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本編
30.戦闘
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いきなり身体が宙に浮きそのまま地面に叩きつけられるというあり得ない状況に、俺は咄嗟に身体を浮かせるイメージで魔法を使い、衝撃を和らげた。
とはいっても一瞬の出来事すぎて魔法の効果が完璧とはいえず、着地の際に僅かに尻餅をついてしまったのがカッコ悪い。
しかしそんな事を気にしていられたのもほんの僅か。
俺はすぐに魔法の力で大きく後方に跳躍すると、こうなった原因と向き合った。
うわ、キモッ……。
それは一言で言えば超巨大なミミズ。それ以外に表現のしようのない生き物がまるで大木のように土から生えているのだ。
これってもしかしなくても魔物だよな?
この世界に魔物がいるということは聞いていたしわかってるつもりではいたが、実際に目にするのが初めてだった俺は、命の危険が迫っているかもしれない状況だというのに暫し呆気にとられてしまった。
すると。
ザンッという鈍い音と共に魔物の身体が真っ二つにされ、魔物の残骸が地面に転がる。
「大丈夫か!?コウキ!」
急に開けた視界の向こう側には険しい表情で剣を手にしたセドリックの姿があった。
「ええ。なんとか……。ありがとうございます」
何もしないうちに終わってしまった初めての魔物との遭遇に、俺はどこか拍子抜けしながら笑顔を向ける。
まあ、戦うっていっても俺丸腰だし、実際何したらいいのかわかんないけどさ。
今まで必要なかったから具体的にどうやるかとか考えてなかったけど、その気になれば攻撃魔法も撃てそうな気がしないでもない。
そんな事を考えていると、再びゾクリとした悪寒が背中を這い上がる。
これってもしかして……。
「まだ何かいるのか!」
鋭い声をあげたセドリックの視線の先を追うと、ガサガサと大きな音をたてながら鬱蒼と生い茂る木々を薙ぎ倒す勢いで、明らかにライオンよりもデカい銀色の狼が真っ直ぐ俺のほうに突進してきたのだ。
俺は素早く身体を浮かせると、真空の刃をイメージして魔法を繰り出す。
それは見事に狼の魔物に命中!──と、思ったら。
真空の刃はその辺一帯に生えていた樹にまで当たり、ドォォーーンという音と共に次から次へと樹を倒していった。
その結果。
衝撃による轟音と地響きに驚いたらしい森の動物達が一目散に森から逃げ出し、反対に俺らの存在に気付いた魔物達が一斉にこちらに集まり始めるという状態に。
……どう考えてもヤベェだろ。コレ。
内心冷や汗もので地面に着地すると、今まで傍観者状態だったブライアンが笑いながら俺のすぐ側まで歩み寄ってきた。
その手には鞘から抜かれた剣が握り締められている。
「ハハッ。やってくれたな、コウキ。お前やっぱり男娼なんぞやめて冒険者になれよ。向いてると思うぞ」
「この惨状を見てよくそんな事言えますね……」
魔物一匹倒すのに大規模な森林破壊をする人間が冒険者に向いてるとはとても思えないんだけど。
「確かにコウキなら少し訓練すればすぐに魔法のコントロールも出来るようになるだろう」
「訓練とかする気は更々ないですけど、今現在こんな状態に直面してる以上、上手く使っていくしかないですよね」
セドリックの言葉に俺は間髪入れずに返事をすると、大挙して押し寄せてくる魔物と対峙した。
セドリックとブライアンは剣で。俺はさっきみたいに余計な物まで巻き込まないよう範囲をよく見極めてから、火、雷、氷、風とバラエティーにとんだ攻撃でとにかく魔物を倒しまくった。
ここが森のせいなのか、出てくるのは動物や植物に見た目が近い魔物ばかりだが、それだけでも魔物って一言で言っても色んな種類がいるのだなとあらためて実感させられる。
でもって、やっぱりステータス画面と敵のライフゲージは見えたほうが絶対いい!
そうでないと、どれくらいの規模の魔法がどのくらい敵に効いてるのかわからないし、攻撃魔法一回につき自分がどのくらいの魔力を消費してるのかもわからない。
相性のいい属性とかも知りたいし、一番攻撃力がある魔法がどれかというのも気にかかる。
「随分余裕そうな顔してんじゃねぇか。まあ、この辺りに出る魔物は数は多くても強くはないからな。上級者には物足りねぇよな」
「コウキ。無理はしなくていい。このくらいの雑魚なら私ひとりでもどうにかなる」
なるほど。今俺達が駆逐している魔物はまだ弱い部類で、どんな実力なのか未知数な俺はともかくとして上級者である二人にとっては余裕ってことなのか。
その証拠にブライアンは襲いかかってくる魔物を流れ作業のような単調さで全て一刀両断し。
セドリックは心配そうな視線を俺に向けながら、ほぼノールックで魔物を切り付けていく。
なんかそれが悔しくて、俺も攻撃魔法で魔物を倒しまくってやった。
そしてそれほど時間が経たないうちに、全ての魔物を倒し終わったのだが。
うん。これどう見てもやり過ぎだな……。
森は滅茶苦茶破壊されてるし、魔物の死骸はわんさか転がってるしで、ここら辺一帯がまるで地獄絵図のような光景になっている。
ゲームだったら周りの環境なんて気にする必要もないし、倒した魔物は金や宝箱に変わるだけだけど、現実はそうじゃないのだということが嫌というほどよくわかった。
唯一の救いは、魔物の血が流れていないことくらいか?
不思議なことに魔物は身体を斬っても何かが飛び出してくるってことはなかったのだ。
「これ、どうするんですか……?」
おずおずと二人に問いかけると、二人から同時に「大丈夫だ」という返事が返ってきた。
大丈夫とかじゃなく具体的にどうするか教えて欲しかったんだけど……。
さすがにそうは言い出せずにいると、ブライアンが魔物の死骸を前に何か呪文のようなものを唱え始めた。
すると魔物の死骸が瞬く間に光の粒子に変わっていく。
スゲェ。こういう事出来るんだ……。
「もしかして浄化の魔法ですか?」
「まあ、そんなようなモンだな。魔物ってのは俺達人間とは違って魔素と呼ばれる元素の塊だから。それを砕いてやれば勝手に空気中に霧散してくんだよ」
「なるほど」
砕いて空気中に散らすイメージか?
「こういう感じですか?」
硬い石を粉々にするイメージで魔法を使ってみたところ、魔物の死骸はすぐにキラキラとした光になって消えていった。
──俺、天才かも。
心の中で自画自賛していると、口の端を上げたブライアンと驚きに目を瞠るセドリックの姿が目に入り我に返る。
この反応……。どうも引っかかるな。
そうは思っても今更出来ない振りをするわけにもいかず、俺はさっさとこの作業を終わらせて、とっとと王都に帰ることに決めた。
あえて何も聞かずに全てを光に変え終わり、地味に達成感を味わっていた時、ふとあることに気付いてしまう。
「最初からこの魔法で魔物を倒していれば済む話なんじゃ……」
ところが、そう呟くのとほぼ同時に俺の身体に異変が起きた。
全身の力が一気に抜け、勝手に身体が傾いでいく。
「おっと、危ねぇな」
地面と仲良くする前にブライアンが難なく受け止めてくれたものの、全く予想もしていなかった自分の身体の急激な変化に戸惑わずにはいられない。
「多分魔力切れだな。この世界でも滅多に使える人間のいない上級魔法を連発したんだから当たり前っちゃ当たり前だけど。──お前、自分で限界とかわかんなかったのかよ?」
だからさ。そういうのステータス見ないとわかんないって……。
口を開くのもしんどくてブライアンにただ身を委ねていると、少し離れた位置にいたセドリックの表情が悔しそうに歪んだのが見えた。
「ここまでスゲーの見せられちゃ、男娼なんかにさせとくわけにはいかないですよね?セドリック様?」
水を向けられたセドリックは口を噤んだままただ俺の方をじっと見ている。
悪ぃけどそんな顔されても、今の俺には相手の心情を察するとかっていう余裕はねぇから。
それどころか俺の身体は一刻も早い休息を取りたがっているようで、自然と目蓋が落ちていく。
何とか意識を保とうと奮闘していると、ブライアンが俺の顔を覗き込み優しく囁きかける。
「家に送り届けるまでがデートなんだから、俺が責任持ってきっちり送り届けてやる。お前は安心して寝てろよ」
元々了承した覚えもなければデートらしいことにもなっていないのによく言うよ。
そう言ってやりたい気持ちはやまやまだったが既に身体がいうことを聞かず。
俺はまたしても俺の人生設計が大きく狂っていく予感と、自分の意思に反して勝手に休眠状態になっていく身体を恨めしく思いながら意識を手放したのだった。
とはいっても一瞬の出来事すぎて魔法の効果が完璧とはいえず、着地の際に僅かに尻餅をついてしまったのがカッコ悪い。
しかしそんな事を気にしていられたのもほんの僅か。
俺はすぐに魔法の力で大きく後方に跳躍すると、こうなった原因と向き合った。
うわ、キモッ……。
それは一言で言えば超巨大なミミズ。それ以外に表現のしようのない生き物がまるで大木のように土から生えているのだ。
これってもしかしなくても魔物だよな?
この世界に魔物がいるということは聞いていたしわかってるつもりではいたが、実際に目にするのが初めてだった俺は、命の危険が迫っているかもしれない状況だというのに暫し呆気にとられてしまった。
すると。
ザンッという鈍い音と共に魔物の身体が真っ二つにされ、魔物の残骸が地面に転がる。
「大丈夫か!?コウキ!」
急に開けた視界の向こう側には険しい表情で剣を手にしたセドリックの姿があった。
「ええ。なんとか……。ありがとうございます」
何もしないうちに終わってしまった初めての魔物との遭遇に、俺はどこか拍子抜けしながら笑顔を向ける。
まあ、戦うっていっても俺丸腰だし、実際何したらいいのかわかんないけどさ。
今まで必要なかったから具体的にどうやるかとか考えてなかったけど、その気になれば攻撃魔法も撃てそうな気がしないでもない。
そんな事を考えていると、再びゾクリとした悪寒が背中を這い上がる。
これってもしかして……。
「まだ何かいるのか!」
鋭い声をあげたセドリックの視線の先を追うと、ガサガサと大きな音をたてながら鬱蒼と生い茂る木々を薙ぎ倒す勢いで、明らかにライオンよりもデカい銀色の狼が真っ直ぐ俺のほうに突進してきたのだ。
俺は素早く身体を浮かせると、真空の刃をイメージして魔法を繰り出す。
それは見事に狼の魔物に命中!──と、思ったら。
真空の刃はその辺一帯に生えていた樹にまで当たり、ドォォーーンという音と共に次から次へと樹を倒していった。
その結果。
衝撃による轟音と地響きに驚いたらしい森の動物達が一目散に森から逃げ出し、反対に俺らの存在に気付いた魔物達が一斉にこちらに集まり始めるという状態に。
……どう考えてもヤベェだろ。コレ。
内心冷や汗もので地面に着地すると、今まで傍観者状態だったブライアンが笑いながら俺のすぐ側まで歩み寄ってきた。
その手には鞘から抜かれた剣が握り締められている。
「ハハッ。やってくれたな、コウキ。お前やっぱり男娼なんぞやめて冒険者になれよ。向いてると思うぞ」
「この惨状を見てよくそんな事言えますね……」
魔物一匹倒すのに大規模な森林破壊をする人間が冒険者に向いてるとはとても思えないんだけど。
「確かにコウキなら少し訓練すればすぐに魔法のコントロールも出来るようになるだろう」
「訓練とかする気は更々ないですけど、今現在こんな状態に直面してる以上、上手く使っていくしかないですよね」
セドリックの言葉に俺は間髪入れずに返事をすると、大挙して押し寄せてくる魔物と対峙した。
セドリックとブライアンは剣で。俺はさっきみたいに余計な物まで巻き込まないよう範囲をよく見極めてから、火、雷、氷、風とバラエティーにとんだ攻撃でとにかく魔物を倒しまくった。
ここが森のせいなのか、出てくるのは動物や植物に見た目が近い魔物ばかりだが、それだけでも魔物って一言で言っても色んな種類がいるのだなとあらためて実感させられる。
でもって、やっぱりステータス画面と敵のライフゲージは見えたほうが絶対いい!
そうでないと、どれくらいの規模の魔法がどのくらい敵に効いてるのかわからないし、攻撃魔法一回につき自分がどのくらいの魔力を消費してるのかもわからない。
相性のいい属性とかも知りたいし、一番攻撃力がある魔法がどれかというのも気にかかる。
「随分余裕そうな顔してんじゃねぇか。まあ、この辺りに出る魔物は数は多くても強くはないからな。上級者には物足りねぇよな」
「コウキ。無理はしなくていい。このくらいの雑魚なら私ひとりでもどうにかなる」
なるほど。今俺達が駆逐している魔物はまだ弱い部類で、どんな実力なのか未知数な俺はともかくとして上級者である二人にとっては余裕ってことなのか。
その証拠にブライアンは襲いかかってくる魔物を流れ作業のような単調さで全て一刀両断し。
セドリックは心配そうな視線を俺に向けながら、ほぼノールックで魔物を切り付けていく。
なんかそれが悔しくて、俺も攻撃魔法で魔物を倒しまくってやった。
そしてそれほど時間が経たないうちに、全ての魔物を倒し終わったのだが。
うん。これどう見てもやり過ぎだな……。
森は滅茶苦茶破壊されてるし、魔物の死骸はわんさか転がってるしで、ここら辺一帯がまるで地獄絵図のような光景になっている。
ゲームだったら周りの環境なんて気にする必要もないし、倒した魔物は金や宝箱に変わるだけだけど、現実はそうじゃないのだということが嫌というほどよくわかった。
唯一の救いは、魔物の血が流れていないことくらいか?
不思議なことに魔物は身体を斬っても何かが飛び出してくるってことはなかったのだ。
「これ、どうするんですか……?」
おずおずと二人に問いかけると、二人から同時に「大丈夫だ」という返事が返ってきた。
大丈夫とかじゃなく具体的にどうするか教えて欲しかったんだけど……。
さすがにそうは言い出せずにいると、ブライアンが魔物の死骸を前に何か呪文のようなものを唱え始めた。
すると魔物の死骸が瞬く間に光の粒子に変わっていく。
スゲェ。こういう事出来るんだ……。
「もしかして浄化の魔法ですか?」
「まあ、そんなようなモンだな。魔物ってのは俺達人間とは違って魔素と呼ばれる元素の塊だから。それを砕いてやれば勝手に空気中に霧散してくんだよ」
「なるほど」
砕いて空気中に散らすイメージか?
「こういう感じですか?」
硬い石を粉々にするイメージで魔法を使ってみたところ、魔物の死骸はすぐにキラキラとした光になって消えていった。
──俺、天才かも。
心の中で自画自賛していると、口の端を上げたブライアンと驚きに目を瞠るセドリックの姿が目に入り我に返る。
この反応……。どうも引っかかるな。
そうは思っても今更出来ない振りをするわけにもいかず、俺はさっさとこの作業を終わらせて、とっとと王都に帰ることに決めた。
あえて何も聞かずに全てを光に変え終わり、地味に達成感を味わっていた時、ふとあることに気付いてしまう。
「最初からこの魔法で魔物を倒していれば済む話なんじゃ……」
ところが、そう呟くのとほぼ同時に俺の身体に異変が起きた。
全身の力が一気に抜け、勝手に身体が傾いでいく。
「おっと、危ねぇな」
地面と仲良くする前にブライアンが難なく受け止めてくれたものの、全く予想もしていなかった自分の身体の急激な変化に戸惑わずにはいられない。
「多分魔力切れだな。この世界でも滅多に使える人間のいない上級魔法を連発したんだから当たり前っちゃ当たり前だけど。──お前、自分で限界とかわかんなかったのかよ?」
だからさ。そういうのステータス見ないとわかんないって……。
口を開くのもしんどくてブライアンにただ身を委ねていると、少し離れた位置にいたセドリックの表情が悔しそうに歪んだのが見えた。
「ここまでスゲーの見せられちゃ、男娼なんかにさせとくわけにはいかないですよね?セドリック様?」
水を向けられたセドリックは口を噤んだままただ俺の方をじっと見ている。
悪ぃけどそんな顔されても、今の俺には相手の心情を察するとかっていう余裕はねぇから。
それどころか俺の身体は一刻も早い休息を取りたがっているようで、自然と目蓋が落ちていく。
何とか意識を保とうと奮闘していると、ブライアンが俺の顔を覗き込み優しく囁きかける。
「家に送り届けるまでがデートなんだから、俺が責任持ってきっちり送り届けてやる。お前は安心して寝てろよ」
元々了承した覚えもなければデートらしいことにもなっていないのによく言うよ。
そう言ってやりたい気持ちはやまやまだったが既に身体がいうことを聞かず。
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