461さんバズり録〜ダンジョンオタク、攻略ガチ勢すぎて配信者達に格の違いを見せ付けてしまう 〜

三丈夕六

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第86話 降臨、鯱女王

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 池袋ハンターシティ当日。


 ──池袋西口公園。

 
 周辺の道路でザワザワと騒ぐ探索者達。彼らは皆、思い思いの得物を見ては笑みを浮かべていた。

 そこに通りかかったメガネに背広の男。

 いつもは人通りの少ない場所。そこに大量にいる探索者。不思議に感じた彼は、近くにいた高校生ほどの女子へと話しかけた。


「なんだい今日は? さっきから物々しい装備をした連中を見かけるが」


「通行人はどいていた方が良いですわよ!! 今日この街は戦場と化すのですから! オーホッホッホ!!」


「「「ウェーーーーイ!!!」」」


 馬鹿笑いをあげるピンク髪にサイドクルクルヘアーの少女。そして、その取り巻き達。よく見ると、その女子は目のやり場に困るような露出度の高い装備をしていた。

 背広の男は「あ、関わってはいけないタイプの人種だ」とすぐさま察知し、足早にその場を立ち去った。


「はぁ……モモチー達、一般人相手に何やってるのよ……」


 その様子を遠くから見ていたダンジョン配信者、天王洲アイルは深くため息を吐いた。




◇◇◇

 ~461さん~

 JR池袋駅西口。

 リレイラさんは俺とアイルのスマホと自分のタブレット端末を繋いで何かの設定をしていた。

 そして、設定を終えたのか端末をカバンへしまい、俺達のスマホを差し出した。

「はい。461君とアイル君のスマホにジーク君達のGPSを読み取れるようにしておいた」

 差し出されるスマホを受け取る。地図アプリを開くと、色の付いたマークが4つ。俺とアイルが緑と黄色。それに加えて、ジークを示す青い点と、ミナセを示す赤い点が表示されていた。

 それぞれマークをタップすると探索者名が表示される。アイツら、今は駅周辺のビルに隠れているみたいだな。ハンターシティスタート地点のギリギリの位置。スタート時にここにいないと会場の魔法障壁の中に入れないらしいからな。ここが最善か。

「シィーリア部長の指示でな。本来管理局の人間が使う機能を2人のスマホでも使えるようにしたんだ。通話はこれを使ってくれ」

 片耳用のワイヤレスイヤホンを渡される。ヘルムの口元を開き、イヤホンを左耳に装着した。

「スマホとペアリングもしてあるから」

 これなら戦闘中でも通話できる。ジーク達と連携も取れるだろう。最悪の事態の時は助けに行けるか。

「2人とも……何があるか分からないから、その……」

 リレイラさんは一瞬、ためらったあと、アイルにギュッと抱き付いた。

「ちょ!? なになに!?」

「すまない……心配で……アイル君はまだ若いんだから、絶対無理をしてはいけないよ」

「……ありがとねリレイラ」

 アイルはふっと笑みを浮かべると、リレイラさんの背中を優しく撫でた。

(ほら、ヨロイさんにもしなさいよ)

 アイルがリレイラさんをクルリと俺の方へ向け、意味深な笑みを浮かべる。彼女がリレイラさんへ耳打ちするとリレイラさんの顔がボッと赤くなった。

(な、なんで!? アイル君気付いて……!?)

(あのねぇ……1ヶ月近くもシィーリアの館で一緒にいたのよ? アレだけ露骨だったら気付くって。ま、いいんじゃない?)

(あ、ありがとう)

(その分私も好きにさせて貰うけどね)

「好きに!? それはどういう……?」

「なんでもないって。ホラ、時間無くなっちゃうわよ」

 何を話してんだ2人は?

 そう考えていると、リレイラさんが俺に抱き付いた。

「り、リレイラさん?」

 電流が走る。体全体が強張ったような感覚がしたが、リレイラさんの体が小刻みに震えているのを感じ、一気に冷静さを取り戻した。

「……気を付けてね。ヨロイ君」

 胸の奥が熱くなる。彼女を安心させるように一度強く抱きしめた。ゆっくりと離れるリレイラさん。彼女は頬を赤らめながら俺の顔を見つめた。

「俺も、みんなも大丈夫」

「私も、できる限りのことはするよ」

「……」

 一瞬、アイルが何かを呟いた気がしたが、彼女は俺の視線に気付くとツンと顔を逸らしてしまった。

「ほら、そろそろ開会式でしょ。行きましょ」

 引き剥がされるようにアイルに手を引かれ、人混みの中に入って行く。リレイラさんに一度だけ手を振って俺達は池袋西口公園へと入った。



◇◇◇

 池袋駅西口公園は探索者達で埋め尽くされていた。中央の円形の空間、それを取り囲むように一周される屋根のようなモニュメント。公園というか、イベントスペースだな、これは。その前方にはステージ。大型モニターが設置されていた。

 アイルがステージ右側を指す。そこにはテーブルが置かれ、大沼おおぬま都知事とシィーリアが席についていた。

 公園の後方には屋台がいくつか。そこに、見知った着ぐるみ・・・・がいた。猫のような着ぐるみが、どうやっているのか目をパチパチ瞬かせながら、ホットサンドのような物を作っていた。

「あ! ナーゴじゃない」

 アイルが走り出す。以前一緒に品川ダンジョンを攻略したナーゴが屋台をやっていた。隣にはスキンヘッドに髭面の屈強な男……俺達がよく行く飲食店「冒険家 B」のマスターも。


「あ! アイルちゃ~ん! ヨロさんも!」


 ナーゴがクネクネしながら手を振って来る。屋台まで行くと、アイルはテンションが上がった様子で話しかけた。

「ナーゴはハンターシティに出ないの?」

「うん! ナーゴの戦場はこっちの屋台だにゃ! アイルちゃん達の活躍を応援してるのにゃ♡」

「ありがとねナーゴ」

「ナーゴは何の屋台やっているんだ?」

「キューバサンドにゃ♡ 挟んだお肉がホロホロで、一口かじると口の中で解けるにゃ!」

 初めて聞いた料理だが、聞いてるだけで美味そうだな……。

「食べてくかい?」

 スキンヘッドのマスターがズイッと身を乗り出して来る。

「いや、そろそろ開会式だしやめとくよ」

「そりゃ残念……また店で作ってやるよ」

 白い歯を見せてニカリと笑うマスター。彼は頭を撫でながら困ったような顔を浮かべた。

「今回ミスっちまってよぉ。レンタルのキッチンカーが軒並み抑えられちまってて……結局軽トラに機材積んで来ちまったぜ」

「にゃ! だからナーゴ言ったのにゃ! 早く予約するべきだにゃって! せっかくお手伝い頼まれたのにこれじゃ台無しにゃ!」

「す、すまんって! お前の腕ならなんとなるだろ?」

「そうだけどにゃ~! それとこれとは別にゃ!」

 ナーゴに言われたじたじのマスター。視線を移すと、屋台エリアの奥に複数のキッチンカーが並んでいた。確かにあっちの方が目立つな。そのさらに後ろに白い軽トラ。荷物を運び終えたマスターの愛車は寂しげに道路に横付けされている。

 キッチンカーの取り合いか。確かにこれは戦場だな……。


『まもなく、開会式が始まります。お近くの参加者はステージ前へお集まり下さい』


 そんなことを考えていると、辺りにアナウンスが鳴り響く。確か、最初は開会式とルール説明だったよな。


 ナーゴ達に別れを告げ、ステージ前へと向かった。


 ステージ前の空間。その中央で開会式を待つ。集まる探索者達で俺とアイルはあっという間に囲まれてしまう。やっぱ人すげぇな。


 ……。


 ぞろぞろと集まって来る探索者達を見ながらアイルと立ち尽くしていると、急に周囲が騒がしくなった。

「え、何よこの騒ぎ!?」

 悲鳴のような声も聞こえる。もう九条商会が動き出したのか?

「アイル。後ろに下がってろ」

 ショートソードに手をかけアイルを庇う。視線の先では人混みに亀裂が出来ていた。


 ザワザワと何かが聞こえながら、人混みが割れていく。何かが近付いて来る。近付いて来るたびに周囲の声が鮮明になっていく。


「──ルカだ!!」


 なんだ? 何かの名前……か?


「──ルカがいるぞ!!」
「マジかよ!?」
「ヤベエエエエ!!」
「ちょっ!? サイン!!」
「私が先だって!!」
「ヤバ……俺涙出てきた……」
「こっち向いてえええええ!!」


 突然目の前が開き、周囲が声援に包まれる。その瞬間、先程から周囲が何を叫んでいたのかがハッキリと聞こえた。

 
 「鯱女王オルカが来たああああああああああ!!!」



 声と共に目の前に現れたのは……背の高い女だった。



 紫、黄色、白のビビットな色のライダースーツに、肘まであるガントレット、膝まであるブーツ。そのどちらも機械のような不思議な形状をしていた。モデルのようなほっそりした体型、ジトリとした目、黒い髪を後ろで結んだ姿……俺よりも背が高いと思えるほどの背丈。周囲の声援までが、彼女の一部のように感じられた。


「……」


 何かを探すように歩いていた鯱女王オルカは、俺を見るとピタリと歩みを止めた。


「あ、あわわわわわわわわ……」

 後ろのアイルがブルブル震え、俺の腕を掴んだ。コイツが、鯱女王オルカ。世界最初のダンジョン配信者にしてS級の称号を持つ、探索者。

 俺を見下ろす眼光。それを見た瞬間、ゾクリと背筋に悪寒が走った。


 コイツ……相当できる。


 鯱女王オルカは俺に顔を近付けると、ゆっくりと口を開いた。


「……優勝と聖剣はボクのもの」


 耳元で囁かれる声。少しハスキーな大人びた声。しかし、どことなく口調に幼さがあるという不思議な感覚だった。


「……渋谷。ボクが2週目攻略しようと思ってたのに残念。また1からボス育てないといけない。だから代わりにハンターシティ、全力で楽しませて」

 渋谷? やっぱスキルイーターは鯱女王オルカの影響で強くなったのか?

 シィーリアが鯱女王オルカはダンジョン攻略にしか興味が無いと言っていたがもしかして……自分で攻略する為に強力なボスを生み出そうとしていた?

「ね、ねぇヨロイさん! なんて言われたの!?」


 興奮した様子でグイグイと俺の腕を引くアイル。答えようとすると、周囲の探索者が声を上げた。


「おい! アレ461さんじゃねぇか!?」
「え、461ってあの渋谷を攻略した?」
「ジークリードのパーティメンバーじゃん!」
「天王洲アイルもいる!?」
「なんで鯱女王オルカが461さんに話しかけてんだよ」
「461さん鯱女王オルカにライバル視されてるってコト!?」


 声援が上がる。それと同時に大会運営用のドローンがやって来る。大量のドローン、そのカメラが鯱女王オルカを捉えた瞬間、会場前の大型モニターに鯱女王オルカが映った。彼女へと視線を戻すと、そのオーラが変わった気がする。まるで芸能人のようなオーラへ。


「……まぁでも、今のままじゃまだ難易度が低い」


 オルカの瞳に光が灯り、大地を蹴って空高く飛翔する。人ならざる跳躍力。彼女が公園全体を囲む円形のモニュメントに着地すると、それを見た探索者達から一際大きな歓声が上がる。

(なんであんな飛べるんだよアイル?)

(鯱女王オルカはね、水を操るの)

(水? 水魔法ってことか?)

 それにしたって水魔法であんなことまでできるのか?

(ううん。アレはね、水魔法のスキルツリーを極限まで成長させると出現する「蒼海そうかい」っていうスキルなの)

(蒼海?)

(大気中の水分を魔力で操る能力らしいわ。跳躍、防御、攻撃、加速……鯱女王オルカはありとあらゆる行動をあの蒼海で補助してるのよ)

 水で行動を?

 足もとを見ると、オルカが立っていた場所に水たまりができていた。ジェット噴射みたいに水の力であそこまで跳躍したってことか……超能力かよ。

 観衆へ向けてオルカが声を上げる。


「ダメだな。キミ達は全っ然ダメだ! 勝利する気概を感じない!!! ボクが出た意味はなんだ!?」


 両手を開いた彼女が探索者達へ向かって叫ぶ。ザワザワとした声で支配される会場。憧れの鯱女王オルカにダメだと言われ、皆困惑している顔をしていた。


「ボクにはハンデが言い渡された! 2時間遅れでのスタートだ!! 2時間だぞ! この意味が本当に分かっているのか!?」


 全員、その言葉の意味が分かっていない様子で顔を見合わせた。それを見て笑みを浮かべた鯱女王オルカはさらに叫ぶ。


「モンスターが狩られ尽くしてもおかしくない時間だ……今日ここにいる全員にチャンスがあるってことだ!! ボクに勝つチャンスだ!! 下剋上だぞお前ら!! 鯱女王オルカに勝ってトップ配信者になってみせろ!!」


 彼女の声に、会場はシンと静まり返る。


 しかし、ある1人の探索者が声を上げた。


「そうです……チャンスですわ。ワタクシは鯱女王に勝って見せますわよ!!」


 それをキッカケに公園内からポツリポツリと声が溢れだしていく。

「そうだよ、2時間も有利なんだぜ。これ優勝も狙えるんじゃね?」
「優勝したらオルカに勝ったってことになる?」
「マジか……そしたら登録者数爆伸びするじゃん!」
「万バズいっちゃう?」
「気合い入れてやるのだ!」


「そうだ! 聖剣アスカルオがこのボクに勝った証となるだろう!! 全力で挑んでこい!! この鯱女王オルカに!!!」


「やるぞおおおおおおお!!!」
「やっべ!! 俺がトップ配信者だ!!」
「配信しなきゃ!!」
「登録者ガッツリ増やしてやるぜ~!」
「私が勝ってみせるわ!!!」
「優勝はパララもんなのだ!!」
「燃えてきたああああああああ!!」


 再び声が上がる。鳴り止まない歓声は、やがて熱狂の渦となって会場を包み込んだ。それを見て満足そうな笑みを浮かべた鯱女王オルカが俺のもとへ舞い降りる。


「……ボクも本気で優勝と聖剣を狙う。キミも本気出してよね」


「? なんで俺に言うんだよ?」

「……そっちの方が面白いから。渋谷をクリアしたキミはボクのライバル。楽しみにしてるよ」

 鯱女王オルカがステージに向かって歩いていく。全ての探索者が彼女のために道を開ける。


 憧れと羨望の眼差しを一心に受けながら、オルカは俺の前を去っていった。

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