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本編
46.反省しました!
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俺が生徒会役員補佐になってから二週間が過ぎた。
最初の頃はゲーム関係のことで何か仕掛けられるのではと身構えていた俺だったが、生徒会の仕事が予想以上に忙しいせいで、一週間経つ頃にはそんな事を気にかける余裕もなくなっていた。
──はっきり言って、俺は生徒会の仕事をナメていた。
所詮は人気投票で選ばれた人間の集まりで、ふざけたゲームに興じる暇な連中の実力なんて、たかが知れてると思いこんでいたため、仕事自体も大したことをしていないだろうと思っていたのだ。
ところが、俺の予想に反して、その仕事内容と仕事量は学生の学内活動の領分を遥かに越えるようなものであり、それを難なくこなす生徒会役員は仕事の面においては非常に優秀だと認めざるを得なかった。
嫌みったらしい上に人使いが荒いが、人一倍仕事をこなし、的確な判断で物事を進めていく生徒会長。
教え方が上手く、全員に対して細々こまごまとした気配りを見せつつも、莫大な量の仕事を確実に終わらせていく朝比奈。
チャラさ全開で何を企んでるのかわからないのに、地味な仕事も真面目に、しかも迅速にこなす佐伯。
見た目は可愛いのに腹黒いが、要領よく仕事を捌き、俺を構う余裕まで見せる壱琉先輩。
無口だが優しくて気遣い屋の壬生先輩は、なんとパソコン関係にめっちゃ詳しく、全員の文書作成を一手に引き受けることとなった俺が、効率よく仕事を進められるよう色んなアドバイスをしてくれた。
俺は役員達の有能な仕事ぶりに驚かされると共に、一刻も早く使える人材になれるよう、そして何より俺様ぶりが鼻につく生徒会長に文句を言われない仕事ができるよう頑張っている。
見栄っ張りな俺は役員達にそれを悟られないよう、表面上は涼しい顔をして与えられた仕事をこなしているが、実は結構必死だ。
俺は生徒会役員達の能力を過小評価していたことを、心の中で素直に反省していた。
これだけの仕事量をこの人数でこなしているなんて、あんな真似さえしなかったらホントにすごい人たちなんだけど……。
壱琉先輩なんて、実際にこの目で仕事してる姿を見なかったら、ただ毎日遊んでるようにしか見えないもんな。
そんな風にちょっとだけ見直してもいいかなと思えるところはあったものの、俺が生徒会役員達の誰かに惚れるということは全くなく、今までと変わらない距離を保っている。
もちろん壬生先輩との関係もそのままで、水曜日の昼は旧図書館で会って俺の作った弁当を渡して一緒に食べたりしている。
壬生先輩とは初日が終わって寮に戻ってから、電話で直接話をした。
自分が生徒会役員であることをちゃんと話していなかった事をしきりに謝罪されたが、俺の方こそ知らなくてスミマセンって感じだった。
全校生徒が当たり前に知ってることを全く知らない人間がいるなんて普通は思わないよな……。
その上で、壬生先輩は俺が名前を名乗った時にターゲットだと気付いたことと、自分がこのゲームに参加してないことをちゃんと説明してくれた。
壬生先輩が生徒会役員だと知った時にちょっとだけ嫌な想像が脳裏を過っただけに、俺が知ってる壬生先輩が本来の壬生先輩のままだということがわかって良かった。
あれが俺に近づくための演技だったって言われたら、正直当分立ち直れない。
その時についでのように佐伯との間にあったことを話してみたところ、壬生先輩は電話の向こうでしばらく無言になった後、これからは常にスマホを携帯しておくようにと繰り返し念を押してきた。
──うん。ホントにすいません。佐伯の件は、完全に俺の不注意です。さすがに反省してます。
ちなみに役員補佐を引き受けたことで口論となり、部屋を出ていった颯真は、二週間経った今も俺達の部屋には戻って来ていない。
これは颯真が俺に対してまだ怒っているからという訳でなく、実家のほうの用事で学校を休んでいるためだった。
颯真は今、体調を崩した母親の代わりに海外からの来客に対応するために、都内にある自宅に戻っている。
なんかこういう話を聞くと、颯真も良いとこの坊っちゃんなんだとしみじみ実感する。
後で謝罪と共に、俺と口論しなくてもどのみちしばらく部屋に戻って来ない予定だったと聞かされて、俺が憤慨したのは言うまでもない。
元々戻って来ないつもりだったんなら先に言っておけよ!って話だが、颯真がその話を俺にしようとした時、運悪く先に役員補佐の話を聞くことになってしまったため、完全にタイミングを逃してしまったらしい。
そんな颯真からは、ほぼ毎日『くれぐれも気を付けるように』というメッセージと『何かあったらすぐに二階堂に連絡しろ』というメッセージが送られてきている。
何で二階堂?と思わなくもなかったが、よく考えてみたら俺の事情や素顔を知ってる人間は今のところ颯真を除けば二階堂以外にいないため、必然的にそうするしかないのだと合点がいった。
貧乏くじ引かせてゴメン……。
損な役回りを引き受けてくれた二階堂に俺の事情を内緒にしておくのも気が引けてしまい、壬生先輩とのことや佐伯とのやり取りを話したところ、呆れ顔で、『絶対にスマホを持ち歩け』と厳命されてしまった。
風紀の二人からも何かあったらすぐに連絡できるよう肌身離さずスマホを持ち歩けと言われている。
そんな周りからの忠告もあり、俺はかつての自分がそうしてたように、今ではどこへ行くにも持ち歩くようにしていたのだが──。
俺が役員補佐になったと発表されてからの周囲の反応は思っていたよりも大事にならず、二週間経っても表立った嫌がらせ等はなく、嫌みや中傷が聞こえてくる程度で収まっている。
役員達も夏休み明けの体育祭、そしてその翌月に控えた学園祭と生徒会役員選挙の準備で忙しく、俺に何かを仕掛けてきそうな気配は微塵もない。
たぶん俺は何も起こらないことで、すっかり油断してたんだと思う。
“喉元過ぎれば熱さ忘れる”
その言葉がこんなに身に染みる日がくるとは。
あれほど皆に気を付けろと言われていたにも関わらず、俺はちょっとした気の緩みから結構なピンチを迎えていた。
そしてそんな時に活躍するはずの俺のスマホは、今現在生徒会室に置いてある鞄の中に入れっぱなしになっている。
柔らかなソファーに横たわる俺は、簡単には抵抗出来ないよう頭の上で手首を一纏めにされた挙げ句、アームレストに固定されており、着ていたシャツはボタンが全部外されて、肌が露になるほどはだけられている。
かろうじてまだズボンの前袷が開かれた程度で済んでいる下半身は大きく割り開かれ、その脚の間には、閉じることを許さないとばかりに男の身体が入り込んでいた。
俺の視界を覆っていたはずの長い前髪と眼鏡が外されたクリアな世界に映るのは、俺とよく似た配色を持つ男の笑顔だった。
「ねぇ、光希ちゃん。俺とイイコトしよっか。ここなら誰も来ないし、時間もたっぷりあるから、じっくり可愛がってあげれるよ~」
俺はぼんやりとする頭で、佐伯の企みに引っ掛かってしまった自分の迂闊さを大いに反省した。
最初の頃はゲーム関係のことで何か仕掛けられるのではと身構えていた俺だったが、生徒会の仕事が予想以上に忙しいせいで、一週間経つ頃にはそんな事を気にかける余裕もなくなっていた。
──はっきり言って、俺は生徒会の仕事をナメていた。
所詮は人気投票で選ばれた人間の集まりで、ふざけたゲームに興じる暇な連中の実力なんて、たかが知れてると思いこんでいたため、仕事自体も大したことをしていないだろうと思っていたのだ。
ところが、俺の予想に反して、その仕事内容と仕事量は学生の学内活動の領分を遥かに越えるようなものであり、それを難なくこなす生徒会役員は仕事の面においては非常に優秀だと認めざるを得なかった。
嫌みったらしい上に人使いが荒いが、人一倍仕事をこなし、的確な判断で物事を進めていく生徒会長。
教え方が上手く、全員に対して細々こまごまとした気配りを見せつつも、莫大な量の仕事を確実に終わらせていく朝比奈。
チャラさ全開で何を企んでるのかわからないのに、地味な仕事も真面目に、しかも迅速にこなす佐伯。
見た目は可愛いのに腹黒いが、要領よく仕事を捌き、俺を構う余裕まで見せる壱琉先輩。
無口だが優しくて気遣い屋の壬生先輩は、なんとパソコン関係にめっちゃ詳しく、全員の文書作成を一手に引き受けることとなった俺が、効率よく仕事を進められるよう色んなアドバイスをしてくれた。
俺は役員達の有能な仕事ぶりに驚かされると共に、一刻も早く使える人材になれるよう、そして何より俺様ぶりが鼻につく生徒会長に文句を言われない仕事ができるよう頑張っている。
見栄っ張りな俺は役員達にそれを悟られないよう、表面上は涼しい顔をして与えられた仕事をこなしているが、実は結構必死だ。
俺は生徒会役員達の能力を過小評価していたことを、心の中で素直に反省していた。
これだけの仕事量をこの人数でこなしているなんて、あんな真似さえしなかったらホントにすごい人たちなんだけど……。
壱琉先輩なんて、実際にこの目で仕事してる姿を見なかったら、ただ毎日遊んでるようにしか見えないもんな。
そんな風にちょっとだけ見直してもいいかなと思えるところはあったものの、俺が生徒会役員達の誰かに惚れるということは全くなく、今までと変わらない距離を保っている。
もちろん壬生先輩との関係もそのままで、水曜日の昼は旧図書館で会って俺の作った弁当を渡して一緒に食べたりしている。
壬生先輩とは初日が終わって寮に戻ってから、電話で直接話をした。
自分が生徒会役員であることをちゃんと話していなかった事をしきりに謝罪されたが、俺の方こそ知らなくてスミマセンって感じだった。
全校生徒が当たり前に知ってることを全く知らない人間がいるなんて普通は思わないよな……。
その上で、壬生先輩は俺が名前を名乗った時にターゲットだと気付いたことと、自分がこのゲームに参加してないことをちゃんと説明してくれた。
壬生先輩が生徒会役員だと知った時にちょっとだけ嫌な想像が脳裏を過っただけに、俺が知ってる壬生先輩が本来の壬生先輩のままだということがわかって良かった。
あれが俺に近づくための演技だったって言われたら、正直当分立ち直れない。
その時についでのように佐伯との間にあったことを話してみたところ、壬生先輩は電話の向こうでしばらく無言になった後、これからは常にスマホを携帯しておくようにと繰り返し念を押してきた。
──うん。ホントにすいません。佐伯の件は、完全に俺の不注意です。さすがに反省してます。
ちなみに役員補佐を引き受けたことで口論となり、部屋を出ていった颯真は、二週間経った今も俺達の部屋には戻って来ていない。
これは颯真が俺に対してまだ怒っているからという訳でなく、実家のほうの用事で学校を休んでいるためだった。
颯真は今、体調を崩した母親の代わりに海外からの来客に対応するために、都内にある自宅に戻っている。
なんかこういう話を聞くと、颯真も良いとこの坊っちゃんなんだとしみじみ実感する。
後で謝罪と共に、俺と口論しなくてもどのみちしばらく部屋に戻って来ない予定だったと聞かされて、俺が憤慨したのは言うまでもない。
元々戻って来ないつもりだったんなら先に言っておけよ!って話だが、颯真がその話を俺にしようとした時、運悪く先に役員補佐の話を聞くことになってしまったため、完全にタイミングを逃してしまったらしい。
そんな颯真からは、ほぼ毎日『くれぐれも気を付けるように』というメッセージと『何かあったらすぐに二階堂に連絡しろ』というメッセージが送られてきている。
何で二階堂?と思わなくもなかったが、よく考えてみたら俺の事情や素顔を知ってる人間は今のところ颯真を除けば二階堂以外にいないため、必然的にそうするしかないのだと合点がいった。
貧乏くじ引かせてゴメン……。
損な役回りを引き受けてくれた二階堂に俺の事情を内緒にしておくのも気が引けてしまい、壬生先輩とのことや佐伯とのやり取りを話したところ、呆れ顔で、『絶対にスマホを持ち歩け』と厳命されてしまった。
風紀の二人からも何かあったらすぐに連絡できるよう肌身離さずスマホを持ち歩けと言われている。
そんな周りからの忠告もあり、俺はかつての自分がそうしてたように、今ではどこへ行くにも持ち歩くようにしていたのだが──。
俺が役員補佐になったと発表されてからの周囲の反応は思っていたよりも大事にならず、二週間経っても表立った嫌がらせ等はなく、嫌みや中傷が聞こえてくる程度で収まっている。
役員達も夏休み明けの体育祭、そしてその翌月に控えた学園祭と生徒会役員選挙の準備で忙しく、俺に何かを仕掛けてきそうな気配は微塵もない。
たぶん俺は何も起こらないことで、すっかり油断してたんだと思う。
“喉元過ぎれば熱さ忘れる”
その言葉がこんなに身に染みる日がくるとは。
あれほど皆に気を付けろと言われていたにも関わらず、俺はちょっとした気の緩みから結構なピンチを迎えていた。
そしてそんな時に活躍するはずの俺のスマホは、今現在生徒会室に置いてある鞄の中に入れっぱなしになっている。
柔らかなソファーに横たわる俺は、簡単には抵抗出来ないよう頭の上で手首を一纏めにされた挙げ句、アームレストに固定されており、着ていたシャツはボタンが全部外されて、肌が露になるほどはだけられている。
かろうじてまだズボンの前袷が開かれた程度で済んでいる下半身は大きく割り開かれ、その脚の間には、閉じることを許さないとばかりに男の身体が入り込んでいた。
俺の視界を覆っていたはずの長い前髪と眼鏡が外されたクリアな世界に映るのは、俺とよく似た配色を持つ男の笑顔だった。
「ねぇ、光希ちゃん。俺とイイコトしよっか。ここなら誰も来ないし、時間もたっぷりあるから、じっくり可愛がってあげれるよ~」
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