上 下
2 / 2

売却

しおりを挟む
そうして等級C~Aを26本量産して
俺が住んでいるロードストーン領ミルート町の武器屋や商人に売ってみるとアード金貨3枚、アード銀貨13枚、アード大銅貨8枚で売れた
ちなみに
銅貨:日本円で100円相当
大銅貨:日本円で1000円相当、10枚で銀貨と同じ価値
銀貨:日本円で2万円相当、20枚で金貨と同じ価値
金貨:日本円で10万円相当
一番高く買ってくれたのが武器屋のファークスという兎人族ラビットマンのおそらく鍛冶師だ
姿は白磁の肌にまた薄い月白色の髪、淡い月白色の耳に革製のエプロンに腕を保護するようにつけられたと思われる革製のガントレットの女だ
町を巡っていて思ったがこの鍛冶師の女かなり美形だもしかしたら兎人族ラビットマンはかなり美形の種族なのかもしれないしこの女が美形なだけかもしれないが俺が作った剣をかなり評価してくれたことから目利きするのかもしれない

そう考えていたらいつのまにか家に着いていた
最近知ったことだが俺の父親は子爵らしい
さらに父方の父は公爵母方の父は男爵とのことだおそらく『政略結婚』だったんじゃなかろうか
とそんなこと考えてるうちに家に着いた
「ただいま戻りましたー」
「おかえりーエリュ」
「お帰りなさいませご子息様」
「父さんはまた書斎に籠ってるんですか?」
「いや今日はロードストーンの偉い人の家に行ってるのよ」
確かロードストーンは公爵が統治てるんだったから公爵の所に行ったのかな?
そしてだいたい7時くらいかな?くらいに帰ってきた
「ただいま」
「お帰りなさい」
「お帰りなさいませ頭首様」
「お帰りなさい」
「ただいま」
「ご飯にしましょ!」
「ああ」
「はーい」
カチャ...カチャカチャッ
今日のメニューは
角鹿のステーキ、アーノ草とミリオ草のハーブサラダ、角鹿とコーミル草の球根のスープ
角鹿は、牛と鹿の中心くらいの味で豚のような歯ごたえがある、アーノ草は、ローリエの一番近い、ミリオ草はハーブ感がなくて白菜とかキャベツっぽい感じで、コーミル草の球根は辛味が抜けて甘さが増した玉ねぎみたいだ
これが結構美味しいんだ
ロードストーンでは肉食の日と菜食の日を分けている
ちなみにに一週間は6日で
5週間で1ヶ月
十ヶ月で1年
の計300日+新年などもろもろ4日の304日で月のカウントはイチの1...2...3となって曜日は黒、天、王、龍、覇、海で
黒の日が菜食、天の日が肉食、王の日が菜食、龍の日が肉食、覇の日が菜食、海の日が肉食となり今日はサンの26で肉食の日だ
そしてだいたい10時くらいかな
意識がまどろんで行く
しおりを挟む

この作品の感想を投稿する


処理中です...