思考

岡田

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自分的人生観

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 私にとって人生とは生命の循環の一部であり、それ以上でも以下でもありません。生まれ、育ち、老い、死ぬ。たったそれだけの事なのです。
 ですが、それ以上の価値を人生に見出している方が沢山います。およそ殆どの方がそうでしょう。そしてその価値がどれほど大切であるか、私に説いてくる方も沢山居られるのです。私自身の人生観を説明しても、そんな生き方じゃつまらない。もっと楽しく生きた方が良い。そのように言われる事が多です。私は思います。なぜつまらない人生に否定的なのか。なぜ楽しい人生を良しとするのか。極端な事を言うと、つまらないも楽しいも、人の感情に過ぎない訳です。つまらなくても楽しくても、所詮ただの命なのですから、どうせ死ぬのです。楽しい人生を送るよりも、楽に簡単に生きる方が、私の性に合っているのです。同じ結末なら、楽な方が良いだろうと思うのです。
 きっと物事に対するベクトルが違うのでしょう。私の周りの人は人生において楽しみに重点を置いていて、私は楽さに置いているのでしょう。
 何を中心に物事を捉えるかによって、人生の見え方は変わるのかもしれません。これを読んでくださった貴方も、自分の思考の中心を考えてみてはどうでしょうか。
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