泥棒の王様 ~転生龍のチートライフ~

オカヤン

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12話

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朝日で目覚めた。まだアリシアは寝ている。寝顔がかわいい。昨日の夜は晩御飯を食べなかったので腹が空いてたまらない。朝ごはんを買うなら買わなくちゃいけないし。 金はちゃんとあるのだろうか。ふと視線に気づき、ベッドのアリシアを見てみるとアリシアの目がぱっちり開いている。
(おはよう)
アリシアからの念話だ。
(おはよう。今日はどうする?なんか狩りに行くか?)
(今日は冒険者ギルドに入ってドラゴンさんを登録しに行くの。)
(え?それってドラゴンでもできるのか?)
(モンスターでも自我があるモンスター冒険者登録ができるんだ。)
(そうか。以外と便利だな。)
(昨日の夜は食べそびれちゃったけど、宿の朝ごはん食ベに行こう)
ウキウキしながらホールに行くが、一つ聞きたいことがある。
(なぁアリシア。一つ質問があるんだが)
(なぁに?)
(お金とかが大丈夫なのか?)
(えーとねぇ。明日泊まる分はあるよ。)
俺の口は自動的に開き、数秒が経った時に我に返った。
(結構やばいんじゃないかそれって?)
(まーね)
アリシアは目をそらす。
(まーねじゃないだろうが。今日から魔物狩りか)
(そうだね)
(随分平然としてるじゃねーか。ところでアリシアは魔物狩ったことあるのか?)
(ないわよ)
だめだこりゃ。
朝ごはんに出た食べ物(俺ようにフルーツを用意してもらった。)は美味しかったが、先が思いやられる。
朝食後、冒険者ギルドに入ると、なんとも男臭く、ちょっぴり生臭い匂いが漂っている。横にいるアリシアは大丈夫みたいだが、俺にはちょっときつい。これは慣れるしかないと思いながらアリシアについていく。
カウンターのようなところに着くと女性の職員が話しかけてきた。
「@$#%&@%3&$?」
アリシアが受け答える。
アリシアが念話で話しかけてきた。
(冒険者登録するために刻印を見せなくちゃいけないんだけ見せてくれる?)
刻印を発動し、魔法陣が浮き上がってくる。いつ見てもかっこいい。
職員とアリシアが少し会話した後、職員が水晶を差し出してきた。アリシアによると魔力を流し登録完了らしい。魔力を流した後、カードを渡された。それは土みたいな茶色だった。それは体の中にスッと吸い込まれるように入り込んだ。
結構焦る。
(ドラゴンさん。安心してください。カードよ出ろって願ったら出てきますから)
言われた通りに願うと出てきた。
一安心だ。
次に、壁に貼ってあるお尋ね版のようなものに行き、アリシアが全て読み上げてくれた。俺たちのレベルに見合ったものは以下の通りだ。

薬草採取
ゴブリン退治
ワーム退治

ここは大量虐殺したことのあるワームにしようかなと考えていると薬草採取を無断で選んだ。俺的には久しぶりにレベル上げしたかったんだけど。まあいっか。アリシアも装備ないし。コツコツ金貯めて装備買ってからにするか。職員さんに了承を得てから森に行く二人(一人と一匹)であった。

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