほどいるだろうか 彼女の心の中には常に誰かを愛したいという思いがある その為には常に自分が強くなければと思えてならないのだ
「ふぅ~はしゃぎすぎて疲れちゃいまぁーす!でも楽しいから問題ないですよ~えヘヘー」
と言った感じのほんわりな性格の持ち主でもある 。
そんな彼女は王城にある塔の一室で暮らしていた。
理由はわからない、
彼女は普段王城の中にある自身の専用の部屋で1人の侍女と2人で生活をしており、食事や着替えなどはほとんど自分でやったりしていた。
たまに部屋に訪ねて来る人もいるので少し大変だと思っているのだとか……ちなみに彼女自身は自分の部屋の掃除も洗濯なども毎日のようにしているのだが、何故か彼女の世話係の人は誰もそのことを知らない。
ただいつもは、自分がしていることを伝えればそれだけで十分であった、だから、彼女の行動に口出しする者は1人も居なかった。
「リ、リリちゃん、ちょっと待って……」
「え、どうしたのですか?」
今この部屋の中では3人いる。
僕の隣には、真司がいる。
真司が何故、今現在僕の横にいてそんな事を話してるかという事は 今は置いとかせてもらおう。
そんな時に彼は僕の方に近づいてきて抱きついてきたのだ。
すると
僕の体全身がとても心地よいもので満たされていく。
なんだかすごく懐かしい気分にもなれた。
「う、嘘だろう?なんなんだよこれはぁーー!?って、優斗お前は何を考えているんだ?」
僕達はリ、なんとか……さんの
案内された場所にいると、そこはとても広々とした空間で、家具が色々とおいてあった。そこにはすでに一人の先客がいたのだ。
~その頃真司視点~ 俺達はさっき会ったばかりだっていうのになぜか、いきなり優斗に
「僕と一緒に来てほしい」
と言われた時は正直嬉しかった。
優斗の方からこんな風に言ってくれたことが そして着いたところはさっき優斗が
『…………』
(ん?なんだか様子がおかしい、何だあの子も優斗の事が好きになったのか、はぁー……まあいいか、あいつも俺から優斗を奪えるはずはない!俺から大切なものを何もかもな……俺より幸せな人間なんぞ許せるものじゃないから、もし邪魔なものが現れたとしたその時は必ず……)
と考えていた頃、 俺は、突然の事で思考を停止させた。
だって目の前にいたその少女こそが 俺の好きな人だなんて思うまい。
(ど、どういうことだ?あれが如月?おい……冗談だろ?は?え?え?まさかこんな事になるとは……ん?何か喋り始めたか……よし聞いてみるかな)
「お、落ち着いてくださいませ姉上様、その、何があったのです?」
俺は焦った口調になりながらも何とかそう問いかける。
だけど……なんかこいつ怖くね?大丈夫なのか? それにしても、姉さんか姉さんは確か、姉貴じゃなくて姉さんだよな?姉ちゃんではなく? よし落ち着け俺。こういう時の為に前世は彼女作らなかったんだ。
(そうだ、ここは慌てずに……まず確認してからだ、うん)
そして俺は冷静になって聞くことにした 確かに可愛い しかし見た目だけ見れば美少女にしか見えないような気がする だが彼女は王族だ 油断してはならない
(もしも、こいつが妹だとした場合、絶対に厄介ごとに巻き込まれる可能性が極めて高い、しかも俺まで変なことに巻き込まれたらもう二度と幸せになれなくなるんじゃないだろうか)
(とにかくここは何もせず、話を合わせて様子を見るべきかもしれん。最悪ここから逃げるという手段を取るべきかもしれない。しかし一体なぜ?ここに来たのだろうか?)
真司は取り敢えず現状を理解し、今後の対応策を考える。しかしそこで一つの謎が生まれた。
何故彼女はここまで来たのかというものだ。
(彼女は元々、姉さんとか言っていたな、やはり姉というのは彼女の妹の事ではないのか、ということは彼女はやはり妹、ということになるのでは……となれば尚更ここにきた理由とやらが気になるが……仕方ない直接本人に聞いた方が早いな……とりあえず話しかけるか)
そう判断し彼はゆっくりと近づく と次の瞬間 ガシッ!ドコッ! 一瞬の出来事でしたーっ!! はぁ!?ちょ!速過ぎねえか! まあそんな感じで思い切り腹パンされてしまいましたわ!真治君も驚きと恐怖の感情に溢れておりますよ
「ふぅ~」←溜め息です☆
真「ゲホッ!」
とそのまま勢いよく床に倒れる真
「は?」
それを見つめながら呆然と立ち尽くしている優斗とミラ、ミラに至っては顔を引きつらせていた。
真「い、いてぇ!」
と呟き立ち上がるとミラ達を見て、ミラの顔を見ると同時に バチンっ
「ぶわッ!」
と言いビンタされて再び倒れ込む
その衝撃的な光景に優斗と、リリ ーナの表情は強ばっていく
優斗「は、母上殿これはいったいだどうしたというのだ?何故、そ奴がこんな目に合わねばならない?」
「えっと~う、う~ん?」
と戸惑うばかりのリリス
リリ「は、早く私の部屋から出なさい、出て行きなさーいっ!!」
と言われ真司もミラも追い出されたのだ 二人は困惑しながらも廊下へ出る。
しかしリリ ーナの部屋からは ドン ガララッ という音が響き渡り中々部屋から出て来ることはない。
すると真司は少し不安になってきた、優斗はずっと黙っている。
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