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第6章 緋色の龍宮(龍墜)
6-4.美魔女の元メダリスト
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15分後、「龍宮」の地下プールに、もう1人の「人魚」が舞い降りた。
リーの傍らに立つのは、実の母、趙麗華(ジャオ・リーファ)。
55歳という年齢を聞けば、誰もが耳を疑うだろう。
元オリンピック女子バタフライ金メダリストとしての矜持か、彼女の肢体はいまだに30代のような張りと、長い手足のしなやかさを保っていた。
特筆すべきは、その頭髪である。
彼女の髪は、雪のように純白な**「総白髪」**。
しかしそれは老いを感じさせるものではなく、プラチナのような輝きを放つ、彼女の美の象徴だった。染める必要などどこにもない。
丁寧に手入れされたその長く美しい銀糸は、陽光を浴びて宝石のようにきらめき、見る者を圧倒する。
彼女が選んだのは、肌に鮮烈に映えるオレンジの紐ビキニ。
白銀の髪とコントラストをなすその装いで、長身の彼女がビーチを歩けば、いまだに全世代の男たちの視線を独占する。
それは娘のリーとはまた違う、成熟した女性だけが持つ圧倒的な色香と、神秘的な気品を同時に放っていた。
「お招きありがとう、リー。こんな深いプール、初めてだわ……ワクワクしちゃう」
リーファは少女のような微笑みを浮かべた。
プールの縁に立つと、彼女は軽く膝を曲げ、指先を天に向かって揃えた。
その瞬間、かつて世界の頂点を極めた「水の女王」のスイッチが入る。
しなやかな全身のバネを解き放つと、彼女の体は重力を忘れたかのように、吸い込まれるような放物線を描いて宙を舞った。
「ドボン」という無粋な音はしない。
オレンジの紐ビキニに包まれた肢体は、水面を切り裂くように、指先から一点の狂いもなく吸い込まれていった。
わずかな水飛沫さえも、計算された演出のように美しい。
水中へと潜った彼女の背後で、あのプラチナ・ブロンドの長い髪が、遅れて水の中へと引き込まれていく。
それはまるで、深いブルーのプールの底で開花した大輪の白い花のように、あるいは神秘的な人魚の尾ひれのように、水流に乗り、優雅に、そして力強くたなびいた。
バタフライで鳴らしたそのフォームは、水面に波紋すら残さないほど美しい。
リーファはそのまま一気に水深10メートルの底へと潜行した。
彼女はハッチを確認するでもなく、ただ水の抱擁を楽しむように、プールの底へ仰向けに寝そべった。
青白い光に照らされたオレンジのビキニが、ゆらゆらと揺れる。
豊かなバストが水圧で形を変え、長い脚が優雅に開かれる。
それは、深海の底に咲いた毒々しくも美しい大輪の華のようだった。
プールサイドで肩で息をしていたヤンは、その異次元の光景に言葉を失い、ただ呆然と水中を見つめるしかなかった。
その光景を、誰よりも熱い視線で射抜いていたのがフランクだ。
47歳の彼にとって、若すぎるリーは「征服すべき対象」だが、55歳にしてこの肉体を維持するリーファは、本能が求める「究極の女」だった。
タイトなビキニから溢れんばかりの曲線、水底で無防備に肢体を投げ出すその大胆さ。フランクのスラックスの下では、もはや隠しようのないほどに「ブツ」が熱く、硬く反り上がっていた。
「……フランク」
リーの冷ややかな声が、彼の鼓膜を打つ。
リーは横目で、フランクの股間の隆起を蔑むように、だがどこか面白がるように見つめた。
「お母様の方がタイプなんでしょ? 隠さなくてもいいわよ。……ねえ、酸素ボンベを持って、下に行ってあげたら?」
リーの傍らに立つのは、実の母、趙麗華(ジャオ・リーファ)。
55歳という年齢を聞けば、誰もが耳を疑うだろう。
元オリンピック女子バタフライ金メダリストとしての矜持か、彼女の肢体はいまだに30代のような張りと、長い手足のしなやかさを保っていた。
特筆すべきは、その頭髪である。
彼女の髪は、雪のように純白な**「総白髪」**。
しかしそれは老いを感じさせるものではなく、プラチナのような輝きを放つ、彼女の美の象徴だった。染める必要などどこにもない。
丁寧に手入れされたその長く美しい銀糸は、陽光を浴びて宝石のようにきらめき、見る者を圧倒する。
彼女が選んだのは、肌に鮮烈に映えるオレンジの紐ビキニ。
白銀の髪とコントラストをなすその装いで、長身の彼女がビーチを歩けば、いまだに全世代の男たちの視線を独占する。
それは娘のリーとはまた違う、成熟した女性だけが持つ圧倒的な色香と、神秘的な気品を同時に放っていた。
「お招きありがとう、リー。こんな深いプール、初めてだわ……ワクワクしちゃう」
リーファは少女のような微笑みを浮かべた。
プールの縁に立つと、彼女は軽く膝を曲げ、指先を天に向かって揃えた。
その瞬間、かつて世界の頂点を極めた「水の女王」のスイッチが入る。
しなやかな全身のバネを解き放つと、彼女の体は重力を忘れたかのように、吸い込まれるような放物線を描いて宙を舞った。
「ドボン」という無粋な音はしない。
オレンジの紐ビキニに包まれた肢体は、水面を切り裂くように、指先から一点の狂いもなく吸い込まれていった。
わずかな水飛沫さえも、計算された演出のように美しい。
水中へと潜った彼女の背後で、あのプラチナ・ブロンドの長い髪が、遅れて水の中へと引き込まれていく。
それはまるで、深いブルーのプールの底で開花した大輪の白い花のように、あるいは神秘的な人魚の尾ひれのように、水流に乗り、優雅に、そして力強くたなびいた。
バタフライで鳴らしたそのフォームは、水面に波紋すら残さないほど美しい。
リーファはそのまま一気に水深10メートルの底へと潜行した。
彼女はハッチを確認するでもなく、ただ水の抱擁を楽しむように、プールの底へ仰向けに寝そべった。
青白い光に照らされたオレンジのビキニが、ゆらゆらと揺れる。
豊かなバストが水圧で形を変え、長い脚が優雅に開かれる。
それは、深海の底に咲いた毒々しくも美しい大輪の華のようだった。
プールサイドで肩で息をしていたヤンは、その異次元の光景に言葉を失い、ただ呆然と水中を見つめるしかなかった。
その光景を、誰よりも熱い視線で射抜いていたのがフランクだ。
47歳の彼にとって、若すぎるリーは「征服すべき対象」だが、55歳にしてこの肉体を維持するリーファは、本能が求める「究極の女」だった。
タイトなビキニから溢れんばかりの曲線、水底で無防備に肢体を投げ出すその大胆さ。フランクのスラックスの下では、もはや隠しようのないほどに「ブツ」が熱く、硬く反り上がっていた。
「……フランク」
リーの冷ややかな声が、彼の鼓膜を打つ。
リーは横目で、フランクの股間の隆起を蔑むように、だがどこか面白がるように見つめた。
「お母様の方がタイプなんでしょ? 隠さなくてもいいわよ。……ねえ、酸素ボンベを持って、下に行ってあげたら?」
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