68 / 154
第1章
122話 ユーラベルク冒険者ギルド支部は大忙し
「はい、ジーグルト家への援助物資及び労働者はその人数でお願いします」
「えっと、精錬技術者や鉱山技師などはこちらの列へ並んでください」
「はい、労働者の宿場建設の大工はまだまだ空きがありますので」
ユーラベルク冒険者ギルド支部は上から下まで総動員で大忙しだった。
ユウキがジーグルト伯爵家で大規模な貴金属の鉱石を大量に投げ捨てられているのを発見し灰吹き法という完全に新しい精錬方法を生み出したのでそこに大規模精錬施設の設置や労働者の斡旋、はては宿場町の建設などバブルを成していた。
各方面から仕事場を望む職業貴族の子弟子女が山ほどここに集まってきたのだ。
サンプルとして持ち帰ってきた貴金属は国が精錬するモノよりも数段上のシロモノでそれを冒険者ギルドで独占的に販売できる、と。
そんな、美味しい話に食いつかないギルドではなかった。
すぐさま建設材料や労働者などありったけ送り出す、鉱山が閉鎖され行き場がない鉱山関係者も纏めて送り込む。だが、それでも人数が足りない。
「リサギルド支部長、建設材料はともかく労働者が圧倒的に足りません!」
こんな大規模な職場など今まで存在しなかったので我先にと推薦をしてくる職業貴族共。そこの中心にいるのはユウキだ。
彼はギルドとの取引で、
『ジーグルト伯爵家で精錬される二割五分の売却益と所有権、これを契約上絶対にお守りいただこう』
ベルン様直々に契約に口出ししてきた。
鉱山関係者の取り分は監督でも一割ほどが上限とされている。しかし、伯爵家はそれをさらに超える貴金属をユウキに納めると申し出てきたのだ。
伯爵家当主直々に申し出たことに反論は出ずユウキは莫大な貴金属を恒久的に手に入れられるようになったのだ。
それと、グレッシャーの預かっている食用キノコの生産も順調そのものでこの分なら相当な金額となるだろう。半面トウキの製作が遅れているがユウキが返ってくるまでは維持しなくてはならない。
あれもそれもこれも、足りないものだらけ。
「仕方がありませんか」
隣で連携を取りあっている都市に手紙を書くリサ。
『人手や資材が足りないから融通して下さい』
向こうのギルド支部長は良くしっているので金になる話ならば不満は言わないだろう。もっとも、ジーグルト伯爵家の経営に口出しはさせませんが。
とにもかくにも、将来性の高い大規模開発なので真っ先に仕事を受注しなくてはならない。世襲貴族共にこの話が漏れると飢えた獣のように群がってくるだろう。恩義のあるベルン様に悪い輩は近づけさせられない。
隣の都市であるアルデリオに連絡を取り物資人材を送ってもらえるように頼む。
アルデリオでは近年仕事の雇用枠は少なくなる一方でスラムの拡大が大きな問題となっていた。スラムの住人は元は農村などから上がってきた住人なのだが仕事がなく金銭に不自由しているためスラム化してしまっているのだ。
こうしたスラムはどこかかしこに存在し消そうとしても消せない、何しろ住民が常に外から補充されているからだ。もちろん、ユーラベルクにもスラムは存在する。
仕事場と住む場所がないためスラムになっている状態なのでジーグルト伯爵家やグレッシャー騎士爵家の村に定住する人間として送り込めば大分治安状態を緩和させることが出来るだろう。上層部はそう考えていた。
「リサ様、職業貴族の方々が来られました」
やっぱり来たか。面倒だがこれも仕事、失礼のないように部屋に通すように、と。
「リサ殿、グレッシャー家やジーグルト家の発展は目覚ましいな」
「喜ばしいことですね」
「ならば、仕事場にはいつ入れる?」
「…その点についてはまだ回答しかねます」
職業貴族共が渋い顔をする。
そりゃあこれだけの利権ともなれば普通は相当職場の募集があるのが当然だが、当主となったアルベルト殿もユウキもそれに対して制限を設けているからだ。
『いま必要なのは精錬施設の設置とそこで働く労働者だけ、何らかの役職持ちを入れるのは難しい』
アルベルト殿は職業貴族の子弟子女をすぐには入れられないと回答した。
まだ正妻などが誰も決まっておらずそちらに配慮する必要があるからだ。それについては世襲貴族の責務なので仕方がないのだが。
『僕の方でも雇用するけど、あんまり人数は取れないと思う』
ユウキも同じように回答した。
ユウキの方で人を取れないのは「僕はあくまでギルドから派遣されて問題を解決しただけだから」そういう理由でありグレッシャー家やジーグルト家にある程度人数は入れるが出来れば自分のところではなく両方の家に雇われてほしいそうだ。
ユウキのところに大量に人が入り込むと恩義を利用して口を挟む輩も出てくる。そんなことをされては信頼関係が壊れる。だから、本当に信頼でき能力のある人間しか雇わないと。
そういわれては反論できなかった。
世襲貴族に限らず職業貴族も最初から役職や世襲可能な立場を求める場合が多い、それ相応の能力と実績がないと務まらないのは明白だが、ごく一部に愚かな思想に感化され馬鹿な夢を見ている輩も存在している。
そのような連中を入れることは絶対にできないのである。
ここに来ている職業貴族の子息子女は出来は悪い方ではないが欲に動かされて何をしでかすか予測できない面があるのは認めざるを得ない。
先走って失態をして反感を買われたらせっかくの美味しい話が台無しになってしまう。そのため、実力を見せて両家に雇われる形にしてほしいと。
その旨を説明する。
「だ、だが。今現在大量の雇用枠を有しているのはユウキだけではないか」
「そのユウキが人を入れすぎると余計な口を挟む連中が入る可能性があるので時期尚早だと」
「ムウっ。だが、それなら我が子らの職場が存在しなくなる。何とかならぬのか」
「本人が戻ってこない事にはどうしようもありません」
「それならば、即刻呼び戻して話し合いをすればよい」
「今現在は忙しくて帰れないと連絡が来ております」
今ユウキはジーグルト家にとって替えの利かない存在になっている、派遣したユーヴィルの連絡では砂糖の製造にまで成功したそうだ。サトウキビが育たないのにどうやって砂糖を製造したというのだろうか?
現場を見てないので分からないのだがユーヴィルはそこに弟を無理矢理呼んで押し込めた。莫大な利権になるので先手を打たれたのだ。
ユウキを派遣したことがまさかここまで大事に発展するとは考えてなかったのが大誤算である。
そこそこの結果を出せば満足いくものだったのだが尖った錐が袋に収まるわけがない、計算違いとは言え良い方向の結果だ。たとえそれが常人の理解を越えていようとも。
本人に確認を取りたいのだがまだ世襲貴族共の騒ぎが収まってないので呼び戻せない。ライク家では麦粉の大量製造が開始されているのでそちらの方は問題なくなった。
ともかく、いまはまだ動かせない。
「ユウキへの家臣入りなどの話はまだ時期尚早です、後日こちらから話し合いの機会を設けますので」
職業貴族らは不満の顔色をしている。
そりゃあ、これだけ利権があるのに人を雇わないのならばその反応は仕方がない、仕方がないのだが。どっちにしても本人不在なのだからどうしようもないのだ。
こっちで勝手に支店を増やしたり家臣を押し込めることはできないのだから。
「ふぅ」
どうにか帰らせたがこのままでは良くない。どうにかユウキを説得して家臣として職業貴族の子供らを入れてもらえるように話をしないと。
そう考えていると、
「リサ様」
甥のムルカが部屋にやってきた。
「よく来てくれましたね。忙しい毎日でしょうに」
「いえ、これぐらいであれば」
叔母と甥という関係なのに最近は会う機会が少ない。
ユウキが考案し実現した食用キノコの養殖事業が予想を超えて忙しいからだ。
あれから大量の原木を運び入れて労働者を雇い日々忙しい時間を過ごしている。種となるモノの生み出し方が問題だったが何とかうまくいき順調に食用キノコが育っていた。
それをユーラベルクに卸して金にする。
新米貴族ながらそれによって相当な金額を稼ぐようになっていた。
「ユウキ様はまだ戻られないのですか?」
「ええ」
ムルカはユウキに絶大な信頼をおくようになっていた。これだけ儲かる仕事を任せてくれれば当たり前か。グレッシャー家はこれを基盤として立場を確立するために懸命だった。
「ジーグルト家でもユウキは絶大な信頼を勝ち得たわ。今後の彼の動きがギルドの方針を決めるほどにね」
「さようですか」
ムルカはとても嬉しそうだった。
「そろそろお嫁さんを決めないとね」
「あ、そうですね」
う~ん、と。ムルカは難しそうな顔をする。
ムルカも職業貴族として板についてきたので嫁は必要だろう。すでにいくつかの家から嫁入りの話が来ていた。もちろん、私にもだ。
私はまだギルド支部長の仕事に忙しいので断ろうと思うが甥のムルカには早く家を建ててもらいたいので急いでほしい。そんなことを考える。
さて、ユウキが戻ってきた時のために仕事を進めておかないと。
「リサ様、伝えたいことが」
ギルド職員の女性がやってきた。
なんでも。ユウキをこき使っていた馬鹿勇者の集団がユーラベルクにやってきたそうだ。
「なんですって!」
クソっ、国の王族貴族が支援しているとかいう馬鹿な妄想野郎集団か。報告では世襲貴族となりジーグルト家に取り入ろうとしたが追い返されたそうだ。
仕事が上手くいってる最中なのに面倒な輩が現れた。即刻追い出さないと!
どうせ奴らは特権階級気取りで好き勝手に動き回るだろう。まったく、国はなんであんなのを勇者だと叫んでいるのか理解に苦しむ。
急いで対策を取らないと。
「えっと、精錬技術者や鉱山技師などはこちらの列へ並んでください」
「はい、労働者の宿場建設の大工はまだまだ空きがありますので」
ユーラベルク冒険者ギルド支部は上から下まで総動員で大忙しだった。
ユウキがジーグルト伯爵家で大規模な貴金属の鉱石を大量に投げ捨てられているのを発見し灰吹き法という完全に新しい精錬方法を生み出したのでそこに大規模精錬施設の設置や労働者の斡旋、はては宿場町の建設などバブルを成していた。
各方面から仕事場を望む職業貴族の子弟子女が山ほどここに集まってきたのだ。
サンプルとして持ち帰ってきた貴金属は国が精錬するモノよりも数段上のシロモノでそれを冒険者ギルドで独占的に販売できる、と。
そんな、美味しい話に食いつかないギルドではなかった。
すぐさま建設材料や労働者などありったけ送り出す、鉱山が閉鎖され行き場がない鉱山関係者も纏めて送り込む。だが、それでも人数が足りない。
「リサギルド支部長、建設材料はともかく労働者が圧倒的に足りません!」
こんな大規模な職場など今まで存在しなかったので我先にと推薦をしてくる職業貴族共。そこの中心にいるのはユウキだ。
彼はギルドとの取引で、
『ジーグルト伯爵家で精錬される二割五分の売却益と所有権、これを契約上絶対にお守りいただこう』
ベルン様直々に契約に口出ししてきた。
鉱山関係者の取り分は監督でも一割ほどが上限とされている。しかし、伯爵家はそれをさらに超える貴金属をユウキに納めると申し出てきたのだ。
伯爵家当主直々に申し出たことに反論は出ずユウキは莫大な貴金属を恒久的に手に入れられるようになったのだ。
それと、グレッシャーの預かっている食用キノコの生産も順調そのものでこの分なら相当な金額となるだろう。半面トウキの製作が遅れているがユウキが返ってくるまでは維持しなくてはならない。
あれもそれもこれも、足りないものだらけ。
「仕方がありませんか」
隣で連携を取りあっている都市に手紙を書くリサ。
『人手や資材が足りないから融通して下さい』
向こうのギルド支部長は良くしっているので金になる話ならば不満は言わないだろう。もっとも、ジーグルト伯爵家の経営に口出しはさせませんが。
とにもかくにも、将来性の高い大規模開発なので真っ先に仕事を受注しなくてはならない。世襲貴族共にこの話が漏れると飢えた獣のように群がってくるだろう。恩義のあるベルン様に悪い輩は近づけさせられない。
隣の都市であるアルデリオに連絡を取り物資人材を送ってもらえるように頼む。
アルデリオでは近年仕事の雇用枠は少なくなる一方でスラムの拡大が大きな問題となっていた。スラムの住人は元は農村などから上がってきた住人なのだが仕事がなく金銭に不自由しているためスラム化してしまっているのだ。
こうしたスラムはどこかかしこに存在し消そうとしても消せない、何しろ住民が常に外から補充されているからだ。もちろん、ユーラベルクにもスラムは存在する。
仕事場と住む場所がないためスラムになっている状態なのでジーグルト伯爵家やグレッシャー騎士爵家の村に定住する人間として送り込めば大分治安状態を緩和させることが出来るだろう。上層部はそう考えていた。
「リサ様、職業貴族の方々が来られました」
やっぱり来たか。面倒だがこれも仕事、失礼のないように部屋に通すように、と。
「リサ殿、グレッシャー家やジーグルト家の発展は目覚ましいな」
「喜ばしいことですね」
「ならば、仕事場にはいつ入れる?」
「…その点についてはまだ回答しかねます」
職業貴族共が渋い顔をする。
そりゃあこれだけの利権ともなれば普通は相当職場の募集があるのが当然だが、当主となったアルベルト殿もユウキもそれに対して制限を設けているからだ。
『いま必要なのは精錬施設の設置とそこで働く労働者だけ、何らかの役職持ちを入れるのは難しい』
アルベルト殿は職業貴族の子弟子女をすぐには入れられないと回答した。
まだ正妻などが誰も決まっておらずそちらに配慮する必要があるからだ。それについては世襲貴族の責務なので仕方がないのだが。
『僕の方でも雇用するけど、あんまり人数は取れないと思う』
ユウキも同じように回答した。
ユウキの方で人を取れないのは「僕はあくまでギルドから派遣されて問題を解決しただけだから」そういう理由でありグレッシャー家やジーグルト家にある程度人数は入れるが出来れば自分のところではなく両方の家に雇われてほしいそうだ。
ユウキのところに大量に人が入り込むと恩義を利用して口を挟む輩も出てくる。そんなことをされては信頼関係が壊れる。だから、本当に信頼でき能力のある人間しか雇わないと。
そういわれては反論できなかった。
世襲貴族に限らず職業貴族も最初から役職や世襲可能な立場を求める場合が多い、それ相応の能力と実績がないと務まらないのは明白だが、ごく一部に愚かな思想に感化され馬鹿な夢を見ている輩も存在している。
そのような連中を入れることは絶対にできないのである。
ここに来ている職業貴族の子息子女は出来は悪い方ではないが欲に動かされて何をしでかすか予測できない面があるのは認めざるを得ない。
先走って失態をして反感を買われたらせっかくの美味しい話が台無しになってしまう。そのため、実力を見せて両家に雇われる形にしてほしいと。
その旨を説明する。
「だ、だが。今現在大量の雇用枠を有しているのはユウキだけではないか」
「そのユウキが人を入れすぎると余計な口を挟む連中が入る可能性があるので時期尚早だと」
「ムウっ。だが、それなら我が子らの職場が存在しなくなる。何とかならぬのか」
「本人が戻ってこない事にはどうしようもありません」
「それならば、即刻呼び戻して話し合いをすればよい」
「今現在は忙しくて帰れないと連絡が来ております」
今ユウキはジーグルト家にとって替えの利かない存在になっている、派遣したユーヴィルの連絡では砂糖の製造にまで成功したそうだ。サトウキビが育たないのにどうやって砂糖を製造したというのだろうか?
現場を見てないので分からないのだがユーヴィルはそこに弟を無理矢理呼んで押し込めた。莫大な利権になるので先手を打たれたのだ。
ユウキを派遣したことがまさかここまで大事に発展するとは考えてなかったのが大誤算である。
そこそこの結果を出せば満足いくものだったのだが尖った錐が袋に収まるわけがない、計算違いとは言え良い方向の結果だ。たとえそれが常人の理解を越えていようとも。
本人に確認を取りたいのだがまだ世襲貴族共の騒ぎが収まってないので呼び戻せない。ライク家では麦粉の大量製造が開始されているのでそちらの方は問題なくなった。
ともかく、いまはまだ動かせない。
「ユウキへの家臣入りなどの話はまだ時期尚早です、後日こちらから話し合いの機会を設けますので」
職業貴族らは不満の顔色をしている。
そりゃあ、これだけ利権があるのに人を雇わないのならばその反応は仕方がない、仕方がないのだが。どっちにしても本人不在なのだからどうしようもないのだ。
こっちで勝手に支店を増やしたり家臣を押し込めることはできないのだから。
「ふぅ」
どうにか帰らせたがこのままでは良くない。どうにかユウキを説得して家臣として職業貴族の子供らを入れてもらえるように話をしないと。
そう考えていると、
「リサ様」
甥のムルカが部屋にやってきた。
「よく来てくれましたね。忙しい毎日でしょうに」
「いえ、これぐらいであれば」
叔母と甥という関係なのに最近は会う機会が少ない。
ユウキが考案し実現した食用キノコの養殖事業が予想を超えて忙しいからだ。
あれから大量の原木を運び入れて労働者を雇い日々忙しい時間を過ごしている。種となるモノの生み出し方が問題だったが何とかうまくいき順調に食用キノコが育っていた。
それをユーラベルクに卸して金にする。
新米貴族ながらそれによって相当な金額を稼ぐようになっていた。
「ユウキ様はまだ戻られないのですか?」
「ええ」
ムルカはユウキに絶大な信頼をおくようになっていた。これだけ儲かる仕事を任せてくれれば当たり前か。グレッシャー家はこれを基盤として立場を確立するために懸命だった。
「ジーグルト家でもユウキは絶大な信頼を勝ち得たわ。今後の彼の動きがギルドの方針を決めるほどにね」
「さようですか」
ムルカはとても嬉しそうだった。
「そろそろお嫁さんを決めないとね」
「あ、そうですね」
う~ん、と。ムルカは難しそうな顔をする。
ムルカも職業貴族として板についてきたので嫁は必要だろう。すでにいくつかの家から嫁入りの話が来ていた。もちろん、私にもだ。
私はまだギルド支部長の仕事に忙しいので断ろうと思うが甥のムルカには早く家を建ててもらいたいので急いでほしい。そんなことを考える。
さて、ユウキが戻ってきた時のために仕事を進めておかないと。
「リサ様、伝えたいことが」
ギルド職員の女性がやってきた。
なんでも。ユウキをこき使っていた馬鹿勇者の集団がユーラベルクにやってきたそうだ。
「なんですって!」
クソっ、国の王族貴族が支援しているとかいう馬鹿な妄想野郎集団か。報告では世襲貴族となりジーグルト家に取り入ろうとしたが追い返されたそうだ。
仕事が上手くいってる最中なのに面倒な輩が現れた。即刻追い出さないと!
どうせ奴らは特権階級気取りで好き勝手に動き回るだろう。まったく、国はなんであんなのを勇者だと叫んでいるのか理解に苦しむ。
急いで対策を取らないと。
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
後日譚追加【完結】冤罪で追放された俺、真実の魔法で無実を証明したら手のひら返しの嵐!! でももう遅い、王都ごと見捨てて自由に生きます
なみゆき
ファンタジー
魔王を討ったはずの俺は、冤罪で追放された。 功績は奪われ、婚約は破棄され、裏切り者の烙印を押された。 信じてくれる者は、誰一人いない——そう思っていた。
だが、辺境で出会った古代魔導と、ただ一人俺を信じてくれた彼女が、すべてを変えた。 婚礼と処刑が重なるその日、真実をつきつけ、俺は、王都に“ざまぁ”を叩きつける。
……でも、もう復讐には興味がない。 俺が欲しかったのは、名誉でも地位でもなく、信じてくれる人だった。
これは、ざまぁの果てに静かな勝利を選んだ、元英雄の物語。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
【一話完結】断罪が予定されている卒業パーティーに欠席したら、みんな死んでしまいました
ツカノ
ファンタジー
とある国の王太子が、卒業パーティーの日に最愛のスワロー・アーチェリー男爵令嬢を虐げた婚約者のロビン・クック公爵令嬢を断罪し婚約破棄をしようとしたが、何故か公爵令嬢は現れない。これでは断罪どころか婚約破棄ができないと王太子が焦り始めた時、招かれざる客が現れる。そして、招かれざる客の登場により、彼らの運命は転がる石のように急転直下し、恐怖が始まったのだった。さて彼らの運命は、如何。
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。