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年末女子会
③
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そのままほかの子の恋バナの話へ移っていった。
美久はその中で思ったものだ。
自分もそんなふうになりたい。
留依はさらっといつもすごいことを言う。
でもそれはひけらかすような言い方でないし、実際、そういう気持ちはないのだろう。
かわいくて、社交的で、おまけに前へ進むことを実行する勇気もあって、なのにそんなふうに話すのだ。
でも。
話を聞きながら美久は思った。
少しは近付けているのではないか、と。
留依のような素敵な女の子に。
髪型を変えた。
眼鏡からコンタクトにした。
それは留依に引っ張ってもらってのことであったけれど、少なくとも、以前の自分とは大きく変わっただろう。
見た目が、だけではない。
前へ進む勇気。
新しいことに挑戦する勇気。
たくさんのことが、少しずつではあるけれど、身についてきたのだと思う。
それを自分ではっきり感じられるようになったのは、冬休みも明けて新学期に入ってからのことだった。
美久はその中で思ったものだ。
自分もそんなふうになりたい。
留依はさらっといつもすごいことを言う。
でもそれはひけらかすような言い方でないし、実際、そういう気持ちはないのだろう。
かわいくて、社交的で、おまけに前へ進むことを実行する勇気もあって、なのにそんなふうに話すのだ。
でも。
話を聞きながら美久は思った。
少しは近付けているのではないか、と。
留依のような素敵な女の子に。
髪型を変えた。
眼鏡からコンタクトにした。
それは留依に引っ張ってもらってのことであったけれど、少なくとも、以前の自分とは大きく変わっただろう。
見た目が、だけではない。
前へ進む勇気。
新しいことに挑戦する勇気。
たくさんのことが、少しずつではあるけれど、身についてきたのだと思う。
それを自分ではっきり感じられるようになったのは、冬休みも明けて新学期に入ってからのことだった。
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