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「ちょっと待ってください!何をするつもりですか!?」
半ばパニックになりながら問い掛けると、王弟殿下はすかさず口づけで僕の唇を塞いできた。
うるさく喋り続ける僕を黙らせようという魂胆なのだろう。
「んんッ…!」
抗議の意味を込めて密着する王弟殿下の胸の辺りを軽く叩いてみるものの、僕の弱々しい抵抗ごときではビクともせず、それどころか顎を掴まれたと思ったら無理矢理口を開かされ、入り込んできた舌にギョッとする羽目になった。
そして絶対に逃がさないとばかりに僕の身体に体重をかけると、既に露わになっていた胸をその大きな手で揉みしだきながら口腔内を隈無く舌で蹂躙する。
こんな風に全てを奪い尽くされるような荒々しい口付けは初めてだ。
しかし、一見乱暴なのに確実に的確に快感を引き出していくその感触に、僕は一方的に貪りつくされながらも、徐々に官能を昂らせていった。
実は、どう考えても上級者向けとしか思えないこの口付けが僕のファーストキスだったりする。
女の子じゃないんだからそんなものに夢とか見ていたわけじゃないけれど、せめて最初は唇が触れ合うだけの初心者向けのものから始めて欲しかった。
「ぅん…ッ……、あふ…ぅ…、ぁ……ん…、ふ…ぁ……」
口付けの最中、僕が出してるんじゃないような甘い声がひっきりなしに洩れる。
それすらも全て飲み込まれるように口を塞がれ続け、僕は呼吸の仕方が上手くわからず息も絶え絶えになっていた。
「こういう時は鼻で呼吸すんだよ。でもってお前もちゃんと舌を動かして俺に応えろ」
そんな事を言われても不器用な僕が色んな事を平行して出来るわけがなく。とりあえず僕は呼吸を止めないようにしながら申し訳程度に舌を動かすだけで精一杯だった。
角度を変えて何度も繰り返され、また離れては激しく貪られる。
舌が絡む度にお互いの唾液が交ざり合い、下側にいる僕の方へと流れ込んでくる。
飲み込む余裕などないため口の端から漏れ出てくるのがわかるがどうすることもできなかった。
漸くこの口付けに慣れた頃、王弟殿下の唇がゆっくりと静かに離れていった。心も身体もすっかり溶かされた僕は、ただぼんやりしながら二人の唇を繋ぐ銀色の糸を眺めている。
「良い顔すんじゃねぇか。いつもそんな顔してくれるんなら、色んな事を手取り足取り優しく教えてやるんだがな。
──こんな風に」
王弟殿下は僕の唇にチュッと音を立てて触れるだけの口付けを落とすと、今度はその唇で僕の胸の頂に触れてきたのだ。
「あぁ…んッ…」
「感度もバッチリ。こうして手で触った時の感触もいい。そこまで女の胸に拘りはなかった筈だが、お前のはなかなかクセになりそうだな」
そう言いながら王弟殿下は僕の胸を鷲掴みにしながら、左右交互に先端を口に含み、舐めたり吸ったりを繰り返す。
「やぁ…ん……!ぁ…は…ん、ん…っ…、ふ…ぅ…、あ…ッん……」
途端に、先程の濃厚な口付けで潤み始めていた蜜壺からトロリと何かが溢れだす感じがした。
男の身体の時よりも明らかに大きくなっている乳首を舌で転がされ、しゃぶられ、舐め尽くされれば、まだ脱がされていないズボンが恥ずかしい液体で段々と湿り気を帯びてきた。
僕はそんな事になっているのを知られないよう咄嗟に膝頭を合わせる。
しかし、経験豊富な王弟殿下はそんな事はとっくにお見通しだったらしく、強引に僕の膝を割ると、恥ずかしい染みが出来ているであろうその部分を見て満足そうな笑みを浮かべた。
「スゲーな。外側まで染み出てくるほど濡れ濡れじゃねぇか。どんだけ淫乱な身体してんだよ」
王弟殿下の指摘に僕は真っ赤になって顔を背ける。
自分でこんな風にしておいてあんまりだと言ってやりたいが、当然のことながら王族相手にそんな事を言える筈もなく、僕はただ羞恥に震え、自分を恥じて全身を朱に染めることしか出来なかった。すると。
「……悪かった。ちょっと揶揄い過ぎたな。お前があんまり可愛い反応してくれるんで調子に乗りすぎた」
そう言って、まるで僕のご機嫌を取るように、おでことほっぺに軽く口付けながら、頭を撫でてくれたのだ。こんな優しい王弟殿下は初めてで、僕は正直戸惑ってしまい不覚にもまじまじと王弟殿下の顔を見つめてしまった。
「そんなに驚くことか? 俺は基本女には優しいんだよ。ベッドの上では特にな」
王弟殿下は何故かばつの悪そうな表情になると、あっという間に僕のズボンを脱がせた後、膝裏を掬って持ち上げ、腰が浮くような体勢で脚を大きく拡げさせた。
「ホントに女の身体になっちまってるんだな……」
恥ずかしいほどにたっぷりと蜜を溢れさせたその場所を、王弟殿下の青い瞳が見つめている。
「や…ッ……!そこはダメッ!お願いですから見ないで下さい!!」
僕は必死に止めてくれるよう懇願したのだが。
王弟殿下は僕が勝手に脚を閉じないように自分の腕でガッチリ押さえたまま、じっくりとそこを眺め続けた。
ただ見られているだけなのに更なる刺激を期待しているのか、僕のアソコからは次々蜜が溢れ出し、入り口が勝手にヒクヒクしだす始末。
ところが恥ずかしいのと奥が疼いて切ないのとで勝手に涙が溢れてきたその時。突然濡れそぼっていた筈の秘部がスッキリとした感じになったのだ。
驚いて王弟殿下の顔を見ると。
「浄化の魔法。俺は別に構わないけどお前が嫌だろうから」
びちょびちょに濡れた僕の秘部をキレイにするために、浄化の魔法を使ったことを説明され絶句する。
しかし、前半部分はともかく後半部分がどういう意味かさっぱりわかなかった僕は小首を傾げてまじまじと王弟殿下を見てしまった。
「いいからお前は俺に任せておけばいい。カイルがしてくれなかったとっておきの方法でイカせてやるよ」
王弟殿下は大人の男の色気を滲ませた表情でそう言うと、おもむろに僕の秘部に顔を近付けたのだった。
*******************
お読みいただきありがとうございます。
更新まで間があきすぎてしまい申し訳ありませんでした。
更新滞っていたにもかかわらず、新たにお気に入り登録して下さっている方もいて、本当に感謝の言葉もありません。
これから少しずつ書いていこうと思いますので、引き続きお付き合いいただけると幸いです。
半ばパニックになりながら問い掛けると、王弟殿下はすかさず口づけで僕の唇を塞いできた。
うるさく喋り続ける僕を黙らせようという魂胆なのだろう。
「んんッ…!」
抗議の意味を込めて密着する王弟殿下の胸の辺りを軽く叩いてみるものの、僕の弱々しい抵抗ごときではビクともせず、それどころか顎を掴まれたと思ったら無理矢理口を開かされ、入り込んできた舌にギョッとする羽目になった。
そして絶対に逃がさないとばかりに僕の身体に体重をかけると、既に露わになっていた胸をその大きな手で揉みしだきながら口腔内を隈無く舌で蹂躙する。
こんな風に全てを奪い尽くされるような荒々しい口付けは初めてだ。
しかし、一見乱暴なのに確実に的確に快感を引き出していくその感触に、僕は一方的に貪りつくされながらも、徐々に官能を昂らせていった。
実は、どう考えても上級者向けとしか思えないこの口付けが僕のファーストキスだったりする。
女の子じゃないんだからそんなものに夢とか見ていたわけじゃないけれど、せめて最初は唇が触れ合うだけの初心者向けのものから始めて欲しかった。
「ぅん…ッ……、あふ…ぅ…、ぁ……ん…、ふ…ぁ……」
口付けの最中、僕が出してるんじゃないような甘い声がひっきりなしに洩れる。
それすらも全て飲み込まれるように口を塞がれ続け、僕は呼吸の仕方が上手くわからず息も絶え絶えになっていた。
「こういう時は鼻で呼吸すんだよ。でもってお前もちゃんと舌を動かして俺に応えろ」
そんな事を言われても不器用な僕が色んな事を平行して出来るわけがなく。とりあえず僕は呼吸を止めないようにしながら申し訳程度に舌を動かすだけで精一杯だった。
角度を変えて何度も繰り返され、また離れては激しく貪られる。
舌が絡む度にお互いの唾液が交ざり合い、下側にいる僕の方へと流れ込んでくる。
飲み込む余裕などないため口の端から漏れ出てくるのがわかるがどうすることもできなかった。
漸くこの口付けに慣れた頃、王弟殿下の唇がゆっくりと静かに離れていった。心も身体もすっかり溶かされた僕は、ただぼんやりしながら二人の唇を繋ぐ銀色の糸を眺めている。
「良い顔すんじゃねぇか。いつもそんな顔してくれるんなら、色んな事を手取り足取り優しく教えてやるんだがな。
──こんな風に」
王弟殿下は僕の唇にチュッと音を立てて触れるだけの口付けを落とすと、今度はその唇で僕の胸の頂に触れてきたのだ。
「あぁ…んッ…」
「感度もバッチリ。こうして手で触った時の感触もいい。そこまで女の胸に拘りはなかった筈だが、お前のはなかなかクセになりそうだな」
そう言いながら王弟殿下は僕の胸を鷲掴みにしながら、左右交互に先端を口に含み、舐めたり吸ったりを繰り返す。
「やぁ…ん……!ぁ…は…ん、ん…っ…、ふ…ぅ…、あ…ッん……」
途端に、先程の濃厚な口付けで潤み始めていた蜜壺からトロリと何かが溢れだす感じがした。
男の身体の時よりも明らかに大きくなっている乳首を舌で転がされ、しゃぶられ、舐め尽くされれば、まだ脱がされていないズボンが恥ずかしい液体で段々と湿り気を帯びてきた。
僕はそんな事になっているのを知られないよう咄嗟に膝頭を合わせる。
しかし、経験豊富な王弟殿下はそんな事はとっくにお見通しだったらしく、強引に僕の膝を割ると、恥ずかしい染みが出来ているであろうその部分を見て満足そうな笑みを浮かべた。
「スゲーな。外側まで染み出てくるほど濡れ濡れじゃねぇか。どんだけ淫乱な身体してんだよ」
王弟殿下の指摘に僕は真っ赤になって顔を背ける。
自分でこんな風にしておいてあんまりだと言ってやりたいが、当然のことながら王族相手にそんな事を言える筈もなく、僕はただ羞恥に震え、自分を恥じて全身を朱に染めることしか出来なかった。すると。
「……悪かった。ちょっと揶揄い過ぎたな。お前があんまり可愛い反応してくれるんで調子に乗りすぎた」
そう言って、まるで僕のご機嫌を取るように、おでことほっぺに軽く口付けながら、頭を撫でてくれたのだ。こんな優しい王弟殿下は初めてで、僕は正直戸惑ってしまい不覚にもまじまじと王弟殿下の顔を見つめてしまった。
「そんなに驚くことか? 俺は基本女には優しいんだよ。ベッドの上では特にな」
王弟殿下は何故かばつの悪そうな表情になると、あっという間に僕のズボンを脱がせた後、膝裏を掬って持ち上げ、腰が浮くような体勢で脚を大きく拡げさせた。
「ホントに女の身体になっちまってるんだな……」
恥ずかしいほどにたっぷりと蜜を溢れさせたその場所を、王弟殿下の青い瞳が見つめている。
「や…ッ……!そこはダメッ!お願いですから見ないで下さい!!」
僕は必死に止めてくれるよう懇願したのだが。
王弟殿下は僕が勝手に脚を閉じないように自分の腕でガッチリ押さえたまま、じっくりとそこを眺め続けた。
ただ見られているだけなのに更なる刺激を期待しているのか、僕のアソコからは次々蜜が溢れ出し、入り口が勝手にヒクヒクしだす始末。
ところが恥ずかしいのと奥が疼いて切ないのとで勝手に涙が溢れてきたその時。突然濡れそぼっていた筈の秘部がスッキリとした感じになったのだ。
驚いて王弟殿下の顔を見ると。
「浄化の魔法。俺は別に構わないけどお前が嫌だろうから」
びちょびちょに濡れた僕の秘部をキレイにするために、浄化の魔法を使ったことを説明され絶句する。
しかし、前半部分はともかく後半部分がどういう意味かさっぱりわかなかった僕は小首を傾げてまじまじと王弟殿下を見てしまった。
「いいからお前は俺に任せておけばいい。カイルがしてくれなかったとっておきの方法でイカせてやるよ」
王弟殿下は大人の男の色気を滲ませた表情でそう言うと、おもむろに僕の秘部に顔を近付けたのだった。
*******************
お読みいただきありがとうございます。
更新まで間があきすぎてしまい申し訳ありませんでした。
更新滞っていたにもかかわらず、新たにお気に入り登録して下さっている方もいて、本当に感謝の言葉もありません。
これから少しずつ書いていこうと思いますので、引き続きお付き合いいただけると幸いです。
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