人狼ハーレム ――奴隷美少女のハニートラップ

青戸礼二

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二章:人狼ゲームスタート

19話:BETWEEN 奴隷 AND 恋人

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食堂での晩さん会を終えて、
古里太は湾子の部屋へとやってきた。

さっきまでの騒ぎとは打って変わり、
穏やかな静寂がこの部屋を優しく包む。

ふたりは、テーブルをはさんでイスに座っていた。
そして、しばらく続いた沈黙を湾子が破る。

「コリくん、アレはどういうことなの?」

「投票制の導入と、投票権付きセックスのことか?」

湾子はうなづく。古里太は少し迷ったが、
湾子には右腕になってもらいたいので、
彼の本心を素直に話すことにした。


「投票制の導入には、メリットとデメリットがある」

「うん」

「まずメリットは、自分が票を集めて処刑されるかもしれない、
 という不安が出て、ハーレムを作るのに都合が良いことだ」

「直接『お前を処刑する』の方がシンプルだけど、ダメなの?」

「委員長がオレに歯向かってきて、あまりに悪目立ちしたので、
 自分は大丈夫だろう、とタカをくくる者が出たんだ。
 でも、投票は確率の世界だから、処刑される可能性が残る」

「うーん。ぼくには難しくて、よく分からないや」

「脳筋女だな。でもね、それが、ワンコの、いいと・こ・ろ♪」

「うーん、ホメられてるのかどうか、微妙だなあ~(汗)」


しかし、古里太自身にとっても、投票制導入は難しい決断だった。

代案としてたとえば、「委員長を処刑しない」とあえて宣言し、
他のプレイヤーにプレッシャーを与える、という方法もあった。

だが、それでは、委員長を処刑できず、
他のプレイヤーを処刑する必要がある、
という強烈なデメリットがあったから、
彼はその案の採用を見送ったのだった。

ここで、非処刑宣言は口先だけで、
実際には委員長を処刑してしまう、
という騙すやり方もありえる。が、
それだとプレイヤーの信用を失う。

殺人の捜査や推理と、人狼裁判がこのゲームの本番だと、
彼は考えていたので、それまでに信用を失いたくはない。

だから、委員長を処刑するという期待を外す一方で、
じっさいには委員長を処刑できる仕組みが必要だった。
だがそれは、相反する要求というジレンマを抱えている。

そこで、投票制なら嘘なしに、
この二重の要求に応えられる、
古里太はそう考えたのだった。


「投票制のデメリットは、処刑したい相手を、
 処刑できるとは限らないことだ」

「それって、かなり重大な欠陥だと思うけどなあ……」

「そこで、ひとつには、投票数が同点の時に、
 ボクが処刑対象を決定できる権利を取っておいた」

「もうひとつは?」

「ワンコが、ボクに票を合わせてくれることさ」

「もちろん、いいよ。でも、それだけで大丈夫?」

「それだけでも、だいぶ選挙戦は有利に戦えるよ」

湾子は、まだ深くは理解できてない様子だったが、
古里太の頭脳を疑ってもいないようだ。


「――ところで、コリくん、あの……」

「さっきの続き、しよっか?」

湾子がモジモジしながら言ったので、
古里太はもう照れずに、直球で誘う。

「なんだか、オネダリしてるみたいで、
 恥ずかしいなあ……、もう。
 でも、これだけは言っておきたいんだ」

「なんだい、ワンコ?」

「ぼくは、投票権がもらえるからとか関係ないし、
 もっと言えば、もし自分が処刑されるとしても、
 いや、処刑されるのなら、死ぬ前に絶対一度は、
 コリくんに抱いて欲しい、と心から思ってるよ」

「ワンコ……」

彼女の言葉を聞いて、古里太は感激した。
もちろん、人狼の可能性は捨てきれない。

だが、古里太の側も、たとえ湾子が人狼だとしても、
死ぬ前に一度は、彼女を抱いておきたかった。


もうふたりはためらわない。
ふたりはベッドに腰かける。
そして、熱いキスを交わす。

「昨日のキスは、オレンジジュースの酸っぱい味だったけど、
 今日は甘いアイスと、コーヒーのちょっとほろ苦い味がするよ」

湾子が、熱っぽい口調で、キスの味を伝えてくる。
古里太の方も、似たような味だという感想だった。
そういえば、同じ種類のオレンジジュースを、
彼女と台所で取って分けていた記憶があった。

しばらく舌を絡めた後、彼は愛撫に移る。
夕食前までしていた行為の繰り返しだが、
彼女の秘部は、さっきよりも濡れている。


「ねえここ、すごい濡れてるよね」

「いやあ……、恥ずかしいよ」

「ワンコって処女? もう体験ある?」

「ぼくは処女だよ」

「ボクも童貞だよ。最初の相手が、ワンコで良かった」

「ぼくもそう思う」

「じゃあ、もう入れていい?」

「うん……」


湾子の割れ目に、古里太の肉棒をあてがう。
しかし、彼が慣れていないこともあって、
ヌルヌルしてなかなか中に入らない。

淫液でツルンと滑って、
プルンと怒張がそそり立つ。
そのたびに、敏感な部分を刺激されて、
彼女が喘ぎ声を出す。

それを聞いた古里太も、ますます興奮する。
そんなことを、しばらく繰り返していた。

「ねえ、じらさないでよぉ……。入れてぇ」

今まで聞いたことがないような、
湾子の甘いささやきを聞いた彼は、
めまいするほどの興奮を覚えていた。


ふたりはベッドの上で、正常位の体位を取っていた。
彼女の裂け目に、彼の欲棒がピッタリとあてがわれる。
そして、ズブッと勢いよく、膣内に入っていった。

「い、痛っ!」

「だ、大丈夫?」

破瓜の傷みを訴える湾子に、古里太は少し不安になった。
その一方で、彼女の処女を奪った歓びも強く感じている。

「平気、平気だよ。命が掛かったゲームの最中なのに、
 これくらいの痛みで弱音を吐いていたらおかしいよ」

湾子は強い女だ。しかし、人間である以上、不安もあるはず。
古里太は、彼女の髪を優しくなでて、それからまたキスした。


「ねえ、もういいよ……動いても」

キスで痛みをやわらげていたが、
彼女の合図で、彼は腰を動かした。

もちろん、経験がないので、性技のテクニックなどない。
ただ乱暴に腰を動かす、原始的な交尾という感じだった。

それでも、彼は感激していたし、
彼女の喘ぎ声も感極まっていた。
ふたりとも人生で初めてのセックスを体験して、
体の快感以上に、心の快感が高まっていたのだ。


そして、しばらく抽挿を繰り返している内に、
古里太の射精したい欲求が高まっていく。

「ねえ、射精(だ)してもいい?」

「いいよ、膣内(なか)にちょうだい!」

「膣内でイクよ!」

「来て! 私もイク!」

そして、膣内に収まった男根が、
ドビュッドビュッと精を吐き出す。

ふたりは果てた後、抱き合ったまま無言で、
ベッドの上で行為の余韻を感じていた。
ハアハアという息切れの声だけが聞こえる。


「ねえ、まだ朝まで時間あるでしょ? もっと愛してぇ」

湾子は、身体を鍛えている分、性欲も強いようだ。
古里太は、彼女のこんな淫らな姿を、生まれて初めて見る。

そして、生きている内に、彼女の身体を味わい尽くそう、
そう思うと、また肉欲が湧いてくる。

さっき射精したばかりで、萎えていた男根も、
またムクムクと勃起し始めた。

それを見た彼女は、艶めかしく笑う。
ふたりの眼は、ギラギラした欲望で光っていた。
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みんなの感想(1件)

花雨
2021.08.15 花雨

作品登録しときますね♪ゆっくり読ませてもらいます(^^)

解除

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