運命の番ってそんなに溺愛するもんなのぉーーー

白井由紀

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家を出てから

家を出てから 第二十八話

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2人っきりになってしまった

ど、どうしよう

この空気、それにすごく怒ってるよね怜央さん

何分か沈黙があったあと、怜央さんから口を開いた

「ゆき…ごめんな、嫌いなのに助けてしまって」

僕はその言葉を聞き、急いで訂正する

「いや、助けてくれて本当にありがとうございます」と言ったが、また、沈黙になってしまった

でも、言いたいことがある

「怜央さん、僕ちゃんとお金返しますんで!」

「1500万をか?払えるのか?」

は、払えませんね…

ここ最近、ずっとバイト探してたけど、門前払いだったし、名前聞いた瞬間に帰れって言われた

そんな、僕が、職が見つかるのか?

そんなことを考えている僕を見て「払えなさそうだな」と言った

ギクッ、なんでもお見通しってことかぁ~

「では、俺の元で働け」

「ふぇ!?」予想外の言葉に驚いてしまった

「働けないんだろ?ならば、借りた人のところで働けば良いのではないだろうか」

「で、でも…」

「ん?なんだ?」

「僕、嫌いって」と言った瞬間苦い顔をして怜央さんの身に纏うオーラが黒色になったのは黙っておこう

「言ったじゃないですか…」

「そうだが?」

「怜央さんはなんでここまで良くしてくれるんですか?」

「わからない、ただ、守りたくなる。それだけだ」

守りたくなる…

運命の番だからか…

僕じゃない、運命の番だから守りたくなるんだ

僕は何故か心がチクチクするし、何故か泣けてきそうだった

自分で嫌いって言ったのにね

胸が張り裂けそう

あっ、そういえば、働くことってどんなことすればいいんだろう…

そう思い、怜央さんに聞いた



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