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第167話 もしかして
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僕は、学生時代に何かヒントを見つけれかもと
淡い期待をして、続けてアルバムをめくった。
僕の想像は学校の仲間や、
もしかしたら付き合っていた人との
ツーショットなどを期待して居たけど、
そこには予想外の学ランに身を包まれたポールの姿があった。
“え? 学ラン?”
「ねえ、シャルロット叔母さん、
どうしてポールは学ラン来てるの?
ポール、日本の学校に行ったことがあるの?」
「ああ、この写真ね」
そう言ってシャルロト叔母さんは懐かしい目をして
アルバムを覗き見た。
「実はね、そうなのよ~
1年生の夏休みの間の1か月間だけだったんだけどね、
もう日本が凄く気に入って帰って来て、
こっちの学校でも暫くは制服を脱ごうとしなかったのよ。
だからね、日本と関わっていたいっていうポールの意向で、
日本からの留学生のホストファミリーやったりしてたのよ。
その時の写真なんかもあるのよ」
僕は更に続けてアルバムをめくっていった。
叔母さんの言った様に、
そこには沢山の日本人と一緒に写ったポールが居た。
日本人留学生たちと戯れるポールは、
とても楽しそうだった。
ポールの学生時代の殆どは、
留学生たちとの写真で埋まっていた。
学生時代のアルバムを一通り見て見たけど、
留学生達と戯れるだけで、
それと言って怪しいような写真を見つける事は出来なかった。
もし誰か居ても、家族のアルバムに貼るって事はないか?
アルバムってきっと叔母さんが編集してるだろうし、
わざわざ恋人だからアルバムに貼っててとは言わないだろう……
だから手っ取り早く、叔母さんに聞いてみようと思った。
「ねえシャルロット叔母さん、
ポールって高校生の時に付き合ってた人いるの?」
叔母さんはびっくりした様にして僕を見て、笑い出した。
「あのプレイボーイに恋人?
無い無い。
あんな軽い男と付き合うなんて、
自分の息子捕まえて悪いけど、
私だったら嫌だわー。
もし誰か居たんだったら会って見たかったわ。
もしそんな寛大な人が居たんだったらね」
と、断言した様にして僕に行った。
う~ん、この調子じゃ叔母さん達も知らないか?
「ねえ、ちょっとポールの部屋も探してみても良い?」
「良いわよ~
そのままになってるから勝手に入って探して~」
「じゃあ、あとちょっと陽ちゃんお願いします」
「良いの、良いの、急がなくても良いのよ。
自分のペースでね」
「はい、ありがとうございます」
そう言って僕はポールの部屋へと向かった。
ポールの部屋を開けると、
僕達がまだここに住んでいた時のままにしてあった。
ポールは余り荷物を今のアパートには持ち込んでいない。
だから殆どそのままで残っている。
と言っても、探せるのはクローゼットとベッドの下と本棚しかなかった。
ベッドの下を覗いてみたけど、
閑散として奇麗なもので、
ベッドの下に何かを保管していた、と言う風では無かった。
僕はクローゼットの棚の上に積み上げられている
段ボールを眺めてみたけど、
思い出の品っぽそうな物は一つも無かった。
そして本棚。
本棚には日本語を勉強するための教材が沢山並んでいた。
“へ~ ポールって凄く真剣に日本語の勉強してたんだ”
そう思って感心した。
日本語の小説などもいっぱいあり、
勿論漫画なども沢山並んでいた。
“ポールって漫画なんかも読むんだ”
そう思って一冊に手を掛けたけど、
ギチギチに並べてあったので、
引き抜く事が出来なかった。
無理矢理一冊の漫画を取った途端、
パーンと弾いたように数冊の本が
一斉に雪崩の様にドサドサと床に落ちてしまった。
「どうしたの?
大丈夫?
本が落ちちゃったの?」
落ちた本の音を聞きつけた叔母さんが、
ポールの部屋を覗きに来た。
「あ、ごめんなさい。
一つだけ取ろうと思ったら、
つられて幾つか落っこちてしまいました」
「カナメにケガが無ければいいのよ~」
そう言って、叔母さんは落ちた本を拾う手伝いをしてくれた。
その時不意に、
「あら、懐かしいわね~」
と、そう言った叔母さんのセリフに、
「どうしたんですか?」
と尋ねると、本の間に挟んであった
数枚の写真が一緒に落ちているのが分かった。
「写真?」
「そうよ。こんな写真があったのね。
この子ね、家に初めて来た留学生だったのよ」
そう言って見せられた写真には、
まだ中学生の様な日本人の男の子が写っていた。
「中学生?」
僕が呟くと、
「若く見えるけど、ポールと同じ年の、その時で17歳の高校生よ」
と返って来たのでビックリした。
僕も年齢より若くみられるけど、
この人はそのレベルでは無かった。
「え? これで17歳?
いくら日本人が若く見えると言っても
これは若すぎだわ~」
「そうね、私達は初めて会った時12歳くらいだと思った程ですもの。
この子ね、ポールが日本に居た時の
ホストファミリーの息子さんでね、
名前を何だったかしら……
ちょっと待ってね、今思い出すから……
え~っと~
そう、そう、名前はリョウって言ったわ。
リョウ・ハヤマ!
二人共凄く仲良くって、
兄弟みたいだったわ~
日本でホストファミリーだった息子がこっちに来るから
ホストファミリーになってくれないかってポールに聞かれてね。
この時に日本人留学生のホストファミリーとして初めて登録したのよ」
「彼はどれくらいここに?」
「そうね~
彼も夏休みを利用してきてたから
7月の途中から8月いっぱいだったかしら……」
あ~ じゃあ日本の夏休みに合わせて来たんだ……
期間が短いし、愛を育むには時間が足りないかな?
んー この人も違うだろう……
僕は写真を受け取って、まだ本の間に挟むと、
元の本棚に戻した。
ん~ これだけか~
これと言って収穫は無かったな~
やっぱりアデルの思い過ごしだったのかな~
「どう? 探してた本は見つかったの?」
「あ、無いですね。
やっぱり自分ちのどこかに置いたのかも。
またそっちを探してみます!」
僕はシャルロット叔母さんに丁寧にお礼を言って家へ帰った。
あれから色々な所で探りを入れてみたけど、
僕は何も見つけることが出来なかった。
ポールも相変わらず陽一命で
チャンスさえ見つけては未だに陽一のパパになりたいと言っていた。
余りにもの平凡な何の変哲もない毎日に、
僕はどんどんポールの昔の恋愛について
考えることが、ほとんどなくなって来ていた。
それから2年ほどが経ったある週末の午後、
玄関のベルが鳴った。
ポールはその日は出張で、
海外に行っていた。
『は~い
どなたですか~?』
そう言ってドアを開けると、
「あれ? ここは……」
と懐かしい日本語が聞こえた。
「あっ! 日本語だ~」
僕は、前触れもなく久しぶりに聞いた日本語に
凄く興奮した。
「すみませんが、日本の方ですか?」
そう尋ねると、相手の人はオドオドとしたようにして、
僕を見つめ固まっていた。
「あれ? やっぱり違ったのかな?」
僕がそう言うと、その人は慌てて訂正した。
「あ、いえ、僕、日本人です」
その人がそう言った時に、
「ママ~ 誰か来たの~」
と、陽一がドアの所までやって来た。
その時、陽一は3歳になっていた。
「コンニチワ」
陽一はその人に挨拶した。
その人は陽一を見るなり
「子供……?」
とびっくりしたような顔をしていた。
「はい、息子ですけど、
あの……誰かお探しですか?」
そう尋ねると、
その人は慌てて、
「いえ、間違いました!
すみません!」
そう深々とお辞儀をすると、
一目散にかけて行った。
変なの~
留学生かな?
と思って、待てよ、どこかで見たことあるような……
と思ったけど、思い出せなかった。
「ママ、どうしたの?」
陽一が横で心配そうに僕を見上げていた。
「大丈夫だよ。
あのお兄ちゃん、おうち間違えちゃったんだって」
「ふ~ん」
陽一はそう言ってたけど、
僕は絶対どこかで見た事があると思っても、
やっぱり思い出す事は出来なかった。
同じ大学の留学生かな?
誰かに日本人留学生がここに住んでるって聞いたのかな?
でも、僕に用って感じでもなっかたよな~
う~ん、でもそうすると
何故ここに行き当たったんだろ?
もしかしてポールの知り合い?
そう思った時、
あ~~~~っと声が出た。
あの人はポールの実家で見た
ポールの本の間に挟まっていたホストファミリーの息子さんだ!
あの時の見た目よりちょっと年取ってたけど
間違いない!
僕は急いで外に飛び出たけど、
もうその人は何処にもいなかった。
何故ドアを開けた時に思い出せなかったんだ!
僕のバカバカ!
そうか、彼はポールが一人で住んでるって思ってたところに
僕が出ちゃったからびっくりしたんだ。
どうしよう~
もう一度訪ねて来てくれないかな~
そう思ったのも後の祭り……
彼、きっとポールに会いに来たんだ。
もし、ポールがあの頃誰かと恋愛していたんだったら彼に間違いない!
何の根拠もなかったけど、僕は強くそう感じた。
淡い期待をして、続けてアルバムをめくった。
僕の想像は学校の仲間や、
もしかしたら付き合っていた人との
ツーショットなどを期待して居たけど、
そこには予想外の学ランに身を包まれたポールの姿があった。
“え? 学ラン?”
「ねえ、シャルロット叔母さん、
どうしてポールは学ラン来てるの?
ポール、日本の学校に行ったことがあるの?」
「ああ、この写真ね」
そう言ってシャルロト叔母さんは懐かしい目をして
アルバムを覗き見た。
「実はね、そうなのよ~
1年生の夏休みの間の1か月間だけだったんだけどね、
もう日本が凄く気に入って帰って来て、
こっちの学校でも暫くは制服を脱ごうとしなかったのよ。
だからね、日本と関わっていたいっていうポールの意向で、
日本からの留学生のホストファミリーやったりしてたのよ。
その時の写真なんかもあるのよ」
僕は更に続けてアルバムをめくっていった。
叔母さんの言った様に、
そこには沢山の日本人と一緒に写ったポールが居た。
日本人留学生たちと戯れるポールは、
とても楽しそうだった。
ポールの学生時代の殆どは、
留学生たちとの写真で埋まっていた。
学生時代のアルバムを一通り見て見たけど、
留学生達と戯れるだけで、
それと言って怪しいような写真を見つける事は出来なかった。
もし誰か居ても、家族のアルバムに貼るって事はないか?
アルバムってきっと叔母さんが編集してるだろうし、
わざわざ恋人だからアルバムに貼っててとは言わないだろう……
だから手っ取り早く、叔母さんに聞いてみようと思った。
「ねえシャルロット叔母さん、
ポールって高校生の時に付き合ってた人いるの?」
叔母さんはびっくりした様にして僕を見て、笑い出した。
「あのプレイボーイに恋人?
無い無い。
あんな軽い男と付き合うなんて、
自分の息子捕まえて悪いけど、
私だったら嫌だわー。
もし誰か居たんだったら会って見たかったわ。
もしそんな寛大な人が居たんだったらね」
と、断言した様にして僕に行った。
う~ん、この調子じゃ叔母さん達も知らないか?
「ねえ、ちょっとポールの部屋も探してみても良い?」
「良いわよ~
そのままになってるから勝手に入って探して~」
「じゃあ、あとちょっと陽ちゃんお願いします」
「良いの、良いの、急がなくても良いのよ。
自分のペースでね」
「はい、ありがとうございます」
そう言って僕はポールの部屋へと向かった。
ポールの部屋を開けると、
僕達がまだここに住んでいた時のままにしてあった。
ポールは余り荷物を今のアパートには持ち込んでいない。
だから殆どそのままで残っている。
と言っても、探せるのはクローゼットとベッドの下と本棚しかなかった。
ベッドの下を覗いてみたけど、
閑散として奇麗なもので、
ベッドの下に何かを保管していた、と言う風では無かった。
僕はクローゼットの棚の上に積み上げられている
段ボールを眺めてみたけど、
思い出の品っぽそうな物は一つも無かった。
そして本棚。
本棚には日本語を勉強するための教材が沢山並んでいた。
“へ~ ポールって凄く真剣に日本語の勉強してたんだ”
そう思って感心した。
日本語の小説などもいっぱいあり、
勿論漫画なども沢山並んでいた。
“ポールって漫画なんかも読むんだ”
そう思って一冊に手を掛けたけど、
ギチギチに並べてあったので、
引き抜く事が出来なかった。
無理矢理一冊の漫画を取った途端、
パーンと弾いたように数冊の本が
一斉に雪崩の様にドサドサと床に落ちてしまった。
「どうしたの?
大丈夫?
本が落ちちゃったの?」
落ちた本の音を聞きつけた叔母さんが、
ポールの部屋を覗きに来た。
「あ、ごめんなさい。
一つだけ取ろうと思ったら、
つられて幾つか落っこちてしまいました」
「カナメにケガが無ければいいのよ~」
そう言って、叔母さんは落ちた本を拾う手伝いをしてくれた。
その時不意に、
「あら、懐かしいわね~」
と、そう言った叔母さんのセリフに、
「どうしたんですか?」
と尋ねると、本の間に挟んであった
数枚の写真が一緒に落ちているのが分かった。
「写真?」
「そうよ。こんな写真があったのね。
この子ね、家に初めて来た留学生だったのよ」
そう言って見せられた写真には、
まだ中学生の様な日本人の男の子が写っていた。
「中学生?」
僕が呟くと、
「若く見えるけど、ポールと同じ年の、その時で17歳の高校生よ」
と返って来たのでビックリした。
僕も年齢より若くみられるけど、
この人はそのレベルでは無かった。
「え? これで17歳?
いくら日本人が若く見えると言っても
これは若すぎだわ~」
「そうね、私達は初めて会った時12歳くらいだと思った程ですもの。
この子ね、ポールが日本に居た時の
ホストファミリーの息子さんでね、
名前を何だったかしら……
ちょっと待ってね、今思い出すから……
え~っと~
そう、そう、名前はリョウって言ったわ。
リョウ・ハヤマ!
二人共凄く仲良くって、
兄弟みたいだったわ~
日本でホストファミリーだった息子がこっちに来るから
ホストファミリーになってくれないかってポールに聞かれてね。
この時に日本人留学生のホストファミリーとして初めて登録したのよ」
「彼はどれくらいここに?」
「そうね~
彼も夏休みを利用してきてたから
7月の途中から8月いっぱいだったかしら……」
あ~ じゃあ日本の夏休みに合わせて来たんだ……
期間が短いし、愛を育むには時間が足りないかな?
んー この人も違うだろう……
僕は写真を受け取って、まだ本の間に挟むと、
元の本棚に戻した。
ん~ これだけか~
これと言って収穫は無かったな~
やっぱりアデルの思い過ごしだったのかな~
「どう? 探してた本は見つかったの?」
「あ、無いですね。
やっぱり自分ちのどこかに置いたのかも。
またそっちを探してみます!」
僕はシャルロット叔母さんに丁寧にお礼を言って家へ帰った。
あれから色々な所で探りを入れてみたけど、
僕は何も見つけることが出来なかった。
ポールも相変わらず陽一命で
チャンスさえ見つけては未だに陽一のパパになりたいと言っていた。
余りにもの平凡な何の変哲もない毎日に、
僕はどんどんポールの昔の恋愛について
考えることが、ほとんどなくなって来ていた。
それから2年ほどが経ったある週末の午後、
玄関のベルが鳴った。
ポールはその日は出張で、
海外に行っていた。
『は~い
どなたですか~?』
そう言ってドアを開けると、
「あれ? ここは……」
と懐かしい日本語が聞こえた。
「あっ! 日本語だ~」
僕は、前触れもなく久しぶりに聞いた日本語に
凄く興奮した。
「すみませんが、日本の方ですか?」
そう尋ねると、相手の人はオドオドとしたようにして、
僕を見つめ固まっていた。
「あれ? やっぱり違ったのかな?」
僕がそう言うと、その人は慌てて訂正した。
「あ、いえ、僕、日本人です」
その人がそう言った時に、
「ママ~ 誰か来たの~」
と、陽一がドアの所までやって来た。
その時、陽一は3歳になっていた。
「コンニチワ」
陽一はその人に挨拶した。
その人は陽一を見るなり
「子供……?」
とびっくりしたような顔をしていた。
「はい、息子ですけど、
あの……誰かお探しですか?」
そう尋ねると、
その人は慌てて、
「いえ、間違いました!
すみません!」
そう深々とお辞儀をすると、
一目散にかけて行った。
変なの~
留学生かな?
と思って、待てよ、どこかで見たことあるような……
と思ったけど、思い出せなかった。
「ママ、どうしたの?」
陽一が横で心配そうに僕を見上げていた。
「大丈夫だよ。
あのお兄ちゃん、おうち間違えちゃったんだって」
「ふ~ん」
陽一はそう言ってたけど、
僕は絶対どこかで見た事があると思っても、
やっぱり思い出す事は出来なかった。
同じ大学の留学生かな?
誰かに日本人留学生がここに住んでるって聞いたのかな?
でも、僕に用って感じでもなっかたよな~
う~ん、でもそうすると
何故ここに行き当たったんだろ?
もしかしてポールの知り合い?
そう思った時、
あ~~~~っと声が出た。
あの人はポールの実家で見た
ポールの本の間に挟まっていたホストファミリーの息子さんだ!
あの時の見た目よりちょっと年取ってたけど
間違いない!
僕は急いで外に飛び出たけど、
もうその人は何処にもいなかった。
何故ドアを開けた時に思い出せなかったんだ!
僕のバカバカ!
そうか、彼はポールが一人で住んでるって思ってたところに
僕が出ちゃったからびっくりしたんだ。
どうしよう~
もう一度訪ねて来てくれないかな~
そう思ったのも後の祭り……
彼、きっとポールに会いに来たんだ。
もし、ポールがあの頃誰かと恋愛していたんだったら彼に間違いない!
何の根拠もなかったけど、僕は強くそう感じた。
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