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ガッコーに転入
やらかした
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あなたは自分が誓ったことを破ったことがあるだろうか?例えば毎日運動するぞ!と誓っても長続きしなかったり絶対嘘をつかない!などと誓っても何人かは誓いを守り、続けられても面倒、大変などという理由や仕方がなくという理由でやぶってしまう人も大勢いると思う。だが破る人も決めてから1日か少なくとも半日はもつだろう。
なのに…なのに…自分は…10分ももたなかった。どうしてだろう?不思議でならない。難しいことならまだしも普通の人であれば余裕なことなのに。たった3つのことなのに(。>д<)
「目立たない・大人しく・喧嘩しない」
たったこれだけのことなのに。
~~今から約2時間前~~
自分はとある森の中を歩いている横幅はトラックが2台通れるような広さで前にはなんとなくこれから行くところが見える。今持っているのはカバン一つだから問題ないが、かれこれ歩いていて30分はたっている。あと20分も歩けば目的地に到着するだろう。ふと、なんで自分はこんなところを歩いているんだろうとこの前の出来事を思い出した。
「あのねお父さんと一緒に海外に行くから。」
「……冗談でしょ?」
急にそんなことを言われても何かのどっきりにしかみえない。
「ほんとだ。ちなみに明後日な。」
「ちょっ、いきなりすぎるよ!ガッコーはどうするんだよ。」
「何いってんだ?おまえはつれてかないぞ。学校は心配いらん」
心配イランって言われてもしかも明後日とかふざけてんのかとしか思えない。そーいうことはもうちょっとまえもっていってくれてもよくない?なんでギリギリいうかなぁ~。困るのはこっちなのに。
「んで心配要らないってどういう意味?」
「ジャンジャンジャカジャーン、なんと寮生活の始まりー。父さんの知り合いがいる学園に空きがでたからそこにはいってもらうことになりましたー。おめでとー」
父さん母さんがパチパチ手をたたいている。なんだろうこう、ぐわっとくるのは?父さんと母さんを見る。あっそうか、イライラしてるのか。
「ふっざけんなぁーー」
みたいなやりとりのあと荷物を準備して日が上る前に家を出された。父さん曰くものすごい遠いそうだ。それで新幹線に乗り電車に乗り換えバスに乗りようやく学園の近くに来た。……と思ったらここからが本番だった。もうめちゃくちゃ歩くそうだ。バスに乗ってる時にお婆さんから聞いた。学園に行くバスがあるけれども、行事の時にしかでないそうだ。学園専用のタクシーもあるそうだが前もって連絡しなければいけないそうだ。
そんなこんなで思い出しながら歩いていたら、門の前についた。多分歩きすぎて頭が可笑しくなったんだと思う。だって門の上の方を見上げると建物が見える。学園が見えるならおかしくはないが、建物の窓際には服が見える。マネキンもいるし服屋にしか見えない。学生服とかならわかるが、ワンピースとか、コートとかがある。しかも5階はゆうにありそうだ。そのさらに奥の方にちっこく学園らしきものが見える。少なくともあそこまで2㎞はありそうだ。うん、ありえない。学園に服屋があるなんておかしいもんな。きっと朝早く起きたせいで疲れているんだ。きっとそうだ、そうに違いない。まず警備室にいって見よう。それで何いってんだ?みたいな感じになってちょっと可笑しな子に思われ……それはそれで嫌だが自分の目がついにイカれたんだと誰かに言って欲しい。まぁ、とりあえず行ってみるか。
レストランとかにある呼び出しボタンがある。これを押せばいいのか。窓口はなんか遊園地みたいだ。お、奥から誰か来たみたいだ。
「待たせたな。こんなとこになんかようか?」
なんか厳つい顔の人が出てきた。実はヤクザの、総長だと言われれば納得だ。
ここであの手紙を見せればいいのかな?
「これを」といって茶封筒を渡した。
総長…ではなくおっさんはそれを受け取りちょうどよく扉を開けた人にそれを渡した。受け取った人は部屋の中にもどっていった。
「悪いなちょっと待ってろ。」 まだかかりそうだ。ちょうどいいから、聞いてみるか。
「あの、門の上の方から洋服が売ってそうなお店が見えたんですが。」
「おまえ…」
あっ、ついに頭がヤバイやつに思われて、脳外科とかすすめられるのか。
「あ、いえなんでも「あれが見えたのか?目がいいんだな結構遠くにあるのに」」 気のせいじゃなかったみたいだ。
「あの、ここって学校じゃないんですか?」
「ああ、始めてみたやつはそうなるよな。そうだなー、まだ時間がかかりそうだから説明してやるよ。」
といって説明してくれた。簡単にまとめると、ここは小学生から高校生までいる。また、長期休みとお盆以外は外出禁止だそうだ。ここまで聞けばなんとなくわかると思う。遊び盛りのやつらを大人しくさせるのは大変だし、何もないといじめなどするやつらが現れるのではないかと危惧していた。その解決策が店を作るというものだった。小学5年生から店の手伝いができ、将来仕事するときの為にもなる。などマイナスよりプラスなところが多いため決定したそうだ。そんななかで一番驚いたところが、なんとこのおっさん高校生だそうだ。しかも一年生だと。めちゃっ、驚いたよ。正直、この学園に店とかがあるのよりも驚いた。だって見た目、重機械とか建設業とか、やってそうだよ。もはや、グラサンとかすれば人が多いとこでも道ができてそこを後ろに子分を引き連れて歩いている想像ができるくらいだよ。普通の子どもが見たら泣き出すよ。ほぼ確実に。そんくらい厳つい顔している。なぁーんてことを考えているとさっき茶封筒を渡されていた人が出てきた。
「確認終わりました。お待たせしてすみませんでした。」
「いえ、気にしないでください。この学園のことを教えてもらっていたのでこちらとしてはありがたいです。」
「そういっていただけると幸いです。お時間をとらせてしまったので、学園長のところまで案内しますよ。」
それはこちらとしてもありがたいな。こっから見るぶんには遠そうなので「それでは、案内をおねがいしてもよろしいですか?」
「はい、門の中に入って少しだけ待っていてください。」そういわれ、デカイ門の横に人が通れるような扉がありそこからはいった。門をくぐるとよく分かる。実は原宿とかに、来たのでは、とついおもってしまった。見回せばクレープの屋台もあるし、図書館や映画館らしきものや、アニメのグッズが売っているアニメムトとかもある。
「お待たせしました。」さっきの人の声が聞こえて振り返ると、暴走族?とかが乗ってそうなバイクで、はいこれとヘルメットを渡された今更だが自分は帽子を被っているからヘルメットはできない。それならとればいいじゃないかと思うがそれは出来ない。少なくとも今は無理だ。困っているとひょいっとつかまれて後ろにのせ帽子の上にヘルメットをのせ、バイクを走らせた。黙ってバイクにつかまっていると
「僕につかまっても平気だよ。」と言われたのでバイクにつかまっているのはちょっと恐かったので服のところを掴んだ。一瞬彼がビクッとした感じがしたけれど気のせいだと思い景色を見ていた。
「ついたよ。」といわれ前を見るとめちゃくちゃデカイガッコーが見える。驚きの連続すぎてなんとも思えない。
いつのまにか駐輪所にバイクを停めにいってた彼が戻ってきて、「それじゃ行きましょうか。」といわれ彼の案内のもと学園に入っていった。
しばらく歩き重厚そうな扉の前にたっている。中から男の人の声がきこえると彼が扉を開けて入っていったので自分も続いた。
中には見た目が20代後半くらいの男性とこの学園のジャージらしきものを着た人がいた。
「はじめまして学園長の藍川 零(あいかわ れい)だよよろしくね。」
「はじめまして生徒会会長の藍川 麗夜(あいかわ れいや)だよ。高校1年だよ。ちなみに学園長は僕の父親だよ。これからよろしくね♪」ふむ。お堅い感じてはなくフレンドリー、なおかつ頭が良さそうでイイヤツっぽい。
「そういえばまだ名前を名のっていなかったですね。僕は中学3年鐘峅 流屋(かねくら りゅうや)と申します。これからよろしくお願いします。」
これは自分も名のったほうがいいか。っと!その前に自分はまだ帽子もとっていなかったか。これは失礼なことをしたな。帽子をとると中にいれてた髪がふわりとおちてきた。「初めまして、藍崎 和恵(らんざき かずえ)で小学5年生です。これからよろしくお願いしますね。」といって一応微笑んどいた。学園長は、知っていたから驚きが少なかったみたいだが、二人は知らなかったんだろう。というか、わかるはずもないか。第一印象は帽子かぶっていたし、服は男もの着ててはたからみれば男の子にしかみえないしな。そんなことを考えていたら、小学5年生だと…。みたいな声がしたが気のせいに違いない。どっからどうみても小学5年か6年にしかみえないだ「てっきり小2かと思ったのに」きのせいではなかったか。バイクでここまで届けてくれなかったら軽くぶちのめし…げふんげふん。心優しいから気にしないよー。
みたいなやりとりのあと学園の規則とか軽く説明され制服や校内ジャージを渡された。この学園は授業中というか校内にいるときは原則ジャージだそうだ。お店とか行くときとか寮に戻ったら別に着用しなくて良いそうだ。なんとなんと、色が6つもあるそうだ。
白に赤のラインがはいったもの、青に黒のラインがはいったもの、薄ピンクに小さな黄色の星がところどころえがかれているもの、オレンジに赤の横線が下の方にいくつかあるもの、黄緑にみどりのチェックがはいっているもの、濃いグレーに白の王冠のマークが上下ともに1個づつはいっているものがある。実はもう一種類だけあるがそれはあとでわかるだろう。
自分はグレーを選び教科書もあるため一度寮に行くことにした。この後は、この学園のことを3人と警備員していた、おっさん…ではなく先輩で教えてくれるらしい。寮の場所はすぐわかった。マンションではなくホテルがあるんだもん。エントランスにいるお姉さんに自分の部屋をきくと最上階の一番端だった。とりあえず部屋にいき、なかを見て回りたい気持ちをおさえジャージに着替えて荷物は玄関に置きっぱにしてへやをで…帽子をかぶっていくことにした。だってなんか恥ずかしいじゃん。しかも転校生だーって感じに囲まれたらマジで怖い。あまりちんたらしていたら迷惑だろうからさっさか学園長室に戻ることにした昇降口からはいって階段をのぼろうとした瞬間「きゃぁぁー」ときこえ上を向くと女の子が降ってきた。
~~~~なつき視点~~~~
私は演劇部を終わったあと友達と帰ろうとしたのだけど、教室に宿題を忘れてしまったので友達と別れ取りに行った。宿題をカバンにしまい教室を出たら1つ上の学年、中3でいろいろな噂がたえない(もちろん悪い意味で)3人にばったりあってしまった。めんどくさいことにならないようにこんにちはといって足早に去ろうとした瞬間肩をつかまれてしまった。自分でいうのもなんだけど告白とか何回もうけるくらいには見た目がいいと思う。そんな私でも無理やりなどされたことがないので恐怖で肩をつかんできたひとを突き飛ばしてしまった。
「おい、いってーな」
「大丈夫かー。あーあお話したら帰してあげよーと思ってたのに。」
「手当てしに俺たちの部屋にこいよ。」
とかいいながら気色悪い笑みをうかべてこっちを見てきた。私は回れ右をして廊下を走って逃げた。だけど、後ろから足音がするから追いかけてきているんだろう。そして、事件はおこった。私は後ろを振り向いて階段を降りようとしたら足を滑らせ宙に投げ出された。よくて骨折最悪打ち所が悪くて死ぬかもしれない。その恐怖から私は目をつぶった。瞑る瞬間、誰か見えた気がしたのでその人に被害がないように祈りながら、来る痛みに耐えようとした。
~~~~和恵視点~~~~
高さてきにはまだある。階段を2段飛ばしでかけあがり、その勢いを利用し上に飛び女性をキャッチ。思ったより勢いがあったようで後ろに倒れそうになったから壁を蹴り体勢を立て直すと同時に女性を横抱きにし一度回転をして着地、軽く足を曲げ着地の痛みをにがした。そして足の方を支えている方をちょっと前にだし、落ちてきた鞄を掴んだ。我ながらドンピシャのタイミングだったな、とか思っていたら、走ってくる音が聞こえて上を見ると男3人がこちらをみていた。面倒事は、男キャラでいくつもりなので、
「おい、テメーらごときが女の子を追いかけるとか馬鹿じゃねーの?いっぺん鏡見てこいよ。あっ、それとも自分がかっこいいとか思っちゃってるイタイやつだった?」……あれ?なんで煽ってんだろ。理由としてはこの女性が怪我をしそうだったのと、覚悟が決まってる顔をしてたからかなー?そんな女性あまりみないし。
そーいえば、自分も女か。とか一人ツッコミをしていると女性がこちらを見ているのに気がついた。さっさと面倒事を片付けて飯食いに行こ。なんだったらこの人もつれていけば良いし。
「大丈夫か?たてそうならたって欲しいんだか…」
女性がコクっと頷いたのを見てそっと下ろしてあげた。男3人はさっきの言葉で固まっていたがようやく理解できた見たいで
「ふざけんじゃねーぞ、クソガキがよぉぉーー」
「ぶっ殺してやる。」とかいいながら殴りかかってきた。遅いし全然力がこもっていなかったので一番先に殴りかかってきたやつの足を払い前に倒れ出したところに大股一歩踏み出し勢いのまま背中を蹴り、前のやつの上に倒した。3人目は二人を見て逃げた。たっく、男が背中を見せて逃げるなんて最悪だし、一応つるんでいた奴をおいていくなんてな。ま、どうでもいいか。腹へったしな。
「お姉さん、ご飯たべた?食べてないなら一緒に食べに行かない?俺の知り合いもいるけど。」
そー言うと女性は頷こうとしたけど「私が行ってもいいのかな?」と不安そうな顔で言ってきた。あいつらなら「むしろ可愛い人をつれていって喜ばれると思う。見てるだけでも目の保養になるし。」とおっさん、じゃなくて。名前知らないなら警備員のおっさんでいいか。を頭のなかにうかべていった。
「なら私も行きたい。」おう、といって俺はあるきだした。
そーいえば、男のかっこだったけどテンプレだと恋愛感情がーとかなるけど大丈夫だよな。(ー_ー;)
なのに…なのに…自分は…10分ももたなかった。どうしてだろう?不思議でならない。難しいことならまだしも普通の人であれば余裕なことなのに。たった3つのことなのに(。>д<)
「目立たない・大人しく・喧嘩しない」
たったこれだけのことなのに。
~~今から約2時間前~~
自分はとある森の中を歩いている横幅はトラックが2台通れるような広さで前にはなんとなくこれから行くところが見える。今持っているのはカバン一つだから問題ないが、かれこれ歩いていて30分はたっている。あと20分も歩けば目的地に到着するだろう。ふと、なんで自分はこんなところを歩いているんだろうとこの前の出来事を思い出した。
「あのねお父さんと一緒に海外に行くから。」
「……冗談でしょ?」
急にそんなことを言われても何かのどっきりにしかみえない。
「ほんとだ。ちなみに明後日な。」
「ちょっ、いきなりすぎるよ!ガッコーはどうするんだよ。」
「何いってんだ?おまえはつれてかないぞ。学校は心配いらん」
心配イランって言われてもしかも明後日とかふざけてんのかとしか思えない。そーいうことはもうちょっとまえもっていってくれてもよくない?なんでギリギリいうかなぁ~。困るのはこっちなのに。
「んで心配要らないってどういう意味?」
「ジャンジャンジャカジャーン、なんと寮生活の始まりー。父さんの知り合いがいる学園に空きがでたからそこにはいってもらうことになりましたー。おめでとー」
父さん母さんがパチパチ手をたたいている。なんだろうこう、ぐわっとくるのは?父さんと母さんを見る。あっそうか、イライラしてるのか。
「ふっざけんなぁーー」
みたいなやりとりのあと荷物を準備して日が上る前に家を出された。父さん曰くものすごい遠いそうだ。それで新幹線に乗り電車に乗り換えバスに乗りようやく学園の近くに来た。……と思ったらここからが本番だった。もうめちゃくちゃ歩くそうだ。バスに乗ってる時にお婆さんから聞いた。学園に行くバスがあるけれども、行事の時にしかでないそうだ。学園専用のタクシーもあるそうだが前もって連絡しなければいけないそうだ。
そんなこんなで思い出しながら歩いていたら、門の前についた。多分歩きすぎて頭が可笑しくなったんだと思う。だって門の上の方を見上げると建物が見える。学園が見えるならおかしくはないが、建物の窓際には服が見える。マネキンもいるし服屋にしか見えない。学生服とかならわかるが、ワンピースとか、コートとかがある。しかも5階はゆうにありそうだ。そのさらに奥の方にちっこく学園らしきものが見える。少なくともあそこまで2㎞はありそうだ。うん、ありえない。学園に服屋があるなんておかしいもんな。きっと朝早く起きたせいで疲れているんだ。きっとそうだ、そうに違いない。まず警備室にいって見よう。それで何いってんだ?みたいな感じになってちょっと可笑しな子に思われ……それはそれで嫌だが自分の目がついにイカれたんだと誰かに言って欲しい。まぁ、とりあえず行ってみるか。
レストランとかにある呼び出しボタンがある。これを押せばいいのか。窓口はなんか遊園地みたいだ。お、奥から誰か来たみたいだ。
「待たせたな。こんなとこになんかようか?」
なんか厳つい顔の人が出てきた。実はヤクザの、総長だと言われれば納得だ。
ここであの手紙を見せればいいのかな?
「これを」といって茶封筒を渡した。
総長…ではなくおっさんはそれを受け取りちょうどよく扉を開けた人にそれを渡した。受け取った人は部屋の中にもどっていった。
「悪いなちょっと待ってろ。」 まだかかりそうだ。ちょうどいいから、聞いてみるか。
「あの、門の上の方から洋服が売ってそうなお店が見えたんですが。」
「おまえ…」
あっ、ついに頭がヤバイやつに思われて、脳外科とかすすめられるのか。
「あ、いえなんでも「あれが見えたのか?目がいいんだな結構遠くにあるのに」」 気のせいじゃなかったみたいだ。
「あの、ここって学校じゃないんですか?」
「ああ、始めてみたやつはそうなるよな。そうだなー、まだ時間がかかりそうだから説明してやるよ。」
といって説明してくれた。簡単にまとめると、ここは小学生から高校生までいる。また、長期休みとお盆以外は外出禁止だそうだ。ここまで聞けばなんとなくわかると思う。遊び盛りのやつらを大人しくさせるのは大変だし、何もないといじめなどするやつらが現れるのではないかと危惧していた。その解決策が店を作るというものだった。小学5年生から店の手伝いができ、将来仕事するときの為にもなる。などマイナスよりプラスなところが多いため決定したそうだ。そんななかで一番驚いたところが、なんとこのおっさん高校生だそうだ。しかも一年生だと。めちゃっ、驚いたよ。正直、この学園に店とかがあるのよりも驚いた。だって見た目、重機械とか建設業とか、やってそうだよ。もはや、グラサンとかすれば人が多いとこでも道ができてそこを後ろに子分を引き連れて歩いている想像ができるくらいだよ。普通の子どもが見たら泣き出すよ。ほぼ確実に。そんくらい厳つい顔している。なぁーんてことを考えているとさっき茶封筒を渡されていた人が出てきた。
「確認終わりました。お待たせしてすみませんでした。」
「いえ、気にしないでください。この学園のことを教えてもらっていたのでこちらとしてはありがたいです。」
「そういっていただけると幸いです。お時間をとらせてしまったので、学園長のところまで案内しますよ。」
それはこちらとしてもありがたいな。こっから見るぶんには遠そうなので「それでは、案内をおねがいしてもよろしいですか?」
「はい、門の中に入って少しだけ待っていてください。」そういわれ、デカイ門の横に人が通れるような扉がありそこからはいった。門をくぐるとよく分かる。実は原宿とかに、来たのでは、とついおもってしまった。見回せばクレープの屋台もあるし、図書館や映画館らしきものや、アニメのグッズが売っているアニメムトとかもある。
「お待たせしました。」さっきの人の声が聞こえて振り返ると、暴走族?とかが乗ってそうなバイクで、はいこれとヘルメットを渡された今更だが自分は帽子を被っているからヘルメットはできない。それならとればいいじゃないかと思うがそれは出来ない。少なくとも今は無理だ。困っているとひょいっとつかまれて後ろにのせ帽子の上にヘルメットをのせ、バイクを走らせた。黙ってバイクにつかまっていると
「僕につかまっても平気だよ。」と言われたのでバイクにつかまっているのはちょっと恐かったので服のところを掴んだ。一瞬彼がビクッとした感じがしたけれど気のせいだと思い景色を見ていた。
「ついたよ。」といわれ前を見るとめちゃくちゃデカイガッコーが見える。驚きの連続すぎてなんとも思えない。
いつのまにか駐輪所にバイクを停めにいってた彼が戻ってきて、「それじゃ行きましょうか。」といわれ彼の案内のもと学園に入っていった。
しばらく歩き重厚そうな扉の前にたっている。中から男の人の声がきこえると彼が扉を開けて入っていったので自分も続いた。
中には見た目が20代後半くらいの男性とこの学園のジャージらしきものを着た人がいた。
「はじめまして学園長の藍川 零(あいかわ れい)だよよろしくね。」
「はじめまして生徒会会長の藍川 麗夜(あいかわ れいや)だよ。高校1年だよ。ちなみに学園長は僕の父親だよ。これからよろしくね♪」ふむ。お堅い感じてはなくフレンドリー、なおかつ頭が良さそうでイイヤツっぽい。
「そういえばまだ名前を名のっていなかったですね。僕は中学3年鐘峅 流屋(かねくら りゅうや)と申します。これからよろしくお願いします。」
これは自分も名のったほうがいいか。っと!その前に自分はまだ帽子もとっていなかったか。これは失礼なことをしたな。帽子をとると中にいれてた髪がふわりとおちてきた。「初めまして、藍崎 和恵(らんざき かずえ)で小学5年生です。これからよろしくお願いしますね。」といって一応微笑んどいた。学園長は、知っていたから驚きが少なかったみたいだが、二人は知らなかったんだろう。というか、わかるはずもないか。第一印象は帽子かぶっていたし、服は男もの着ててはたからみれば男の子にしかみえないしな。そんなことを考えていたら、小学5年生だと…。みたいな声がしたが気のせいに違いない。どっからどうみても小学5年か6年にしかみえないだ「てっきり小2かと思ったのに」きのせいではなかったか。バイクでここまで届けてくれなかったら軽くぶちのめし…げふんげふん。心優しいから気にしないよー。
みたいなやりとりのあと学園の規則とか軽く説明され制服や校内ジャージを渡された。この学園は授業中というか校内にいるときは原則ジャージだそうだ。お店とか行くときとか寮に戻ったら別に着用しなくて良いそうだ。なんとなんと、色が6つもあるそうだ。
白に赤のラインがはいったもの、青に黒のラインがはいったもの、薄ピンクに小さな黄色の星がところどころえがかれているもの、オレンジに赤の横線が下の方にいくつかあるもの、黄緑にみどりのチェックがはいっているもの、濃いグレーに白の王冠のマークが上下ともに1個づつはいっているものがある。実はもう一種類だけあるがそれはあとでわかるだろう。
自分はグレーを選び教科書もあるため一度寮に行くことにした。この後は、この学園のことを3人と警備員していた、おっさん…ではなく先輩で教えてくれるらしい。寮の場所はすぐわかった。マンションではなくホテルがあるんだもん。エントランスにいるお姉さんに自分の部屋をきくと最上階の一番端だった。とりあえず部屋にいき、なかを見て回りたい気持ちをおさえジャージに着替えて荷物は玄関に置きっぱにしてへやをで…帽子をかぶっていくことにした。だってなんか恥ずかしいじゃん。しかも転校生だーって感じに囲まれたらマジで怖い。あまりちんたらしていたら迷惑だろうからさっさか学園長室に戻ることにした昇降口からはいって階段をのぼろうとした瞬間「きゃぁぁー」ときこえ上を向くと女の子が降ってきた。
~~~~なつき視点~~~~
私は演劇部を終わったあと友達と帰ろうとしたのだけど、教室に宿題を忘れてしまったので友達と別れ取りに行った。宿題をカバンにしまい教室を出たら1つ上の学年、中3でいろいろな噂がたえない(もちろん悪い意味で)3人にばったりあってしまった。めんどくさいことにならないようにこんにちはといって足早に去ろうとした瞬間肩をつかまれてしまった。自分でいうのもなんだけど告白とか何回もうけるくらいには見た目がいいと思う。そんな私でも無理やりなどされたことがないので恐怖で肩をつかんできたひとを突き飛ばしてしまった。
「おい、いってーな」
「大丈夫かー。あーあお話したら帰してあげよーと思ってたのに。」
「手当てしに俺たちの部屋にこいよ。」
とかいいながら気色悪い笑みをうかべてこっちを見てきた。私は回れ右をして廊下を走って逃げた。だけど、後ろから足音がするから追いかけてきているんだろう。そして、事件はおこった。私は後ろを振り向いて階段を降りようとしたら足を滑らせ宙に投げ出された。よくて骨折最悪打ち所が悪くて死ぬかもしれない。その恐怖から私は目をつぶった。瞑る瞬間、誰か見えた気がしたのでその人に被害がないように祈りながら、来る痛みに耐えようとした。
~~~~和恵視点~~~~
高さてきにはまだある。階段を2段飛ばしでかけあがり、その勢いを利用し上に飛び女性をキャッチ。思ったより勢いがあったようで後ろに倒れそうになったから壁を蹴り体勢を立て直すと同時に女性を横抱きにし一度回転をして着地、軽く足を曲げ着地の痛みをにがした。そして足の方を支えている方をちょっと前にだし、落ちてきた鞄を掴んだ。我ながらドンピシャのタイミングだったな、とか思っていたら、走ってくる音が聞こえて上を見ると男3人がこちらをみていた。面倒事は、男キャラでいくつもりなので、
「おい、テメーらごときが女の子を追いかけるとか馬鹿じゃねーの?いっぺん鏡見てこいよ。あっ、それとも自分がかっこいいとか思っちゃってるイタイやつだった?」……あれ?なんで煽ってんだろ。理由としてはこの女性が怪我をしそうだったのと、覚悟が決まってる顔をしてたからかなー?そんな女性あまりみないし。
そーいえば、自分も女か。とか一人ツッコミをしていると女性がこちらを見ているのに気がついた。さっさと面倒事を片付けて飯食いに行こ。なんだったらこの人もつれていけば良いし。
「大丈夫か?たてそうならたって欲しいんだか…」
女性がコクっと頷いたのを見てそっと下ろしてあげた。男3人はさっきの言葉で固まっていたがようやく理解できた見たいで
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「ぶっ殺してやる。」とかいいながら殴りかかってきた。遅いし全然力がこもっていなかったので一番先に殴りかかってきたやつの足を払い前に倒れ出したところに大股一歩踏み出し勢いのまま背中を蹴り、前のやつの上に倒した。3人目は二人を見て逃げた。たっく、男が背中を見せて逃げるなんて最悪だし、一応つるんでいた奴をおいていくなんてな。ま、どうでもいいか。腹へったしな。
「お姉さん、ご飯たべた?食べてないなら一緒に食べに行かない?俺の知り合いもいるけど。」
そー言うと女性は頷こうとしたけど「私が行ってもいいのかな?」と不安そうな顔で言ってきた。あいつらなら「むしろ可愛い人をつれていって喜ばれると思う。見てるだけでも目の保養になるし。」とおっさん、じゃなくて。名前知らないなら警備員のおっさんでいいか。を頭のなかにうかべていった。
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