89 / 196
第六章 安寧
一話 帰宅
しおりを挟む「見えてきたぞポッポちゃん! 近くなったら落ちるからね」
王都を出発して一週間、ポッポちゃんに運ばれていた。ポッポちゃんが疲れれば、今度は俺がポッポちゃんを抱きかかえ、馬に匹敵するスピードで走り続け、ようやくラーグノックの街に戻ってきた。
見慣れた城門が見えてきたので、ポッポちゃんの足を離し、地面にそのまま落ちていく。【浮遊の指輪】の効果で、地面に激突することもなく、落ちる勢いのまま地面を滑る。
どう考えても、このマジックアイテムが、アーティファクトではないことが納得出来無くなってきた。
昼も大分過ぎているので、城門に並ぶ人はいない。門番も顔見知りなので、すんなり門は通された。
街の様子は以前と変わらず賑わっている。
王都から馬車で二ヶ月は掛かるこの場所は、あの戦争の影響をほとんど受けていないのだろう。
まずはレイコック侯爵様への報告だ。もしかしたら俺が一番早いかもしれない。
賑わう街を歩きながら、露天で買い食いをしつつ歩いていると、久しぶりに合った街の人達から声を掛けられる。誰も俺が戦争に行っていたとは知らないので、旅にでも出ていたのかと言われることが多かった。
トントンと地面を歩くポッポちゃんを先頭に辿り着いた、侯爵様が住む城砦では、流石に俺の事は知られているので偉い丁寧に対応された。
俺を知ってる人ならば、エアと共にダンジョンを攻略した人物であり、商売で何度も侯爵と商談をする人物でもある。普通の一般兵からみたら、ガキ相手でも丁寧になるのは当然かもな。
客間に通され少しすると、大きな足音が聞こえてきて、ガバンッとドアが開けられた。
「ゼンッ! 結果はどうなった!?」
息も絶え絶えの侯爵様は、部屋に入ると俺へと向かって駆けて来て、俺の両肩を掴んでブンブンと振り回す。しかし、高レベルな俺なので、難なく耐えて返事を返す。
「勝ちました。既に王都の支配はほぼ完了しています。アーネスト並びに王族は処理しました。これはエアは知らないので、話を合わせてください」
「うおおおおおおお、そうかあああ! よくやった! よくやったぞおおおお!!」
侯爵様、凄い喜んでる。
まあそうか、戦いに負けてたら、相当ヤバイことになるんだしな。
「エリアス様は、何事も無くご健在か?」
「ええ、エアに刃が届く事はありませんでした」
「そうかあああって、ゼンは参戦したのか?」
侯爵様はいきなり喜びの顔から、頭にハテナマークを浮かべてそうな顔になった。
「そう言えば、侯爵様もグルでしたね? 私を抜きで始めましたよね?」
「エリアス様がそう言ったのだ、仕方が無いだろう」
「大人が言い訳しないで下さい」
「怒るなゼン。……お前、貫禄出てきたな?」
そりゃあれだけの経験をすれば、少しぐらい出ても良いだろう。
「……ローワンはどうなった?」
急に侯爵様が、申し訳無さそうに尋ねてきた。
「ローワン様は…………」
「オイッ」
「嘘ですよ、王城で忙しくて死ぬって言ってましたよ。あっ、手紙預かっていますから、お渡ししますね」
「おぉ、悪いな」
簡単な報告をして帰ろうと思い、大まかな内容を話そうと思うと、侯爵様に止められた。
「書記官を呼ぶ。後、聞くべき者も呼ぶので、しばし待て」
「時間かかりますか? まだ家に帰ってないんですけど」
「むっ! なら全員呼べば良い。悪いが儂は待てんぞ」
そう言う侯爵様は、部屋の外へと声を掛け、控えていた男に俺の家へ使いを出させた。一人残らず連れて来いとか、権力怖すぎるだろ。
人が集まるまで出された菓子を食べながら、ポッポちゃんと楽しく待つ。「ねえ、主人。巣に帰らないの?」とポッポちゃんが鳴いている。事の説明をしてやると、少し残念そうにしていた。ポッポちゃんも家に帰るのが楽しみだったのだろう。
時間を潰すために、ポッポちゃんのくちばしを掴む。するとポッポちゃんは、頭を引いてそれから逃げる。今度は逆にポッポちゃんが俺の指を咥えてくる。結構咥える力が強いのだが、絶妙な力加減で痛みは殆ど無い。俺が腕を引っ張ると、ポッポちゃんは俺の指を咥えたままでぶら下がる。ポッポちゃんはそれが面白いのか、羽をパタパタさせて喜んでいた。
そんな暇つぶしをしていると、侯爵様の部下がやってきて、今日は夜食を食べながら話をすることになったと説明を始めた。
まだ侯爵様は今日の業務が残っているし、人が集まるのに時間が掛かるからだと言う。
なら家に返してくれと思ったが、使いの人に言っても可哀想なので、それは流石に言えなかった。
一時間ほど経っただろうか、窓から見える外は大分日が落ちてきた。ポッポちゃんが俺の膝の上で寝ている。連日の飛行でお疲れなんだろう。一ヶ月はこの街に留まるので、その間はゆっくり休んでもらおう。
程なくすると、用意が出来たと案内をされる。家のみんなは既に集合しているとの事だ。寝ていたポッポちゃんを起こして案内されたそこには、久しぶりに見た顔がずらっと並んでいた。
「あら、ゼン君。お帰りなさい。少し逞しくなったわね」
「お帰りゼン君。お母さん、何でそんなに普通なの?」
「ゼン兄様、お土産は?」
ナディーネ家の三人は、以前と変わらず元気な様子だ。
他にも、俺の家にいる奴隷たちもみんないて、その中には俺の知らない顔もいた。
「坊っちゃん、家族まで救ってくださって、有難うごぜえます。死ぬまで頑張らせて貰いますわ」
増えていた人は、うちの職人頭である、マートさんの家族だ。
店を失い窮困していたので、戦いに出る前にナディーネに雇っておいてとお願いしておいたのだ。
本来は孫までいるのだが、流石にここには来ていなかった。侯爵様の奢りなんだから、遠慮せずに来ればよかったのに。
マートさんの奥さんや娘さんに、偉い頭を下げられ感謝された。娘さんと言っても、三十を超えた子持ちなんだけどね。
死ぬまで頑張るとか、マートさんは言ってるけど、流石にその前に奴隷から開放する気だ。まあ、本人が働く気なら終身雇用も良いだろう。
奴隷の子どもたちとも挨拶を交わし席につくと、ようやく侯爵様がやってきた。その後ろには、男性と女性を伴っていて、男性の方はローワン様に似ている。女性の方は俺より年上だろう。かなりの美人さんだ。
「待たせたな。今日は無理やり連れて来てすまない。どうしても早く話を聞きたくてな。子どもたちよ、好きなだけ食べろよ。大量に作らせたからな!」
侯爵様が、奴隷の子どもたちに向かってそう言うと、小さい子どもたちがパチパチと拍手をしていた。うんうん、遠慮いらないから食べまくれ。何なら俺が持って帰ってやるからな。
「さて、ゼンの話を聞く前に、儂の息子と娘を紹介しよう。ニコラスとオリアナだ」
「ニコラスだ。君の話は聞いているよ。親父がえらく気に入ってるからな」
「オリアナです。みなさま、お初にお目にかかります」
紹介された二人は、平民と奴隷の俺たちに、違和感なく挨拶をしてくれる。この侯爵家は本当にその辺りが緩いな。
このオリアナって子は、あれか、エアの嫁になる子か?
う~ん、美人。スタイルも良くて素晴らしいぞ!
食べながら俺が話す内容を、侯爵様は楽しそうに聞いてくれている。俺の活躍は、今回は抑え気味にして、話は最後の魔王の封印が解かれた所に迫ると、侯爵様が目を見開いて驚いていた。
「本当に魔王だったのか……?」
「リシャール様って人がそう言ってましたし、グウィンさんも知ってそうでしたね」
「そうか、魔王を封印したのか……お前とんでもないな!?」
ちゃんとエアが、【封剣アビス】を使って封じたことを強調し話を終えた。微笑みながら聞いていたオリアナは、エアが活躍した所が相当気になったのか、エアの名前が出ると拳を握って話を聞いていて面白かった。
娯楽の少ない世界だから、口伝でも映画や物語を見るに値する感動が得られるのだろうか。
「はぁ~、エア君が王様になるのね。今でも信じられないわ」
帰り道で、ナディーネが思い出したかのようにそう言う。
その気持はわかる。俺も実際、エアが王になると思うと変な気持ちになってしまう。
家に帰ると変わった様子は全く無い。俺の部屋も綺麗にされていて、掃除が行き届いていると感じさせてくれる。何時帰るかも分からないのに本当に感謝だ。
次の日、侯爵様の使いの人が来た。どうやら、戴冠式に間に合うためにこの街を出るらしい。娘さんを連れての旅とかで、何かあったら息子に宜しくとの事だ。全くフットワークの軽い人だ。
それから数日が過ぎ、アルンが戻ってきた。
アルンはスノアに指示は出せない。スノアは頭が良いし、俺の指示を受けているので、ある程度の考慮はしてくれるのだが、俺を目標にした完全自動運転なので、城壁を超えて家の庭に降り立った。
それで少しの騒動はあったのだが、警備兵たちは俺の顔を知っているので、それは直ぐに片付いた。
「スノアは本当に賢いですね。後でお礼をしたいので、何をして欲しいかスノアに聞いてもらえますか?」
そう言うアルンは、一応俺に一番最初に会いに来たけれど、その次に飛んでいったのは、やはりナディーネの所だった。その方面に疎そうだったアルンだが、俺らにバレて吹っ切れたのか今は結構積極的だ。
王都で買ってきたお土産を、これでもかと渡している。
ナディーネの表情を見ると、まだまだ弟を見る目をしているが、アルンが物を渡すために手を握ったら少し照れていた様に見えた。端から見ていて、俺の方がドキドキしちゃうよ!
「ねえゼン君。そう言う事なの?」
洗濯物を持ったマーシャさんが、俺の背後に立つと窺うように話しかけてくる。
「俺は良いと思ってますけど、どうですか?」
「二人の事だからね。でも、アルンなら良いわね。何だか楽しくなってきちゃったわ!」
マーシャさんの反応は良さそうだ。これなら本当に後は二人の問題だろう。頑張れよアルン。
◆
ここ数日、家の庭に寝泊まりさせているスノアだが、かなり窮屈そうなのと、興味を持った人たちが、塀に登って見学しようとするので、警備を担当させている奴隷も忙しそうなので、いい加減に家で過ごさせる事は止めることにした。
スノアも「広い場所の方が、ご迷惑を掛けないと思います」と、謙虚に言ってくる。これは、外に出してくれと言う、お願いでもあるのだろう。
なので、良い場所はないのかと思い考えていたら、近くに炎竜の巣があることを思い出した。久しぶりに顔を出すついでに、スノアが住むことを交渉してみよう。
多分、香辛料を多めに使った焼き肉でも大量に持っていけば、許してくれそうな気がしている。
早速用意をしてから、スノアに乗ってポッポちゃんをお供に炎竜の巣へと向かった。
「ポッポちゃん、俺はこのまま洞窟に入るから遊んできても良いよ。もし俺の方が早ければ、鐘で呼ぶからさ」
なんてポッポちゃんに言ってみると、「そうなのー? じゃあ、森に行くのよ!」と、元気一杯にクルゥッと鳴いて飛んでいった。
スノアを伴って洞窟に入ると、中では昼寝をしている炎竜の姿があった。この辺りでは自分を脅かす存在はほぼいないので、全くの無防備だ。
「おい、お客さんだぞっ!」
起きる気配がないので、鼻頭をペチッと叩いて声をかけると、炎竜はゆっくりと目を開き、グァッと口を大きく開くと俺を噛もうとするが、相手が誰だか分かったのか急いでその口を戻した。
炎竜は「人間来たっ! お肉は?」と、グゥと唸り声を上げている。言っている内容と発せられる鳴き声に違いがありすぎる。
俺を見ていた炎竜の瞳が、俺の背にいるスノアを捉えると、炎竜は目を見開き固まった。
スノアがグウグウと鳴き挨拶をしても、炎竜はまだ固まっておりスノアを凝視している。
「どうしたんだよ、もしかして、許可無く連れてきたのを怒ったか? それなら謝るわ」
俺の言葉に火龍はハッとした表情をすると、頭をブンブンと振って「違う、違う、良いぞ人間!」と否定の鳴き声を上げた。でかい頭が振られるので、ちょっと怖いし風が凄い。
属性的に正反対なので、相性は悪いかと少し思っていのだが、問題ないらしい。まあ、竜が多く住む所では、様々な種が入り混じってるらしいし、話も通じるんだから大丈夫か。
「で、この子をここに住ませてくれないか? 礼はこの肉でどうだ?」
巨大な樽に焼いた肉を詰めた物を取り出す。あまりの重さに、地面からの衝撃で一瞬体が浮いてしまった。何トンあるのか分からない量だ。結構金は掛かったが、この場所ならば人はまず来ないし、狩場も近くいい物件だ。大金貨の一枚や二枚は安い物だろう。
炎竜は出された肉に目もくれず、ずっとスノアを見ている。何だかこれはあれなのかと、勘ぐり始めてしまった。
炎竜の返事は「良いぞ、良いぞ、人間! そのお姉さんなら良いぞ!」と、ちょっと興奮気味で返された。
どうやらスノアは炎竜から見ると、お姉さんらしい。中身的な落ち着きようを考えれば、それもそうだろうとは思うが、見た目からは全くわからない。種別的なものなのだろうが、炎竜の方が二回りほど大きいし、顔も厳ついからだ。
しかし、この様子だと完全に惚れているんじゃないかと思わせる。ちょっと不安になったので、スノアにその辺りの事を話してみると、「坊やの相手ぐらいは問題ありません。この洞窟は過ごしやすそうですので、ご主人様はご心配なく」と、完全に炎竜を子供扱いしている事が分かった。
まあ、本人たちが良いならば、俺はこれ以上何も言わない。
むしろ、炎竜と氷竜がくっついたら、火と氷が合わさり最強に見えそうだ。
呼び出す時は鐘を使う事を告げ、後は好きに過ごしてもらうことにした。
洞窟を出た俺は、どうせならと近隣の村で何か食おうと、山を降りていた。今の体なら、坂道を飛び降りながら進めるので、本当に楽だ。肉体が強化され膝、腰にかなりの負担が掛かる行為をしても、全く問題なく耐えられる。むしろこの程度は甘いと思える程だ。
少し進むと、探知に高速で迫る反応を感じた。
もう少し遊んでくるかなと思っていたポッポちゃんだ。
速度を落とすことなく上空に現れたポッポちゃんは、一気に下降すると静かに俺の腕に降り立った。
慌てた様子のポッポちゃんは、「主人っ! 帰るのよ! 土なのよ! お水なのよ! 主人の血なのよ!」と、クフークフーと鳴いている。変な鳴き方だと思ったら、口に大きな赤い石のような物を咥えていた。
「慌ててどうしたの? それとこの咥えてるの何?」
とりあえず、落ち着かせようとポッポちゃんを撫でてやると、頭を振ってそれを嫌がる。「主人! 早くなのよ! おねがいなのよ~」と、全く落ち着く様子が無いので、ポッポちゃんに言われるがまま家に帰ることにした。
「ポッポちゃん、これで良いの?」
街に入り家に帰る道すがら、ポッポちゃんが必要だと言うものを買った。街に着いてからはトトトと俺の先を歩き、キョロキョロと辺りを見回すと、「あれなのよ! あれが欲しいのよ!」と、何かを探して駆けて行った。
欲しいといったものは火鉢で、何に使うのか聞くと、土を入れると鳴いている。
もしやと思い、辺りにあった植木鉢を見せてやると、「それの方が良いのよ!」と興奮気味にクフゥゥと鳴いていた。鳴き声が凄い空気が抜けてて、可愛い。
家に戻り、植木鉢に庭の土を入れると、ポッポちゃんがその上に咥えていた物を、乗せると土に押し込んだ。ヨダレでベトベトのそれは、よく見ると何かの種の様だった。
久しぶりに自由になった口をパクパクとして、キッと俺を見たポッポちゃんは、「次は主人の血なのよ! 血をかけるのよ!」と、物騒な事を言い出す。
「ポッポちゃん、何なのこれ? 最初からちゃんとお話して?」
俺が頭を撫でながら、優しく問いかけてやると、ポッポちゃんは少し落ち着いてきたのか、「貰ったのよ! キマを倒したから! 主人の血とあたしの血をかけるのよ! おねがいなのよ~」と、クルゥクルゥと懇願してくる。あれ? ポッポちゃんをよく見ると、ちょっと羽が伸びてる気がするぞ。
全く意味が分からないが、要するにこの種を育てようとしているらしい。血が必要なんて物騒な気がするが、ポッポちゃんがしたいなら、俺は全力でそれに応えるしか無い。世界が終わっても。
俺が取り出したナイフで指先を切り、数滴血を種に落とすと、ジワッと染み渡る。更に、ポッポちゃんが太腿を切って、血を出せというので、震える手を抑えながら、出来る限り痛みを与えないように数滴の血を流させた。
すると、また血が染みこんで、今度は種に光る模様が浮き上がる。細かくてよく見えないが、それは幾何学模様に見える何かで、少しすると元の赤い種へと戻った。
ポッポちゃんを回復してやると、満足したのか「うふふ、うふふ」と上機嫌だ。そして、植木鉢の上飛び乗ると、そのまま羽を畳んで座ってしまった。
「……何してるの?」
俺が恐る恐る聞いてみると、ポッポちゃんは「温めるのよ?」と、お前は何を言っているんだと言わんばかりの表情をされた。いや、別に間違ってはいないかも知れない。発芽にはそれなりの温度が必要だからだ。だがこれは……。
そうは思っても、ポッポちゃんが機嫌よく種を温め始めたので、俺は何も言えず見守ることにした。
その日からポッポちゃんは、常に種を温めている。
なので、俺が手の平でご飯を食べさせてあげるし、移動するときは植木鉢を持っての行動している。マーシャさんたちはかなり不審がっている。ちゃんと説明したのにこれだ。俺だって分けわからないよ!
************************************************
次回21日の12時更新です
5
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
夫が妹を第二夫人に迎えたので、英雄の妻の座を捨てます。
Nao*
恋愛
夫が英雄の称号を授かり、私は英雄の妻となった。
そして英雄は、何でも一つ願いを叶える事が出来る。
そんな夫が願ったのは、私の妹を第二夫人に迎えると言う信じられないものだった。
これまで夫の為に祈りを捧げて来たと言うのに、私は彼に手酷く裏切られたのだ──。
(1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります。)
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。