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3.桐壺 その2 *
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あの後、俺に仕えてくれている女房だという人と話をした結果。俺は最近この辺りで目撃されている鬼に遭遇し、恐ろしさのあまり一時的に記憶を失い、色んな事を忘れてしまっているということにされてしまった。
鬼なんてそもそもいるわけないし、小さい子供じゃないんだからそんな事誰も信じるわけないだろうと鼻で笑ってしまったのだが。
ところがこの世界。本気でそういった存在を信じているらしく、明日にでもカジ、キトウってやつを頼むとか言い出したから慌てて止めた。
カジはともかくキトウっていうとやっぱり亀の頭のことしか思い浮かばなかった俺にそんな事するだけ無駄だし、そもそもこれが俺なのだから効果なんてあるわけがない。
あ、ちなみに女房ってのは奥さんのことじゃなく、貴族に仕える役目の人をそう呼ぶらしい。
女がいないのに女房って……。色々矛盾してるけど、それが夢ってもんなんだろうな。
俺付きの女房だというその人は一生懸命俺自身がどんな人間なのかという事を説明してくれたのだが、記憶を失うどころか明らかに全くの別人だとわかってる人物が歩んできた人生ヒストリーを聞かされても理解出来るどころか微塵も興味がもてなかったので、俺は早々にこの状況を理解しようとする事をやめ、大半を聞き流してしまった。
だって所詮夢だからさ。
一向に夢から覚める気配がないまま、俺は再び薄っぺらい布団に横になる。
夢の中なのに寝ることになるって、どんだけ俺は寝るのが好きな人間なんだか……。
自分の事ながら呆れてしまう。
でも案外ここで寝たら逆に現実の俺の目が覚めたりするかもと考えながら目を閉じた。
──全然寝れねぇ……。
眠気が訪れそうな体勢を探して何度も寝返りを打ってみたものの、無駄にゴロゴロ転がっただけで却って目が冴えてしまった感じ。
必死に羊を数えてみても眠くなるどころか益々意識が覚醒していく。
大体この硬い枕のせいで余計寝づらいんだよな。
これがホントの枕が合わないってやつか……。
取り纏めのないことをツラツラと考えながらもう一度寝返りを打つと、御簾という名前のデカいすだれの向こう側に人の気配を感じて驚いた。
え……? まさかホントに鬼がいるとかいう?
真っ暗闇の中、ちょっとビビりながらも怖いもの見たさで必死に目を凝らすと、御簾がふわりと舞うように開けられ、スッゲーいい匂いがしたと思ったら、物凄く高級そうな平安時代の貴族の衣装を身に纏った男が静かに入り込んできた。
誰だ!?と言おうと口を開きかけたところで突然抱き締められ、やや強引に唇が塞がれる。
ギャーーーッ!!
明らかに俺よりガタイのいい身体に拘束されていることにパニックになり、なんとかこの状況から逃れようと身体を捩るがビクともしない。
せめてキスだけでもどうにかならないかと顔を背けると。
「姫……。今だけあなたに触れる事をお許しいただけないだろうか」
え!?この声って……!
聞き覚えのある声に驚き動きを止めたら、またしても唇を重ねられてしまった。
何やってんだ!俺!
唇をこじ開けられ、舌を絡めとられ、口腔内を隈無く舐められ擽られる。
「ん…ッ……、ふぅ……ッ……」
自分のものじゃないような甘い声と、飲みきれない二人分の唾液が絶え間なく唇から漏れでてくるのが恥ずかしい。
熟れた身体を持て余す淫乱な人妻か未亡人に積極的に襲われるんなら大歓迎だけど、俺よりデカい男に襲われんのはマジ勘弁してほしい!
しかもこの人ってさ……!!
「先程一目見た時からすっかりあなたに心を奪われてしまったこの憐れな男に少しでも情けをかけてくれるのならどうかこのままで……。あなたが本気で嫌がるのならば無体な真似はしないと誓う」
唇が触れ合うギリギリの距離で甘い言葉を囁いた桐山は、いつもの人を小馬鹿にしような余裕の表情とは違い、本気で俺を求めているのだと勘違いしそうになるほど切ない表情でじっと俺の目を覗き込んできた。
その眼差しに、あろうことか俺の心と下半身がキュンとしてしまう。
勝手な真似すんな!俺の身体!!
ヤバいと思って目を逸らそうとしたものの、俺の変化を見逃してはくれなかったらしい桐山によって着物の袷に手を差し入れられ、何にも履いてない状態で無防備に晒されている俺のムスコにダイレクトに触られればもうダメだった。
「うぁ…ッ……」
「あなたのここが私の事を嫌がってはいないようで安心した」
サオを緩く扱かれ、先っぽを指で撫でられ、いつの間にか着物がはだけられ丸見えになっていた乳首を舐められ吸われれば、快感に弱い俺の身体は一気に高ぶりを見せていく。
「あ…ッ…、はぁ…ん……、そこ……、ダメだって……。んんッ……」
一応嫌だということを伝えてはみたものの、巧みに俺を翻弄していく桐山の手と舌の動きに、俺のだらしない理性はあっという間に陥落していった。
「駄目だといいつつ自分から腰を擦り付けていては、その言葉どおりに受け取るわけにはいかないよ。ほら、ここもたくさん滴が溢れだして、あなたが本当はどう思っているのかということを一生懸命私に伝えてくれている。
──どうかこのまま私を受け入れて欲しい」
「うッ…………」
自分のチンコが完勃ち状態になっていることに気付いてはいたが、あらためてそれを言葉にして言われるといたたまれない。
男とどうこうなるなんて今まで考えてみたこともなかったけど、男同士ってこともあって妙にツボを心得ているせいか、滅茶苦茶気持ちいいんだからしょうがないよな。
でもこれは昨日ヤル気満々だったのに空振りに終わって、ちょっと欲求不満だったせいだから!
「恥ずかしがることはない。私にあなたの全てを見せて。それこそ誰も触れたことのない奥の奥まで」
「え!?そこはッ!! ぁん…ッ……!」
桐山は俺のモノを咥えると、俺の後ろの穴をそっと指で撫でた後、本当にまだ誰も触れたことのない内部へその指を侵入させてきたのだ。
フェラのお陰か想像してた程の違和感はないものの、本来の役割以外の用途で使う日がいきなり訪れたことに、俺は軽いショックを受けてしまった。
「姫。あなたの身体に負担をかけないよう、ここを私とひとつになれるよう変えておく必要があるのだ。初めてのことで今は怖いかもしれないが、すぐに私の事しか考えられないようになるから」
そんな事絶対にあるわけない!
心の中で全面否定してみるが何度か抽挿を繰り返されてるうちに、身体の奥にじわりとした熱が溜まり始め、超焦る。
挙げ句に内部をぐるりとかき混ぜられた途端、鋭い快感が全身を駆け抜け勝手に身体が跳ねてしまったからビックリだ。
「あぁ…んッ…!」
「姫のいいところはここだな。前からも蜜がとめどなく沸いてくる」
「あッ…!ダメッ!そこばっかりされたらイッちゃうからぁ……!」
これが噂の前立腺か……。正直腰が蕩けるくらいに気持ちいい。
しかもローションか何かをたっぷりと使っているらしく、指を動かす度に聞こえるクチュクチュという音が卑猥すぎて堪らない。
前はガッツリ咥えられて俺の好きな裏筋やカリを徹底的に舐められ、後ろはいいとこばかりを指で擦られ、俺は早くも限界に達しようとしていた。
ところが。
もう我慢出来ない!と思ったところで、またしても高速エレベーターに乗ったような浮遊感を感じ。
──俺の意識は暗転した。
鬼なんてそもそもいるわけないし、小さい子供じゃないんだからそんな事誰も信じるわけないだろうと鼻で笑ってしまったのだが。
ところがこの世界。本気でそういった存在を信じているらしく、明日にでもカジ、キトウってやつを頼むとか言い出したから慌てて止めた。
カジはともかくキトウっていうとやっぱり亀の頭のことしか思い浮かばなかった俺にそんな事するだけ無駄だし、そもそもこれが俺なのだから効果なんてあるわけがない。
あ、ちなみに女房ってのは奥さんのことじゃなく、貴族に仕える役目の人をそう呼ぶらしい。
女がいないのに女房って……。色々矛盾してるけど、それが夢ってもんなんだろうな。
俺付きの女房だというその人は一生懸命俺自身がどんな人間なのかという事を説明してくれたのだが、記憶を失うどころか明らかに全くの別人だとわかってる人物が歩んできた人生ヒストリーを聞かされても理解出来るどころか微塵も興味がもてなかったので、俺は早々にこの状況を理解しようとする事をやめ、大半を聞き流してしまった。
だって所詮夢だからさ。
一向に夢から覚める気配がないまま、俺は再び薄っぺらい布団に横になる。
夢の中なのに寝ることになるって、どんだけ俺は寝るのが好きな人間なんだか……。
自分の事ながら呆れてしまう。
でも案外ここで寝たら逆に現実の俺の目が覚めたりするかもと考えながら目を閉じた。
──全然寝れねぇ……。
眠気が訪れそうな体勢を探して何度も寝返りを打ってみたものの、無駄にゴロゴロ転がっただけで却って目が冴えてしまった感じ。
必死に羊を数えてみても眠くなるどころか益々意識が覚醒していく。
大体この硬い枕のせいで余計寝づらいんだよな。
これがホントの枕が合わないってやつか……。
取り纏めのないことをツラツラと考えながらもう一度寝返りを打つと、御簾という名前のデカいすだれの向こう側に人の気配を感じて驚いた。
え……? まさかホントに鬼がいるとかいう?
真っ暗闇の中、ちょっとビビりながらも怖いもの見たさで必死に目を凝らすと、御簾がふわりと舞うように開けられ、スッゲーいい匂いがしたと思ったら、物凄く高級そうな平安時代の貴族の衣装を身に纏った男が静かに入り込んできた。
誰だ!?と言おうと口を開きかけたところで突然抱き締められ、やや強引に唇が塞がれる。
ギャーーーッ!!
明らかに俺よりガタイのいい身体に拘束されていることにパニックになり、なんとかこの状況から逃れようと身体を捩るがビクともしない。
せめてキスだけでもどうにかならないかと顔を背けると。
「姫……。今だけあなたに触れる事をお許しいただけないだろうか」
え!?この声って……!
聞き覚えのある声に驚き動きを止めたら、またしても唇を重ねられてしまった。
何やってんだ!俺!
唇をこじ開けられ、舌を絡めとられ、口腔内を隈無く舐められ擽られる。
「ん…ッ……、ふぅ……ッ……」
自分のものじゃないような甘い声と、飲みきれない二人分の唾液が絶え間なく唇から漏れでてくるのが恥ずかしい。
熟れた身体を持て余す淫乱な人妻か未亡人に積極的に襲われるんなら大歓迎だけど、俺よりデカい男に襲われんのはマジ勘弁してほしい!
しかもこの人ってさ……!!
「先程一目見た時からすっかりあなたに心を奪われてしまったこの憐れな男に少しでも情けをかけてくれるのならどうかこのままで……。あなたが本気で嫌がるのならば無体な真似はしないと誓う」
唇が触れ合うギリギリの距離で甘い言葉を囁いた桐山は、いつもの人を小馬鹿にしような余裕の表情とは違い、本気で俺を求めているのだと勘違いしそうになるほど切ない表情でじっと俺の目を覗き込んできた。
その眼差しに、あろうことか俺の心と下半身がキュンとしてしまう。
勝手な真似すんな!俺の身体!!
ヤバいと思って目を逸らそうとしたものの、俺の変化を見逃してはくれなかったらしい桐山によって着物の袷に手を差し入れられ、何にも履いてない状態で無防備に晒されている俺のムスコにダイレクトに触られればもうダメだった。
「うぁ…ッ……」
「あなたのここが私の事を嫌がってはいないようで安心した」
サオを緩く扱かれ、先っぽを指で撫でられ、いつの間にか着物がはだけられ丸見えになっていた乳首を舐められ吸われれば、快感に弱い俺の身体は一気に高ぶりを見せていく。
「あ…ッ…、はぁ…ん……、そこ……、ダメだって……。んんッ……」
一応嫌だということを伝えてはみたものの、巧みに俺を翻弄していく桐山の手と舌の動きに、俺のだらしない理性はあっという間に陥落していった。
「駄目だといいつつ自分から腰を擦り付けていては、その言葉どおりに受け取るわけにはいかないよ。ほら、ここもたくさん滴が溢れだして、あなたが本当はどう思っているのかということを一生懸命私に伝えてくれている。
──どうかこのまま私を受け入れて欲しい」
「うッ…………」
自分のチンコが完勃ち状態になっていることに気付いてはいたが、あらためてそれを言葉にして言われるといたたまれない。
男とどうこうなるなんて今まで考えてみたこともなかったけど、男同士ってこともあって妙にツボを心得ているせいか、滅茶苦茶気持ちいいんだからしょうがないよな。
でもこれは昨日ヤル気満々だったのに空振りに終わって、ちょっと欲求不満だったせいだから!
「恥ずかしがることはない。私にあなたの全てを見せて。それこそ誰も触れたことのない奥の奥まで」
「え!?そこはッ!! ぁん…ッ……!」
桐山は俺のモノを咥えると、俺の後ろの穴をそっと指で撫でた後、本当にまだ誰も触れたことのない内部へその指を侵入させてきたのだ。
フェラのお陰か想像してた程の違和感はないものの、本来の役割以外の用途で使う日がいきなり訪れたことに、俺は軽いショックを受けてしまった。
「姫。あなたの身体に負担をかけないよう、ここを私とひとつになれるよう変えておく必要があるのだ。初めてのことで今は怖いかもしれないが、すぐに私の事しか考えられないようになるから」
そんな事絶対にあるわけない!
心の中で全面否定してみるが何度か抽挿を繰り返されてるうちに、身体の奥にじわりとした熱が溜まり始め、超焦る。
挙げ句に内部をぐるりとかき混ぜられた途端、鋭い快感が全身を駆け抜け勝手に身体が跳ねてしまったからビックリだ。
「あぁ…んッ…!」
「姫のいいところはここだな。前からも蜜がとめどなく沸いてくる」
「あッ…!ダメッ!そこばっかりされたらイッちゃうからぁ……!」
これが噂の前立腺か……。正直腰が蕩けるくらいに気持ちいい。
しかもローションか何かをたっぷりと使っているらしく、指を動かす度に聞こえるクチュクチュという音が卑猥すぎて堪らない。
前はガッツリ咥えられて俺の好きな裏筋やカリを徹底的に舐められ、後ろはいいとこばかりを指で擦られ、俺は早くも限界に達しようとしていた。
ところが。
もう我慢出来ない!と思ったところで、またしても高速エレベーターに乗ったような浮遊感を感じ。
──俺の意識は暗転した。
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