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序章
邪魔者
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『未緒、マジで邪魔だよ。』
『どうして学校に行ってくれないの!!』
家でも学校でも邪魔な私には、昔から居場所が無かった。
『学校来ないで。』
クラスメイトが私に向ける眼が、冷たく胸に突き刺さった。
あぁ、このまま心臓が止まって、私なんて死んじゃえばいいのに──。そんなふうに思った日なんて、もう数え切れない。
でも私の人生は、ある一人の人物によって変わった。人物というより、ボタン──。
そう、これは私の絶望の物語。
ハッピーエンドなんて知らない。ただ私は、ハッピーじゃなくていいから、一刻も早くENDが来て欲しいだけなんだ。
『どうして学校に行ってくれないの!!』
家でも学校でも邪魔な私には、昔から居場所が無かった。
『学校来ないで。』
クラスメイトが私に向ける眼が、冷たく胸に突き刺さった。
あぁ、このまま心臓が止まって、私なんて死んじゃえばいいのに──。そんなふうに思った日なんて、もう数え切れない。
でも私の人生は、ある一人の人物によって変わった。人物というより、ボタン──。
そう、これは私の絶望の物語。
ハッピーエンドなんて知らない。ただ私は、ハッピーじゃなくていいから、一刻も早くENDが来て欲しいだけなんだ。
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